2019年9月20日金曜日

安倍政権に、地域を守る気があるか

 今日は紙智子参議院議員と日高管内へ。JR日高線や農業の調査です。

 JR日高線は、沿線自治体首長の会議が開かれる24日に何らかの結論が出されるのではと心配されています。そもそもは4年前の1月に高波によって被害を受けた部分を、放置し続けてきたJR北海道の責任が大きい。路線の未来をどうするかという前に、そもそも公共交通を守ろうという意思がJR北海道や国にあったのかと疑わしいのです。

 浦河町・池田拓町長は、公共交通としての位置づけや重要性をくりかえし触れられました。これまでも「国の誤りは国がただすべき」と述べてこられた池田町長。JR北海道から出される情報も根拠不明だし、新幹線こそ一番の赤字路線なのに「なぜ日高線ばかりなのか」との思いもうかがいました。災害復旧を願ってきただけなのに、経過を見れば理不尽なことだらけと私たちも応じました。

 「日高線を守る会」会長の村井直美さんとも懇談。7町長がまとまって災害復旧と路線存続を主張していたのに、応えようともしなかったJR北海道や国への強い不満をうかがいました。病院に通う方のアクセス、観光や地域づくりにも有効なことなどを話し合い、村井さんも「私たちは壊れた線路を直してほしいと言ってきただけなのに」と強調されました。そうなんです、始まりをあいまいにしたらダメ。同感です。

 定例町議会が早く終われば様似町の坂下町長ともお会いできる予定だったのですが、議会も続いていたために断念。今夜は様似町で住民説明会もおこなわれていたはずですが、このような住民との話し合いの時間だって必要です。とにかく結論だけを押しつけるJR北海道や、事実上は足並みをそろえている道や国の姿勢もたださなければいけません。紙議員も、引き続き国政の場で反映させていくと応えました。

 今日は風が強く白波が立っていましたが、それも心に残る風景の1つ。海岸線と馬産地を走る日高線は、全国にもない景色を楽しめます。インバウンドが増えた1~2年、もし日高線が走っていたら「売り出し」も違っていたのではないでしょうか。もちろん通勤・通学・通院に必要な路線でもあります。あきらめずに維持・存続へ力を尽くしたい。

 JR日高線のこととあわせて、全道的に増えてきている牛のヨーネ病の調査にもまわりました。独法の家畜改良センター、JAひだか東、日高家畜保健衛生所で実態や課題をうかがいました。ヨーネ病は法定伝染病の1つで、人間には影響はないと言われていますが、牛にとっては治療法もなく殺処分するしかありません。ワクチンもないのです。

 見つかった牛のほかに、その親(または子)なども感染の広がりを食い止めるため自主的に淘汰もせざるを得ません。この「自主淘汰」も合わせて2桁に上る牛を処分する農家も出ていて、実際の損害とともに今後の意欲にも影響を与えることになります。米国はヨーネ病対策をほぼしていないとのことで、これだけ人やモノが移動する今の時代には、現場の努力だけでは食い止められないのではないか、と今日の話を聞いて痛感しました。

 当面の補償の充実とあわせて、現場を支えるための体制や予算の確保がどうしても必要です。獣医は全道的に足りない地域も増えており、日高の家保でも定員には届いていませんでした。対策として十分だとは、まだまだ言えません。

 紙議員も急いで国会で確認するとしましたが、あらためて私も力にならなければと思いました。失った議席の重みを、つくづく感じます。課題の解決へ、紙議員と連携してがんばりたい。

 今日の調査には、新ひだか町・谷園子町議と浦河町・荻野節子町議が同席しました。地元の議員がいることの大切さも、重ねて実感した1日でもりました。

 【今日の句】どう見ても 地方創生 まやかしだ

2019年9月19日木曜日

このコールと思いは4年分

 安保法制=戦争法の採決強行から丸4年。あの時の悔しさを忘れず、札幌でも総がかり行動です。雨にも寒さにも負けず!

 すでに深夜となった参議院本会議の反対討論。議員傍聴席から見えたのは、討論も聞かずに眠りこけてる自民党議員の姿でした。ともかくも日本の平和にかかわる重大法案を、このように決めていいのかと腹立たしいやら情けないやら、そのような思いで見ていたことを思い出します。

 国会の外では、最後の最後まで市民のコール。自然発生的に出てきた「野党は共闘」コールを聞いたときに、大きな責任を背負ったと痛感しました。その日のうちに日本共産党は、安保法制廃止の国民連合政府をつくろうと決めて呼びかけたのは、ご存じのとおりです。

 そして今日の集会とデモパレード。これまでの4年で何度も口にしてきたコールが並びました。

 「戦争したがる総理はいらない」「憲法かえるな、総理をかえろ」「安倍はやめろ、麻生もやめろ」「憲法を大切にしたい」「戦争放棄を誓ったはずだ」「増税したがる総理はいらない」「被災地見捨てる総理はいらない」「軍事費削って被災地まわせ」‥‥

 今日のような雨の日も、寒くて震えるような日も、ジリジリ照るような日も、こうやって声をあげ続けなければとの思いで誰もが参加してきたと思います。安倍政権は変わっていないけど、多くの方々でつながりあうことの大切さを学び、実際に行動してきたことは確かな財産です。

 歩みを止めない、止めてはならない。歩けば必ず道はできる。

 がんばらねばとの思いで急いでJRに飛び乗り、千歳市で紙智子参議院議員と合流して新ひだか町まで来ました。明日はいっしょに農業調査やJR日高線についての懇談です。

 【今日の句】何度でも この道歩く 変えるまで

2019年9月18日水曜日

各地でお会いしましょう

 比例予定候補として、本格的に道内をまわっていく段取りをしています。今月から来月は、党と後援会による各地域での「まつり」も多くなります。私が参加するのは(今のところ)以下の地域ですので、ぜひ近くの方はお寄りください。

 あわせて集会や調査、選挙応援なども入ってきています。地方選は予定候補の名前も記しておきますので、あわせてご支援を広げていただけるとうれしいです。

 9月
 19日(木)18:00 戦争法4年・総がかり集会(札幌大通西3)
 20日(金)紙智子議員と日高管内で調査(農業、JR日高線)
 22日(日)10:30 道南赤旗まつり(函館市・笹流ダム前庭)
 23日(月)14:00 演説会(白老町・萩野公民館)
             町議予定候補=大淵紀夫・森哲也
 29日(日)10:00 釧根青空まつり(釧路町・別保公園)

 10月
  3日(木)寿都町議選告示日 予定候補=幸坂順子
  6日(日)10:00 苫小牧もみじまつり(見山2丁目公園)
       13:00 札幌西区青空まつり(山の手会館)
              ※まつりは午前からおこなっています
       13:30 さようなら原発北海道集会(札幌大通西8)
 11日(金)黒松内町議選告示日 予定候補=岩沢史郎・菅一
 13日(日)11:00 札幌北区秋まつり(北区民センター)
       13:00 札幌手稲区青空フェスタ(手稲区民センター)
              ※フェスタは午前からおこなっています
       13:30 札幌南区憲法フェスティバル(南区民センター)
 14日(月)10:30 旭川もみじまつり(旭川市北部住民センター)
 15日(火)釧路町議選告示日 予定候補=中田麿・佐藤昭平・中家治子
 18日(金)18:30 トークライブ(札幌北区北14西3・みんたる)
             ※ワンドリンク付 参加費500円

 この間にも、道内各地をまわって宣伝や表敬訪問、懇談などをおこないます。可能な限り事前にお伝えできるようにしますね。

 【今日の句】雪が降る 前に急いで ひと回り

2019年9月17日火曜日

自然と向き合っているからこそ

 根室市・納沙布岬から東方約640kmの海上で、大樹漁協のサンマ漁船が横波を受けて連絡が取れなくなったとの報道が。無事であることを祈るばかりです。

 さんまの不漁が続き、少々の荒天であろうと無理をして捕りにいった‥‥というのならいたたまれません。常に漁業は「板子1枚下は地獄」と、漁師だった母の実家で話を聞いたことを思い出します。目の前に並ぶ魚は、命がけで届けられたものなのです。

 水産資源がなければ、製函・運輸・製造などの各分野が打撃を受けてしまいます。特に領土問題の未解決ゆえに根室市では理不尽な海域設定や漁法規制を受けて、地域経済の苦しさは続いています。私も2度ばかり、国会で取り上げました。

 実は養殖ホタテも、噴火湾では大量死しています。原因ははっきりわからないままです。来週、紙智子参議院議員と漁協などをまわることにしていますが、少しでも役に立てるようにとの思いです。

 北海道が食の一大産地であるということは、自然の猛威も受けやすいということと表裏の関係。この間の自然災害が発生する多さと合わせ、私たちが地球に生きていることの現実を深くとらえておかなければいけないと痛感します。

 【今日の句】祈ることしか できないのがもどかしく

2019年9月16日月曜日

母親に歴史あり

 東京から戻り、北海道母親大会へ急いで駆けつけました。合唱や活動の交流、TVジャーナリスト・金平茂紀さんの講演など盛りだくさんのなか「母親の力」が再確認されたのではないでしょうか。

 来賓としてのあいさつで、私から母親大会の始まりについて触れさせてもらいました。始まりは1955年、東京・豊島公会堂が会場だったそうです。大会のきっかけは前年1954年の、アメリカによるビキニ環礁での水爆実験でした。

 原水爆禁止を世界にも訴えたいと、スイスでの世界母親大会へ派遣するためカンパを集めた日本の母親たち。くらしが大変なもとで1円、2円を募金が寄せられて、当時1人80万円もの旅費を超える1人100~150万円ほどがよせられて、14人が代表として参加しました。

 帰国後、例えば東北の土川マツエさんは、まるまる2年間で東北6県を歩き180ヵ所で報告会をしたとのこと。熱い思いが伝わります。そして日本母親大会が開かれることとなっていきました。それから64年、歴史が引き継がれて今日に至っています。

 まだまだ母親や女性をめぐる状況は厳しさがあります。家事・育児・介護は女性が担うことも多く、シングルの家庭では生活費の負担が重くのしかかります。男女の賃金格差も続いているし、セクハラ・パワハラはじめ母親・女性への差別や人権蹂躙も残されています。

 同時に、差別のない社会をつくろう、平和な日本へ憲法9条を守ろうという世論も着実に広がっています。先日は札幌で「レインボープライド2019」が開かれ、誰もが差別なくくらせる町と日本にしようとアピールされました。こういう市民の運動が広がるなかで、長年にわたり母親大会は重要な役割を果たしてきたのです。

 65年前に少人数でも駆けずり回った母親たちからすれば、これだけ多くの母親・女性が集まり声をあげている様子に胸を熱くするに違いありません。積み上げてきた歴史に確信をもって、今日の大会もあわせて、すべての命が守られ輝けるように活動を広げていこうと私から呼びかけました。

 歴史を知ることは、未来につながること。日本の侵略戦争・植民地支配の歴史から目を背け、報道も利用して権力を維持しようとする安倍政権を見るにつれ、歴史を学び広げることの大切さを痛感します。

 支持率が5割前後とはいえ、安倍政治に満足している人は多くありません。総理が強気を見せていても、改憲だって進められる展望を持てていないはずです。粘り強く取り組んできた母親運動の歴史に学び、党としても新しい政治の実現に力を尽くしたい。

 【今日の句】平和への 思いが歴史 動かして

2019年9月15日日曜日

仲間を増やして野党連合政権へ

 今日は東京の党中央委員会。先ほど第7回中央委員会総会が終わりました(休憩中に書きためていました)。全国の発言も聞き、多くの仲間とも交流し、元気に北海道へ戻ります。

 今回の総会は、来年1月に党大会をおこなうことの決定、参議院選挙の総括、この間の情勢を確認しつつ党大会めざす活動方針を決めることがテーマです。特に大事なことは、党大会に向かう「大運動」に取り組むことを総会で決めたことです。

 参議院選挙は、党として選挙区は議席数で維持したものの、比例で1議席を失う結果になりました。国会で大活躍した辰巳さん・仁比さんの議席を失ったのは痛恨です。決めた目標はやりきらなければいけないと、結果が出た瞬間に心から思いました。

 一方で、市民と野党の共闘で前進したことや、日本共産党としては次の総選挙に向かう足掛かりができた結果だったことは確信です。北海道選挙区でたたかった私も同じ思いです。

 そして今度は総選挙。まさに政権がかかる選挙になります。野党連合政権へ向かう歴史的選挙になります。その時に今の党の力でいいのか、これからも役割を担えるのかと侃々諤々の議論を経て「大運動」が提起されたのです。

 今の党組織では未来にまで責任を負えるのかという率直な「危機感」も、報告で触れられました。しかし、これだけ党を応援してくださっている方もいるし、若い方には反共の壁もない今の時代。要は本気でやるかどうか、です。

 討論も通じて、中央委員みんなが腹を固めました。強く大きな党をつくることは国民への責任。私も仲間づくりの先頭に立って、必ず総選挙では北海道での議席を奪還します。

 北海道には明日に戻って、まっすぐ道母親大会での来賓あいさつに駆けつけます。それにしても東京は暑い!

 【今日の句】わかったら あとはやるだけ 走るだけ

2019年9月14日土曜日

話せば変化はつくられる

 今日は党北区地区が主催した「党創立記念懇談会」で、講演と参加者との懇談に。地域で「政治を変えたい」とがんばっている様子も交流されました。

 私の話は、市民と野党の共闘の4年間についてが中心です。初めの2年間は国会で、次の2年間は北海道で経験してきたことにも触れて、共闘が前進していることを紹介しました。初めは手探りだった共闘も、今はそれが当たり前のように進められているんですよね。その前進がリアルにわかるように、国会でのエピソードも交えて話をしました。

 昨日の「れいわ」山本代表と志位委員長の会談についても触れました。ちょうど今日の「しんぶん赤旗」が資料で渡されていて、こんなに他党党首のインタビューを長く報道することも記憶がなく、確かな前進を私たちは経験しているんだと強調もしました。

 意見交換は、党がめざす「生産者が主役」の社会とは何か、地域での共闘をどう進めたらいいかとの質問や、各地域で党がもっと他党に働きかけて共闘を進めてほしいとの要望なども話されました。もっともっと積極的に、日本共産党ががんばらなければいけないなと心から感じました。

 このような懇談を各地で、胸襟も開きながら進められれば、つながりはさらに強くなると思うのです。こういう場に、私もさらに足を運びたいです。
 
 明日は党本部で7中総。早い出発なので、今日は早めに寝ることにします。

 【今日の句】つながれば 必ず道は できていく

2019年9月13日金曜日

このまま札幌延伸していいのか

 党道委員会として、北海道新幹線の札幌延伸にかかわる提言を発表しました。近く道委員会HPにも掲載されますので、ご一読ください。会見は私と政策スタッフでおこないました。

 2012年にも北海道新幹線にかかわって提言を発表しています。この時は、並行在来線である函館本線・山線の存続や、巨額となるであろう建設費負担の道民的議論や合意なく、一方的に進めるべきではないとしていました。7年が経ち、新函館北斗まで開業したことや、その新幹線自体も約100億円の赤字を抱えること、今の経営状況ではJR北が単独で維持困難とする路線問題、新幹線トンネル工事で出る要対策土の処分問題など、新たな状況が生まれています。そのいずれも矛盾を広げています。

 提言は「北海道新幹線の札幌延伸はいったん凍結し、中止も含めた道民議論で再検討を」と題して、道民参加で議論するべき6点を提起しています。世論調査をすれば、賛否が半々の北海道新幹線。立場の違いがあっても冷静な議論が必要な状態だと思い、まとめたものであることも知ってほしいのです。

 ①約100億円にものぼる北海道新幹線の現在の赤字
 ②札幌延伸における「需要予測」が適正なのか
 ③巨額の新幹線赤字を抱える一方で、地方路線を切り捨てていいのか
 ④建設費用が増大する恐れ
 ⑤トンネル工事からの要対策土の、処分地が決まっていないこと
 ⑥並行在来線の経営分離を許していいか

 などで、この間の経過や数字も交えて整理したものです。とてもブログでは書ききれませんので、くりかえしになりますがHPでご覧いただけると幸いです。

 道民や自治体、関係者やJR北海道にも届けながら、党としても議論を進めたいことも述べました。来月から消費税増税や運賃値上げも実施されようとしているなか、さらなる道民負担など認められない立場で私もがんばりたい。

 南区で入党される方を迎え、仲間が増えることの喜びを支部のみなさんと分かち合いました。夜は反原発抗議行動に足を運び、参加者みんなで「再稼働反対」と心ひとつに声をあげました。いっしょに力を合わせるって大事だな、と実感した1日でした。

 【今日の句】将来に ツケをまわさぬ 選択を

2019年9月12日木曜日

共闘の力は必ず大きくなる

 明後日に札幌北区でおこなう講演の準備に、結局ほぼ1日を費やした今日。テーマは共闘で、しかも国会では、れいわ・山本代表との会談も! 国会でも北海道でも、こういう流れを強めていきたいですね。

 日本共産党は志位委員長名による「野党連合政権にむけた話し合いの開始をよびかけます」との文書を、立憲・国民・衆院会派「社保」・社民・れいわの各党に届けました。山本代表が応じてくれたことは嬉しいことですし、前向きの合意も確認できたようです。

 安倍政権の組閣メンバーを見て、側近中の側近を集めたのだと誰もが感じたことと思います。それだけ政権を、総理にとって安定させたいのでしょう。そして改憲に向けて、本気の姿勢を示したとも言えます。次の衆議院選挙は、まさに日本の針路がかかる選挙となります。

 そんな思いで講演の準備をしていたのですが、日本共産党員が野党統一候補となった福井、島根・鳥取、徳島・高知の話を読むと、本気の共闘に向けた流れがこんなにも広がっていたのかと驚き、今後のことを考えるとワクワクもしました(日本共産党の「前衛」10月号です)。

 共闘を前へ、そのためにも日本共産党を強く大きく。明日は札幌南区へ足を運びます。

 【今日の句】歩いたら 道はできると よく聞いた

2019年9月11日水曜日

早く日常が取り戻されるよう

 千葉県の台風被害と停電への対応は、どうなっているのでしょうか。電源車や給水車などが足りないと君津市長が述べているとは、近隣からの集中がスムーズに行ってないということでしょうか。

 対応の検証は後にしっかりやるとしても、まずは可能な支援をどんどん進めていかなければいけないのでは。熊本地震では、いわゆる「プッシュ型支援」が一定の効果もあったのに、今回はそのようなことも聞かれません。もどかしい。

 日本共産党は志位和夫委員長を本部長とする対策本部を立ち上げ、今日は千葉県に入っているようです。「災害のときは与野党なし」と言われますが、どの党もつかんだ情報は国や行政にも集中させて対策の具体化を進めることが必要です。昨年の胆振東部地震では私もずいぶんとメモをつくったものです。

 新しい閣僚が発表されました。私の感想は後日にするとして、急いで災害支援を進めてほしい。くらし、商売、農林業も、これから支援が必要になると思われます。早く日常が取り戻されるよう、願うばかりです。

 雨の札幌でしたが、原発問題全道連絡会のみなさんと今日は定例の宣伝。東日本大震災と福島第一原発事故を忘れず、毎月11日を宣伝日と決めています。仕事や家庭の忙しさから、原発のことを常日頃から考えているという方は多くないでしょう。だからこそ、こういう時にチラシを読んでみたり、ネットで検索したり、家族や友人と話題にしてほしいということも私から話しました。

 活断層の存在について、まだ否定できる資料を北海道電力が示せない状態の泊原発。もし否定できないのなら、ずるずると原発にしがみつくのは経営上の判断としてもプラスとは言えません。道民世論も再稼働反対が多数です。決断すべき時ではないのでしょうか。

 そもそも過酷事故が起きれば取り返しがつかない原発。今も多くの方が故郷を追われ、苦しみが消えていないんです。違う発電方法を選ぼう--そういう話し合いも広げていきたい。

 【今日の句】まず千葉へ 支援急いで 各大臣

2019年9月10日火曜日

届けるべき声があるから

 昨日、衆議院比例予定候補(北海道ブロック)として発表されました。今日は朝から党道議団とマイクを握り、訪問と電話であいさつ尽くし。届けなければいけない声があります。これまで以上にがんばりぬきます。

 報道は組閣について次々と速報が流れてますが、昨日からの台風被害や千葉県を中心とした停電の被害は大丈夫なのでしょうか。しっかり今の大臣などが対応していると総理は言うでしょうが、猛暑とあわせて苦しんでいる状況をよそに組閣に励むという姿勢でいいのでしょうか。

 1年前の胆振東部地震とブラックアウトを思い出します。いろいろあっても国や地方自治体の果たす役割は大きいと痛感してきた1年でもありました。今回の対応も後にしっかり検証されるべきですが、今は災害対応に全力を尽くしてほしい。

 北海道議会は今日から第3回定例会。真下紀子道議団長を先頭に宮川潤・菊地葉子の各道議が交代でマイクを握り、私も比例予定候補としての第一声。何度も何度も「いま共産党ががんばらなきゃいけないでしょ!」とスタッフに声をかける男性もいて、決意も新たにした朝の宣伝でした。

 道労連や新婦人道本部など、ともに運動してきた労働組合や団体などにも直接うかがいました。道労連では三上議長や出口事務局長が出迎えてくださり、せっかくなので手を合わせて団結の1枚。最低賃金アップや長時間労働の是正、働くルールの確立など先週も懇談したばかりでしたので、私も紙・岩渕の両議員とともに力を尽くすことを約束しました。

 新婦人では石岡会長・鈴木事務局長などに、あたたかく迎えてくださいました。新婦人とも先週、両議院と懇談したばかり。その時にも「北海道が一番子育てしやすい地域と言えるようにしたいですね」と私から話していたのですが、あらためて決意を込めて一言あいさつ。がっちり握手を交わしました。

 ちょうど組閣情報が流れるなかでのあいさつだったので「え~、●●議員が大臣になるのか」など驚きや不満の声も聞かれ、合わせて力強い激励も多く寄せてくださいました。駆け足で20団体ほどをまわり、全道の党地区委員会などにも電話であいさつ。また全道を元気にまわりたい。

 暑い昼間でしたが、今の時間となれば涼しい空気も流れます。来月の今ごろは山の方から初雪の便りも届くはず。農作業も本格化し、短い秋のあとには長い冬がやってくる北海道。雪や氷に覆われる前に、やっぱり急いで全道に行かなくては。

 新たな決意でがんばります。こちらのブログも引き続き、よろしくお読みください。

 【今日の句】揺るがずに 地に足つけて また挑戦

2019年9月9日月曜日

新たな決意で

 台風による被害と暑さ、大丈夫でしょうか。北海道も各地と同様、札幌も30℃を超えるなか「9の日」行動。暑かった。

 憲法改悪反対共同センターが定期的におこなっている宣伝で、道労連の三上議長などといっしょに私もマイクを握りました。「私も医労連に入ってるよ」と署名された方や、宣伝後に「署名してもいいですか」と駆け寄ってこられる方もいました。安倍政権の状況に何かしなければと、もぞもぞしている方は多くいると思うのです。

 そういう方に届く発信や活動をしなければと思いつつ、言うは易く行うは難し。私のブログも始めて13年になりますが、惰性的にならないように気をつけないと。

 同時に、メディアのあり方も問われていると思います。今月の雑誌「経済」では、望月衣塑子(東京新聞記者)・永田浩三(武蔵大学教授)・砂川浩慶(立教大学教授)の各氏による座談会が掲載されています。テーマは「官邸支配とメディア」。サブには「政治報道の現場、瀬戸際の『知る権利』」と打たれています。うなりながら読みました。

 詳細は実際にお読みいただきたいのですが、官邸寄りの報道が強まる構造や「口出し」、視聴者とりわけ若者たちがどのように情報を獲得しているかの議論を読み、私の問題意識もさらに深まりました。砂川さんの「情報の偏食」という言葉にはドキリとしました。

 事実を納得的に伝えているか、自己満足に陥ってないか、自分の意思や言葉があるか。考えるほど口も重くなりそうですが、そんなノンビリもしていられない。安倍政権が行き詰まっているなかで、政治を変えられる一歩手前にいるんですから。

 さて、今日の書記局長会見で衆議院比例候補の2次発表があり、私が北海道ブロックでの候補となります。決意や思いは明日、まとめて書きます。何としても議席奪還へ、脇目も振らずにがんばりぬきます。よろしくお願いします。

 【今日の句】しまわずに いた扇風機 フル回転

2019年9月8日日曜日

現在と未来を照らすたたかい

 真夏のような今日の札幌。国労道本部の定期大会、道レッド・パージ問題懇話会の定期総会へ。レ・パ総会は、恩師でもある明神勲・道教育大名誉教授の講演も聞きました。

 JR北海道の路線維持が問われるなか、伊藤正則委員長は「国が抜本的支援をすることは当然」と言及。私も先週の緊急集会の内容に触れて、市民・労働組合・政党が力を合わせる流れは強まっていると述べました。久しぶりの国労大会でしたが、大会冒頭だけでも真剣な雰囲気が伝わってきました。

 道レ・パ問題懇話会の正式名称は「レッド・パージ被害者の名誉回復と補償を求める北海道懇話会」。結成9年目を迎え、国会へ送っていただく前は私も世話人の1人として活動していたし、紹介議員にもなってはいたのですが国会で十分に取り上げられず、落選して心残りだった課題の1つでもあるのです。

 明神先生の講演は「レッド・パージ犠牲者の名誉回復運動--これまでとこれから」と題し、ネルソン・マンデラやマーティン・ルーサー・キングが長い年月をかけて築いた行動哲学にも学びながら、レ・パ運動の到達点を明確にする内容でした。犠牲者が声をあげたことで道が開かれてきた、その運動に誇りと確信をもつことを明神先生は強調され、聞いていた誰もが深い感激を覚えたのではないでしょうか。私もその1人です。

 レッド・パージという言葉は聞いたことがあっても、その当事者から話を聞いたという方は少ないと思います。私も世話人になるまでは、そのような1人でした。職場や地域で排除や「村八分」に遭い、家族ともども新しい地や職を探さざるを得なくなった壮絶な人生は、まさに「戦後最大の人権侵害」と言うべく事件です。しかも明神先生の研究によって、GHQの指令と思われていたものが実は日本の最高裁長官が求めていた事実も明らかになったのです。訴訟の家庭で国は反証できませんでした。

 国家賠償請求は退けられましたが、明神先生は運動の成果に胸を張ろうと呼びかけて「新たな峰をめざそう」と提起しました。そのなかでは日本共産党の役割も提起されました。そもそもレ・パ問題とは、日本共産党員を「破壊主義者」「危険分子」としてパージしてきた歴史だけに、まさに現在の党としての名誉回復のたたかいでもあるのです。実際に多くの先輩たちの不屈のたたかいや財産があったからこそ、今の私たちの活動の到達点があります。

 国会での紹介議員は日本共産党以外にも増えて、32議員となりました。なお、治安維持法による犠牲者への国会賠償については104人が紹介議員になっています。

 来賓としてあいさつした私からも、党として今日の提起をしっかり受け止めることを約束しました。犠牲者だけの問題でなく、党の歴史や名誉にかかわる問題です。そして、安倍政権の外交が反映して「反日」などのレッテル張りや風潮が広がるもとでは、昔の問題でなく現在の問題でもあります。この状況を変えることは、明神先生の言葉を借りれば「現在と未来を照らす」たたかいです。いっしょに汗を流したい。

 あらためて勇気と確信を得て、また明日からもがんばります。

 【今日の句】先人の 不屈の歴史 継いでゆく

2019年9月7日土曜日

1年という時間の重み

 今日は紙智子参議院議員と、胆振東部地震厚真町追悼式へ。多くの方がセンターに集まり、亡くなられた37人の犠牲者を悼みました。

 あらためて心からのお悔やみと、お見舞いを申し上げます。

 山腹の崩壊や、町内の至る所に亀裂が入った現実を目にした1年前。今後の復興の大変さを思うと、暗い気持ちになりました。しかし住民のみなさんが協力しあい、自治体職員をはじめ関係機関の尽力があり、日本共産党も地方議員を先頭にした支援を続けてきた1年間。追悼式で黙とうしながら、その時々を思い出しました。

 宮坂尚市朗町長から「悲しい町では終わらせない決意」という言葉を用いて、今後の復興へ前を向きました。地震から3日目に町長さんとお会いした時の、「昨夜まで食卓をともにしていた方が」と話し絶句された姿を思い出します。町民とともに大変なご苦労を分かち合われてきた1年間だったことを思うと、私も復興の力になれるように決意も新たにしました。

 遺族を代表して述べた早坂信一さんは、ご両親を亡くされました。この1年半は母親の介護をしてきた早坂さんは「買い物に行って『これは買わなくていいのか』と思うたびに涙目になる」「しかし亡くなった人たちは、私たちの泣いている姿を見たくないはず。笑顔で毎日を過ごしていく」と述べました。この1年間の毎日を思うと、胸がいっぱいになりました。

 追悼式に先立ち、山腹崩壊の被害が大きかった吉野地域にも行きました。法面工事が進んでいるところと、まだ被害家屋が残っているところなど、まだまだ復興はこれからという現実が目に飛び込んできます。紙議員と花を手向け、ここでも犠牲になられた方々を悼みました。

 この間の訪問・懇談で、いろんな復興の課題も聞いてきました。国会議員や各地方議会議員と連携して、少しでも前へ進めるように力を尽くさねば。この1年、現場の声を聞いてきた私の責務だと思っています。

 【今日の句】つながれた 命支える 政治へと

2019年9月6日金曜日

前へ進むために

 胆振東部地震から1年、今日は札幌市清田区里塚へ足を運びました。昨日に続き紙智子・岩渕友の両参議院議員と、各団体との懇談もおこないました。

 震源に近い3町のほかに、住宅被害が大きかったのが里塚地域でした。液状化によって大規模に陥没、里塚中央町内会は約60世帯がみなし仮設や市営住宅などでくらしています。約330世帯の5分の1ほどになります。お忙しいなかで、里塚中央災害復興委員会の盛田久夫さんに案内いただきました。吉岡弘子市議が同行しました。

 地盤改良工事が進むとともに、被災した家も解体されて空き地が目立ち始めました。まだ発災当時のまま大きく傾いている家もあり、胸が痛みます。札幌市は「道路と宅地を一体で復旧しなければならない特別な地域」については公費による地盤改良をおこなっていますが、そこから外れた住宅は被害があっても自己負担になります。住民の間に不公平感があって苦労した、と盛田さんは語ります。

 薬液を注入して地盤強化した宅地も見させていただきました(写真)。薬液がゼリー状の球体に固まって、地盤の流動化を防げるといいます。問題はこの後で、被災者生活再建支援制度はあるものの、新たな家を建てるには自己資金が必要です。「この地域は高齢者も多いので、新たな住宅ローンを組むのは現実的に厳しい」との盛田さんの言葉が胸に刺さります。

 仮設供与期間である2年を目標に、市は工事を完了させるとしています。しかし1人ひとりの選択は、残り1年で必ずできるとは限りません。ゴールを決めることが、かえって重石になることもあります。進捗状況も見ながら、ていねいな対応が今後とも必要だと痛感しました。吉岡市議、国会とも連携して力を尽くしたい。

 各界との懇談は北海道社会保障協議会、道生活と健康を守る会、北商連と。医療や介護、障害者福祉など切実な実態や事例の紹介を、胸を痛めながら聞きました。地域訪問のなかで「生活が苦しくて身投げしようと思ったけど、体の悪い夫を残して死ねなかった」という女性に会い、無料低額診療を受けることができて命がつながった話を聞きながら、もっと救える命があるはずだ、と。

 介護や福祉現場での人手不足が今日も話題にのぼり、「加算による処遇改善よりも基礎単価を上げてほしい」などの話をうかがいました。事例が具体的なだけに、国への要望も具体的です。紙・岩渕両議員とも、しっかり取り組む決意を述べました。

 北商連では、やはり消費税増税への対応が議論に。9ヵ月間限りの対策に新たなレジを入れるのか、インボイスの導入は大打撃になるなど、議論するにつれ今回の増税の理不尽さが浮き彫りになります。増税反対の声を引き続けあげようと確認しました。

 夜は「戦争させない市民の風・北海道」のみなさんと、党道委員会とでの懇談。参院選で応援いただき本当に感謝でいっぱいという思いと、私の力不足で期待に応えられなかった申し訳なさとはありますが、今日は参院選を振り返りながらも今後も見据えた懇談ということで、率直に、ざっくばらんに意見を出し合うこととしたものです。

 まとめきれないほどのご意見もいただき、私からも、次の総選挙を見据えたら「市民と野党の側から争点をつくる日常的活動」ができないかとも率直に述べさせていただきました。上から押しつけられたような争点でなく、投票率を上げるうえでも、積み上げ型の争点をつくっていきたいのです。

 向いている方向は同じだし、北海道では政策的積み上げもつくられてきたんだから、実践で突破したい。そういう思いが私にはあります。それは党の側の自覚が必要ではないかとも思っています。「まだまだ日本共産党は遠い」「見えない壁がある」と言われるようでは、ダメだからです。

 市民と野党の共闘の流れは止まらないし、止めてはならない。止めて喜ぶのは安倍政権なんだから、絶対に歩みは止めない。私もがんばります。

 【今日の句】まだ声に ならない声が あるはずで

2019年9月5日木曜日

これで消費税増税なんて

 今日は中小企業家同友会から始まり、道労連など5団体との懇談、昼には紙智子・岩渕友の両参議院議員とも宣伝に。夜は青年との企画・街角トークライブ! 盛りだくさんの1日になりました。

 各団体との懇談で意見交換が盛んになった1つが、消費税増税と最低賃金の引き上げでした。人手不足が深刻化するもとで雇用環境の改善が必要であることは、労使ともに一致していると思います。しかし、人件費の新たな原資が必要になることから、政治の力が必要との議論となったわけです。

 「消費税増税で、消費減少に拍車がかかるのではないかと心配されている」「ポイント還元の対応も4分の1ほどで、導入の有無で格差が広がらないか」「駆け込み需要への動きがない」など消費税にかかわる対応や、フリーランスが増えるなかでインボイスへの対応も大丈夫かとの疑問もありました。このまま増税に突っ込んでいいのかと、あらためて実態を聞くと痛感します。

 道労連との懇談では、看護や介護、福祉、保育などの働く実態と運動についての話をうかがしました。給与アップへと国が条件づける加算についても、働く当事者の負担とともに手続き上で事務の負担もあることも出されました。やっぱり報酬本体の引き上げで労働条件を改善する、本筋へ政治が力を注ぐべきだと私も応じました。

 先日、緊急集会をおこなったJR問題では、共闘の課題としても進んでいることが交流されました。今日の懇談全体に言えることですが、あまりに多くの重大課題があるだけに、連携や共闘の力を発揮することが大事だとつくづく感じます。国会活動も、それに応えられるようにしたいと紙・岩渕の両参議院議員から述べました。

 他にも農民連、新日本婦人の会、高教組、自由法曹団などと相次いで意見を交わしましたが、少ない時間ながら中身は濃密。それだけ安倍政権のもとで行きづまりと反動的打開が目立ってきている証拠だと思います。北海道の運動と手をつないで、国会活動にも反映できるように私も力を尽くしたい。

 昼には消費税増税ストップを!と、そろって街頭宣伝。3人がマイクを握るのは、あまりなかったことかもと写真を見ながら感じました。署名に応じる方、じっと話を聞く方などの姿もありました。このまま増税したら、くらしと経済へ大きな打撃になると懇談を通じて感じただけに、3人とも訴えに力が入ること!

 夜は青年たちとの街角トークライブ。街頭演説でなく、それぞれの仕事や生活の実態、社会に対して「おかしい」と思うことなどを出し合ってトークするというものです。

 どれだけの人が聞いてくれるのかと思いましたが、青年のリアルな話を関心もって聞いてくれていたように思います。「若い人の自殺が多い国なんておかしい」「奨学金を月3万円返している」などなど、自分ごととして受け止めて聞いていた方もいたのではないのでしょうか。私も「苦しいのは自分のせいじゃない。こうやって声にしていこう」とスピーチ。ちょっと緊張したかな。

 明日も両議員と懇談へ、夜は市民の風のみなさんとの懇談です。

 【今日の句】返すなら 増税するなと 何度でも

2019年9月4日水曜日

一歩でも半歩でも前へ

 明後日で大地震から1年。紙智子・岩渕友の両参議院議員と厚真町・安平町・むかわ町を訪れ、いろんな思いがよみがえりました。

  けたたましい緊急地震速報の電子音に目が覚め、ほぼ同時に強い揺れに襲われました。キャラバン先だった洞爺湖町で、ほどなく停電にもなって、この時は全道でブラックアウトになっているとは思いもしませんでした。そして、1年が経とうとしても「復興はこれから」と言う状況になっているとも思いもしなかったのが地震直後でした。

 復興へ懸命に向かう足取りと、それを阻むような制度の壁。一方で、先が見えない状況を率直に語られることは、聞いていながら胸が苦しくもなる1年でした。聞きっぱなしではダメだし、一歩でも半歩でも進めるために力を尽くさなければいけません。

 厚真町では宮坂尚市朗町長、安平町では及川秀一郎町長、むかわ町では出張中の竹中喜之町長に代わり渋谷昌彦副町長から現状や課題をうかがいました。大きな課題は住まいですが、安平町・むかわ町は基準の壁があり災害公営住宅を建てられないでいます。厚真・宮坂町長も含めて、運用の柔軟性を求めることは共通の要望です。

 くらしの支援も重要です。仮設住宅での懇談をするなかで、「夫婦での医療費は約40万円もかかる。1年間の軽減措置があって助かったが、8月末で打ち切りになった」など切実な声をうかがいました。地方議会で取り上げることとともに、根本的には国の姿勢が反映していると思います。

産業の育成も課題です。むかわ町の町議会議長で、苫小牧広域森林組合の組合長も務めている小坂利政さんは「林道や路網が崩れため現場に行けず、復興に何年かかるかわからない」と訴え、民有林の場合なら「売って少しでも利益になるように」と手立てを取ってもおられます。流出した木材を産廃として捨てるわけでなく、材やチップとしての活用なども話題になりました。本当に課題は多い。

 ほっとしたのは厚真町の仮設福祉住宅を訪れた際。厚真福祉会のみなさんは地震直後から全道の連携施設に連絡を取って、すべての入居者の生活を守ってきました。職員さんの負担も大きかったことと思います。医療・介護や、そこで働くみなさんの現実にも目配りしなければならないです。しっかり時間をとって話を聞かなければいけないですね。

 明日から2日間は札幌市内をまわり、各団体との懇談会です。

 【今日の句】聞こえない 声に今こそ 耳を向け

2019年9月3日火曜日

まず廃線ありきの撤回を

 日本共産党2議席確保めざし、妹背牛町議選挙の応援へ。夜には「北の鉄路を守ろう」と緊急集会に参加しました。熱気があふれました!

 ほどほど暑く、ほどほど日が照った妹背牛町。現職の佐田けいじ候補と、新人の田中はるお候補が元気にスタートを切りました。7期もの議員活動を終えて勇退する工藤正博候補もマイクを握り、「日本共産党が2議席を守れるかが焦点。ぜひ力を貸してください」と呼びかけました。

 長く2議席を守るなかで、多くの住民要求が実現されてきました。子育て応援にと、高校生まで医療費は無料ですし、子育て世帯の水道料金軽減措置もあります。評判のいい温泉に町民が入りやすくなるようにと、70歳以上の町民は入浴料金の割引もされています。候補の演説中にも「ありがとう」と声がかかっていました。

 佐田けいじ候補は国鉄の分割民営化とたたかい、妹背牛町に戻ってからは町民全体のためにと立候補して1期4年を務めてきました。きめ細かく住民の声を聞き、しっかり届ける活躍ぶりは若いころから鍛えられた力が反映してのもの。議員団の中心的役割を、今度は担ってもらううえで欠かせない議席です。

 田中はるお候補は、妹背牛商業高校を卒業し、就職も妹背牛町内だったことから馴染みの方も応援に駆けつけました。党北空知留萌地区の副委員長も務めただけに、管内の自治体ともくらべて、町の積極面は伸ばし、課題はただしていくことができる即戦力として期待されるのが田中候補です。

 妹背牛町も、他の自治体と変わらず人口減少に苦しんでいます。安倍政治のもとで消費税増税も押しつけられたら、いっそう地域経済は疲弊していきます。基幹産業の農業も、TPP水準で合意した日米貿易交渉が現実化することへの不安は尽きません。町政への架け橋になるとともに、国にもモノ言う力として必ず日本共産党2議席をと、私も力を込めて訴えました。

 夜の緊急集会は、JR日高線を守る会/函館本線・山線の存続を求める住民の会/根室本線の災害復旧と存続を求める会/札沼線存続を求める当別の会/JR問題を考える苫小牧の会/JR北海道問題研究会/北の鉄路存続を求める会など7団体の呼びかけで実施されました。報道関係者も参加して、注目を集める集会となりました。

 9月にも結論が出されるかと焦点になっている日高本線について、日高線を守る会事務局長の真壁さんが浦河町でおこなった町民説明会の様子を紹介されました。池田町長が「災害は復旧して当然。まず廃線ありきで話し合うようなことは交渉とは言えない」と、自分の思いも交えて話されていた様子もよくわかりました。この思いに連帯して、がんばらなければ。

 函館本線・山線の存続を求める住民の会からは、琴坂さんが報告されました。黒松内町から蘭越へ通う高校生は朝の1本に載れないと休まなければいけないダイヤになっている現状でもあるうえに、そもそも首長へ形式的に分離の同意を迫っても住民同意とは言えないと力を込めました。

 JR北海道問題研究会の小田清先生、日高線を守る会地脇聖孝さん、北海道地域農業研究所の冨田義昭さんから、それぞれの角度で報告がされました。小田先生が「全道がバランスよく発展していける将来図を描くこと」の大切さが提起され、その点で鉄路を位置づけることの大切さを学べたのは大きな収穫です。

 政党からは日本共産党から私と新社会党・小柳書記長が連帯あいさつし、社民党からもメッセージが届きました。運動の面でも各政党が力をあわせることが大事だし、これが共闘を強くしていくものと痛感もしました。そう、やっぱりJR問題は政治の責任が大きいのです。

 行動提起もされ、北海道全体の運動としてさらに発展させていかなければとの思いも強めました。決して沿線自治体だけの問題ではないし、「自分が乗るか乗らないか」でなく、移動する権利、地域と経済、物流を守るために必要な鉄路なのだと多くの方に伝えていきたい。

 明日から3日間は、紙智子・岩渕友の両参議院議員と被災地訪問や国政懇談会にとりくみます。

 【今日の句】戦闘機よりも 鉄路に金まわせ

2019年9月2日月曜日

総理も国会質疑を逃げるな

 いったい元島民に謝罪したのは何だったのか。また丸山穂高衆議院議員から飛び出した「戦争発言」を、このまま放っておくわけにいかない。

 N国党首の立花氏が擁護しているのも筋が違う。国会議員の発言は、外交上でも大きな影響を与えるのです。さらに日韓関係がエスカレートしていったときの責任を、どのように負うつもりなのか。

 それは韓国の国会議員にも当てはまると思います。日韓関係の緊張を高めるような、今回の竹島上陸のような行動は取るべきではありません。民間レベルでは友好的な対応や冷静な議論が呼びかけられているのですから。

 小池晃書記局長は今日の記者会見で韓国側へも指摘しつつ、今の緊張をつくった原因として「基本的には安倍政権に責任がある」と述べました。私は同時に、丸山発言が飛び出すような背景を国会につくった責任も大きいと思っています。

 安保法制=戦争法の審議のときから、自衛隊による戦闘や戦争という議論が国会で当たり前のようにされてきました。いかに外交で友好関係をつくるかに本来は頭を働かせるべきなのに、時にはシミュレーションごときの議論までされてきたのが安倍政権のもとでの国会だったのです。

 わずかの期間ですが国会にいて、その空気の広がりを危ないと感じました。それが今の丸山発言につながっていないか。安倍首相の韓国への姿勢と重なって、その空気が増長されていくことは絶対に止めなければならないです。国会はもとより、国民世論まで同じようにさせてはいけない。

 以前にも書きましたが、地域をまわって話していくと韓国への厳しい意見が多いと感じたのです。もちろん先ほどのように韓国側へも指摘は必要ですが、安倍首相が徴用工問題を契機にして経済や安全保障にも影響を広げたことが根本にあると思います。

 本来は安倍首相にも国会でたださなければいけないのに、臨時国会の早期開会や閉会中審査に応じない姿勢が、さらに悪い。もどかしいです。

 【今日の句】煽るのは 勇ましさでは なく危険

2019年9月1日日曜日

閉塞感を突破しよう

 今日は北見市長選挙に立候補した菅原まことさんの応援へ。急な立候補にもかかわらず、市内各地で多くの激励が寄せられています!

 現職市長との一騎打ちという構図は、前回4年前の選挙と同じ。その時に聞いた市民の声を胸に、菅原さんは党北見地区の責任者として活動してきました。この間に党北見市議団も3人に増えました。市民の願いにこたえる市政へと、あらためて立候補を決意した菅原さんに期待が広がるのは当然の流れです。

 何としても押し上げたいし、青年運動をしてきたころからの仲として、私も力を込めて応援演説。人柄を一言で示すなら「責任感」という言葉があてはまる菅原さん。願いを実現するにはどうするか、どうすれば強く大きな党をつくれるかと、いつもいつも考え抜く姿を見てきた者として、そのように紹介しました。

 菅原さんは5つの中心政策を掲げていますが、その1つが子ども医療費無料化の拡充です。北見市では、小学1年生から大人と同じ通院3割負担となります。オホーツク管内のみならず、全国でも医療費無料化が就学前まででとどまっているのは1割で少数派です。貧困と格差が広がるもとでも子どもの命を守ること、子育て世帯の負担軽減へ人口減少対策の一助とするなどで、各地で広がってきたのです。

 ちょうど山下町で菅原候補が訴えていたときに、1歳ほどのお子さんを連れたお母さんが公園に遊びに来ました。菅原候補の訴えにも力が入ったようで、そうしたら団地の窓も開いて演説を聞く方が次々と。「こんなに党の支持者がいないところなのに」と苦笑していましたが、くらしの大変さに応える政治をしてほしいという表れだと思いました。

 くらしとともに、基幹産業の農業を壊す日米貿易協議の基本合意も見過ごすわけにはいきません。「国が決めることだから仕方ない」で済ませないで、市民のリーダーとして言うべきことは言わなければいけない。JRの問題も同じです。閉塞感を突破するなら、菅原まこと候補を市長に!

 北見市に知人・友人がいる方は、ぜひお広げください。

 【今日の句】変えたいと きっと多くが 願ってる

2019年8月29日木曜日

ストップ日米FTA

 道食農連絡会の総会とあわせて開かれた学習講演会「日米FTA交渉の現局面と運動の方向」に参加。講師の農民連・真嶋良孝副会長には、国会にいた時もお世話になりました。まとまった話を聞くことができて、新たな力も湧いてきました。

一昨日、日米貿易協議の基本合意が発表されたものの、その中身については全然ハッキリしていません。何をもって「日米双方がウィンウィン」(安倍首相)、「米国に押しきられたという指摘は全く当たらない」(菅官房長官)と言っているのか。

 国会にも国民にも示さず、9月下旬に署名だなんて到底納得できません。まずは一刻も早く国会報告と質疑をおこなうべき! 日本農業にとって大きな転換となることが間違いないことを、このまま見過ごすわけにいかない。

 新たに今日、知ることができたのがトランプ政権が「バイオテクノロジー農産物規制枠組みの現代化」という大統領令を6月に出していたということ。遺伝子組み換えやゲノム編集室農産物に対する規制を、可能な限り撤廃していくことを目的にしています。カリフォルニア州では、グリホサートに対する発ガン性警告表示をしていましたが撤去とされました。

 農産物の押し売りだけでなく、食の安全はじめ非課税障壁の緩和で合意したことはないのか、それもわかりません。TPP以上に秘密交渉であり、米国いいなりも極まれりの交渉だったのではないのか。9月末までも、その後も米国からの圧力は続くのではないのか。それだけの結果だったと、今日の話を聞いて再認識しました。 

 今日の日中は札幌北区をまわりました。ありがたいことに、70代の男性が党の仲間になってくださいました。うれしいですね。くらしは大変で「年金も少なくて、まだ仕事をしているんだ」と話されるものの、まっすぐに前を向かれている気持ちは年齢など関係なし。いっしょに安倍政治を変えましょうと、ガッチリ握手を交わしました。

 毎日毎日、新しい出会いがあることを喜びに明日もがんばります。

 【今日の句】伝統を 大事と言いつつ 農壊し

2019年8月28日水曜日

植民地支配への真摯な反省を土台に

 九州地方ほどではないものの、時に強く雨が降った札幌。今日は傘を差しながら、白石区をまわりました。

 「韓国とは仲が悪くなるし、アメリカには言われっぱなしだし、これから日本はどうなるのさ」など、外交での心配が多く出されたのが今日の特徴でした。これだけテレビでも報じていれば、いやでも耳に入ってきますものね。

 これまでにないほど悪化している日韓関係について、日本共産党・志位和夫委員長は記者会見でこちらのように答えています。●関係悪化の原因は、安倍政権が「徴用工」問題で被害者の名誉と尊厳を回復する手立てを放棄したうえに、対韓貿易規制の手立てを取ったこと、●根本的要因としては、「村山談話」「日韓パートナーシップ宣言」で明記された「植民地支配への反省」を投げ捨てる態度を取り続けていること--があります。

 そのうえ歴史の偽造や他国の侮辱、排外主義をあおることで、みずからの延命をはかるようなことは許されないし、北東アジアの平和構築にとっても有害であると強調しています。私も同じように思います。今の道を進むことが生産的とは思えません。

 こういう内容も含めて、国会での閉会中審査が必要ではないのでしょうか。今は政府(という官邸ではないか)が独断で突き進み、国会のチェック機能が働いていません。与党のなかからも、異論はもとより慎重な対応を求める声さえ出ていないのではないでしょうか。日米貿易交渉や消費税増税、昨日に発表された年金検証なども含めて、国会で議論されるべきです。

 まわっているなかでも多くの方が、もどかしい思いを持っているのを感じました。だからこそ期待の声もあったし、あきらめ半分の声もありました。北海道での世論づくりと党づくりを進めなければと痛感しています。

 夕方からは、北海道子どもの虐待防止協会との懇談・意見交換会に。焦点は札幌市中央区で起きた2歳児の衰弱死事件ですが、同様の事件は過去にも札幌市で起きていただけに「どうして同じことを起こすのか」と関係者から強い問題提起がされています。現状についての突っ込んだ話を伺いました。

 人員不足の解決と専門職員の専門性が発揮できる環境づくりの重要性を、つくづく感じました。他県の実例も参考になります。虐待があってはならないのは当然なのですから、議論の課題ではなく実践の課題として行政が具体化を進める時だと思います。

 国としてもその立場に立つのなら、専門職員の増員や環境づくりに予算を増やすこと。しっかり国会とも連携していかなければならないです。私も力を尽くしたい。

 【今日の句】歴史とは それだけ重み あるはずで

2019年8月27日火曜日

歩くの大好き

 今日は東区で後援会員さんをまわり、汗ばむほどの天気のなか、びっしり歩きました。歩くほどに結びつきが強まるのはうれしいですね。

 「残念だったね。でも応援してるよ」「金持ちばかりが大事にされる政治は、もううんざり」「共産党のぶれないところが、今こそ大事だと思います」などなど、政治への要望や党への激励が寄せられました。地域をまわって、いつも感じるのは草の根の結びつきの大切さです。だからぶれることなく党が活動できる、のです。

 「子どもが障害を持っているんです」というお母さんにも、お会いしました。学校のことや社会に出てからのこと、お金がかかることなどなど要望が出された後に、いっしょに歩いてくれていた党員さんが「私の子どもも障害を持っているのよ」と一言。おかげで、このお母さんも少し緊張が解けました。

 多くの方が日本共産党にいることで党そのものも懐も深くなるし、多様性ある社会をつくることにもつながります。このような支部のネットワークが広がれば、もっと「声なき声」を拾って国会にも反映できるでしょう。あったかい社会をつくるには、あったかい地域をつくることから。あったかい地域をつくるには、あったかい日本共産党をつくってこそ。

 歩くことでその道が広がるのなら、これほどやりがいのある仕事もありません。「♪ 歩くの大好き」と口ずさみながら、明日も地域をまわります。

 【今日の句】玄関の 対話も政治 変える道

2019年8月26日月曜日

まったく納得できない

 日米貿易協定は基本合意に至ったと報じられていますが、国会へも国民へも十分な情報が出されていません。これで9月下旬には署名?だなんて許されません!

 国会でTPPストップの論戦に立った者として、農産物輸入はTPP水準を上限にとどめたなんて言い分は聞きたくありません。重要5品目を守るとした国会決議にも反し、農家の不安も払しょくされなかったのが論戦の結論だったと思っています。その水準に「とどめた」のではなく、すでに国内農家への大打撃を前提にしてきたのではありませんか。

 飼料用トウモロコシの輸入なんて、日本での需要なんて関係なく、中国に輸出できなくなったから日本が買い取るようなもの。米国の農家を助けるために、日本の農家にツケをまわすなんて許されないですよ。

 進め方もひどかった。米国がサービス分野・非関税障壁も含めて協議の対象だという、まさにFTAそのものなのに、日本側は対象は物品関税だけなのだからTAGなのだという造語まで持ち出して協議入りしたのでした。こんな言い分、世界的にも通用するのでしょうか。

 その非関税障壁は、TPPと並行した日米協議文書(サイドレター)にて保険・共済、食の安全など、あらゆる分野で「日本が主体的に」米国の基準に合わせるような約束をしてきたではないかと、くりかえし国会で追及してきました。報道の範囲では、この非関税障壁の部分で合意があったのか、よくわかりません。このような経過で、基本合意の全体像もとらえなければなりません。

 9月下旬に署名というのなら、国会には報告をし、しっかり閉会中審査もおこなうべきです。それを10月4日召集かと言われている臨時国会まで引き延ばして質疑もなしに署名するというのなら、まったく納得などできない。私は今回の基本合意に、本当に怒っています。

 多くの農家が価格下落にどれだけ苦しめられ、農地と地域社会を守るためにどれだけ苦労を重ねてきたか。よく安倍首相が持ち出す「農は国の基」とのスローガンなど「本気で言っているのか」と、多くの農家が疑っているのではないでしょうか。これだけ食料自給率を下げながら、なお農産物輸入を大幅に広げていくなんて! 食と農を粗末にする国に未来なし!

 非関税障壁の問題も、よくよく見ないといけません。いったん規制緩和すれば元へ戻せないラチェット条項や、欧州でも反対が強いISDS条項などの存在がTPPの質疑では大問題となりました。水や食の安全、医療や保険など国民生活に直結する課題で米国スタンダードとしたり、民営化・市場化が強められることとならないか、たださなければいけないです。国会論戦を期待しつつ、私は今いる北海道で世論を広げるために力を尽くさなければ。

 今日は毎月26日におこなう道原発連の「チェルノブイリデー」宣伝に参加。多くの方がシールアンケートにも協力してくださいました。宣伝と対話を大きく広げていきたいですね。

 【今日の句】結局は 結論だけの 押しつけか

2019年8月25日日曜日

恵庭は「民報」発行50年・1000号

 秋の気配を感じながら、札幌南区と恵庭市へ。党員・後援会員のみなさんと参院選の労をねぎらいあいました。

 南区は、党と後援会の「ふれあいまつり」。毎年この時期におこなうので北海道マラソンと時期が重なるのですが、今日は真駒内アリーナでのコンサートと重なっていたようで行くときのバスから満員状態! 時間に間に合ってホッと一安心。

 藤野太鼓をたたく子どもたちの、生き生きとした笑顔に力をもらったオープニング。市民の風・北海道の小林久公事務局長からは「投票に足を運ぶ方を増やすために、市民の風として『第2章』の活動を進めます」と力強いあいさつと激励をいただき、「前回のまつりの時は候補だった千葉さんが、今年は議員となりました」と紹介された千葉なおこ市議は議会報告を兼ねて、お礼と決意のあいさつ。参加された方からも「議員の顔つきにもなってきたね」と声をかけられていました。

 私から参院選でご支援いただいたことへの感謝とともに、昨日の立憲民主党の定期大会に出席したこともあわせて「市民と野党の共闘」こそ安倍政治を変える道であることを、くりかえし強調しました。札幌は、市長選と健闘と市議選で日本共産党が躍進したこともあり、今度の総選挙では南区のみなさんの力で必ず議席を奪回しようと呼びかけました。

 参加者お1人1人にお礼にまわると「家族7人に声をかけたのよ。また頑張って」「悔しかったけど、もっと私も頑張るからね」など、あたたかい言葉もいただきました。身が大きなトウモロコシまでいただきました。本当にありがたい、と心から思いました。

 恵庭市は「参院選ごくろうさん会・『えにわ民報』1000号記念」集会です。えにわ民報は1969年9月20日、当時の日本共産党恵庭支部が発行したもの。ちょうど50年の節目に1000号を迎えたことになります。50年も休まず毎月発行する粘り強さに、あらためて頭が下がります。

 当時の支部長であった行沢政義・元市議があいさつをおこない、私からも参院選のお礼とともに民報1000号を祝した話をさせていただきました。このような地に足をつけた活動があるからこそ、今の私たちの活動があるわけです。

 その第1号の見出しは「私立高校生に1人毎月2000円の授業料補助を」。私学助成の運動が全国に広がり、恵庭でも対策協議会が発足されたことを取り上げています。「国民の苦難軽減」に取り組んできた証を見て、背筋が伸びる思いでした。ちなみに当時の「しんぶん赤旗」購読呼びかけの欄を見ると、日刊紙が月450円(!)・日曜版が月120円となっていて、みんなでビックリ。

 参加者にあいさつにまわっていたら、私と同年代ほどの男性がいました。母親からの話もあって、仕事のシフトも休みだったため参加されたそうで「こういう場は初めてです」とのこと。安倍政権になってから何かおかしいと思い始め、市の広報を眺めていた時に特定秘密保護法に反対する意見書を日本共産党が出していたことから注目するようになったということでした。

 「消費税も福祉のためだと思っていたら社会保険料だって上がっていくし、おかしいと感じてきたんです」と日本共産党へも投票してきたと言いますから、まだまだ私たちが会っていない支持者がいるんだろうなと痛感しました。お礼も兼ねて話をするなかで、しんぶん赤旗日曜版をお読みいただくことになりました。

 もっと多くの方と語り合う場をつくらなければいけないですね。新しい出会いに喜び、課題も感じた1日となりました。

 【今日の句】半世紀 ぶれない重み ひしひしと

2019年8月24日土曜日

共闘を、さらに前へ

 今日は立憲民主党北海道連合の定期大会に、党道委員会の代表として出席しました。お呼びいただけたことを、本当にありがたく感じました。

 今回が第3回定期大会で、1回目は結成大会、2回目は臨時大会となったこともあるのでしょうが、市民と野党の共闘にかかわる党と団体が会しました。来賓は日本共産党のほかに国民民主党(徳永エリ参議院議員)、社民党(浅野隆雄幹事長)、戦争させない市民の風・北海道(川原茂雄共同代表)、また秋元克広・札幌市長、連合北海道(出村良平会長)、農民政治力結集会議(山田富士夫会長)も並びました。

 立憲・佐々木隆博代表は衆議院選挙に向けて「ともにたたかう態勢をつくっていかなければいけない」と述べられました。今回で退任することもあり「不十分な代表だったが」とくり返していましたが、市橋幹事長ともども、ご苦労しながらも共闘を進めてこられたことには心から敬意を表したいです。

 私からは、2015年の安保法制反対で始まった市民と野党の共闘は、いまや道知事選をともにたたかい、市民も交えた政策協定を結ぶにまで至ったことを振り返り、「市民と野党の共闘の流れは止まらないし、止めてはなりません」と強調しました。党として、一致点で合意したことを大切に守っていくことも表明しました。

 あいさつ原稿を準備するなかで、積み上げてきたものが大きいと痛感したからです。立憲主義・平和主義・民主主義の回復はもとより、くらしや税制、原発などでも一致点を大事にして前へ進む政治文化が定着するまで、どれだけの苦労があったことでしょう。かかわってきた、すべての方の思いが旗印という形になってきているんです。

 会場を出て、北海道・いのちと健康を守る全国センターの定期総会でも来賓あいさつ。労災や相談の件数も増えてきているとのことで、働く人を使いつぶしても構わない新自由主義の害悪が広がっていることを痛感します。しかし、それに負けない活動や連帯も広がっています。

 私からは、矢臼別平和盆おどりで聞いた、釧路日赤で新人看護師として働いていた村山譲さんの自死について触れました。ご両親が会場で話されていたことで印象に残ったのが「昔の職場は新人を育てていた。今は使い捨てるようなことが当たり前になっている」との言葉でした。

 村山さんの遺書にも「成長のない人間が給料をもらうわけにはいきません」と記されていたのです。役にたたなければ生きていく価値もないと、自己責任に押しつぶされたのだと思うと胸が痛みます。もうけ最優先の経済政策が、このような犠牲を生んでいるのではないでしょうか。

 ハラスメント禁止条約まで採択された国際社会から見ても、日本の現実は遅れています。ここでも安倍政権を変えなければいけないと、決意を新たにしました。本当に本当に、このような犠牲をなくさないといけない。

 共闘の力で政治を変える。私も力を尽くします。

 【今日の句】安倍政治 変える共闘 出す本気

2019年8月23日金曜日

突きつけられたコールの重み

 「2島で終わりなんて許しません」。歯舞群島の勇留島(ゆりとう)に住んでいた坂本セツ子さんの凛とした声が会場に響きました。そして「コールしたいのですが」!

 これは今日おこなわれた「北方領土返還要求北海道・東北国民大会」での一場面。私は党道委員会を代表して参加していました。毎年おこなわれる大会で、東北からも駆けつけて「北方領土」一括返還への決意を固め合う場です。安倍首相がどうあろうとも、今日の大会宣言でも「北方四島は‥‥我が国固有の領土である」「今後とも北方四島の一括返還の実現を目指し」ていくことなどが確認されました。

 来賓あいさつや高校生による返還アピールの後、元島民を代表してのスピーチがあります。ここでマイクを握ったのが坂本セツ子さん。このような集会でスピーチするのは初めてのことで「今日は命がけです」と切り出しました。緊張気味のスピーチが、力強い口調になったのが「2島で終わりなんて許しません」でした。

 そもそも択捉島・国後島・色丹島・歯舞群島とも日本の領土です(日本共産党は、占守島までの千島諸島全体が日本の歴史的領土であると主張しています)。元島民は結束して声をあげ、どの島が返ってくる・返ってこないという問題でなく、どの島も元島民の故郷なのです。セツ子さんの言葉を、大臣代理で来ていた職員は、どう受け止めたでしょうか。もちろん私たち、政治にかかわる者に対しても突きつけられたメッセージと受け止めなければ。

 しかもセツ子さんが「コールしたいのですが」と語り、「領土は返れ」とくりかえし声をあげたのです。会場からも、そして来賓席にいた私たちも「領土は返れ」とコールしました。言葉の正確さより、その決意を共有しようとの思いが広がりました。こうやって壇上からコールを呼びかけるなんて、この大会では初めてのことではないでしょうか。

 それほど故郷を奪われている長年の悔しさがあるし、安倍政権に対してもモノ言わなければとの思いがある。安倍首相にも聞かせたかった。私も力にならねばと、決意を新たにしました。

 決意を新たにしたのは、夜の反原発抗議行動でも。今日は区切りの350回目。ここまでスタッフが続けてくるにも、多くの苦労や困難がありました。それでも「誰でも意思を表明できる場」を準備することの大切さを確認しあい、350回も続けてきたことには本当に頭が下がります。

 私からは昨日の苫東厚真発電所のことにも触れてスピーチ。昨日も書いたように、厚真発電所は「津波が来たら職員も避難」となりますが、原発は福島第一が示すように「津波が来ても職員は現場」となります。よくよく考えれば、大規模な自然災害であれば発電所の1つや2つがダメになってしまう場合もあります。しかし原発は、それが許されないのです。

 ダメにできないからこそ防潮堤をつくったり、地盤を強化したり、頑丈な水密扉を準備したり、今はテロ対策に必要な準備もしたりと、とにかく多額のお金がかかります。それでも過酷事故となれば、場合によっては自分の命をかけてまで職員は現場に残らなければなりません。原発ほど理不尽な発電所はないのでは、と昨日ふと思ったのです。

 「領土は返れ」「再稼働反対」--さまざまな思いが込められたコールの重みを、今日はつくづく感じました。

 【今日の句】あらためて あきらめないと 身に染みて

2019年8月22日木曜日

火力発電所を将来にわたりどうするか

 道原発連による苫東厚真発電所の見学ツアーに参加しました。昨年のブラックアウトもあり、見学者が大幅に増えているそうです。

 ここには「ほくでん火力なるほど館」をいう展示コーナーもありますが、事前に申し込めばタービン室や中央操作室などを見学することもできます。外からは何度も見た厚真発電所ですが、しっかり中まで見るのは私も初めて。いい機会と思って参加した次第です。

 初めに概要DVDを見た後に、安全確保のヘルメットをかぶり本館へ。館内はカメラ撮影もできますが「SNSなどでの拡散はご容赦ください」とのことで、ここにあげているのは「なるほど館」での写真だけになります。

 今日は4号機が定期点検中ということもあり、分解されたタービンを見ることもできました。配管などは入り組んでいますが、発電の理屈は難しいものではありません。石炭を貯めておくサイロや、石炭を細かくすりつぶすコーヒーミルのような微粉炭機など、なかなか見る機会がない隅々まで説明いただきました。

 見学後の質問時間は、やはり昨年のブラックアウト時への対応や原因、今後の対策などについてが多くを占めました。震度5相当の耐震設計だったため、定期点検とあわせて補強や改良をおこなっているとのこと。問題となった電源分散も、京極町にある揚水発電所の稼働や、石狩市にLNG発電を開始するなどして対応を進めています。

 地震によって送電線事故も発生したため道東地域まで停電となり、ブラックアウトという事態になったことから、鉄塔強化なども進めています。ともかく大規模一極集中の発電に頼ることでリスクは大きくなるのだと、あらためて実感しました。

 ちなみに原発とは違って防潮堤など津波への対応はしていないため、大津波の場合は発電を止めて職員も避難するか本館の3階以上へ上ることにしているとのこと。構内に積んである石炭なども流されますが、どうしようもありません。電源分散を進めているとはいえ、海の近くにある発電所のリスクも再認識しました。

 また、気候変動対策が国際的な問題となるなかで、火力発電所そのものの存在意義も問われてきています。実は3号機は高い熱効率や低環境負荷への研究も兼ねて稼働していましたが、多発するトラブルや修理コストの面から2005年に廃止とされています。

 原発とともに火力発電所の未来も、電力会社まかせにせず国家的な議論を(特に日本は)急がなければいけないと思います。基本に立ち返って学ぶことの大切さを実感した、見学となりました。

 【今日の句】停電の夜を 今宵は思い出し

2019年8月21日水曜日

「鉄路を守ろう」との意思を

 参院選後、JR問題での動きが強まっているなか「北の鉄路存続を求める会」が緊急集会をおこないます。ぜひ多くの方のご参加を!

 2016年11月に、JR北海道が「単独では維持困難」である13路線を発表してから維持・存続へ向けた運動が続けられてきました。日本共産党も鉄路維持への政策も提案してきました。そのせめぎあいのなか、大きな焦点の1つとなってきた路線が日高本線です。

 その日高本線では、参院選後すぐに沿線7町長臨時会議が開かれて「不通から4年半がたち、最終結論を出す時期に」(坂下・様似町長)きているとして、次回9月の会議では1案に絞ろうというところにきています。そもそも復旧しても赤字になるからと放置してきたJR北海道の責任こそ問われているのに、なぜ沿線自治体や住民に存廃の責任を押しつけるのでしょうか。

 現地では「日高線を守る会」が要請をおこなうのに合わせ、札幌でも緊急集会を開くことになりました。ことは日高の問題でなく、全道的な課題です。

 ●日時 9月3日(火)18:00~
 ●場所 かでる2・7  520研修室(札幌市中央区北2西7)

 内容はメイン講演や「日高線を守る会」からの報告、リレートークなどを予定しています。あらためて課題の重要性を確認しあう、大切な場になると思います。札幌市近郊の方が中心になるかと思いますが、「鉄路を守ろう」という意思を示すためにも、ぜひ多くの方に足をお運びいただきたいです。

 【今日の句】鉄道が あって広がる 人生も

2019年8月20日火曜日

若いころの苦労は金で買ってでも

 今日で48歳になりました。この年にもなると(私だけかもしれませんが)特別な感慨もあまりないのですが、決意も新たに1年間がんばります。

 多くの方の支えがあって、これまでの政治活動もおこなうことができました。この場を借りて、心から感謝を述べたいです。いろんな負担を課しているだろう家族にも、あらためて感謝と愛情の言葉を捧げたい。(余談ですが私の連れ合いは一昨日の18日、上の子は25日が誕生日なので、近々まとめて祝います)

 高校のときの担任が「若いころの苦労は、金で買ってでもせよ」と、口癖のように言っていたことを最近よく思い出します。政治の世界では若い世代に入る私。まだまだ苦労は足りないかもしれません。政治の分野でも社会の分野でも切り拓いてきた方の情熱や胆力は、本当にすごいと感じることばかりです。

 あわせて社会的には中堅世代にもなるだけに、次世代との橋渡しをしながら自分を鍛えるということに挑戦したい。若い時の突破力や、慣例にとらわれない力は、今の青年たちを見ていてうらやましくもなります。こういう力が結集されれば、必ず政治は変わると思うのです。

 今日はデスクワークの1日。JR問題で少し整理したので、明日のブログには書きたいと思います。

 【今日の句】限界は 自分で決める ものじゃなく

2019年8月19日月曜日

背負った現実の重さ

 厚真・安平・むかわの各町では医療費窓口負担の免除措置がとられていますが、8月末で期限とされています。伊藤富志夫(厚真)・三浦恵美子(安平)・大松紀美子(むかわ)の各町議と、延長を求めた要請をおこないました。

 自然災害を受けた直後だけでなく、その後の避難生活・仮設住宅での生活で体調が悪化する方もいるし、生活困窮の状態にもなります。その時に病院での窓口負担が免除されることは、まさに命綱とも言える大切な措置。しかし国は、これまで1年を超える措置を認めてこなかったこともあり、課題になってきました。

 実際は多くの住民が対象となり、申請もおこなっています。例えば厚真町では、後期高齢者医療ので言うと対象者339人のうち申請者は292人にのぼり、国民健康保険では対象者361人のうち343人が申請しています。医療費の負担軽減にと9割を超える方が申請をしている、ということです。先に書いたように病状が変化する方や、大けがをして治療が長引いている方もいるとのこと。

 そのような実態をふまえた要請を、道後期高齢者医療広域連合と道国民健康保険団体連合会へおこなったのです。3町の議員から、住民の切実な現実をふまえた話がされ、少しでも負担軽減になるように踏み込んだ対応を願いたいとの訴えは、そばで聞いていて胸に迫ってきました。一言一言が本当に重い。

 「深刻であるという現状の認識は同じ」「できうる限りの対応を考えたい」などの回答もありましたが、国や道への要請も必要であるとも実感しました。連携して進められればと思います。独自で措置を実施している他県の例もあり、できることはがんばらなければ。その後に会議も開いて、あらためて3町で切り開いたことと課題も整理されました。

 新幹線トンネルを掘削する際の要対策土で、その保管地の候補とされている厚別区厚別町山本地域への調査にも足を運びました。道議候補として奮闘した橋本美香さんが案内してくれました。現地だけでなく、住民の方からの話を聞くこともできたのは貴重でした。

 土壌汚染対策法にもとづき、事業者や関係自治体にとって、その基準をクリア―していくことは当然必要なことです。しかし山本地域にとっては、安全性や情報公開はもちろんとしても、それ以上に「これまで受け入れてきたうえに、さらに要対策土なのか」といういう思いが強いということにあります。

 昔は農地だった地域に、札幌市が地下鉄工事で出た土を置かせてほしいと買い取りました。市内で足りない雪捨て場にもさせてほしいと、昼に夜に排雪トラックが音を上げて通り過ぎていきます。野球場もできましたが、まったく市で管理していないともいいます。ちなみに地下鉄工事で持った土のところは荒野のように草木が生えて、「ゴミ捨てるな」「立ち入り禁止」の看板がありました。

 これほど荒れた状況にしてきたのは、札幌市ではないのか。責任を果たしてないのに、今度は要対策土を持ってくるなんて、とうてい受け入れられない--このような話を聞きました。写真でわかるように「立ち入り禁止」の紙だってボロボロのままです。住民説明会の様子を聞くと、市側は冒頭の自己紹介以降は、ほぼ発言できなかったそうです。反発の大きさに驚いたのではないか、とのことです。

 道南から札幌にかけて、各地で問題になっている(あるいは、これからも起きうる)問題です。期限先にありきで拙速・強引に決定することなど許されません。要対策土の行き場なく、どんどん工事だけ進めるということも許されるのでしょうか。

 いろんな話を聞いているうちに時間も過ぎて、毎月19日の総がかり行動はデモに間に合って少しですが参加。ようやく夕方が涼しくなってきて、ホッとしながら札幌市内を歩きました。

 【今日の句】現実は 制度の壁を 超えなくちゃ

2019年8月16日金曜日

晴耕雨読

 今の札幌は弱い雨ですが、強く降っている道内の地域もあるかもしれません。警報も出ていますので、お気をつけください。

 3年前の連続台風や、昨年の胆振東部地震の前日に襲った台風などを思い出します。特に3年前は南富良野町で空知川が夜に決壊して、現地を見たときに「これで犠牲になった方が出なかったのが不思議」な状況でした。重ね重ね、ご注意ください。

 私にとっては読書の1日でした。久しぶりに手にとった高野悦子「二十歳の原点」と、いまドラマ「ノーサイド・ゲーム」に夢中の家族(あまり私は見ていないのですが)の雰囲気もあって池井戸潤「民王」を一気に読みました。「民王」は、ドラマの方が有名なのかもしれませんね(こちらも私は見ていません)。

 「二十歳の原点」は、私が学生時代に先輩から薦められた一冊。大学紛争の時代のなかで人間として生きることとは何か、理想とする自分とは何かを見つめながら、最後はみずから命を絶ってしまった高野悦子。当時、共感できる部分とできない部分とを仲間で議論しあったことを思い出します。

 さまざまな評価があるのは承知のうえで、やっぱり次の言葉が強く私の心に残っています--独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である--。ここから先に進むことの苦しさを誰にも理解してもらえなかったという思いが、あらためて日記から伝わってくるようでした。時代背景も反映していたと思います。

 からみあうような青春時代の感情や社会認識を吐露する一言一言に、学生自治会の活動をしていた自分を重ねながら読んでいました。独りではないけれど、私は学生のころから成熟しているんだろうか、それゆえに失くしてるものもないんだろうかと自問自答しながら読みふけりました。

 「民王」は、気晴らし程度に読もうと思って手にしていた本でした。実際の政治の現場にいた者として、議員会館に総理や官房長官が忍び込むという設定に苦笑したり、薬品認可の規制緩和は微妙な政治課題であるとは思いつつも、それはそれとして「誰のために政治をするのか」というシンプルな問題提起は胸に刻みたいと思いながら読みました。

 本筋とは別に私が印象に残ったのは、主人公の息子・翔が就職試験の面接で、面接官が言った台詞--君みたいにさ、理想論ばっかり言ってる若者っていうのは質(たち)が悪いんだ。だが、理想論すら語らない若者はもっと質が悪い--でした。若者からすれば上から目線の台詞という印象を受けるでしょうが、ここは若者へのエール、若者の気持ちを失わない者へのエールと受け止めたい。

 現実と理想との間で、もがいたり苦しんだりします。政治変革や社会運動にかかわる方ばかりでなく、仕事や家庭のことでも直面することばかりです。それでも社会は変わるし変えられる、つながれば道は見えてくる--このような発信をしてきたつもりでしたが、さて。行動が言葉にともなっているかと、これまた自問自答する1日でもありました。

 【今日の句】積ん読を 少しは解消 してる夏

2019年8月15日木曜日

自由を奪うな、戦争するな

 74回目の終戦の日は、平和の誓いとともに日本の侵略戦争と植民地支配という歴史を確認する日でもあります。犠牲になられた方々に哀悼の意を表しながら、決意を新たにしました。

 紙智子参議院議員と、街頭から日本共産党の決意や立場などを述べました。司会は4月の地方選挙で道議候補を務めた森つねとさんがおこないました。

 紙議員は、安倍首相が簡単に改憲できない参議院選挙の結果を生み出したのは「市民と野党の共闘」の力だと指摘。一方で、札幌ではヤジさえも出してないのに道警が市民を排除した問題や、愛知で「表現の不自由展」が中止されたことなどを取り上げて「言論の自由」「表現の自由」を統制する動きを厳しく批判しました。

 紙議員が初当選した年に、日本軍により「慰安婦」とされた女性から聞いた証言が忘れられないと振り返って「戦争しない国はもちろん、アジアの国々との友好関係をつくるような政治へ、いっしょに声をあげよう」と呼びかけました。足を止めて聞いてくださった、ある大学の名誉教授の方が「安倍政権になって(外国との関係が)悪くなった。がんばってください」と声をかけてくださいました。

 私は安倍首相の改憲の動きを批判するとともに、米国にモノ言えない姿勢は北海道でも顕著であることを述べました。後志管内で米戦闘機が低空飛行訓練をしても抗議さえできないこと、また来年にはオスプレイも用いた日米共同訓練が計画されていることなどに触れて、これで憲法9条など変えようものなら「戦争できる国」に突き進むことになってしまうだけに、止めるため力を合わせようと呼びかけました。

 先だって治安維持法犠牲者国家賠償同盟(治維法同盟)北海道本部の宣伝にも参加しました。同じような話をしつつ、戦争反対を口にしただけで逮捕・投獄されて、青年たちの命まで奪ったのが治安維持法であったことにも触れて、「戦争が明日すぐには始まりません。自由を奪い、差別感情が広がり、異論を封じ込め、政府がウソやごまかしを広げるなかで戦争に向かう雰囲気ができていきます」と強調しました。

 戦争に向かった昔の日本社会と、今の日本社会での共通点も浮かび上がっているのではないでしょうか。自由と民主主義を抑え込む現実や、アジアとの友好関係をつくる意義について、もっと積極的に訴えていかなければいけないと話しながら強く感じました。

 ご家庭や職場、地域で平和や戦争のことを話す機会は、そう多くないかもしれません。しかし、いま私たちが生きている社会の現実と歴史の真実を、終戦の日の今日に語り合う意義は大きなものだと思います。次の世代に引き継ぐべきは、やっぱり憲法9条であると確信しています。

 【今日の句】過去に目を閉ざせば 今も見えてこない

2019年8月13日火曜日

なくてはならない、この議席

 多数激戦となった上富良野町議選。日本共産党・米沢よしひで候補は10期目めざし、元気に町内をまわって訴えています!

 自衛隊駐屯地がある町で、信頼を集めて長く日本共産党の議員活動を勤めてきた米沢候補。お世話好きで親しみやすく、しっかり議会でも発言する姿に「トップ当選めざすくらいに頑張って」との激励も寄せられているそうです。

 介護施設ラベンダーハイツで正規採用を増やしたこと、社会教育総合センターのトイレ洋式化、算数セットを学校備品とすること、就学援助入学準備金の2月支給、福祉灯油の実施、第2子以降の3歳未満児は保育料無料など、まさに「町民のくらしを支える現場に米沢あり」との活動をされてきたのです。

 とはいえ、まだまだ届けなければいけない声があります。米沢候補は第一声で、雨漏りする町立病院の改修、高すぎる国民健康保険税の軽減、周辺自治体では実施している中学卒業までの医療費無料化の完全実施などを実現したいと力を込めました。

 そして何より、安倍政権のもとで憲法9条を変えることは許さない--同じ町民である隊員を戦場へ送るようなことはさせないと、心を込めて訴えた米沢候補。くらしや平和のことで、上富良野にとってなくてはならない議席!

 私からも、どうしても必要な議席であることの値打ちとともに「選挙に『大丈夫』ということは絶対にない」ことを強調して、ご支持を広げていただけるようお願いしました。町にも国にも、しっかりモノ言える議席をなくすわけにはいきません。

 霧雨の朝でしたが、候補が出発するころには晴れ間が出てきました。いい結果が出るようにと願って、上富良野を後にしました。上富良野に知人・友人などいらっしゃる方は、ぜひ米沢よしひで候補をお広げください!

 【今日の句】どの町も 命を守る 力あり

2019年8月12日月曜日

こんなにも富良野線に

 明日が告示となる上富良野町議選挙の応援へ、隣町の美瑛町まで来ています。明日の第一声に駆けつけます!

 この時期は観光で富良野方面へ来る方が多いため、なかなか宿も取れません。そこで参院選のときに、お世話になった民宿へ足を運びました。今日は少し雨も降ったようですが、ほどほどに明日からは晴れてほしいもの。候補の身としては酷暑や冷たい雨ほど、体に堪えるものはないんですよね。

 旭川から乗ったJR富良野線は、部活帰りと思われる高校生や、旭川へ買い物にいったような袋を抱えた農業実習に来ているアジアの方々、そして観光で来られた方々などで席は埋まりました。JR北海道が「維持困難」とする路線の1つに富良野線がありますが、これだけ多様に使われている路線をなくすなんて考えられません。

 お盆を迎える時期に、JRで帰っているという方も多いはず。そして、これから収穫の秋は農作物を運ぶ貨物列車が大活躍します。鉄路の維持へがんばらなければと、つくづく感じながら宿に着きました。

 また、観光地としての富良野は、やっぱり農業あっての富良野でもあります。田畑が広がる風景そのものは観光資源であるともに、私たちの命を支えてくれる大切な大地。あらためて、そのありがたみを、しみじみと感じます。

 町議選挙は、確かに町の課題への政策が中心です。とはいえ、根本にある国政を変えなければ町自体が守られないのですから、国政への態度も問われるべきと思います。しっかり明日は、このような点も訴えていきたい。

 【今日の句】儲けだけ追って 広がる格差かな

2019年8月11日日曜日

粘り強く続けることの大切さ

 深夜まで語り、踊り、歌い、交流した矢臼別平和盆おどり。息が白くなる寒さのもと、55回目の今年も熱い平和の思いを確認しあいました。

 私が参加したのは釧路にいた20年前、今も出演している合唱団アンラコロのメンバーとしてでした。1952年に入植し、原野を開拓した川瀬氾二さんが自衛隊に土地を渡さず、まさに「演習場のど真ん中」で川瀬さんと連帯して開き続けてきたのが平和盆通りの歴史です。その歴史を知って初めて参加したときは緊張しましたが、実際は「誰もが自分らしくいられる場所」としての平和盆おどりでした。

 今年は川瀬さんが亡くなって10年。節目の年に平和資料館が6月、完成しました。盆おどりが始まる前に顔を出すと、ちょうど松平晃さんのトランペットコンサートの真っ最中。沖縄から来られた川崎よしみさんとの三線とのコラボの奏でがすばらしい! 矢臼別は「豊かな酪農郷」であるとともに「文化の聖地」でもあるのです。

 矢臼別住人である二部黎さんが、展示資料を紹介してくださいました。若き川瀬さんの姿や、盆おどりの源流とも言うべく学生が援農に来ていた写真など、あらためて矢臼別の歴史を学びなおしました。なんと、その写真に映っている、援農に来ていた学生が「当時の私です」という方が隣にいてビックリ! ますます歴史の重みを感じました。

 資料館には長く運動にかかわってこられた北海道教育大学・三宅信一教授や、住人の浦舟三郎さんの姿もあり、お元気そうな姿が何よりでした。2年前にオープンした「平和の家美術館」では、同じく住人の倉谷あみさんともお会いできて少し歓談。大自然のなかでの創作活動の醍醐味も、お聞きしました。

 平和盆おどりに初めて来られた方の多くは、ステージでの文化プログラムの豊かさに驚かれます。人間らしく生きるための平和運動ですから、拳も振り上げながら豊かな文化活動も、そして誰もが自分らしくいられるように--と築かれてきた歴史があるのです。この矢臼別の運動に、私も育てられた1人といっても過言ではないです。

 盆おどりが始まる前の開会集会では、実行委員長の上出さん、住人の浦さん・二部さん・倉谷さんが思いを込めてあいさつされ、私も来賓として紹介されましたが「私も矢臼別で育った仲間の1人」として連帯のあいさつ。その後は、餅つき・餅まきから地元のみなさんの朗読や歌と踊り、長くうたわれてきた「さくら」の大合唱、そして「花いかだ」と舞台と青年(私も加わって)の「命のコール」で、会場の盛り上がりも最高潮に。

 松平さんのトランペットを合図に数十発もの花火が打ちあがり、今年は多く参加している子どもたちも参加した、かがり火の点火は感動的な光景でした。浴衣を着る人もなく、長くつや作業着、寒い今年はジャンバーも羽織りながら、各地でつくってきた垂れ幕や行灯を掲げながら盆おどりをする光景も矢臼別ならでは。その後も再びステージでのプログラムに戻り、まさに深夜まで平和の思いが交流されるのです。

 秋田県から来られた方は「参院選で勝ったよ!」と持参された「イージスアショアいらね~」缶バッジを譲ってくださったり、福岡県からも「フェイスブックでよく知ってます」と一緒に写真撮影するなど、多くの出会いがあるのも矢臼別はならでは。もちろん交流するばかりでなく、オスプレイも予定されている日米共同訓練を許さないアピールや沖縄との連帯も参加者みんなで確認しあいました。

 付け加えるなら、この会場の準備や後片付けは、釧路も含めて地域のみなさんの奮闘があります。感謝と敬意の気持ちも、あらためて述べたいです。粘り強く運動することの大切さを、あらためて確認できた1日でした。

 【今日の句】D型の 屋根の憲法 光ってる 

2019年8月9日金曜日

核兵器は絶対悪と

 今日は長崎への原爆投下の日。道原水協などによる昼の署名行動では募金も寄せられるなど、多くの反響がありました。

 核兵器をなくしてほしいというのは、多くの国民が共有する願いではないでしょうか。それなのに今日も安倍首相は、核兵器禁止条約について触れませんでした。長崎市・田上市長もハッキリと批准を求めているのに!

 被爆者のサーロー節子さんは、かつて「核兵器は必要悪ではなく絶対悪」と述べていました。体験した言葉を聞けば「核の傘が必要」とは言えないはず。生物兵器や化学兵器も禁止することができたのだから、核兵器だってできないはずはない。

 夜は道庁前の反原発抗議行動に参加しました。「原爆も原発もいらない」というスピーチがありました。一方で今も被爆の後遺症に苦しむ方がいれば、一方では過酷事故を起こして故郷に帰れない方がいる国、この日本。他人事ではなく、自分の問題として受け止めたい。

 明日は別海町・川瀬牧場での矢臼別平和盆おどりへ。今から楽しみにしています。

 【今日の句】今日だけにとどめず なくせ核兵器

2019年8月8日木曜日

意思の力で、政治を変える

 今日は札幌でも、翁長雄志・前沖縄知事が亡くなっての一周忌アクションが行われました。いっしょに私も進んでいきたい。

 雨の中心街に、次々と傘を指しながら集まる方々。静かに、しかし決意を込めた表情で思い思いのカードなどを持つ姿を見て、私も背筋が伸びました。沖縄の問題ではなく、私たちの問題、日本全体の問題なんだから。

 数分しかいられず申し訳ないのに、せっかくだから話してと促されてマイクも握りました。なぜ雨のなか私たちが立っているのか、町行く方へ伝わればと思いで話をしました。誰か一人でもいいから、後で自分で辺野古のことを調べてくれたのなら本当にありがたい。

 私たちより絶望的な状況に直面しても、沖縄のみなさんは諦めなかった。それを思えば、ここで歩みを止めてはならないんです。まず一人、もう一人と広げていかなくちゃ。進んでいかなくちゃ。

 今日は日本共産党の創立97周年記念講演もおこなわれました。紙智子議員はじめ当選した議員のあいさつの後に、志位委員長がたっぷりと「共闘の4年間と野党連合政権への道」について講演しました(党ホームページから見られるようになります)。

 志位委員長が、共闘の「2つの源流」として触れた1つがオール沖縄のたたかいであり、翁長さんの遺志を継いでいくことを志位委員長も表明しました。翁長さんとの会話のエピソードも紹介していて、聞きながら胸に沁みました。まさに命がけのたたかいだったことを、震える思いで聞きました。

 もう1つが、反原発や安保法制=戦争法反対などの市民運動。市民の声に日本共産党も背中を押されて、ぶれずに野党共闘へ力を込めるようになりました。この流れを止めてはいけない!と心から思いました。

 志位さんの講演は、今の安倍政治を変えたいと願っているすべての方に聞いていただきたいです。そして新しい政権に向けた率直な意見交換を、どんどん進めたい。レールは敷かれてきているんです。やるかどうか、です。

 明日からも、さらに力を込めてがんばっていきたい。

 【今日の句】負けないよ 雨にも安倍にも 負けないよ

2019年8月7日水曜日

この問題こそ掘り下げた報道を

 ホルムズ海峡への「有志連合」構想にかかわり米国からの自衛隊派遣要請を、岩屋防衛相は「総合的に判断」と否定しませんでした。重大です。

 日本共産党の見解はこちらをご覧ください。もともと今回の危機は米国が核合意から離脱したことで引き起こされたわけで、道理が成り立ちません。イランへ自制を求めるとともに、米国に核合意へ戻ることこそ求める必要があります。

 ドイツは艦船の派遣に参加しないことを明言しています。マース外相は「軍事的解決はない」と、外交的解決をめざす姿勢です。フランスのルドリアン外相も「(湾岸での具体的態勢について)協議は早計だ」と慎重姿勢です。

 イランと日本は友好関係にあります。それならば、その関係に依拠した外交こそ力を尽くしてはどうなのか。米国追随によって、失われるもののほうが大きいのではないか。なし崩しに自衛隊の海外展開が進むことで、日米の軍事一体化が強化されることになりはしないのか。

 これらの疑問に、まったく政府は応えていません。国会での審議の場もないからです。報道も、いち国会議員の結婚を大々的に報じることよりも、情勢を掘り下げて報じることを願うばかりです。

 【今日の句】外交の議論が なぜに出てこない

2019年8月6日火曜日

核兵器禁止条約の批准を早く

 あの日は、もっと暑かったはず--と参加した誰もが思っただろう宣伝行動。「核兵器なくそう」の呼びかけに、多くの方が署名されていました。写真は宣伝後の1枚です。

 今日は広島への原爆投下の日。報じられているように、今年も安倍首相は核兵器禁止条約には触れませんでした。憲法9条を変えることにも執念を持ち続けています。多くの犠牲を出した侵略戦争への反省や、歴史認識もあらためて問われなければならないと思います。

 原水爆禁止世界大会も始まりました。私が初めて広島へ行ったのが1990年。党道委員会に勤めてから長崎にも行きましたが、ここ10数年は行けてないなあ。北海道からの代表団は若い人の参加も多いようで、ぜひ多くのことを学んで戻ってきてほしいです。

 私が初めて参加して驚いたのは、同年代の学生・高校生が確信をもって平和運動をおこなっていたこと。街頭で署名を集め、展示や学習会などもおこなうなど、当時の私にとっては軽い気持ちで参加した自分が恥ずかしくなるような、それはそれは驚きだったのでした。

 でも、そういう次世代の青年たちが学び、歴史をつないできたのが日本の平和運動であり、核兵器廃絶の運動です。その粘り強さとヒバクシャとの連帯があったからこそ、国際社会も動かして核兵器禁止条約に実を結んだわけでした。国際的に見れば、核保有の論理を正当化する国のほうが少数です。

 唯一の戦争被爆国の日本こそ、早く核兵器禁止条約の批准を!

 【今日の句】核兵器 なくせの声は この先も