2014年10月18日土曜日

安倍政権全体が、国民の声に応えているか

 辞任かと報じられる小渕経産相は、もちろん説明を尽くすべき。同時に、国民に正面から向き合う姿勢では、安倍首相自身も問われていることではないのでしょうか。

 集団的自衛権も、反対多数なのに強行する。

 沖縄の新基地建設も、沖縄では反対多数なのに強行する。

 原発「ゼロ」こそ多数なのに、再稼動を強行しようとする。

 どれもこれも、国民に正面から向きあわず持論を述べるばかり。

 靖国神社に真榊を奉納もし、アジア各国やアメリカからの批判・懸念の声にも、正面から向き合わない。

 在特会との関係も指摘されている高市総務相・山谷拉致相は、そろって靖国神社への参拝をおこないました。

 内向きで、固執を続け、これが民主国家の政権といえるのでしょうか。

 日本の未来を危うくしている内閣だ、と心から思います。

 それぞれが、できる限りの行動を!

 【今日の句】 ふところの 狭い首相は お引取り

2014年10月17日金曜日

第1次安倍政権の弱体化を思い出した

 沖縄知事選の支援に行っていたスタッフが帰ってきました。お土産はサーターアンダーギー! サーター=砂糖、アンダ=油、アギー=揚げる、なんですね。

 那覇市内で、党員のお宅を回っていたそうです。

 ところが札幌みたいに碁盤の目でなく、なかなかたどり着けなかったとのこと。

 土地が奪われて、狭い土地に押し込められた結果なんだと実感したそうです。

 昨日の演説会は、会場いっぱいで熱気にあふれていたとか。

 現地の様子がリアルに伝わり、北海道でも連帯してがんばらなきゃ~と思いました。

 来年の地方選に向けて、さまざまな準備を半年前から取り組まないとなりません。

 一気にあれもこれもできないので、党員のみなさんと計画を持って進められるような段取りも、大きく言えば私が持っている仕事の1つ。

 気づけば昼になり、気づけば4時くらいになっていて、気づけば7時半を過ぎて道庁前行動にも行けず‥‥能力か分身か、どちらか欲しくなります(苦笑)。

 国会は小渕経産相の政治資金問題が発覚して、安倍政権にも焦りが、との報道。

 そういえば私が最初に立候補した07年参院選は、安倍第1次政権のとき。

 次々と「政治とカネ」で大臣が辞めて、政権基盤も弱体化するなかでした。

 とはいえ弱体化した根本的要因は、小泉「構造改革」で地方が疲弊し、医療・介護が壊されたことで国民の支持が失われてきたことにあったと思います。

 また教育基本法や改憲手続き法を強硬に進めたことで、平和を願う国民の批判も巻き起こったときでした。

 当時、その批判の受け皿となったのが民主党でしたが、今の時代は私たちががんばらないと。

 政策的にも組織的にも、もっと力をつけなければ!といつも思います。

 【今日の句】 アンダーギー 3つ食べたら 胃もたれた 

2014年10月16日木曜日

「オール沖縄」の熱い思いが伝わった演説会

 日々が慌ただしく、2日ほどブログもお休みでした。息子も熱が出て、そろそろ北海道は山にも雪が‥‥みなさんも健康にはお気をつけくださいね。

 先ほどニコニコ生放送で、沖縄での演説会を見終えました。

 オナガ知事候補を、何としても勝たせたい!

 新基地建設がねらわれている辺野古へ、私も2006年に行ったことがあります。

 曇天で「青い海」とは言えない日でしたが、北海道の海とは違う解放感がありました。

 ここを埋めるため運ばれる土砂を、運搬トラックで並べたらワシントンまで往復分!

 志位委員長の演説では、いかに新基地建設に道理がないか、強調されていました。

 沖縄の米軍基地が抑止力になっている、と正当化する議論があります。

 しかし実際は、米海兵隊は戦争の「殴り込み」部隊。

 沖縄では、相次ぐ事件や暴行を起こし、沖縄県民の命を守るとは異なる存在。

 しかも新基地の耐用年数が200年では、半永久的に固定化されてしまう。

 だから沖縄の世論調査では、8割の人が反対と言っている。

 基地がない方が、経済効果も大きい。

 それならば、今の知事を取り換えましょう。

 もちろん私には1票はない。

 それでも沖縄と連帯して、北海道でできることはある。

 ことは沖縄だけの問題でなく、日本全体の問題でもあるわけです。

 私が生まれる前の本土復帰闘争も、本土の運動と力強い連帯があったと聞きます。

 「オール沖縄」の精神を、「オール日本」に!

 【今日の句】 まとまれば 必ず変わる 変えられる

2014年10月13日月曜日

遅れた日本、進んだ日本

 今年で50年なのは東京五輪だけでなく北海道AALA連帯委員会! 世界を飛び回っている緒方靖夫さん(日本共産党副委員長)の記念講演は圧巻!でした。

 ASEAN、イスラム諸国、南米の話だけでなく、米中関係、中国の「社会主義」をど見るか‥‥そして、国際社会からも「正気か」と聞かれるほどの歴史修正主義の安倍政権。

 緒方さんは、よく「遅れた日本、進んだ日本」の違いをわかりやすく紹介されるので、今の日本を客観的にとらえることができます。

 途上国の経済発展が進み発言力が増していること、米中首脳が8時間もの会談を持ったことなど、変化する国際構造のなかで安倍政権の立ち位置は、まさしく逆走。

 緒方さん曰く、根底にある歴史修正主義が「内向き」外交を生み出していると。

 合わせて中国が大国主義・覇権主義化することの心配を日本共産党が率直に伝えていることや、反共であるはずのイスラム諸国が、ソ連共産党にたたかった日本共産党は交流を開いてくれたエピソードなど、野党ながら「進んだ日本」の一翼を日本共産党が担っているんだな、とわかりました。

 緒方さんが最後に紹介したのは、みずからの体験も交えた「たたかい」の話。

 日本では裁判で負けても、国際社会に訴えることで大企業も変化した--ここにも「進んだ日本」の姿があるし、粘り強い運動をすすめる意味も語られたと思います。

 道AALAも50年も組織を維持してきたのは、すごいことだと思いました。

 今日の講演会に合わせて、ベネズエラやキューバなど4ヵ国の大使からも直接のメッセージが届けられていました。

 形式的なものでない、心のこもったメッセージでした。

 これが国際交流の、現在の姿。

 視野を広げれば、違った日本の姿が見えてくる。

 悲観でも楽観でもない、今の日本の位置をしっかりとらえてがんばろうと思いました!

 【今日の句】 10年後 きっと世界は また変わる

 

2014年10月12日日曜日

秋晴れのもと、子どもたちと

 大型の台風が近づいていますが大丈夫でしょうか。秋晴れだった札幌周辺、我が家は保育園の友だち家族と泊りがけで出かけました。

 小さな子どもばかり6人もいると保育園状態ですが、うちの娘はじめ小学生3人が面倒を見てくれるのは頼もしい。

 父さんたちは焼き台で火起こし、日が照ると思ったより暑くもなり楽しい交流の機会となりました。

 私は明日の仕事もあり戻ってきましたが、家族は今日も泊っているので楽しく過ごしていたのでは。

 私は1人でゆっくり‥‥ともならず、洗濯や片付けで気づけば夜でした。

 広い家は、けっこう寒い。

 しみじみと、家族のありがたさを感じる夜です。

 【今日の句】 休みには スマホを置いて 手をつなごう