2015年6月26日金曜日

北海道でも戦争反対

 短時間で申し訳なかったのですが全国災対連などの国会前集会に参加した後、急いで飛行機に乗り北海道での戦争法案反対デモ→道庁前反原発行動へ! 同時刻には若者たちのデモもあり、札幌でも反対世論は広がっている!

 折りしも前日、自民党内で安倍首相に近いとされる若手議員の勉強会で「沖縄の2つの新聞はつぶさないと」との百田尚樹氏の発言が報じられました。

 これも問題だけど、さらに問題なのは出席議員から、安保法案を批判する報道に関し「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働き掛けてほしい」との声が上がったこと。

 いったい報道の自由を、何だと思っているのでしょう。

 安倍首相だって、いつも「わが国は自由と民主主義の国です」のように言ってるじゃないですか。

 自分達の思い通りにならなければ、このように圧力をかけることさえ気にかけない姿勢を傲慢と言うのではないのですか。

 マスコミに圧力をかけるより、法案の正当性を語ったらどうでしょう。

 憲法違反ではない根拠を語ればいいし、野党は野党として法案の問題点を語り、そして国民が判断することなのではないですか。

 このような発言は、焦りの裏返しでもあると思います。

 そう、論戦と世論とで追い詰められているのは政府・与党!

 今日のデモ行進も、シュプレヒコールの声が大きく、参加者みな怒っていましたよ。

 紙智子参議院議員とデモの先頭を歩きましたが、街頭の雰囲気も悪くなく、車から写真を撮る若者や、拍手をして通り過ぎる女性の姿もありましたよ。

 道庁前の反原発行動も参加して、つくづく感じたのは継続して運動することの大切さ。

 相手からすれば、国民があきらめるのを狙っているわけで、それに対抗するには「あきらめない」ことが一番!

 国会議員としても、情勢も報告しながら現場のがんばりと連帯し、国会でも役割を果たす--まだ半年余りの議員生活ですが、しっかりと現場と結びついてがんばっていきたい。

 東京とくらべて湿度も低く爽やかな札幌ですが、安倍政権のことを思うと心はスッキリしませんね。

 熱く燃えている北海道・全国の運動をもっと広げて、安倍政権を包囲する!ために私もがんばります。

 【今日の句】 若者の あふれる気持ちに ふるえた日

「農協改革」は、そもそも農業者の理解を得られているのか

 米国でTPA法案が成立、ロシアではサケ・マス流し網漁禁止法案が承認--日本の農林漁業へ深刻な打撃を与えるかねない動きが、昨日から続きました。今日の衆院農林水産委員会に出席した総理の答弁を、現場の方はどう聞いたのでしょうか。

 日本共産党からは私が総理質疑に立ちました。

 その前の委員の質問からも、どうも総理の答弁は理解できない。

 私からは今回の農協法等改正案について、そもそも農業者の理解を得られていると思っているのかを中心に問いました。

 参考人質疑や地方公聴会では、政府案に積極的な賛成はほとんど見られなかったのです!

 それでも総理は「法案を出す前に生産者からヒアリングをおこない、JA全中とも合意した」との答弁。

 それならなぜ、参考人質疑などで積極的な賛成が出ないのでしょう。

 そもそも現場の声をと言うのなら、米価下落やTPPに不安を持ち、価格の安定と所得の補償を求める声にこそ耳を傾けるべきではないのか。

 総理は2月の予算委員会で、私の質問に「家族経営を大事にしてきたのは自民党という自負がある」と答弁しました。

 その家族経営を支えてきたのが、総合農協だったのではないのか!

 その総合農協の性格をゆがめて、家族経営を守れるのか--総理は「多様な担い手の登場で農業は活性化していく」とくりかえしました。

 規制改革会議などの議論も照らし合わせると、さらなる企業参入の推進にしか聞こえません。

 短時間で、かみあった質疑にできなかったのは残念でしたが、さらに私も学び力をつけて論議に挑みたい。

 自民・公明・維新の賛成多数により、農協法等改正案は委員会で可決されました。

 附帯決議には民主も賛成となりましたが、この法案が前提では附帯決議も賛成するとはなりませんでした。

 農協の改革を進めるにしても、自主・自立を基本にするべきであり、法律で株式会社化まで道を開くようなことまでする必要はありません。

 今日の質疑の様子はこちらでご覧になれますので、ぜひ!

 安定的な農業基盤をどうつくるか、さらに現場の実態にもとづいて議論していきたいと、あらためて決意しました。

 【今日の句】 このコメは 八十八もの 手間だもの

2015年6月23日火曜日

本当は明日で戦争法案は廃案だ

 昨日の会期延長議決を受けて、今日の国会は終日空転。これまでの平和国家としての歩みを根本から変えるための延長なのですから、農林水産委員会も農協法等の採決が宙に浮いていますが簡単に審議に応じるわけにはいかない!

 今日も国会前では、朝から抗議行動。

 「戦争法案絶対反対」に加え「国会延長絶対反対」も、シュプレヒコールに加わりました。

 この延長が何のためか、そこに道理はないと、多くの方は気づいている。

 それが証拠に、この間の世論調査では、わずか3~4週間の間に「今国会で採決する必要なし」が大幅に増えているじゃありませんか!

 じりじりと議員会館で待機しながら、次の場面での準備をしているのは、正直もどかしい思いもあります。

 こんな違憲立法、本来は明日の会期末をもって廃案にすべきもの!

 【今日の句】 慰霊だと 総理は言うが 空虚だな

2015年6月22日月曜日

こんな会期延長など許せるか

 先ほど衆院本会議が終わりました。9月27日まで、戦争法案を通すがための会期延長! こうなったら反対世論を圧倒的多数にして、とことん安倍政権を追い詰めよう!

 戦後最長の延長は、安倍政権が戦争法案を何がなんでも成立させる態度表明です。

 国会法第68条には「会期中に議決に至らなかつた案件は、後会に継続しない。 」とあり、延々と土俵を広げて成立させるというのでは、国会の存在意義にもかかわることになるではありませんか。

 多数政党の横暴を抑えて、少数政党の意見を保護するために国会の会期制があるのです。

 そもそも国会を延長しようが、何時間かけて議論をしようが、戦争法案は憲法違反!

 それでも、これだけ延ばさざるを得なくなったのは、論戦で問題点が浮き彫りになり、国民運動で反対の世論も広がり、安倍政権にとって先の見通しが厳しいことの証明でもあると思うのです。

 今日も朝から国会前では、座り込みの抗議行動!

 シュプレヒコールは間違いなく国会議員の耳に入っているはずです(特に与党議員のみなさん、聞いてますか!)

 本会議後も、議員面会所には多くの方が緊急抗議行動(憲法共同センター主催)に集っていました。

 志位委員長が「この間の答弁はボロボロ。戦争法案を廃案にし、安倍政権も打ち倒そう」と力強く表明しました。

 戦争法案の正体がわかれば、この間の世論調査のように反対世論も急速に広がるんです。

 延長したことを後悔させましょう。

 戦争法案を廃案へ!

 【今日の句】 暴走は 必ず審判 下される

2015年6月21日日曜日

父はがんばるよ

 今日も旭川→上京という日程でしたが、娘から写真のような「父の日」の手紙。これだけで充分、明日からもがんばれます‥‥家族よ、本当にありがとうね。

 昨日は赤旗日刊紙に、新衆議院議員6人が語る「お父さん」寄稿が掲載されました。

 恥ずかしながら、私も東日本大震災を通じての父との思い出を書きました。

 きっと私の子どもたちも思っているかもしれませんが、父というのは仕事に没頭している、というイメージです。

 今の日本社会において、その良し悪しはあるとはいえ、だからこそ父と触れ合う思い出というのは独特のものがあるように思うのです。

 私は本当に、子どもたちに「親父の背中」を見せているんだろうか。

 そんなこと言わずに自然体で子どもたちに付き合いたいな、と思ったりもします。

 折り紙に書いた娘の手紙を開くと「大好きだよー」の文字。

 そんな言葉をいつまで言ってくれるのかなと思いながら上京し、議員宿舎でパソコンに向かっています。

 家族からも、北海道で応援してくださる方からも、この週末は元気をもらいました。

 いよいよ会期末ですが、自民党からは9月下旬(!)までの大幅延長の案もあり。

 戦争法案を通すがための延長だなんて、とてもとても認められない。

 まずは明日からの3日間、国会でも全力を尽くします!

 【今日の句】 どの父も 子を戦場に 行かせまい