2025年4月26日土曜日

「もう変えよう」の思いがこんなに

 今日は奥州市で「つどい」、仙台市では山下よしき副委員長・高橋ちづ子衆院比例予定候補と質問に答えながらの演説会。両市とも会場いっぱい、入党される方もいて大喜びの1日になりました。私も元気をいただきました。

 奥州市は日高火防(ひぶせ)祭と重なり、昨夜も水沢駅通りは厄年連の演舞でにぎわっていました。コロナ禍で開催できなかった年の方も含めてだったそうで、佐藤美雪市議も踊っていたとか。今日の本祭が始まる前に、多くのご参加をいただきました。

 私からの話の後に「農家の戸数が減り、これでは地域の人もいなくなる」という切迫した実情や、JRやバスの切符を買うのにも機械ばかりで「公共交通では人を減らさないで」との実体験など、会場みんなでウンウンうなずきあいながらの意見交流に。

 奥州市では医師不足から出産できないなど医療に対する不安や要望も強く、「産科や小児科が増えるように医師養成を」と話される方も。瀬長亀次郎さんのファンということもあり、快く入党してくださって嬉しい限りでした。

 仙台市でも3人が短く演説した後に、事前に寄せられた質問に答えました。山下さんには物価高騰対策や政党助成金など、高橋さんにはコメ問題、私には外交・平和にかかわってでしたので、トランプ関税への対応なども合わせて党の考えを紹介しました。

 「革命という言い方をやめたら親しみやすくなるのでは」という質問も。山下さんから、日本共産党がめざすのは国民のみなさんと一歩ずつ階段を上がるような社会変革と述べられました。党名に対する疑問も含め、ていねいに伝えていく努力をしていかなければ、ですね。

 終了後に出口で「農家は後継者がいなくて大変です」と、声をかけてくれた方も。どこでも切実な思いがあふれています。小手先の改革ではなく、自民党政治そのものを変えるだけの改革が必要だと痛感です。仙台市では20代と70代の方が入党されました。

 今日のうちに鶴岡市へ到着。明日も元気にがんばります。

 【今日の句】握手から 熱い思いも 伝わった

2025年4月25日金曜日

財源も示して消費税減税へ

 今日は鴻巣市・東松山市へ。東松山市は6年前の台風19号で大きな被害があり、伊藤岳参議院議員が初質問で支援の強化を訴えたのでした。初めての両市で「やっと会えましたね」との声も。活動地域が広いゆえ、まだまだ行けていない町があるんですよね。

 鴻巣市では諏訪三津枝市議、東松山市では蓮見節・浜田敦子の両市議が進行役に。鴻巣市議会報告のチラシもいただき、子育て・教育についてや民生委員・児童委員の担い手確保など、きめ細かく質問されてきたことがわかりました。

 東松山市議会では、インボイス制度の廃止を求める請願の採択や学校給食無償化を求める意見書が可決されたとも聞きました。こちらも詳しい議会報告で、しっかり市民の声に応える活動をされています。

 お会いする機会があまりなかった北関東・東北での地方議員さんの奮闘などを知り、どこでも頼りにされているのだと学ばされます。私も各自治体の課題に貢献できるよう、力を尽くしたいです。

 「米農家の大変さと、核兵器のことを訴え続けて」「キャベツの輸入が増えてると聞きましたが」など、両市での「つどい」ではたくさんの意見・質問が寄せられたほか、「好きな鉄道路線と駅弁は何ですか」とも。

 共通して、消費税について意見がありました。期間を区切ったり、対象が食料品だけだったり違いはありますが、各党が消費税減税を掲げるようになったことは意義があります。

 ただ、財源がはっきりしません。国債に頼るとしたら、おのずと減税期間も短くなります。本当に廃止めざして減税に進むなら、税制の改革まで進めなければ財源は出ないはずです。

 減税や公的資金投入など、大企業への優遇をあらためる。うなぎ上りの軍事費にメスを入れて、米国いいなりをやめる。自民党政治の「2つのゆがみ」を追及できる日本共産党だから、財源も示すことができます。

 日本共産党のホームページもリニューアルしたので、政策と合わせて、ぜひ一度ご覧になってください(こちら)。今日のうちに岩手県へ移動し、明日は奥州市・仙台市です。

 【今日の句】これまでの増税 自民は反省を

2025年4月24日木曜日

公共インフラを守る国の責任も

 今日は川口市・三郷市、そして陥没事故のあった八潮市へ。安否不明のトラック運転手の状況に胸が痛みます。工事完了まで5〜7年かかると県からの方針も示されましたが、現場を見て難工事であることも痛感しました。

 県は、下水を迂回させて消防隊員の進入路をつくる工事を急ぎ、運転手の捜索を再開するとしています。バイパス工事は今日完了しましたが硫化水素などの発生も心配され、慎重な対応が進められているとも聞きます。

 今後は現場付近の下水道管を複線化し、さらに下流部を三郷市の処理施設まで延ばすことも検討していると報じられました。工事費用が下水道料金に上乗せされて県民負担が増えないか、心配の声が上がっています。

 池谷正市議の案内で現場近くへ向かうと、風向きによって下水臭がします。周辺には測定計が設置され、騒音・振動・大気の状況がわかるようになっています。防音壁や遮臭シートが施されていますが、工事現場の厳しさが伝わります。

 補償も含め相談は県が窓口になっており、市に寄せられた相談も県へとまわります。当面は市民のくらし・営業での要望や補償に応えることになりますが、事故の全面的な検証は欠かせません。

 そもそも国が下水道管を含め集約化・効率化を誘導し、事故付近は約120万人分の下水処理が集中する地点でもありました。伊藤岳参議院議員が厳しく国の責任を追及しましたが、あいまいに終わらせるわけにはいきません。

 全国でも老朽化を含め、点検・整備が必要な公共インフラは多い。財政措置や専門家派遣・育成など、同じ事故をくり返さないため国が責任を果たすよう私も訴えていきます。

 川口市の「つどい」には多くの方が参加され、米価高騰や年金改革、党のSNS対策など質問が相次ぎました。50代の女性が入党してくださり、いっしょに訴えた金子幸弘・藤嶋朋子市議はじめ、みんなで大喜び。嬉しいですね。

 参議院選挙と同時に市議選がおこなわれる三郷市では、こんの伊久子さんが市政へ声を届けるべく奮闘中。いっしょに三郷中央駅前で訴えました。タクシー運転手さんへあいさつにまわると「がんばって」との声も寄せられました。

 地域に根ざした活動の大事さを実感した1日でもありました。明日もがんばりたい。

 【今日の句】効率化ばかりで 命は守れるか

2025年4月23日水曜日

市民の味方の4議席を

 大激戦の埼玉・飯能市議選の応援へ。日本共産党は現職の新井たくみ・金子としえ・滝沢おさむ各候補と、新人・山口のりひろ候補が懸命に訴えを続けています。私からも、生活苦に寄り添う市民の味方となる4議席の実現をと訴えました。

 前回の選挙で1減となった党飯能市議団でしたが、市民と力を合わせて数々の願いを実現。乗合ワゴン「おでかけむーま号」の運行地域拡大、帯状疱疹接種に1回4000円の補助、小学校・学童クラブなどの複合施設、第二区公民館や保育所の耐震化やエレベーター設置など、市民に喜ばれています。

 あわせて、市民の立場で市政をチェックするという議会の役割を、しっかり果たしてきました。破格の安さで市有地を1企業に貸し付けている阿須山中のメガソーラー事業には、当初から厳しく指摘・反対を貫きました。国保税の大幅な引き上げも、会派で反対したのは日本共産党市議団だけでした。

 市民アンケートで最も要望が多かった物価高対策について、党市議団は市への緊急対策を申し入れました。高齢者にも子育て世代にも、業者や障害者へのきめ細かい支援策のほか、「トランプ関税」に対する相談窓口の設置を求めています。4候補とも「不要不急の事業より、くらし優先の市政を」と強調しました。

 市議団のカナメとなってきた新井たくみ候補。県職員から市議となり28年、これまでも市立病院の廃止を撤回させるなど、市民と結びついて運動を広げ、論戦力で市政を動かす重要な役割を担ってきました。頼れる新井さんを今度も市議会へと、熱い応援が寄せられています。

 9期目に挑む金子としえ候補は、これまでの生活相談が2000件という文字どおり「身近な相談相手」。4人の子どもを育て、介護経験もある金子さんならではの生活に根ざした訴えで、小中学校での生理用品設置や「反応の水を守る」取り組みの前進も実現することができました。

 エンジニアの経験を活かし、市民の立場での都市計画を進める先頭に立ってきた滝沢おさむ候補。7期目をめざします。遅れている生活道路や下水道の整備、新しい住宅が増えている元加治駅南口の早期開設を求めるなど、とことん地域密着の活動と論戦に対する信頼は厚いのです。

 初挑戦の山口のりひろ候補は、鋸の目利き職人だった親のもとで育った生粋の「飯能っ子」。格差と貧困のなかで苦しむ子どもたちの姿に接し、教員生活36年を終えて「子どものひとみ輝く市政を」と立候補を決意しました。誰にでもあたたかく、市民の味方を貫く最適の候補です。

 定数19に22人が立候補という大激戦。実績や経験も豊かな候補ばかりなので「大丈夫」との声もありますが、そんなことは絶対にありません。最後の最後まで支持を広げようと、応援に駆けつけた党員・支持者のみなさんも燃えています。

 市議選後に市長選が控えており、各予定候補が「みずからの応援団」づくりに必死の動きもあります。国政政党の候補が参院選を見据え、懸命に訴えています。日本共産党4議席は、県内トップの議席占有率21%となるだけに、締め出す動きもあるでしょう。

 飯能市に知人・友人のいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】やさしさも 論戦力も 信頼も

2025年4月22日火曜日

治安維持法の歴史をくり返させない

 今日は治安維持法が公布され、100年にあたる日。日本共産党の先輩はじめ多くの国民が犠牲となり、日本は侵略戦争へ突き進むこととなりました。あらためて歴史を直視し、犠牲となった方への謝罪と国家賠償を求めたい。各地で宣伝などもおこなわれました。

 治安維持法の処罰対象は「国体を否定しまたは神宮もしくは皇室の尊厳を冒とく」する者。あいまいな規定、特高警察による乱用と拡大解釈で共産主義者ばかりでなく宗教者や労働運動、文化運動にも「容疑」は広げられました。

 2回の改悪を経て、最高刑は死刑となりました。有罪判決の刑期が満了しても、「再犯の恐れがある」とみなされると拘禁もされました。氏名が特定できるだけで500人以上の命が奪われ、検束・勾留された人は数十万人に及びました。

 戦後、GHQの指示で廃止されましたが、多くの特高官僚は自民党国会議員になり、今も暗黒政治の流れを断ち切ることができていません。世界では戦前・戦中の弾圧犠牲者への謝罪や賠償が進んでいるのに、です。

 これまで盗聴法や特定秘密保護法、共謀罪法、基地周辺土地規制法はじめ国民の基本的人権を抑えつける法律が成立させられ、いま国会では学術会議解体法案の審議が進んでいます。こうした流れを許さない世論と運動を、さらに大きくすることに私も力を尽くしたい。

 かつて弾圧された日本共産党は、いま国会内外で堂々と活動しています。平和と民主主義を願う国民の声も根強い。せめぎ合いのなかで迎える参院選は、平和と民主主義を守る点でもがんばらねばと新たに決意しています。

 【今日の句】あらためて 先輩たちの 意志を継ぐ

2025年4月21日月曜日

この勢いで

 朝の定例宣伝後に、約5000字の原稿も(ひとまず)書き上げてホッ。応援に入った茨城・筑西市議補選(定数2)で石嶋いわお候補がトップ当選、宮城・大河原町議選で万波たか子候補は2位当選と、嬉しいニュースもありました。この勢いで参院選へ、さらに日本共産党の値打ちを広げていきたいです。

 どこへ行っても、もう自民党ではダメだとの声が根強いのです。物価高騰にもまともな対策なし、主食である米が手に入らない切実さ、一方で企業・団体献金にしがみつき、トランプ大統領に結局いいなりになるのでは-ーこのような声が尽きません。

 問題は、どうすれば新しい政治になるのか。そして、どの党が伸びれば力となるのか。日本共産党の政策や役割を、どんどん広げていかないと。

 その力となる党員さんも、さらに増やしていきたい。大河原町でも私が行った時に入党された方がいて、現地は大喜びになりました。

 昨日から埼玉県・飯能市でも市議選挙が始まっています。明後日には私も応援に行きます。押し上げにとがんばりたい。

 【今日の句】地方から 政治を変える 足音が

2025年4月20日日曜日

この悔しい思いを届けたい

 今日は紙智子参議院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と旭川市へ。「春色トークライブ」と称した対話集会に多くの方が足を運んでいただき、ありがとうございました。雨も降るなか、準備・後片付けをされたみなさんにも感謝です。

 司会は真下紀子道議。党旭川市議団も参加くださいました。カメラを抱えた2社のテレビ局が宮内さんの取材をおこなうなど、だんだん参院選の雰囲気も高まってきました。

 紙さんからの国会報告後、参加された方からの質問に答える形式。「物価高で大変ですが共産党の政策は」「トランプ関税に対する考え方を」のほか、運送業者の方が「ガソリン代が高くて会社も苦しい」という訴えも。

 私から消費税減税などの税制措置のほか、石油元売り大手企業の社会的責任、荷主優位という運送業界の商慣行を是正していくことなどを述べました。後で話を聞くと除雪の仕事も請け負っているそうで、「自治体の負担も重くなっている」とのこと。あらゆる点で対策が必要です。

 「技術が進んだから本当は労働時間も短くできるはずなのに、今のままでは賃金が減ってしまう」というご意見も。最低賃金や基本給の引き上げとともに、医療・介護など公定価格に縛られる業種での手立ても必要になりますね。

 訪問介護の現場から、切実な実態を交えた訴えもありました。専門職として国は見ていないのではないか、ヘルパー不足などもあって要望に応えられず利用者の選別になりかねないーー自分の仕事に責任を負っているからこそ、一言一言が重く響きました。

 軍事費や大企業支援には公的支出を湯水のように注ぐのに、社会保障には冷水を浴びせてきた自民党政治。どれだけ現場で悔しい思いをしてきたでしょう。この声を、必ず国政で反映しなければ。野党のなかでも日本共産党が伸びてこそ変えられると、訴えていきたい。

 【今日の句】現地では 雨にも負けず 感謝です