2015年7月25日土曜日

粘り強い活動があったからこそ

 国会周辺とも連帯して、札幌でも戦争法案反対へ熱気あるデモ! 江差町議選の応援から急いで駆けつけました。待ち行く人の反応もあたたかい!

 駆けつける途中に新婦人のみなさんに会って「やせたんじゃない?」「東京は暑いでしょ」と、お気遣いいただいているうちにデモ隊に合流。

 先頭を行く若者たちの後につきましたが、元気なコールに圧倒!

 デモやアピールが、若者たちにも当たり前の風景になってきたんだなぁと実感しました。

 彼らの本気の思いに応えないと。

 デモの後は、そのまま道庁前反原発行動へ。

 かかわるスタッフのなかには、原発再稼動、戦争法案、ヘイトスピーチなどに立ち向かい、正直に言えば疲れもあるようです。

 それでも粘り強く取り組んできたことが、どれだけ世論を動かし、私も含めて励まされてきたことか。

 終了後に、スタッフのお1人から戦争法案反対のバッジを3つもいただきました。

 もう1つは、新婦人の方からいただいたバッジ。

 目に見えてアピールするカタチ作りは、本当に力がいることなんですよね。

 国会で安倍政権の暴走にしっかり立ち向かうのが私の役目ですが、地元に戻れば国会の情勢もお知らせするし、要望や生の声もしっかりと聞きたい。

 そういえば本当なら、この時期は国会閉会中だったはず!

 じっくり調査や話を聞く機会をつくれたはずなのに‥‥と思うと、あらためて戦争法案を通すための国会延長が腹立たしい!

 順序が逆になりましたが、応援に行った江差町議選(小野寺真・小林くにこ)でも戦争法案が話題に。

 小野寺候補の演説に「息子が自衛隊員」という女性が声をかけてくれたとか。

 聞くと、東日本大震災のときに人助けをした息子に手に、今度は機関銃を持たせるのかと思うと辞めるよう言うべきかどうか悩んでいる‥‥とのこと。

 本人なりに高い志を持って入隊されたとはいえ、米軍とともにする「殺し、殺される」任務は本意ではないはずです。

 北海道や全国のどの町にも、このような不安が広がっている。

 来週から参議院で本格論戦となるようですが、日本共産党は引き続き正面から問題点を明らかにし、論戦と運動の力で廃案をめざします!

 これまでの粘り強い活動をムダにしないように、心ひとつにがんばりましょうね。

 【今日の句】 その不安 胸にしまわず 街頭へ

2015年7月23日木曜日

しっかり議員の役割を果たしたい

 来年度予算の概算要求を前に、さまざまな要望が寄せられます。来週には、国政予定候補や党道議団などによる政府交渉もおこないます。1つでも実現の道をひらきたい!

 北海道砂川市で起きた問題があったからではありませんが、議員の役割とは何かを考える毎日です。

 この問題については、地元党組織が以下の見解を発表しています。

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 星洋一砂川市議の議員辞職について

 今日23日午前9時40分に、日本共産党砂川市議である星洋一議員が、道路交通法違反(酒気帯び運転、事故不申告)の罪により逮捕されました。
 日本共産党北空知留萌地区委員会は7月23日、星洋一市議にたいし議員辞職を勧告し、星市議も速やかに議員辞職願を届け出ることを了承しました。弁護士を通じて市議会議員を辞職するよう勧告し、本人も受け入れたものです。
 星市議の容疑は、酒気帯び運転であり、接見した弁護士に対して、お酒を飲み自家用車を運転し、22日午前3時すぎに国道12号線沿いの電柱に衝突する物損事故を起こしたことを認めています。飲酒運転そのものが犯罪であり絶対に許されない行為です。
 星市議の行為は、公人である市議会議員としての資格が問われ、市民の命やくらしを何よりも大切にする党議員の任務と役割に照らしても相容れないものです。
 砂川市議会では親子5人が死傷する事故を受けて、「飲酒運転などの交通死亡事故を撲滅する決議」を全会一致で可決しています。
 市民や飲食店など関係者が一丸となって飲酒運転を根絶しようと努力している時に、その先頭に立つべき党市議会議員が飲酒運転による事故をおこしたことは、その市民の努力に水を差す行為であり、重ねて関係者と有権者のみなさんに心よりお詫びするものです。
2015年7月23日
                 日本共産党北空知留萌地区委員会

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 党北海道委員会でも、事実をふまえて対処をするとの見解を発表しています。

 国会に身を置く者ではありますが、北海道選出の党議員として残念ですし、申し訳なく思います。

 同時に、だからこそ自覚を持って安倍政権の暴走に立ち向かいたい。

 要請に来られる方の中には、もちろん日本共産党を支持されている方ばかりではありません。

 それでも少しの時間でも話をうかがうと、地域社会を守るために必死の思いも伝わってきますし、その思いを受け止めていないような政治へのもどかしさも耳にします。

 戦争法案だけでなく、北海道にとって特に重要な政治課題であるTPPには「このままでいいのか」との切なる訴えも聞きました。

 私は私の役割を、しっかりと果たしていきたいと思います。

 明日は町議会議員選挙での応援に、北海道江差町へ!

 【今日の句】 行動で 示そう議員の 真剣さ

2015年7月22日水曜日

どれを見ても安倍政権に任せられない

 戦争法案以外にも原発再稼働、派遣法・農協法・刑訴法などの改悪、マイナンバー制度、新国立競技場問題‥‥と暴走リストずらりの安倍政権。今日はTPP「合意」を許さない緊急国会行動!

 米国でTPA法案が可決されてから、日本政府の前のめり姿勢がひどすぎる。

 この間は甘利担当相が、コメの輸入枠について具体的な数値を上げているなど今まで黙っていた内容を解禁し始めて、世論を慣らしているかのようです。

 それでいて決まって最後に「決めるのは国会」と、まるで国会に責任転嫁しているかのような発言です。

 しかし、その国会も(日本共産党は交渉からの撤退を求めていますが)衆参農林水産委員会での決議があげられています。

 それにもとづき交渉を進めるべきであって、現状は委員会決議からかけ離れているのではないのか。

 決議には次のような項目があります。

 六 交渉に当たっては、二国間交渉等にも留意しつつ、自然的・地理的条件に制約される農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること。

 戦争法案の強行採決があって全体的に審議が止まっているもどかしさはありますが、いろんな形で迫っていきたい。

 その一環として今日の国会前座り込み行動にも参加し、私からはTPP交渉に不安の声が広がっていることを紹介し、安倍政権に日本の農業を任せていいのか!と訴えました。

 座り込み行動には日本共産党から、大平喜信・清水忠史・畑野君枝の各衆議院議員と田村智子参議院議員、その後のアピール行動には高橋千鶴子衆議院議員・紙智子参議院議員が参加しました。

 民主・生活・社民の各党からの参加もあり、TPP反対でも共同を強めていきたい。

 戦争法案とも合わせて、大事なのは国民世論。

 TPPストップの論戦も、さらに強めていきます!

 【今日の句】 反対と ポスター掲げた 党どこだ

2015年7月20日月曜日

政府は民意から目を背けるな

 各マスコミの世論調査で、軒並み安倍政権の不支持率が上昇。国民世論の一断面とはいえ、不満や批判が表面化してきているのは間違いない!

 今日の夕方の番組で、安倍首相が「安保関連法案」を盛んに説明していましたが、隣の家の火事に例えるよりも、実際の戦闘に自衛隊がどう関わるのかを説明すべきではないのですか。

 昨日の移動中、ある農家のお宅の壁に「アベ政治を許さない」ポスターが張っているのを発見!

 じわじわと国民世論に包囲されている理由を、安倍首相みずから理解できているのでしょうか。

 一方で自民党幹部から、支持率が下がっても大事なことは決めるのがこれまでの自民党だったという発言も聞かれます。

 それでは、例えば日米安保条約にしても、日本の安全と平和に役立っていると言いたいのでしょうか。

 在沖米軍は米国の軍事戦略上の配置であって、沖縄の現状からすれば抑止力どころか県民の批判にさらされている存在であることこそ現実ではないのでしょうか。

 農産物輸入など、どれだけ米国の要求に泣かされた農家がいたことか。

 国際会議では米国の状況をおもんばかり、イラク戦争などでも批判的な見解も持たず同調してきたのが、これまでの自民党の歴史だったのではないのでしょうか。

 対米従属ぶりが深刻化して、矛盾が深まっていることこそ実態なのではないでしょうか。

 そもそも、この戦争法案の中身を「大事なこと」と言い切っていいのですか。

 まだまだ論戦とともに、国民世論で追い詰めなければなりません。

 今日は白老町のアイヌ民族博物館で、あらためてアイヌ民族の歴史を勉強。

 これからの国会論戦にも活かします!

 【今日の句】 民意から 逃げる言い訳 見苦しや