2015年9月19日土曜日

今日が新たな始まり

 3日連続の深夜国会は、法案可決という決着となりました。本当に本当に悔しい!でも、その後に国会前へ行くと、抗議に来ている方々は前を向いていました。そう、これで終わりじゃない!

 この3日間、衆議院議員は断続的に会議や傍聴、集会あいさつなどに回り、国会内外で政府を追い詰める役割を果たそうとしてきたつもりでした。

 昨年の閣議決定から、1年を超える長いたたかいでもありました。

 だから可決は、もちろん悔しい。

 本会議場に入ることができ、可否の票を投ずることができるのは国会議員だけ。

 国民の生活や日本の未来を決めるだけに、その責任の重さは、議員になって初めてわかった部分もありました。

 同時に、最後に票を投じるのは国会議員でも、それは民意の反映であるべきだとも重ねて痛感してきました。

 特に今回の戦争法案は、日に日に反対世論が増え、文字どおり1人1人が主権者として声を上げていることが、国会にいてよくわかりました。

 国会周辺の抗議の声はよく聞こえていましたし、その背後には全国の声があることも実感しました。

 法案の問題点はあげれば延々と書き続けることになりますが、同時に安倍政権が立憲主義と民主主義を無視するとんでもない政権であると、あらためてハッキリしました。

 今後は具体化させない、発動させない、そして戦争法の廃止へ!いろんな取り組みをしていかなければいけません。

 何より安倍首相を政権から引きずりおろす、さらなる国民と野党との共同を強めるためにがんばりたい。

 まだ明日以降も抗議行動などはおこなわれますが、ここまで安倍政権を追い込んできたのは間違いなく国民世論です。

 それを受けて野党共同も強まり、国会で迫っていくことができました。

 体は物理的には休んでも、安倍政権打倒へ新たなたたかいを!

 【今日の句】 アベ政治 必ず歴史に 裁かれる

2015年9月15日火曜日

追いつめられているのは政権・与党

 明日に締めくくり質疑をおこなう合理的な理由がどこにある! JA全中の新会長就任の集まりに参加した後、向かった先の国会周辺は怒りの声!

 私が行った時は、たぶん最大級のコールが終わっていたのでしょうが、それでも参加された方の熱気は十分に伝わりました。

 それにくらべて、あまりに過剰と言えるほどの警備が目につきました。

 参加された方が帰り際に「この国は独裁国家か!」と声を上げていましたが、国会前の警備だけでなく、委員会運営も与党の強行さが表れ始めました。

 地方公聴会がある日に委員会質疑で、しかも締めくくり質疑だなんて、常識的には考えられない。

 あり得ない日程を検討しているのは、後に延ばすと反対世論が高まって採決は難しい‥‥との考えがあるからではないのか。

 綱引きの状況の今、1つの契機で採決日程は崩れかねません。

 国会内外で団結して、安倍政権の包囲を今こそ!

 【今日の句】 火が噴くぞ 強行採決 その後に

札幌の怒りの声も最大級!

 先ほど東京の宿舎に到着。朝から街頭宣伝、夜は札幌での大規模集会とデモに民主・佐々木隆博衆議と参加し、野党の共同で戦争法案廃案に!と決意を述べました。

 参加は集会時に600人ほどが、デモの最後は1000人?との連絡も!

 今日の国会前も多くの方が参加していたそうですが、札幌集会の熱気もこれまで以上!

 マイクを持った宣伝カー上からは、参加されたお1人お1人の顔がよく見えるんです。

 しかも時間を追うごとに、少しずつ参加者の輪が広がっていく‥‥。

 私からは町行く皆さんにも「安倍政権はおかしいと思っている方は、もう迷ったり恥ずかしがっている時じゃない、一緒に声を上げよう!」とも訴えました。

 法案の中身にも、民意無視の国会運営にも、内部資料で明らかになった自衛隊中枢部の暴走にも、反対や批判の声は間違いなく広がっている。

 こんな中での強引な採決なんて論外!

 60日ルールも使える状況になり、衆議院も緊張感は最高級に達します。


 そういう時こそ世論の高揚と後押しが決定的です。

 国会内でも力を尽くしますので、あなたも周りへ「廃案!」と広げてください。

 まだ時間はあるし、国会でも採決をさせないため、あらゆる手段を考えながら力を尽くしていきます。

  最後に、コールで先頭に立っている青年たちと、廃案へ向けて野党共同をしっかりと約束した団結の1枚!

 【今日の句】 全国の 怒りを与党へ 国会へ

2015年9月13日日曜日

隊員のご家族からのメッセージ

 家族総出で「ママの会@北海道」パレードへ、そして道労連などの赤レンガテラス前宣伝へ‥‥雨のなか準備されたみなさん、おつかれさまでした。必ず廃案へ!

 今日の主役はママと子どもたちということで、背広ではなく私服で私も参加しました。

 パレード前に、自衛隊員のご家族を持つ方から寄せられたというメッセージが読み上げられました。

 「もし、安保法案が成立してしまったら。

 ‥‥戦いで怪我をしたり避難する人たちを助けに行くんじゃないんです。

 今アメリカが行う、空爆。‥‥これに加わる‥‥加害者になるかもしれないんです。

 奮戦地で真っ先に狙われるのは後方支援、つまり補給部隊。

 その時、生きて帰るためにパパ達は‥‥」

 そして結びに「私は、安保関連法案に反対します」。

 子どもたちが多く参加し、集会もパレードも雰囲気は和やかですが、中身は緊張感にあふれたものでした。

 雨のなかでも、ママ・パパ・子どもたちに、保育士など子どもにかかわる仕事のみなさん、じいちゃん・ばあちゃんなども含めて400人!

 これだけの熱気のあと、赤レンガテラス前にも50人もの方が集まり、それぞれが熱いアピール。

 偶然に通りかかった大学時代の同級生(!)にもバッタリ出合いました。

 いよいよ明日から勝負の1週間となりますが、16日以降の日程は何も決まっていません。

 16日の採決は「論外」と野党では一致していますが、17日や18日だからいいというわけでもない。

 憲法違反の法案は、廃案にするしかありません!

 【今日の句】 反対の 綱引く力で 廃案に