2015年5月1日金曜日

第86回メーデー万歳!

 桜の下の札幌メーデー!  道労連主催の集会は3000人が参加し、私も日本共産党を代表して連帯あいさつ、デモに激励と回って最後は道庁前行動! 多くの仲間と交流できました。

 こんなに暖かいメーデーも初めてで、みな口々に「暑いくらいだね~」。

 その暑さは集会ステージでも!

 オープニング前に、平岡大介札幌市議がラップを披露したかと思えば、「あすわか」のパフォーマンス、新婦人道本部の寸劇、NPT再検討会議に向けた行動報告などなど、「安倍政権の暴走を、このまま許すものか!」との熱気が伝わってくるのです。

 私からも、安倍首相が訪米で「戦争立法」の成立を約束してきたことを厳しく批判しました。

 まだ国会議員にさえ、その法案は示されてもいないんですよ!

 そもそも日米軍事同盟を「希望の同盟」と呼ぶなんて、戦争しないと決めた憲法9条を持つ日本の首相としてふさわしくない!

 首相にとって「希望」でも、国民にとっては不幸です。

 希望を言うのなら、同じ時期に「核兵器なくせ」と国連に署名を届けたメーデー参加団体の方こそ、希望の名にふさわしい!

 労働者派遣法改悪案や、残業代ゼロ法案など、21世紀どころか19世紀にまで歴史を戻すかのような改悪にストップを。

 北海道を壊すTPP、くらしを追い込む社会保障制度の改悪に怒りの声を。

 くらしと商売を壊す消費税増税には、拒否の大きな声を。

 震災復興を急ぎ、原発再稼動など断固反対。

 「戦争立法」を止めて、憲法の立場で平和外交を。

 文書にするとこんなに長いスローガンも、デモのコールもラップ調に「戦争させない!」「原発反対!」。

 あるベテラン党員の方が「変わったなぁ‥‥」と、ポツリとつぶやきました。

 ともあれ青年たちがイキイキしたメーデーって、多くの市民にインパクトを与えたのではないでしょうか。

 参加者がジンギスカンを食べながら交流しているところへ、紙智子参議院議員・森つねと道国政相談室長と回りました。

 夜の道庁前は、次から次へと声をかけていただき本当にありがたいことです。

 もっと国会の様子などを伝える機会をつくらなければ、と思いました。

 地方選挙も終わったので、週末は調査や懇談会なども多くできるかな。

 元気をもらった1日でした。

 メーデー万歳!

 【今日の句】 声にしよう 自由と平和と 団結と

2015年4月29日水曜日

全国で安倍政権の暴走ストップ!

 沖縄では「4.28 屈辱の日 県民集会」、大阪では「都構想 アカン 府民大集合」、愛知でも安倍政権の暴走ストップ集会、私は官邸前のストップTPPアクション--いっせいにこれだけの運動が起きていることがすごい!

 日本共産党の国会議員団も、それぞれ各集会に参加しているのです(官邸前には、紙智子参議院議員と私が参加しました)。

 議席を増やして質問時間も増やす、国民の運動とも手を結ぶ。

 日本共産党の躍進の意味を、こうやって多くの方にもわかってもらいたいですね。

 いよいよ後半国会は「戦争立法」はじめ、派遣法に農協法など、対決法案の審議が始まります。

 先んじて、今日の本会議では医療保険改悪法案が、わずか委員会審議も22時間で本会議採決へ与党が持ち込みました。

 国民健康保険料(税)値上げの恐れ、入院食費の値上げ、後期高齢者医療保険料の特例軽減の廃止など、これでもかの国民負担増オンパレード!

 日本共産党は堀内衆議が反対討論に立ちましたが、与党議員はどのように受け止めたのでしょうか。

 国会論戦もがんばりますが、合わせて国民世論の高まりが大きな意味を持ちます。

 2度も廃案になった派遣法も、論戦と運動の高揚が結びついての成果でした。

 「暴走許さない」の世論を大きくして、訪米帰りの安倍首相を待ち受けようではありませんか!

 大型連休に突入する方もいる一方、サービス業や農家、消防・救急などなど、お仕事の方もいらっしゃいますよね。

 かくいう私も、国会論戦に備えて道内の調査や検討会などの日程が入っています。

 いろいろなお仕事がありますが、どれも社会を支える大事な仕事。

 欧米諸国のように誰もが休日を楽しめる、そんな日本を早くつくりたいものです。

 【今日の句】 戦争の ガイドラインは いりません

2015年4月27日月曜日

新しい議員団と力を合わせて

 地方選・後半戦も終わりました。北海道の市町村議員選挙で、日本共産党は前回時比11議席増! 新しい議員団と力をあわせて、私も国会でがんばりますよ!

 北海道での当選者一覧はこちらをご覧ください。

 残念ながら議席に届かなかった自治体もありますが、「国民が主人公」の立場を貫いて活動してきた日本共産党だからこそ、どこでも粘り強く住民要求実現へ、力を尽くすことと思います。

 前半戦と合わせて、多くの方の支援や期待の声を私も聞いてきました。

 その声に国会でも応える活動をしていきたいし、新議員も同じ気持ちでいると思います。

 新しい地方議会の論戦を、ぜひご覧いただきたいです。

 「選んで終わり」でなく、議員の働きぶりをきちんと見ていてほしいですね(もちろん国会も!)。

 さて、大型連休を前に国会も一時休止状態‥‥。

 しかし! 明日の衆議院本会議では医療保険制度改悪法案の採決が待っています。

 参考人質疑を入れても、審議はわずか4日!

 国民健康保険の都道府県化で、国保料(税)引き上げの恐れがあります。

 病床再編・削減計画とあわせて、都道府県に医療費抑制の責任を負わせるものです。

 後期高齢者医療の保険料特例軽減の廃止、入院食事費の引き上げ、紹介状のない大病院受診の定額負担‥‥いったい、こんな制度改悪で国民の誰が喜ぶというのか!

 政府からは「社会保障制度の持続性」(=社会保障には、あまり金をかけない)と決まって言われますが、一方で不要不急の大型公共事業や、大企業優遇の法人税減税などには大盤振る舞いではないのか。

 この中身を選挙応援では私からも話し、「国会でもがんばるが、地方政治で暮らしを守る日本共産党を大きく」と訴えてきました。

 選挙中も、くらしが大変だという声を聞いてきました。

 どの党でもいいから、地域経済を元気にする政策をとも求められてきました。

 何より、安倍政権への不安や批判の声も、だんだん高まっているように思います。

 北海道や全国で日本共産党が躍進したことは、この安倍政権に対する不満の大きさでもあると思います。

 同時に、私たちに課せられた期待も重い。

 くらし・地域・平和破壊の暴走に「対決」、新しい社会へ向けた「提案」、そして実現への「共同」の立場で、今後も国会へ臨みます!

 【今日の句】 次々と 暴走阻止へ のろし上げ