2019年1月19日土曜日

民意を甘く見るな

 今年最初の総がかり行動は集会のみでしたが、写真を見たら、みんなそろってスピーカーの方を凝視! 視線の先には新しい政治が見えるよ!

 忘れちゃいけない2015年9月19日。自衛隊が海外で武力を使える安保法制=戦争法は成立させられても、憲法9条が歯止めとなってきました。改憲に執念を燃やす安倍首相を、必ず今年は終わらせようと3人(道平和運動フォーラム・長田共同代表、憲法改悪阻止道共同センター・三上共同代表、Unite & Fight Hokkaido(ユニキタ)・伊藤さん)がスピーチ。

 さらに、3人とも共通して触れた話題が沖縄での県民投票でした。県下5市の市長が参加しないと表明していますが、その背後に自民党国会議員の圧力があるのではないかとの内容です。県民の意思表明の機会を奪うことなど許されるのか、その理不尽さへの怒りを政府・与党が甘く見ているのなら考え直すべき。その強権さが、知事選で否定されたことを忘れたのでしょうか。

 どこをまわっても、このような安倍政権を終わらせる年にしようとの話になります。全道業者後援会では消費税増税にも触れて、私からも「安倍政権は行き詰まり状態。増税ストップへ、日本共産党の躍進を」と訴えました。商売の大変さは、食堂を営んでいた両親のもとに育った私も感じてきたもの。地域に根づいた業者の声を、何としても国会へ届けたい。

 駆け足で札幌北部民商の新年祝賀会に向かって、一言あいさつ。宮川潤・佐野弘美の各道議、太田秀子・平岡だいすけの各市議、小室まさのり・長屋いずみの各市議候補もいっしょにあいさつにまわりました。

 北部民商の新年祝賀会は、毎年にぎやかです。昨年に続きシンガーソングライターJUNさん、ギターとサックスで痺れさせてくれたニセコのジャスミンさん、そして福引きやもちまき、石狩朱華弁天の躍りに会場も大盛り上がり! この勢いで私も今年は駆け抜けたい。

 高知新聞による県内世論調査では、安倍政権への支持率は26.8%、不支持率は49.7%と報道されました。一方で不信感が高まれば、政治に希望を見出すことができなくもなってしまいます。変える道はちゃんとある!と訴えていきたいですね。

 【今日の句】強権は 必ず破綻 した歴史

2019年1月18日金曜日

ネクタイに感謝

 全道自治体労働者後援会のつどいでネクタイのプレゼント! 情けないほど洋服センスのない私にとって、とても嬉しい贈り物です!

 私にとってのネクタイと言えば、衆議院議員のときにトレードマークとして着けていた「STOP TPP」ネクタイが有名かもしれません。質問や理事会のときに、このネクタイを着けていることで気合も入ったものでした。

 実は当選して、同じく自治体労働者後援会のTさんからネクタイのプレゼントをいただきました。今日も、そのネクタイを着けて行きました。多くの方に支えられているんだなぁと、あらためて嬉しく思いました。何としても期待に応えたい。

 今日の札幌は朝から荒れ模様。道内各地で、暴風雪での被害など出ていないでしょうか。雪かきも大変ですよね。

 【今日の句】似合うよな 中身と体に ならなくちゃ

2019年1月17日木曜日

住居は人権

 阪神・淡路大震災から24年となりました。今日の「しんぶん赤旗」で借り上げ住宅退去問題が報じられていて、深く考えさせられました。

 これは借り上げ期間が20年ということを理由に、西宮市などが入居者に転出・退去を迫っている問題です。市が入居者を相手に裁判もおこし(!)、大阪高裁や神戸地裁では市の請求を認めています。「入居許可書に借り上げ期間が書かれていない」との入居者の主張に対して、引越し直前に通知すれば構わない(!)との判決まで出しました。

 しかし高齢者・低所得者などにとって、突然の転居などできるものではありません。近所でかかりつけのお医者さんがいたり、地域コミュニティもできて入居者の支えともなっています。介護用具などを使うために、家具の配置など工夫をしている方もいるとのことです。一方的な転出・退去は「住まいは人権」との考えにも反することになりはしないのでしょうか。

 一方で、転居困難な事情を判定委員会に申請すれば、継続入居がほぼ認められるようになっているといいます。それなら提訴してまで転出・退去を求めなければいいのに、と思います。現実を見れば、転出・退去こそ理不尽だとわかるのですから。

 昨年の胆振東部地震を通じて、このような震災後の課題について、いっそう敏感になりました。いま兵庫県で起きていることが、今度は北海道でも起きるかもしれない。そもそも今後は日本どこでも起こりうる自然災害を前に、今ある制度を充実させることこそ最大の備えでもあると思うのです。

 資力・財力・体力のある人は、すでに新たな家を建てたり借りたいしています。しかし、すべての人が同じ条件にはありません。きめ細やかな支援をすることこそ求められています。誰もが安心して生きることができる日本こそ。北海道からも、強く発信していきたい。

 今日は、昨日まで党本部で開かれた「全国都道府県・地区委員長会議」を受けての会議に私も参加。統一地方選と参院選の歴史的意義や「統一地方選挙必勝作戦」などをふまえて議論を深めました。まずは最初の関門としての地方選で、日本共産党の地方議員団を大きくするために私も力を尽くします。

 【今日の句】この冬に 家を失わせる気かと

2019年1月16日水曜日

手作りのあたたかさ

 党と後援会の「新春のつどい」に先立って、山下貴史市長にも表敬訪問。久しぶりの深川市で、多くの方にお会いすることができました。松原和男市議が同行してくださいました。

 農水省職員や衆議院議員を務めたこともある山下市長。「畠山さんは本会議でも質問する機会ありましたっけ」「なかなか順番は(自民党では)回らないものでね」との話から始まり、今年は米国との関係や経済状況など先行きの不透明さで意見交換。農業を基幹産業とする深川市だけに、今の農政や「自由貿易」のあり方は注視しなければなりません。

 深川駅を出ると、市と商工会議所の連名で「守ろう 活かそう JR留萌線」との垂れ幕が目に入ります。そのことを触れると「昨年は市民といっしょに留萌市へ行く機会も持ちました」と、さらに市民が活用できるようなことも考えたいと話されました。保線要員の雇用など、市民の働く場でもある留萌線。私からもいっしょに力をあわせることを述べました。

 「新春のつどい」は、何とすべて手作りの料理が! 赤飯・俵むすび・炊き込みご飯、ヤマベのマリネ・かき揚げ・だし巻き卵・煮豆・なます・フキ煮・カレイ唐揚げ・ポテトサラダ・手羽元煮‥‥まだまだあったはず‥‥これだけ準備するのは大変だったと思いますが、毎年恒例とのことでビックリです。やさしい味付けで、参加されたみなさんのお酒も進んでいたよう!

 あいさつをしてテーブルをまわると「必ず当選しないとね」「私たちもがんばるよ」など、あたたかい激励をいただきました。89歳の党員の男性は戦後から活動しているとのことなので、党歴は数十年。「もう何年なのか、わからなくなってきたよ」と笑ってましたが、このような大先輩の活動で、小さかった党がこれだけ大きくなったんですよね。

 雪もチラホラ降っていましたが、よく見ると車がスイスイ走れます。「深川市は生活道路も含めて除排雪の体制がしっかりしてるんですよ」と松原市議。確かに路肩には、札幌で見るような大きな雪山はありません。予算の使い方と、ノウハウの蓄積が大きいんだと学びました。学ぶべきことは多いと実感しました。

 【今日の句】おいしさに比例し おなか重くなり

2019年1月15日火曜日

歴史を継いで

 今日は清水町議選の告示日、中河つる子候補の応援に駆けつけました。極寒でも候補は手袋をせずの訴え! たくさんの激励が寄せられました。

 清水町は昨年1月、木村よしたか町議が亡くなり党議員が空白となって本選挙を迎えました。中河候補は「50年続いてきた党議席をつないでいきたい」と立候補を決意したのです。生まれも育ちも清水町、郵便局に長く勤務したこともあり、第一声には多くの方が駆けつけてくださいました。

 その第一声でも、中河候補は「昨年末に亡くなった佐々木清登さんが、教員を辞めて初めて党の議席を獲得しました」と切り出しました。町内で「働く女性のつどい」が開かれたことも機に保育所がつくられたことで、中河候補も仕事と子育てを両立できたと振り返って「このような共産党の議席をつないでいきたい」と力を込めました。

 来てくださった方からも「応援するからがんばってね」など、あたたかい激励が次々と。応援弁士の女性は「中河さんとは50年来の友人。主婦の声を議会に届けて」とも語られました。私からも、中河さんの人柄を紹介しながら、くらしを追い詰める安倍政治に清水町から声をあげよう、そのために中河さんの議席獲得を!と呼びかけました。

 いま各地に日本共産党の地方議員がいます。パッと誕生した議席でなく、各地で粘り強い活動を続けて今の地歩があるんですよね。先輩たちの苦労や努力を引き継いで、私も力を尽くそうとあらためて決意しました。

 札幌へ着いてから、中央区労働者後援会の懇談会へ。昨日に続き森つねと道議予定候補・小形香織札幌市議とで、地方選・参院選の勝利へお力をお貸しくださいと呼びかけました。

 懇談の時間では「JR日高線は復旧できるのか」「種子条例ができるように」「札幌の除排雪が遅すぎないか」「地方自治体の首長は、道政をどう見てるのか」などの要望や質問も。矛盾や行きづまりが山積しているのですから、安倍政治のひどさを批判・告発するとともに、変えるために何が必要かなど希望をもてる道筋も示していきたい、と話をうかがいながら感じました。

 ちょうど新しい党ポスターも発表されて、そのスローガンには「くらしに希望を」との文字が。私の思いにもピッタリ。しっかり訴えていかないと、ですね。

 明日は深川市へ。市長さんへの表敬訪問と、党と後援会の「新春のつどい」へと駆け回ります。

 【今日の句】寒い冬 何度も越えて きた党だ

2019年1月14日月曜日

理不尽なこと、いっしょに変えよう

 札幌は今日が成人式式典の日で、私は北区会場でお祝いの宣伝に。希望も不安も抱えた新しい旅立ちを応援しながら、いっしょに新しい社会をつくろうと呼びかけました。佐野弘美道議、長屋いずみ・小室まさのり市議予定候補もマイクを握りました。

 いそいそと会場に向かう姿や、友人と語り合っている姿がほほえましい。自分の20歳のころを思い出すと何も知らなかったなあ、と恥ずかしいくらいになります。私のころに比べて社会のゆきづまりや矛盾が膨らむなかで「自分の枠をはみ出さない」「社会の枠をはみ出さない」風潮や、アジアへの蔑視・偏見などを政治家も含めて広げる状況、日本社会全体の過度の競争を正面から受けることや生きることの息苦しさを感じている世代ではないかと思います。

 いま生活に苦しんでいる新成人も、少なからずいることでしょう。学生さんは高い授業料や奨学金も重い負担となっていると思います。働いている方は、人間らしい労働環境のもとにいるでしょうか。子育てをしている方は、日本が子育てしにくい国であることを実感してるかもしれません。

 一方で、東日本大震災を含めて多くの自然災害を目の当たりにして行動を起こしたり、医大受験の女子差別はじめ理不尽な差別や不公平に声をあげたり、人間が人間らしくつながって生きていける社会をと願っている世代でもあると思います。そのような願いが生きるような、新成人を応援する社会と政治へ変えていきたい。よりよい社会へ発展していくためには、新しい世代がこれまでの世代を超えていかなければいけないんですから。

 新成人のみなさん、あらためて新しい旅立ち、本当におめでとうございます。

 午後には中央区の「新春のつどい」に参加し、森つねと道議予定候補・小形香織札幌市議と並んで「今年は必ず変える年」と力を込めてあいさつ。森さんは国政も含めて何度も立候補し、そのたびに道民の声を聞いてきただけに、その声をどうしても届けたいとの熱い思いが参加者お一人おひとりに届いたのではないでしょうか。小形市議は、秋元市長が市民のくらしより大型開発を優先する市政であることを告発し、自民党も秋元支持にまわるなかで、これまでになく日本共産党市議団の役割が大きくなっているし、その中でみずからの再選をと訴えました。

 テーブルをまわると、どこでも固い握手・熱い連帯。どうしても今年は選挙で勝ちたい、勝たねばという思いが伝わってきます。安倍政治のひどさもさることながら、くらしや経済、憲法という社会の土台そのものが壊されかねない状況を止めなければ、という思いが伝わってきます。安倍政治とともに自民党政治を大元から変える論戦や活動に、力を尽くしていきたい。

 明日告示の清水町議選応援のため、夜のうちに帯広市まで来ました。木村よしたか前町議が昨年亡くなられ党議員が空白となっていたところに、中河つる子さんが挑戦します。何としても押し上げたい。

 【今日の句】そうだった 私も初心 思い出し

2019年1月13日日曜日

欠かせない議席

 江丹別で-29℃まで下がった旭川市での「新春のつどい」。真下紀子道議と市議4人(のとや繁・小松あきら・石川厚子・まじま隆英)の再選へ、寒さも吹き飛ばす熱気でした!

 来賓として西川将人市長も来てくださり、ご挨拶も。昨年は日本共産党も含む「明るい会」として支持もして市長選をたたかい、市政を前に動かす役割を果たしてきました。その要としての市議団4議席は誰1人欠かすことはできません。

 さらに欠かすわけにいかないのが道議団長・真下紀子さんの議席。5期目の挑戦です。いっしょに道内をまわり、道民の苦難の声や新しい北海道への願いも聞いてきました。何より高橋道政を道民の立場で厳しくただし、党派を超えて信頼も広げてきました。道議会にどうしても必要ですと、私からも訴えました。

 もちろん私も負ける気なし。汗をかきかきテーブルもまわり、たくさんの激励もいただきました。作年末に入党してくださった方も来られていて、あらためて嬉しい握手。力が湧いてきます。

 実は旭川へ行く前に学童保育の親たちでの新年バザーがあり、私も親父チームの一員で朝から餅つきに。親の楽しい姿勢を見て、子どもたちもつながりあうことの大切さを感じてもらえたらいいなと思っています。とはいえ頑張りすぎか、少し腕のあたりが‥‥。

 すでに成人式を終えた自治体もありますが、札幌は明日おこなわれます。明日も宣伝や「新春のつどい」などにまわります。

 【今日の句】毎日が 冷凍庫の中 いる気分