2025年6月21日土曜日

正面から語ることこそ

 今日は高橋ちづ子衆議院比例予定候補と岩手県で街頭演説、秋田県でトークライブへ。続々と参加も膨らみ、秋田では並べていた椅子を遥かに超えました。国会も事実上の閉会で、いよいよ参院選モード本格化です。

 何より消費税が大争点。導入の時から廃止を訴え、減税の財源も示して具体的に政府に迫ってきた日本共産党を伸ばすことこそ、減税実現の力です。あらためて私も力を込めました。

 米どころの両県だけに、食料と農業を守るため農業予算を増やそうとも訴えました。大企業優遇や軍事費は大盤振る舞いで、農業予算を減らし続けた自公政権に、食料・農業を任せるわけにはいきません。

 米国いいなりの外交姿勢も、もう変えよう。トランプ関税と引き換えに農産物輸入、軍事費増額など認められません。言うべきことをしっかり言うことこそ、日本共産党の役割です。

 岩手県では手作り「かずやさ〜ん」「ちづ子さ〜ん」プラスターも目立ち、演説後には2人が入党してくださる嬉しいことも。長く働いた職場で解雇され、相談に乗ってきた日本共産党への信頼があったと聞きました。

 秋田県のトークライブは消費税や米政策、年金や人口減少などのほか党名を変えてはとの質問も。誰もが自由になれる社会こそ、日本共産党のめざす未来。中国や旧ソ連は、私たちのめざす社会と根本的に違うのです。

 トークライブ後に若い世代・真ん中世代の交流会があったのですが、党員ではないという学生から「共産党を名乗る理由がわかりました」と話されたのが嬉しい。ごまかさず正面から語ることが大事なんですね。

 秋田からオンラインで岩手の青年たちとも交流し、LGBTQの課題と合わせて差別・排除の言動についての話もうかがいました。許されないことだし、国会論戦とともに世論を広げるために日本共産党も力を合わせることを話しました。

 私が私として生きられる社会をーーそれを許さない家父長制の考えや排他的言動を早く終わらせよう。若い世代の真っ直ぐな思いに触れて、私も背筋が伸びました。明日もがんばります。

 【今日の句】ごまかしの 自公政治を 変えるため

2025年6月20日金曜日

再稼働を許さず原発ゼロへ

 今日は福島県から宮城県へ。小山田ともこ福島県選挙区予定候補とは須賀川市・郡山市で街頭演説、福島かずえ参院比例予定候補とは宮城県大崎市での演説会にとまわりました。喜多方市・会津若松市でも訴え、夜はオンラインで埼玉の「苗村京子さんと語ろう会」にも。フル回転の1日でした。

 原発事故で避難生活を強いられた小山田さんは、全国で再稼働が進められたことに「私たちが受けた苦しみは何だったのか」との思いに駆られたと、切々と語られました。一言一言が、胸に突き刺さります。

 まるで事故などなかったかのように、再稼働や新増設を進めようとする自公政権。小山田さんとも力を合わせ、再稼働を許さず原発ゼロへと私も訴えていきたい。もう同じ事故をくり返させてはなりません。

 須賀川市は小山田さんの居住地ということもあり、女性後援会のみなさんの応援も力強い。郡山市では、駅前で通りがかる方も耳を傾けてくれている様子もわかりました。ていねいに、わかりやすく訴えていきたいです。

 大崎市では、元古川市議会副議長を務められた佐々木啓一さんが激励の訴えをされました。以前に紙議員の応援弁士にも来たことがあるよと、教えてくださいました。一度きりの給付金でお茶を濁そうとすることや、農業政策について厳しく自民党政権を批判されました。

 いっしょに参議院比例でたたかうことになった福島かずえさんは、映画上映の運動を通じて大崎市との縁があるという話から。県議も務めて論戦力は確かな福島さんですから、ぜひいっしょに国会で働きたい。

 1998年の参院選で、日本共産党は比例8議席を獲得したことがあります。どんどん全国で「比例は日本共産党」と広がれば、どんどん議席が増えるのが参議院比例選挙の特徴です。私から消費税はじめ党の政策をたっぷり話をして、多くの激励もいただきました。

 喜多方市では学生時代の仲間と昨夜30年ぶりに出会い、会津若松市も小学校の修学旅行で来てから40年以上ぶりに足を運びました。お土産に白虎隊の木刀を買ったことを覚えています。まさか40年後に、政治家として訴えるとは思ってもいませんでした。

 「私も石巻市出身」など、各地でたくさんの激励をいただきました。都議選で奮闘中の竹内愛候補(板橋区)のお母さんも見えられていました(竹内さんは喜多方市出身)。東京都議選も躍進・勝利へ、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】この選挙 原発利権も 断ち切ろう

2025年6月19日木曜日

若い世代と力を合わせて

 日が射すというより、熱が射してくる暑さの山形県。三井寺修・県選挙区予定候補と山形市・上山市・米沢市で街頭演説や「つどい」にまわり、嬉しいことに学生が入党してくださることも。私も元気をもらいました。

 地元の三井寺さんでさえ、「今日は暑いです」とこぼすほど。聞いてくださる方も無理せず日陰でと声をかけつつ、来月の参院選はどうなることかと、今からハラハラです。

 ともかく参院選公示は7月3日となりそうで、あと2週間となりました。参院選前の各地の訴えは、これが最後になりそうです。街頭演説には報道各社の姿もありました。

 三井寺さんは、物価高に見合った賃上げの必要性と、中小企業などへの支援について訴え。山形県の最低賃金は時給955円で、東京都は208円の差があります。若い人が賃金の高い方へとなれば、人口減少に歯止めがかからなくなります。

 私からは消費税減税・インボイス廃止、農業や社会保障を大事にする政治に変えること、G7サミットでも浮き彫りになった米国いいなりをやめることなど、日本共産党ならではの役割と値打ちを協調しました。

 入党してくれた学生は、この間も日本共産党を応援していたとのこと。いよいよ参院選を前に、決意してくれたそうです。私も若い世代といっしょに、新しい社会の展望を元気に訴えていかないと。

 国会は衆議院の解散・総選挙がなさそうで、参院選が自公政権と補完勢力政党へ審判をくだす選挙となります。衆議院と同じく参議院でも自公を少数にできれば、政治が大きく変わります。問題は、自民党を助ける政党が伸びても変わらない、という点です。

 だからズバリ自民党政治の大元まで切り込む、日本共産党が伸びてこそ政治が変わる。明日は福島県で、暑さに負けずに訴えます。

 【今日の句】日焼け止め 塗っても塗っても 容赦なく

2025年6月18日水曜日

インボイス廃止も、くり返し訴えたい

 今日は小樽市へ。真夏のような暑さと日差しのなか、多くの方が演説を聞きに来てくださり、本当にありがとうございます。小樽市は宮内しおり道選挙区予定候補にとって、お父さんの出身地でもあることから、より多くの激励が寄せられていましたよ。

 石破首相が、消費税減税より給付金のほうが効果があると述べています。一時しのぎで収まらないほど、くらしや商売は物価高に苦しめられています。消費税減税の方が効果は大きいはず。

 小樽市は、多くの個人事業主や小規模事業者が地域経済・地域社会を支えています。古くからの街並みを守り、人情の町・小樽市を築いてもきました。その業者に新たな負担となっているのがインボイスです。

 インボイス登録をしなければ取引を打ち切られるかもしれない、しかし登録すれば課税となるーーこの選択に、どれだけ業者やフリーランスが苦しめられてきたことでしょう。

 インボイスが導入された口実の1つは、複数税率があることでした。一律5%へと減税すれば、その口実が失われます。だから一度きりの給付金でなく、消費税減税の方が効果は大きいのです。

 もちろん消費税は、減税を実現したら廃止へ。大企業減税をやめれば、赤字国債に頼らず、消費税減税の道が開かれます。くり返し訴えていきたい。

 明日からは東北へ。輪をかけて暑くなりそうですが、健康にも気をつけながら元気にまわります。

 【今日の句】この夏は いったい何度に 上がるのか

2025年6月17日火曜日

原発再稼働も「核のごみ」も押しつけるな

 今日は宮内しおり道選挙区予定候補と、北海道後志管内の街頭演説キャラバン。日が照り気温も上がるなか、多くの方が足を運んでいただき感謝です。久しぶりにお会いできた方もいて、嬉しい限りです。

 ニセコ町では役場の近くだったこともあり、片山健也町長が見えられました。寿都町では、越前谷由樹町議から激励いただきました。本当に、ありがとうございます。

 後志管内は、国政の重要課題が集中している地域。泊原発の隣町・岩内町、「核のごみ」文献調査が押しつけられた寿都町、新幹線・並行在来線や農林漁業の課題で黒松内町・蘭越町・ニセコ町・倶知安町・余市町とをまわりました。

 泊原発は原子力規制委員会から「事実上の合格」とされました。しかし、防潮堤などの工事は途中だし、核燃料を搬送する港や運送ルートにもどれだけの費用がかかるかもわからない。高い電気料金が続きかねません。

 そもそも活断層や、埋め立てた敷地の液状化など、本当に安全と言えるのでしょうか。原発を動かせば出てくる「核のごみ」処分も決まらないまま、再稼働に進むことは認められません。

 その「核のごみ」文献調査で、町民の分断が起きた寿都町。概要調査に進めば、また同じことが起きてしまいます。鈴木知事でさえ「札束で頬をたたく」ようなやり方だと言った、地方への押しつけをやめるために私も力を尽くしたい。

 新幹線の札幌延伸が延期されたもと、バス転換するとした函館本線(山線)についても、あらためて検討し直す時とも訴えました。並行在来線はJRから経営分離するという過去の閣議決定も、見直す時です。

 バス転換といっても運転手の確保が見通せず、具体的な議論は進んでいません。新幹線工事は立ち止まって、公共交通の維持・存続に国が役割を果たすよう訴えていきたい。

 基幹産業の農林漁業、医療・介護、子育てなど他にも課題は山積です。「今度こそ国会に行かなきゃね」など、たくさんの激励もいただきました。

 ちなみに今日は、宮内さんが33歳となる誕生日。ケーキでお祝いしました。

 【今日の句】核のごみ いつも地方へ 押しつけか

2025年6月16日月曜日

庶民のくらしを知る政治家を

 きょうは朝・昼・夕と札幌市内で、宮内しおり道選挙区予定候補と街頭演説。シールボードをもっての対話では「政治家は庶民のくらしを知らない、信用できない」という方もいらっしゃいました。

 日本共産党が企業・団体献金や政党助成金を受け取っていないことを知らなかったようで、それを話しても何やら半信半疑のよう。くり返し広げなければと痛感しました。

 物価高で苦しい毎日を、どれだけ政治家はわかっているのか-ー自民党政治では、もうダメだとの思いが広がっています。苦しみを代弁し、実際に政治を動かす力を語っていきたい。

 自民党が参院選公約に、全国民に2万円を給付するとしています。一時的な給付より、継続した減税の方が経済的にも効果があるのでは。聞いた限りでは、給付に不評の声も多い。

 参院選は、どの党が伸びれば消費税減税へと進める力になるのか問われます。市民の苦難を聞いてきた草の根の党・日本共産党を伸ばしてほしいと訴えます。

 明日は後志管内へとまわります。

 【今日の句】施しのように 給付と言われても

2025年6月15日日曜日

奪っていい命などない

 北海道パレスチナ医療奉仕団が中心になった「ガザのパレスチナの命を救え」集会に、久しぶりに参加できました。足を止める若い方の姿が多く、みんな胸を痛めているのですね。このように声を上げ続けることが、やっぱり大事です。

 私も一言スピーチ。ガザへのジェノサイドにとどまらず、国際法に反するイランへの先制攻撃をおこなうイスラエルは許されない。日本から声を上げよう、私もいっしょにがんばると述べました。

 国籍を問わずスピーチされる方が続き、医療奉仕団長の猫塚義夫からは、ガザ虐殺などは国連でも政治的問題と議論されていると報告。「参院選で、パレスチナ国家樹立を表明する政党を」と述べられました。

 イスラエルの虐殺や先制攻撃を、米国が容認・共同していることもひどすぎる。それでも日本政府は米国追随を続けるのか。石破首相はG7サミットで、トランプ関税と合わせ何を語るのでしょう。

 常軌を逸しているイスラエルには、国際法と国際世論で追い詰めなければなりません。簡単ではないにせよ、暴力の連鎖を止める力は世論なのだとくり返し訴えたい。

 通常国会も残り1週間。明日も、しっかりがんばります。

 【今日の句】暴力の 連鎖を止める 団結を