2018年4月28日土曜日

この輪、広げよう

 今日は入党や新聞購読の訴えにまわり、行けども行けども会えずにとほほ‥‥連休を楽しまれている方も多いでしょうね。

 ブログをお読みの方で「しんぶん赤旗」をお読みになっていない方がいれば、ぜひ、この機会に購読ください! こちらに詳しく紹介しています。いちど見ていただくと、単なる政党機関紙ではないことにビックリされると思いますよ。

 とほほの思いはさておき、北海道民医連の定期総会へ向かうと「戦争させない市民の風・北海道」から上田文雄さんも来賓で見えられました。民医連の総会に来られたのは初めてではないでしょうか。別に民医連は「共産党系」というわけではありませんし、国会への要請も共産党だけでなく全政党へもおこなっています。それでも、こういう機会は今までなかったかもしれません。

 お隣から「解散があるかもしれないよ」と笑顔で語られた上田さん。札幌市長時代に要請でうかがったことはありましたが、今このような会話をするようになるとは当時、思ってもいませんでした。私も堅かった、のかもしれませんね。

 ともかく、このような共闘の輪が広がれば必ず安倍政権は変えられる。昨日の南北首脳会談だって、政治の私物化に怒りの声を上げた国民の力がなければ、この事態を生まなかったかもしれません。今こそ国民の力で政治を変えようと、私もあいさつしました。

 その後は、私の候補のときから選挙アナウンサーをされた方のお母さんが亡くなられて通夜の会場へ。命がつながっていることを、つくづく感じました。

 【今日の句】学校で 緊張してた 子もホッと

2018年4月27日金曜日

歴史は進む、前へ進められる

 南北首脳が互いに軍事境界線を超えあった瞬間に胸が熱くなり、会談から目が離せませんでした。

 世界が注目した南北首脳会談。互いに軍事境界線を越えあう初っ端からのサプライズに加え、交わされる笑顔や互いにうなずきあい話を聞いている様子を見るにつれて歴史が動いているんだと実感しました。正直に言って、ここまで密接な話し合う様子が見れるとは思ってもいませんでした。

 共同宣言も「完全な非核化により、核のない朝鮮半島の実現という共通の目標を確認した」ことや今年中の朝鮮戦争「終戦」をめざすことなど、この前向きな動きが米朝首脳会談や再度の南北首脳会談も通じて、具体的な動きになることを心から願わずにいられません。

 「この後うまく進むのだろうか」と傍観の立場でなく、ドイツ政府は「仲介者の役割を務める用意がある」とまでコメントしています。今回の動きを冷ややかに見たりするよりも、変革の立場で前へ進める後押しが広がることが心強い。

 さて、わが国です。安倍首相も記者会見で前向きな動きを評価していましたが、そうであるなら、かつての約束を土台にした関係構築に汗をかくべきだと思います。米国頼みという現状だから脱して、日本独自に戦略をもって臨むことが必要だと思います。

 ともあれ、これだけ歴史的な場面を見たら、歴史は変えられるという確信が強まりました。もちらん今後の南北関係を楽観するわけにいきませんが、今回の会談は表面的な儀礼にとどまらない予感がするのです。

 さて、今日は鉄道運輸機構に新幹線トンネル工事に出る土の処理について札幌や小樽の党市議らとヒアリング、夕方には総がかり行動集会とデモ、そのまま道庁前の反原発抗議行動に参加しました。春も一休みなのか、夕方からの風は冷たかったですね。参加されたみなさん、大丈夫でしょうか。

 ダイナミックな国際社会の動きにくらべ、疑惑や不祥事、セクハラなどの真相究明も謝罪もなく、ごまかし続ける安倍政権の小ささにあらためてガッカリします。早く変えなくては。

 【今日の句】冷麺で 平和になるなら いいじゃない

2018年4月26日木曜日

本当のことを知りたいだけ

 チェルノブイリ原発事故から32年。当時を知らない若い世代も増えてるんですね。今日は宣伝にとりくみました。

 天気がいいせいもあってか30分で39人が署名に応じてくださいました。署名は高橋知事宛てのもので、そう私が呼びかけたら「知事に届けるの?」と言って署名された女性がいました。自分の署名がどのように扱われるか知らせることも大事なんですよね。仕事で来たのか、帯広市からのスーツ姿の男性も署名されました。

 チェルノブイリの事故があったとき、私は14歳。その後の社会の動きのなかで、いちばん印象に残ったのは佐野元春さんが「警告どおり計画どおり」という曲を発表されたことでした。そうか、原発事故が起きるのは必然だったのかと、漠然と感じたことを覚えています。

 「本当のことを知りたいだけ」という歌詞は、同じ元春さんの「ガラスのジェネレーション」にも出てきます。とてもシンプルだけど、今に通じる言葉だなと思いました。福島原発事故についても、どれだけ私たちは「本当のこと」を見聞きできたでしょうか。安倍首相が「アンダーコントロールできている」と言うなら、ぜひ今後の見通しを示してくれないでしょうか。言葉遊びのような発言で、どれだけ多くの方が傷ついたり怒っているか、わかっているのでしょうか。

 国会は、野党6党の要求に与党が「ゼロ回答」状況のまま、衆参ともに予算委員会が強行開会されました。審議というのは、行政が正しい答弁をすることで成り立ちます。しかし、これまで偽りの答弁がくり返され、その理由は総理や総理夫人などの関与だと疑われているから、まず明らかにしようと野党は要求し、それが「審議の前提」となっているわけです。

 国税庁長官と事務次官という、財務省の事務方トップが2人も辞職とは「適材適所」と言い続けてきた麻生財務相の責任が問われて当然です。しかもセクハラ被害を理解していない発言などが相次ぎました。自衛隊の日報問題も、まだ次々と新たな日報が見つかっている状況です。総理自身も「膿を出しきる」と言うのなら、しっかり野党の要求を受け入れるべきです。打開のボールは政府・与党側にあります。

 さまざまな疑惑・不祥事の問題も、多くの方は「本当のことを知りたい」のです。それができない政権には辞めてもらい、真相究明は新しい政権で!

 【今日の句】ペンタゴン・ペーパーズ見て かく思い

2018年4月25日水曜日

そもそも問題の発端は誰だ

 疑惑・不祥事が続く異常事態のもとで「法案は通してほしい」との理屈が通るのでしょうか。審議の環境整備の責任は与党側にあります。

 ニュースを見ていたら「衆参予算委で明日26日、野党抜きでも集中審議」「『働き方改革』法案は27日に審議入りへ」、そして自民・森山国対委員長が「(内閣不信任案提出なら)解散も選択肢」との発言も。真相は明らかにせず、疑惑がある関係者の証人喚問も拒み、セクハラの事実も認めないうえに衆議院解散の脅しをかける--野党6党が審議の環境整備を求めて出した要望に、政府・与党からも打開への責任ある回答はありません。「野党の審議拒否」ではなく「与党の打開なし」です。

 今回の一連の疑惑・不祥事は、単なる謝罪のみで終わらせるものばかりではありません。政治の私物化がはびこり、ねつ造や改ざんなど官僚機構まで土台から腐らせ、セクハラ発言とその後の対応では人権を蹂躙し、自衛隊の日報隠しや現職国会議員への暴言など統制もできていない--これで誰も政治家が責任を取らないなんて! 問題の発端をつくった側に、解決に向けた打開策を示す責任があります。

 今日は宣伝物作成に向けた写真撮影で、何度も経験してきたものの緊張するものです。表情良く撮っていただき、カメラマンやスタッフさんに心から感謝です。

 【今日の句】もう膿は 出たんでしょうか 安倍首相

2018年4月24日火曜日

オスプレイ訓練やめよ

  今年度の北海道での日米共同訓練は、昨年に続きオスプレイを含む実動訓練が予定されています。道防衛局へ中止を要請しました。

 参加者は菊地葉子・佐野弘美の両道議、伊藤りち子札幌市議団長、北広島市から永井桃・山本博巳の両市議、恵庭市から藤田俊輔市議、千歳市から吉谷徹市議と党市委員会委員長の佐藤仁さん、党道委員会から宮内聡・平和運動部長です。

 今月6日に発表された日米共同訓練ですが、北海道にかかわっては①指揮所演習(ヤマサクラ-75、12月)、②米陸軍との実動訓練(ノース・ウィンド、1~3月)、③米系兵隊との実動訓練(ノーザンヴァイパー、7~9月)--などが予定され、今週23日からは千歳基地にF16が参加する航空自衛隊の共同訓練もおこなわれています。

 要請は、今おこなわれているF16参加の訓練と、オスプレイが参加する予定の訓練について中止を求めることが中心です。立て続けに沖縄、青森で墜落や落下事故を起こしてきたのに、米側からの明確な謝罪や事故原因も明らかでないなか、既定路線のように実施することなど看過できません。

 それぞれ参加者が市民の不安の声を代弁したり、安倍政権下での「戦争できる国」づくりの一環としての訓練は許されないと強調しました。私からも「昨年も実施したことだって、私たちは容認していない。あらためて中止を強く求める」と述べました。道防衛局からは「上司(本省)に伝える」と回答がありました。

 北海道の自衛隊基地は、日米地位協定2条4項bによる米軍との共同使用を加えれば18ヵ所で、広大なだけに面積では全国第1位となります。矢臼別演習場での実弾射撃移転訓練、小樽港などへ定期的な米艦船の着岸、先に述べた空軍での訓練も常態化しています。

 昨年8月14日付の米海軍協会ニュースサイト「USNI NEWS」では、第36海兵航空集団付の上級兵曹マーヴィン氏が「北海道演習地を使い、沖縄では不可能な演習をおこなう」「実弾発射できる演習地が使える」と、ノーザンヴァイパー訓練について語っているようです。広い北海道は訓練にいいんだと!

 北海道の大地は、われら道民のもの。広い場所で訓練したいなら、米本土のほうがはるかに広いではありませんか。北海道も沖縄も、そして日本全土で無法な日米共同訓練は許さない世論を大きくしていきたいと痛感しました。

 昨年の訓練実績を明らかにしないといけないし、きちんと今日の要望を漏らさず防衛省本省に伝えたのかも確認しなければなりません。頃合いを見て、本省にも問いたいと思います。

 【今日の句】要請の たびに痛感 主権とは?

2018年4月23日月曜日

今日の訴えも力が入る

 今日は終日、札幌東区で宮川じゅん道議と宣伝に。昨夜は子どもと寝入ってしまった分、元気に各地で訴えました。

 風は冷たいものの天気が良く、どこでも党員や後援会員のみなさんが激励に駆けつけてくださり、本当にうれしい限り。「いっしょにがんばるからね」との一言がありがたいです。通りがかりの方が足を止めて聞いてくださる場所もありました。

 宮川道議や私の訴えの中心は、やはり安倍政権について。東京新聞の数えでは、この3ヵ月での暴言・疑惑・不祥事は13件にも及ぶとのこと。一刻も早く安倍政権を終わらせよう!との訴えは、2人とも力が入りました。このまま安倍政権が続けば、民主主義や国の土台が本当に壊れていくのではないでしょうか。

 今日の北海道新聞には、南スーダンにPKO部隊として送られた自衛隊員の生々しい証言が掲載されました。通常は武器を持たない隊員にまで武器携行命令が出され、ある隊員は「まさに戦争のど真ん中」の事態だったことを語っているのです。これはPKO参加の原則を満たしません。撤収しなければならないのです。隊員の命にもかかわります。

 こういうことまで隠されていたのなら、自衛隊員の命を守ることができません。「自衛隊は国民や、その代表である政治家が決めたことを信じてやるだけの組織。そのためにも、国民には本当のことを知ってほしい」という隊員の言葉が、とても重く胸に響きました。やっぱり真相を、しっかり国会や国民の前に明らかにすべきなんです。

 引き続き全道をまわって、多くの方と語り合いたい。昨日は北海道日本共産党後援会の学習交流集会もあり、あいさつもおこないました。今こそ日本共産党が大きくなるためには全道の党員・後援会員さんのお力が必要ですし、何より私自身が先頭に立っていかなければいけません。気が引き締まる思いでした。

 【今日の句】花開く 春に会いたい 政治でも