2014年5月31日土曜日

ぜひ「しんぶん赤旗」をお読みください

 しんぶん赤旗のお勧め援助で、今日は岩見沢市へ。急きょ秘密保護法廃止の宣伝にも参加したり、忙しい1日となりました。

 集団的自衛権への不安もあってか、チラシも受け取ってもらえたようです。

 もう通ったものは仕方ないとの声も聞きますが、施行にはまだ時間がありますし。

 何より「仕方ない」で済ませられない法律なんですから、これからも大事な頑張り時。

 岩見沢でも「安倍首相は危ないね」との声が広がっているそうです。

 長く自民党を応援されてきたという、ある町内会長さんも「自民党らしいフトコロの深さがなくなった」とお怒りだとも。

 しんぶん赤旗に、古賀誠さんや加藤紘一さんが登場する背景と共通しているものがあると思います。

 そういうわけで、ぜひブログをお読みのみなさんも「しんぶん赤旗」をお読みいただき、まわりの方にもお広げいただきたいのです。

 明日から6月ですか……時の経つのは本当に早いですね。

 【今日の句】 庶民にも 豊かなフトコロ 返してよ

2014年5月30日金曜日

安倍政権のメディア戦略に乗ってはいけない

 札幌では夕方から、憲法会議などによるデモ行進&反原発北海道連合による抗議行動がおこなわれました。事務所詰めだった私は、来週こそ参加したいと思いつつ‥‥。

 フェイスブックなどを見ると、デモにはマスコミも多数来ていたとか。

 憲法会議などは、来週金曜日も18時からデモ行進を予定しています。

 安倍政権が戦争一直線と進むなか、抗議の声を上げないと!

 ところで今日の「しんぶん赤旗」を見ても、報道各社と政権の密着度がひどい。

 報道側の姿勢も問題ですが、政権側から言えばメディア戦略の一環でしょう。

 安倍首相と複数の社が飲食をする「意味」を、あるジャーナリストが解説しています。

 「複数の社が出席した会食で首相が何らかの情報をリークすれば、互いに“他社は書くのでは”という意識が生まれる。

 そうすると“特オチ”(重要な情報を自社だけが逃すこと)を恐れるあまり、言われたまま報じてしまう。

 そういうメディアや記者の心理をうまく突いているんだと思います」

 なるほど。

 NHK人事への介入はハッキリし過ぎですが、バラエティー番組に出たり、雑誌への圧力をかけたりと、確かに戦略的に取り組んでいるように思います。

 そんな戦略に乗らず、批判的に検証してこそメディアの存在意義なのに。

 もちろん現場記者が努力していたり、すべての報道関係が巻き込まれているわけではないと思います。

 今も震災被害に苦しむ人がいるのに、消費税増税?

 故郷に帰れず、全国で反対運動が起きてるのに原発再稼働?

 消費税増税は社会保障のためと言いつつ、削減続きではないの?

 政府に疑問や不安をぶつけたい方は多いはず。

 その声を代弁できるのは、議員とマスコミですよね。

 もっと私たちも力をつけないと!

 【今日の句】 分党の 理由は助成金にあり

2014年5月29日木曜日

とても安倍首相にはまかせておけない

 党活動の援助で、宗谷管内をまわってきました。最北の地でもビックリするような世論の動きや、党に対する期待や激励も受けてきました。

 稚内市では、市民団体「ピースウォークわっかない」が4月に「『考えてみよう 戦争と憲法』市民の集い」をおこなって、大学生・20代女性から戦争体験者まで約150名も集まったそうです。

 政治的には様々な考えがあっても「戦争はいけない」との一致点で、地元で著名な方々も来られたそう。

 パネリストを引き受けた倉洋子さんもそのお一人で、ご自身の戦争体験を語り、身近な人たちと平和の大切さを話し合おうと呼びかけたそうです。

 6月にも憲法講演会を準備しているそうで、集団的自衛権をめぐる安倍政権にも、批判的な声があがっていました。

 幌延町を抱える地区でもあるので、前日にあった原子力機構の住民説明会の様子も伝わってきました。

 これまでの計画にない研究を機構が進めようとしたり、埋め戻すはずの施設を「もったいない」と将来に活用するかのような発言が出たり‥‥で、不信感が生まれています。

 住民の質問に「三者協定は守る」「中期計画の策定段階で、まだ決まっていない」など、踏み込まない発言に機構は終始したようですが、それで不信感が払しょくされたわけでない。

 引き続く監視が必要だ、と話し合われています。

 浜頓別町では、党のつどいに若い人が来てくれたそうです。

 なにぶん仕事が遅いため、夜遅くまで党員も付き合って政治の話をしたとか。

 最北の地域でも「今の日本は何かおかしい」との思いが、こんなふうに広がっているんですね。

 事情あって党を離れていた方にも、私もお会いして再入党してくださいました。

 この方曰く「とても安倍首相にはまかせておけない」。

 そう、まかせておけない!

 今日は暑い1日でしたが、事務所にこもってデスクワーク‥‥これも政治を動かすための大事な仕事、とパソコンに向かいました。

 【今日の句】  答弁の たびに事例が 増えている

2014年5月27日火曜日

電気コストより国民の命が優先だ

 毎月26日は原発問題全道連絡会で「チェルノブイリDAY」として、宣伝行動をおこなっています。今日も多くの方が署名に協力いただきました。

 なにしろ福井地裁の判決が出た後ですし、呼びかける私たちも気合が入ります。

 若い男性が立て続けに署名してくれて、このまま黙っていられないという雰囲気が生まれているようにも感じました。

 福井地裁判決で、特に反響を呼んでいるのが、国民の安全と電気コストとを天秤に掛けるような議論は「法的に許されない」主旨の部分。

 何を優先として考えるべきか、ハッキリ示されたことにスッキリです。

 私も政策づくりをしてきたものの1人として、代替エネルギーは何かとか、コストも何に莫大にかかっているんだとか、いわば「相手の土俵」に乗る形で訴えてきたし大事なことなんですが、本来は比較すべき事柄ではないと思うのです。

 人命や生活を壊してまで、必要な経済成長ってナンなんでしょう。

 今も避難者が苦しい生活だというのに、再稼動を進める道理がどこにあるんでしょう。

 安倍首相、原発再稼動なんてあきらめてくださいよ!

 【今日の句】 土俵さえ 変える首相の 厚かまし

2014年5月25日日曜日

トヨタから「増税を楽しめ」と言われても

 写真は今日の赤旗日刊紙からのもの。4月23日付「日経」に載った広告で、モヤシを食べて車を買ってくれというわけではないのでしょうが。

 増税分を価格に転嫁できるだけでなく、輸出戻し税によって消費税により恩恵を受けているトヨタに「増税もまた楽しからずや」と言われても、素直には聞けません。

 ムダを省こうと言いたいのなら、わざわざ増税が楽しいだなんて言う必要もないし。

 くどくどと書いてしまいました。

 でも、このまま声が上がらなければ来年は消費税10%。

 またトヨタは、節約のすすめと増税の喜びを勧めてくれるのでしょうか。

 金持ち相手に商売するというのならわかりますが、節約を勧められたら、平均的所得の国民なら車だって買えないでしょう。

 アベノミクスでもうけたと言うなら、その利益を株主に還元するより、法人税で国に納めたらどうなのでしょう。

 「国土強靭化」の名の大型公共事業や、膨れ続ける軍事費にメスを入れていけば、消費税に頼らず当座の財源はつくれる。

 国民にも負担が必要だというのなら、累進課税の強化や、所得増を前提に所得税率の見直しを進めたらいいのでは。

 トヨタさん、増税が楽しいものなら、ぜひ御社から実行していただきたいものです。

 【今日の句】 見直しは 家計より先 政治こそ