2019年5月23日木曜日

農林漁業にこそ希望を

 今日は新ひだか町・新冠町の街頭15ヵ所から訴え、移動中もマイクを握り続けました。なかなか行けない全道の各地域ですので、時間いっぱい声を出し続けています。

 今日もいい天気でしたので、手を振って応えてくださる方もチラホラと。演説箇所には党員・支持者のみなさんも来てくださって、たくさんの激励もいただきました。新ひだか町では谷園子町議、新冠町では前町議の武藤勝圀さんが、いっしょに回ってくださいました。地域に根ざした議員・前議員さんだけに心強い。

 日高管内は、どの町も軽種馬生産が大事な基幹産業です。少し中心街を離れると、馬の親子を牧草地で目にします。大きな音に驚いて走り出し、骨を折るようなことがあっては大損害なので、近くを走る時は宣伝カーも音を控える配慮をしています。日高地域特有の事情ですね。

 私が衆議院議員のときに、軽種馬産業の振興について質問したことがあります。「農業政策とは『口に入るもの』の生産に対しておこなうもの」というのが農林水産省の基本姿勢なので、軽種馬支援には競馬による売り上げを充てています。しかし牧草地も立派な「農地」です。それなら農業政策として位置づけるべきだ、と質問したことを今でも覚えています。

 そういうわけで今日の「つどい」の場でも、「ぜひ第一次産業での希望を語れるようにしてほしい」と出されるのも当然なのです。関連産業も多く雇用の場であり、農林漁業の振興なしに人口減少も止めることにはなりません。新ひだか町ではミニトマト、新冠町ではピーマンの生産が盛んになってきて新規就農者も生まれています。こういう実態をふまえた政策をつくっていきたい。

 そのほかにも「安倍首相はウソばっかりだ。野党が力をつけてほしい」「政党助成法への考え方は」「泊原発で事故があったら心配。どのように考えているの」「中学校の教員をしていた畠山さん。教育への考え方は」「生産者と消費者の距離を縮めるようにしてほしい。生産現場のことを知ってほしい」「灯油代が高くて、冬は何枚も重ね着。国で支援できないのでしょうか」などなど、多くの意見や質問がありました。こういう話し合いを(私が行けない各地でも)気軽に開いてほしいなと実感しました。

 新冠町では武藤さんが緊急に連絡してくれて、最後の宣伝場所である町営住宅前に何人か駆けつけてくださいました。「年金を増やしてほしいよ」「応援してるからがんばって」などの話とともに、「米中の貿易戦争は大変だ。私たちの生活にまで影響が出る」との話があって「ミニつどい」状態に。「衣類や家電製品は中国製も多いっしょ」「日本が米中の間に入ったらどうなのか」など、今の状況をどう見たらいいのかと議論にもなりました。

 何かおかしい、ということを多くの方が感じています。その中身を紐解いて、変えられる展望を示すのは政治家・政党の仕事です。こうやって語り合える活動って、本当に楽しい。政治を変える力は、やっぱり草の根にあるんだと実感できるからです。語るなかから新たな政策や演説に生きるものも見つかったりします。

 くらしや地域に、とことん根付いた活動を。あらためて実感した日高管内での3日間でもありました。

 【今日の句】帰り際 夕陽に激励 されたよで

2019年5月22日水曜日

北海道は、やっぱり農林漁業を元気にしてこそ

 昨日とは変わってスッキリ晴天! 昆布干しも横目にしながら、今日は様似町・浦河町をまわりました。

 様似町は4月の町議選で、日本共産党・鈴木たかし候補が初当選。前回より倍加近い得票で、3回目にして念願の議席を獲得したのです。議員バッジがなくても粘り強く住民の声を聞いて町政へ反映させてきた鈴木さんに多くの共感や信頼が寄せられたことは、いっしょに町内をまわるなかでも実感しました。

 あいさつに回ったどこでも「鈴木さん良かったね」と声をかけられます。思わず私も笑顔。今度は7月の参院選で日本共産党を伸ばしてください、と鈴木町議と私とで訴えながら歩きました。党事務所でひらいた「つどい」では私に初めて会うという方もいて、町議選挙も通じて輪が広がってきたんですね。

 その「つどい」では、「とにかく年金を減らさないでほしい」「消費税が8%になってから、美術作品がまったく売れなくなった」「地元に若い人が残れるよう働く場を」など、多くの要望や意見が出されました。「政府は地方のことなんて、まったく見ていない」と辛らつな意見も。でも、私もそう思います。安倍首相が向いているのは財界や米国の方だからです。

 浦河町でも「つどい」の場で同じような話が出ました。「夫がデイサービスを受けるようになって出費も増えたし、これで消費税が上がったらどうやって生活したらいいのか」「北海道は農林漁業で成り立っている町が多い。地域を元気にするためにも、ぜひチラシやポスターで打ち出してほしい」などの声が出されました。もっともです。

 冒頭に書きましたが、今日は昆布を干す作業をしていた方ともお会いしたのです。本格的な昆布漁はこれからですが、拾い昆布は今の時期もおこなっています。北海道は第一次産業にかかわる働く場が多く、この大元が崩れれば若い人が定着できなくなります。人口減少対策というのなら、農林漁業と中小企業の支援がどうしても必要です。

 話が飛び飛びで申し訳ありませんが、様似町も昔は製材所が3つあったそうです。それが丸太の関税がゼロになったことを契機に関連する雇用が減っていき、今は町内に1つしか製材所はありません。国会で国有林にかんする法改定が出されていますが、大手ばかりがもうかるようでは地域の活性化にはつながりません。植林から伐採まで、川上から川下まで、きめ細かい支援が必要なのです。

 浦河町では荻野節子町議と、町役場で副町長・松田有宏さん、商工会議所では専務・德田正人さんにごあいさつにまわり、地元紙・日高報知にも訪問。勤医協浦河診療所では時間をとって地域医療の状況について話をうかがいました。国民健康保険税の高さや生活の貧困が受診抑制につながっている実情を教えていただきました。

 昨日もそうでしたが、社会保障に対する安倍政権の冷たい姿勢によって国民生活の安心が奪われていることが、本当に腹立たしくなります。浦河赤十字病院近くでの宣伝でこのことを話していたら、白衣を着た方が手を振ってくれていたのは「国が医療や介護を支えてほしい」という願いを共有できたのだと思いたい。それだけ地域医療や介護にかかわっては、切実な実態が広がっているのです。

 足を運ぶことで、リアルな実態がわかります。国政に反映させなければとの思いが強まります。明日は新ひだか町・新冠町をまわります!

 【今日の句】スッキリと 政治も変えて いきましょう

2019年5月21日火曜日

今日は日高町・平取町へ

 今日から日高管内をまわるのですが、いきなり猛烈な雨と風! 土砂災害や農業被害などなど、お気をつけくださいね。

 日高町での「つどい」でも「昨晩の風の強さにドキドキした。屋根が飛ばされるんじゃないかと心配だった」との声も。「昨年の台風を思い出した。風が止んだと思ったら地震が来て、同じことがおきないかと心配」という方も。そうでした、昨年は台風と胆振東部地震が連続して直撃したのですよね。

 まだ日高町でも地震の爪痕が残っています。まだ補修に手がつかない町道があって、マンホールが飛び出しているといいます。国の査定が終わってから工事をするものもあり、ようやく工事が始まったばかりとも。私から「くらしや地域に税金を使う政治に変えなければいけませんね」と話したことに、実感をもってうなずかれる姿があったのが印象に残りました。

 平取町では鈴木修二町議に案内いただき、まず遠藤桂一副町長と懇談に。トマトや和牛などブランド化してきた取り組み、アイヌ新法が成立したことを受けた町での具体化、昨年の地震当日の様子(町長室の大きな窓ガラスも割れた!)など、町の様子の一端をうかがうことができました。

 JAびらとりでは仲山浩組合長が応対してくださいました。主力のトマトを中心に毎年2戸ほど新規就農があるそうですが、一方で「後継者がいなかったり、途中でやめる農家もいるから、全体では少しずつ減っているかな」とのこと。政府が進める規模拡大も限界に近いと語り、「中小の農家が規模を維持するうえで使えるような補助事業にしてほしい」と、条件の緩和を要望されていました。

 これは道内各地でよく聞かれることで、設備投資をするのに収量や販売を拡大することを条件にしないと補助事業を使えないという実態を指します。現状維持でも地域を支える大事な担い手なのに対象とならないのでは、せっかくの生産基盤も弱めてしまうことにもなります。大事な点なので、国会と連携して私も引き続き訴えていきたいです。

 社会福祉法人・平取福祉会では、山ぎし(山編に厈)俊紀理事長さんと奈良浩寿施設長さんが応対してくださいました。かつら園の中も見学させていただきましたが、「地震のときのクラック(ひび割れ)が、まだ残っているところもあるんです」と山ぎし理事長さん。日常を過ごすうえでは問題ありませんが、老朽化対策や機能性ある施設とするうえでの負担の重さに頭を悩ませてるといいます。

 「やっぱり根本的には介護報酬です。少しずつでも上がる見通しがあれば、計画的に施設を直していけるのですが」との言葉に、私も納得。税金の使い方は、軍事力や大型開発より社会保障を優先にすべきではと私からも述べました。介護士不足も話題になり、「この地域で住み続け、老後も平取にいたいという方の願いに応えるうえでも、少しでも働く条件がよくなるように」との切実な思いもうかがいました。国の責任は重大です。

 ところで、かつら園での最高齢の方は何と109歳! 住民票が苫小牧にあるため平取1のご長寿ではないそうですが、少なくとも私が道内でお聞きしたなかでは間違いなく最高齢の方でした。

 雨が強いため平取町では宣伝カーを流しながらの訴えでしたが、日高町では菊地日出夫・真壁悦男の両町議と街頭での訴えもおこないました。こんな雨の日にもかかわらず(いや、雨の日だから激励も兼ねてなのか)車中から手を振ってくださる方の多いこと。両町議が活躍されている反映なんですね。

 明日は様似町・浦河町へ。晴れることを祈ってます!

 【今日の句】今年こそ 災いなしを 祈ってる

2019年5月20日月曜日

根本的に反省していないじゃないか

 辞職する気なしの丸山穂高衆議院議員に「戦争したがる議員はいらない」のコール! いつも以上に平和への思いがほとばしった今日の総がかり集会でした。

 野党6党はによる辞職勧告決議案に「言論府がみずからの首を絞めかねない行為だ」と述べたそうですが、日本国憲法も国際ルール上も領土を奪うための戦争など認めていません。開き直ったことによって、ますます丸山議員の好戦的な考えが明らかになったのではないでしょうか。根本的な反省などしていないではないのか。

 マイクを握ってスピーチをしたみなさんの思いも、初めてデモのコールをされた方の声の張りも熱い。「戦争したがる総理はいらない」「戦争したがる議員もいらない」私もデモパレードは先頭に立って声を上げました。

 はからずも安倍首相は「参院選ではしっかり改憲を訴えよう」と自民党議員に述べています。9条改悪へ正面突破をはかる構えです。アジアの平和と友好を発展させることに最大の障害となるのが9条改悪を、このまま許すわけにはいきません。

 今日の宣伝でも「がんばってくださいよ」と激励する方もいて、ずいぶん励まされました。事実にもとづいて安倍政権を批判しながら、打開すべき党の政策も説得的に訴える。私自身のことも、もちろん触れる。1回の宣伝で盛り込めませんし、広い北海道は私1人ではまわりきれません。ブログをお読みのあなたから、まわりの方へお広げいただけるよう、お願いしたいのです。

 いろんな準備も慌ただしくなってきました。報道関係から写真撮影のお願いや、各団体からの政策アンケートも持ち込まれてきています。そのすべてに応えるには、スタッフとの情報共有も大事です。

 写真は生活クラブ生協さんが、アンケートなどを持って足を運んでくださったもの。各候補に食の安全や原発、消費税などについて問うものです。少しの懇談の時間では、やっぱり憲法についても話題になりました。基本的人権を尊重することや戦争放棄、平和主義は根っこでつながっているんですよね。憲法をいかすことの大事さを意見交換できたと思います。

 SNSで拡散していく動画もつくるため、私を知る方々へのお願いもしています。果たして、どのような方が登場して「はたやま和也」を語ってくれるのか? 出来上がり次第、ブログでもお知らせするようにしますね。

 明日からは日高地方をまわります!

 【今日の句】暴論は 自由と言わぬ 暴論だ

2019年5月19日日曜日

思わぬ出会いも

 初夏のような札幌。まさにジンギスカン日和の今日は、東区の党と後援会による花見でお肉もしっかりいただき、そのパワーで明るく元気よく宣伝へ!

 わが家では、いつも私が火おこしと肉焼き係。火を起こす仕事も楽しいものですよね。今年は参院選までおあずけなので、夏にはキャンプに行けることを今から楽しみにしておこう‥‥。

 さて東区の党と後援会の花見では、宮川じゅん道議・太田秀子市議・平岡だいすけ前市議とあいさつをしながら交流。地区委員長のお子さんや太田市議のお孫さんなど、小さい子の参加も多くてにぎやかでした。みんなを笑顔にしてくれる子どもたちの存在って、やっぱり大きなものですね。

 各地で子どもをめぐる事件などを目にすると、本当に残念でなりません。児童虐待を防止するための法改正案が国会で審議中ですが、より内容を強化する修正案を野党で提案しています。児童虐待の背景にあるDVへの対策を設けてもいます。子どもの権利条約の精神がいきるようにしていきたいですね。

 その後は札幌ドーム付近での宣伝へ。地元・豊平区の選出の池田ゆみ市議と、党員・後援会のみなさんも応援に駆けつけてくださいました。今日はマスコミ取材もあり、ちょっと私も緊張気味。それでも1時間弱、池田市議と交代しながらマイクを握りました。

 「全国から来てる方も多いので、あまり選挙で得にならないのでは」と質問もありましたが、比例代表選挙は全国1つ。北海道選挙区とともに全国で日本共産党を伸ばしていただくためにも、このような機会も大事だと思って宣伝したのでした。しかも、思わぬ方との出会いもあったりするから面白い。

 宣伝の後に、ある女性が声をかけてくださいました。「畠山さんが国会にいた時に、秘書をしていた●●の妹です」。何と! 確かにお顔が似てらっしゃる。札幌ドームは今日が嵐のライブ最終日だったのですが、この日のチケットを取れたとのこと。途切れることなく万単位の方が足を運ばれているなかで、こうやって会えるなんて奇跡的ですねと話も弾みました。

 GW10連休は働きづめとなり、今回のライブにあわせて休暇を取っている方もいることでしょう。そのような年代の方とともに、私より年齢が上だと思われる方も結構いらっしゃいました。嵐は、多くの方に愛されている国民的グループなんだなと再認識しました。札幌中心街でも「5×20」のマークが入ったトートバッグを持っている方の姿が目立ちましたよ。

 息子とともに散髪にも行って気分すっきり。また明日からがんばります。

 【今日の句】ジンギスカン 奉行だ私 わが家では

2019年5月18日土曜日

やめよう戦争、なくそう核兵器

 1958年にたった一人で歩き始めた平和行進。全国で歩き続けて61年、今日の札幌行進には私も参加しました。暑かった!

 5月6日に礼文島を出発した幹線コースはじめ、北海道は網の目の6コースで行進が続けられてきました。各自治体を訪問し、首長・副首長さんから寄せられたヒバクシャ国際署名への賛同は143(今年3月)にも。道内179自治体の約8割にものぼります。

 署名のお願いなどとともに、各町を行進しながらアピールして歩くのです。北海道から東京への通し行進者である丸宗市さん・矢部常次さんとお会いしましたが、お2人とも疲れも見せずに元気! 矢部さんは「北海道を歩いてから、まだ1日も雨に当たっていない」と喜ばれていました。

 今朝は札幌の幹線コース(野幌森林公園を出発)から私もスタートし、お2人といっしょに国道沿いを歩いてアピール。遠くから手を振る方、途中から参加してくださる方などがいて、本当に励まされます。最初の頃たった一人で歩いていた方は、どのような気持ちだったのかな‥‥と、ふと考えもしました。

 このような粘り強い取り組みが広がり、世界にも働きかけて2年前に核兵器禁止条約が実現したのでした。数十年も声をあげてきた方の万感の思いを考えれば、ここで足を止めるわけにはいきません。やっぱり日本政府が、この条約にサインするように私も声をあげていきたい。核兵器はなくせるんです。

 いったん幹線コースを外れて札幌西コースへ。手稲区・西区から引き継いで中央区・円山公園からスタートする隊列に加わりました。各地で日本共産党の議員・地方選候補が参加をしていて、厚別区では橋本みかさん、中央区では小形香織市議・森つねとさんがいっしょに歩きましたよ。

 途中に通った大通公園はライラックまつりの真っ最中。ライラックまつりも、何と今年で同じ61回目。多くの方が来てにぎわっていました。このにぎわいも、平和あってこそ。核兵器廃絶の思いを共有できればいいなと思いながら歩きました。

 丸山穂高衆議院議員(元・維新)の「戦争で領土奪還」発言があったり、安倍首相が再び改憲論議をけしかける発言をするなど、核兵器廃絶を願う世論とは逆の方向に向かう今の政治状況。参議院選挙では平和へ進む道筋も訴えながら、安倍改憲を止めるために力を尽くしたいです。

 【今日の句】歩くほど 平和の道が 固まって

2019年5月17日金曜日

とことん食を大切に

 今日は当別町の農家におじゃましました。開拓から5代続いてきた農家で、息子さんも前の仕事を辞めて後を継ぐことにしたとのこと。うれしいですね。

 写真撮影も兼ねての懇談でしたが、カメラマンの存在を忘れるほど今の農家をめぐる状況で話がはずみました。「この集落も昔は100戸ほどあったけど、今は半分。政府は大規模化を進めようとしているけど、その分の設備投資をすれば借金が増える。見通しが持てないから、農家をやめる人が後を絶たないんです」との話を納得しながら聞きました。

 ちょうど畑は秋まき小麦が青々と育っていました。昨年は低温・長雨の影響もあって作況が悪かっただけに、よい天気が続いている今年への期待も大きい。「でも『青田を喜ぶな』という言葉があるんだよ」と教えてもらいました。収穫の直前まで何が起こるかわからない。自然を相手にした農業の重みを、あらためて知る懇談ともなりました。

 ところで後継となる息子さんは、公務員を退職して戻ってきたとのこと! 「収入は半分になるけどな」と笑うお父さんに対して、息子さんは「親の姿を見ながら育って、やっぱりやりがいがある仕事だと思って」と話をされていました。こういう思いで、どの農家のみなさんも農作業に向かわれているんですよね。

 TPPや日欧EPAなど、日本政府は日本の農家が苦しむとわかっていても農産物の輸入を拡大し続けてきました。そして今度は日米FTA。「こういうことが続けば、また見通しが持てなくなるんだよ」の言葉は重い。食料自給率だって今は38%しかありません。国民の食料を他国にゆだねて、いざ「日本には輸出しないよ」「ほしかったら高値で買ってくれ」などとなったときに、どうするというのでしょうか。

 今日から3日間、札幌ドームでは嵐のライブがおこなわれます。開場前に宣伝したのですが、道外から来ている方も多く、私から北海道の食と農についても触れて話しました。札幌会場でのグッズカラーが黄色ということもあり、ツイッターでは「札幌黄色」がトレンド1位を記録。札幌市民で気づいた方もいると思いますが、「札幌黄」ってタマネギのこと?と話題になったのです。

 このことにも触れて、北海道の食と農についても、この機会にいろいろと知ってくださいと呼びかけました。ちなみに札幌黄は肉厚で柔らかく、糖度と辛みのバランスがよく加熱後は甘みが強くなります。札幌市民でも食べる機会はそう多くないのですが、こういうことを通じて生産現場の努力と苦労を知ってもらいたいですね。

 とことん食を大切にするのなら、外国への輸出ばかりに力を入れるのでなく、しっかり生産基盤を支えることが必要です。価格保障や所得補償の拡充を!

 【今日の句】収穫の喜び きっと今年こそ

2019年5月16日木曜日

市民の味方となる議席を

 今朝は白石区で宣伝をした後、現有3議席の確保めざす石狩市議選の応援へ。はちや三雄(3期)・みさき伸子(1期)・松本きくえ(新)各候補を懸命に押上げです!

 はちや三雄候補は、浜益村議の時代も含めると10期目になります。はちや候補のチェック力と論戦力は誰もが認めるところで、私もいっしょに何度も国への要請をおこなったものです。消防団員の報酬引き上げや、合併した厚田区・浜益区の透析患者に対する交通費補助など、きめ細かく市民の声を届ける大事な役割を果たしてきました。党市議団の大黒柱・頼れる団長なのです。

 2期目をめざす、みさき伸子候補は子育て施策の充実に力を注いできました。小学2年生まで医療費無料化を拡充し、放課後児童クラブも2つ開設、いま全国で問題になっている児童への交通事故でもいち早く対策を実施させるなど、1期目ながら大活躍でした。市民運動・政治活動に加わる原点は原水爆禁止世界大会に参加したことだったという、みさき候補。変わらぬ平和への熱い思いをもって、訴え続けています。

 新人の松本きくえ候補は、長原とくじ市議の後継になります。新日本婦人の会はじめ市民運動でパワフルに走り回り、福島や沖縄にも足を運ぶほどの行動力。学童保育の指導員を務めて子どもたちへ注いだ愛情と情熱を、今度は全市民に向けて、市議会で活躍するためにと立候補を決意しました。演説には妹さんも駆けつけてこられて、ほっこりともしていた松本さん。市議会で思う存分、働いてほしい。

 長原とくじ市議もサポートで駆けつけていました。私が最初の候補のころから、本当に大変お世話になりました。市民からの信頼も厚く、選挙でトップ当選を果たしたこともあります。前回3議席になって多くの市民要求を実現させ、国への意見書も30本以上も採択できたのは、長原さんが果たしてきた役割も大きかったのです。加えて、隣の札幌北区から前道議の佐野弘美さん、市議候補だった小室正範さんもアナウンサーとして乗車していて活気もありました。

 石狩市を含む衆議院北海道5区は、3年前の補欠選挙で、市民と野党の共闘をスタートさせた地です。共同で取り組んできた市議も、今回の選挙戦では立候補しています。全体の力で安倍政権応援団を減らし、日本共産党市議団も3人を引き続き何としても勝ち取りたい。私の応援も力が入りました。

 ぜひ、石狩市にお知り合いがいるという方は、ご支持を広げてくださるようお願いします。定数が2つ減るなか5人はみ出しという多数激戦で、1票1票を争っている激しい展開です。重ねて心からお願いします。

 私にとっても参院選へ、さらに慌ただしくなってきました。朝の宣伝は、さとう綾市議と伊藤りちこ道議予定候補(4年後も挑戦します!)とで地域のみなさんともいっしょに。各地で勢いつけて、私も必ず再び国会でがんばりたい。

 【今日の句】まだ桜 散ってもないのに 初夏が来た

2019年5月15日水曜日

公式LINEと演説会のご案内

 今日から「はたやま和也 公式LINE」を始めました。http://nav.cx/b6OmFle →QRコードから友だち登録できます。よろしくお願いします。

 毎日のメッセージや、LINE専用の特別動画も発信しています。とはいえ始めたばかりで、よくわかっていません(汗)。慣れるまで、しばらく温かい目でお付き合いのほど、お願いします。

 あわせて、小池晃書記局長が来道しての演説会もご案内です!
 ●日にち 6月8日(土)午後2時~
 ●会場  札幌コンベンションセンター・大ホール
     (地下鉄東西線「東札幌」駅から徒歩8分)
 ●入場無料、手話通訳・臨時保育あり
 もちろん私も訴えます。お知り合いも誘って、ぜひ足をお運びください!

 今日は党道委員会総会。全道で党活動を担っているみなさんと、参院選での勝利に向けて議論を重ねました。各地での地方選の奮闘も紹介されて、私からも決意を込めてあいさつ。北海道から安倍政権を変える結果を出すために、心ひとつに私もがんばっていきたい。

 さて、今日も意見が出ましたが、いよいよ消費税増税を止めるべき決断の状況になってきました。昨日の内閣府による景気悪化判断に加え、米国が中国からの輸入品に追加関税を課すとの発表も。6月のG20首脳会議までにも、米中両国で何らかの合意ができるか道筋も見えません。

 米国は、国民向けの減税もおこなっているので強気に出ているのでしょう。日本には農産物の輸入拡大も求めています。しかも、米国製の戦闘機の爆買いまで日本は約束しています。米国のために、とことん貢いでいる安倍政権の姿が本当に情けないし腹立たしい。このうえ消費税増税となれば、本当に日本経済はどうなってしまうのか。

 仮に安倍首相が増税延期を表明したとしても、何も首相の手柄や英断などではありません。それどころか格差と貧困を広げてきた責任こそ問われるべきです。

 【今日の句】PCとスマホと 行ったり来たりして

2019年5月14日火曜日

国会議員の責務とは

 あらためて丸山穂高衆議院議員の暴言を音声で聞いたら、発言内容が許されないだけでなく議員としての態度もひどすぎる。ビザなし訪問の意義さえ、まったく理解できてなかったのではないでしょうか。

 ビザなし交流が始まったのは1992年。相互訪問・交流事業を通じて日ロ両側の直接対話を実現した、重要な機会となりました。領土交渉の傍らで相互理解を深めてきた積み重ねを、沖縄・北方問題の特別委員である議員なら知っていて当然のはずです。それなのに今回の暴言でした。

 このようなビザなし交流の場で、日本の国会議員が元島民に戦争を容認するよう迫ったという事実は、今後のビザなし交流への障害になりかねません。ロシア側への口実も与えた格好になりました。日本政府としては、もちろん外交交渉によって領土問題を解決する方針ですが、どのような影響が出てくるかかも心配されます。

 国民に影響力をもつ国会議員や政治家の発言は、外交問題では慎重さや正確さがより求められます。私も予算委員会で領土問題を質問したときは、かなり厳密に言葉を選んでいたものです。日本共産党がおこなう「野党外交」も、国際的なルールや日本政府の外交方針をふまえながら独自の交流を進めるものです。

 それなのに国会議員が戦争を容認するなんて、もはや与野党を問わず重大な発言と言わざるを得ません。国民の負託にこたえて、憲法の尊重擁護義務を負い、歳費は国民が納めた税金から支出されている存在が国会議員なのです。誤解を恐れずに表現すれば、このような戦争を容認する国会議員に税金を与えてはならないのです。

 どうにも憤怒が収まらない今回の暴言。こういう時には、そもそも国会議員とはどのような立場なのか、そしてロシアとの領土問題は何が問題なのかを整理して、広く国民的認識にすることも必要だと思います。日本共産党の考えはこちらです。私も、このブログで何度も書いてきました。くりかえし、お読みいただければ幸いです。

 会議や選挙事務所下見や政策作成など、とにかく慌ただしく1日が過ぎました。明日からは私の公式LINEも始まります! いろいろとお知らせしますので、よろしくお願いします。

 【今日の句】積み上げた 歴史を何と 思ってる

2019年5月13日月曜日

これでも大型増税をするのか

 内閣府が3月の景気動向指数の基調判断を「悪化」に引き下げ、中国は対米に最大25%の報復関税を発表‥‥これで消費税を上げたら、まさに自滅行為となりはしないか。

 この1~2週間が判断のとき、と私は見ています。菅官房長官は記者会見で、早くも追加経済対策に含みをもたせた発言をしました。増税するため税金をどんどん支出するとは、もはや行きづまりを告白したようなもの。増税しなければ、そのような支出もする必要はないはずです。

 これまでの消費税増税は、景気が良い時期や回復期と、一応は政府が判断していた時期におこなわれました。毎月勤労統計では実質賃金があがっておらず、今回の景気動向指数も「悪化」のもとで大型増税など、やっぱり自滅行為そのもの。自民党の萩生田幹事長代行が「崖に向かってみんなを連れていくわけにいかない」との言葉が本当なら、この増税はやめるべきです。

 代わる財源はつくれる!と、今日も朝から札幌市内での訴え。世論の力で変化をつくっていくことも重要です。あらためて増税の危険性も、変えるべき道筋も訴えていきたい。とにかく続けていくことです。ぜひ、まわりの方へもお広げください。

 かたや、維新・丸山穂高衆議院議員がビザなし交流の訪問団として行った国後島での懇談会で、戦争しないと領土は取り返せないとの発言をしていたことが明らかになりました。先週、隣接地域をまわって元島民の方などから話を聞いてきた者として、こんな発言が出ることが腹立たしいし、悲しくもなります。現地では、どれだけ苦労や努力を重ねてきたと思っているのか。

 「政治は言葉」と、よく言われます。暴言などは論外ですが、国の行き先を築いていく仕事は、思いつきやイメージの言葉で進めてはならないのです。そして言葉には、政治姿勢や人格も反映されます。私がブログにこだわって書き続けている理由も、ここにあります。丸山議員は、この後どのような発言をするのでしょうか。

 なんとも苦々しい思いだけが残ります。霧が晴れるように、明るく元気に訴えていきたい。

 【今日の句】ごまかしが きかない数字 並んだぞ

2019年5月12日日曜日

希望の道を進もう

 今日は東京の党本部で中央委員会総会。参院選めざす活動方針を決定しました。私もさらに元気にがんばりますよ!

 行き詰まりがひどくなっている安倍政権。事実にもとづいた冷静な批判と、変えるべく展望を示した希望を語ろうと提起され、いくつかの政策的課題の提案もありました。北海道にも引き寄せて、私の思いを私の言葉に乗せながら訴えていきたい。

 日本共産党そのものを語ることも、さらに大事にしていきたいです。選挙区の予定候補とは言え、国政選挙は政党選択の様相となるし、比例選挙での前進なしに選挙区の勝利もありません。

 こうなると語りたいことだらけなので、ぜひ各地をまわったさいには小集会・「つどい」の場があると嬉しいです。連絡をとりあって、そういう機会をつくってもらわなきゃ。ご支援の輪を広げてくださるよう、お願いもしやすいですしね。

 先ほど札幌の自宅に無事に戻り、寝ている子どもたちを起こさないようにソーッと数泊した分の片付けも済ませました。さっそく明日は朝から宣伝。元気よく訴えます!

 【今日の句】飛行機を降りて 気温にほっとした

2019年5月11日土曜日

揺るがず「国民の苦難軽減」を

 釧路市内で「つどい」や宣伝などをおこない、明日の会議のため先ほど上京しました。桜が咲き始めた釧路とくらべ、東京の暑いこと!

 暑いのが苦手な私にとって、北海道とりわけ釧路の気候は肌に合うのです。霧の町として有名な釧路ですが、夕日の美しさには目を奪われるほど。ただ今日の地元紙では人口が17万人を割ったとのことで、これからの町づくりや安心してすめる地域づくりは急がれる課題になっています。

 今日の「つどい」でも、「これだけ生活が大変なのに、どうして政党はお金を受けられるの(=政党助成金のこと)」「役に立たない議員なら、数を減らした方がいい」など政治に対する厳しい意見が相次ぎました。それだけ生活が大変だということです。「お菓子の長さも短くなってるよ」ということも話題になりました。こんな時に消費税増税どころではありません。

 会場の市営住宅で水道管が破裂して水浸しになったとき、作業服と長くつで真っ先に駆けつけて水出しをした日本共産党・村上和繁市議の姿に感動した、という方がいらっしゃいました。「数日して別の議員が来たときは背広に革靴だった。今ごろ何しに来たんだと言ってやったよ」と、笑いながら教えてもくださいました。「国民の苦難軽減」の立場でがんばった村上市議へ厚い信頼が寄せられた話に、私も同じようにがんばらなければと痛感しました。

 一昨日からもそうでしたが、日本共産党の地方議員は地域に根ざした活動をしてきていることに本当にすごいことだと実感する毎日です。安倍政権の悪政が広がるもとで、この力を地方でも国政でも大きくしなければならないです。宣伝でも、その思いを込めて力強いご支援をと訴えました。

 明日は党第6回中央委員会総会。全国の状況も発言されるので、しっかり学びながら私も次の活動に生かします。

 【今日の句】もう季節 2つまたいで いる気分

2019年5月10日金曜日

ぜひ島を見てほしい

 今日は中標津町・標津町・羅臼町へ。国後島を目前にした羅臼町では、冷たい風も吹いて温度計は5℃の表示! お会いできた方の温かさが心に沁みた1日でした。

 移動は宣伝カーで、私もマイクをずっと握ってごあいさつ。道議候補(釧路市)だった石川明美さんが運転をしてくださり、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。元気な姿を見ることができて嬉しく思いました。

 羅臼町から書き始めますが、坂本志郎町議の案内でまずは町役場へ。町長・湊谷稔さんと副町長・鈴木日出男さんが、お忙しいなか対応いただきました。ちょうど今日からビザなし訪問が始まったこともあり、話の多くは領土問題が占めることとなりました。

 今日の報道では、ロシアとの共同経済活動において観光が具体化されていくことが報じられていました。しかし、この共同経済活動が領土返還に寄与するのかは不透明です。根室市は返還運動の拠点ではありますが、別海町・中標津町・標津町・羅臼町も隣接地域として大事な役割も担ってきました。冒頭に書いたように、沖縄本島より大きい国後島が羅臼町からはハッキリ見えるのです。

 元島民の方を含め、地域の声を受け止めた領土交渉や地域振興支援が必要だと痛感しました。相手のあることとはいえ、やっぱり「言うべきことをしっかり言う」ことをしないとロシア側だけでなく国際社会からも足元を見られることになってしまいます。まして領土は国の主権にかかわる問題だけに、粘り強い交渉が必要になるのです。

 羅臼漁協にも足を運び、専務理事・木野本信之さんとも同じような話になりました。ロシアのトロール船がゴッソリと魚を獲っていくのを目の前にしながら、どうにもできない現実に多くの漁師や住民が苦しめられてもきたわけです。その思いや現状を、どれだけ国会議員も知っているのでしょう。共通して「ぜひ多くの人に足を運んで見てほしい」と語られたことに、隣接地域の願いが凝縮されています。

 私が初めて羅臼町を訪れたのは、釧路教育大大学院に通っていた20年前でした。こんなに大きな目の前の国後島がロシアに占領されているなんてと、とても理不尽な思いをした記憶があります。今日また、日ロ外相会談の場でラブロフ・ロシア外相から、先の戦争の結果を認める必要がある(=4島をロシアの領土として認める)言明があったようです。歴史の事実で言えば千島・樺太交換条約にもとづき、国後・択捉を含む(色丹・歯舞群島は北海道の一部)千島諸島が日本の領土であるのに、です。

 この戦後処理の不公正については、私も国会で安倍首相に質問をしました。安倍首相が答弁を避けたことが、今の領土交渉の根底になっているのだと痛感します。だからこそ今の時期に至って、なおさら政府を追及しなければいけないとの思いを強くしています。元島民も隣接地域も、理不尽な状況には納得していないからです。

 まわった3町での街頭宣伝でも、内政とともに外交の転換をしようと訴えました。米国いいなりと歴史を直視しない姿勢が安倍政権のもとで顕著になり、昨日も書いたように矛盾が広がってきています。あらためて安倍政権を変えたい決意を、私から強調して訴えました。寒い中でも話を聞きに駆けつけてくださった方には、本当に感謝の思いでいっぱいです。

 中標津町では急なお願いにもかかわらず、副町長・宮川睦さんが対応してくださいました。町立病院維持の苦労も聞き、多くの課題があることも再認識です。

 今日のうちに釧路市まで来ましたが、羅臼町からは車で3時間ほどかかります。道東地方だけでも、これだけ広い北海道なんですよね。東京から見れば一地方にしか見えないのかもしれませんが、その町で(農林漁業はもちろん)生産活動をしていることで日本全体が成り立っています。どの町でも安心して暮らせるようにするのは政治の責任なのに、もうけにならない地域は切り捨てるかのような流れがあります。

 だから安倍政権を変えたい。明日は釧路市内での活動です。

 【今日の句】寒さにも 負けぬ熱さで 交流し

2019年5月9日木曜日

島は目の前なのに

 来るたびに「国策の矛盾が集中している」と実感する根室市。今日も聞いた切実な実態を、早く国政に反映させたい!

 橋本竜一・鈴木一彦の両市議とともに、まずはアラマタ水産㈱の事務所へ。気さくな荒俣友輔・代表取締役から、とりわけサケ・マス流し網漁が禁止されてからの状況をうかがいました。サケ・マスとともに、昨年の日ロ交渉が越年したためタラ漁まで出られなかった実態も荒俣さんからは話されました。

 とにかく漁に出られなければ、稼ぎになりません。主力のサンマ漁も公海まで出ざるを得ませんが、小型船では戻ってくるだけの油も積めないために日本海域のほうまで来るのを待っているのが現実です。これまでの漁のサイクルが壊れてきているため、漁師もそうですが製函・運輸・加工など関連業者にとっても雇用の維持が困難になっています。

 荒俣さんからは「せめて春の漁や仕事ができるようになれば」との要望が出されました。サケ・マスの流し網漁はロシアが禁じたものだけに、無念な思いもあることでしょう。領土問題の未解決が、根室の経済・産業に大きな打撃になっているのです。

 元島民の方から、あらためての思いもうかがいました。元島民の平均年齢も84歳を超えて、早い領土返還の実現とともに、領土返還運動の継承が課題になっています。今日も元島民の方から強い要望がありました。千島問題は根室市や元島民だけの問題ではなく、国の主権の問題であり、全国民的な認識が必要な問題です。

 「2島返還」での決着を模索する安倍政権が「日本の主権」という表現さえ示さなくなっていることに、元島民の方も残念な思いを語られました。そして「やっぱり根室に来て見ていただくのが一番です」とくりかえされました。あまりの近さに、初めて見た方は必ず驚きます。その矛盾を実感することが、もちろん私もスタートでした。すぐ目の前の島に、日本の主権が及ばないなんて!

 市役所前では宣伝もおこない、総合政策部などから市の現状も2人の市議とうかがいました。水産関係で言えば、ベニザケ養殖事業を始めるなどの動きもありますが、やっぱり先に書いたような領土問題の影響が大きいことが語られました。外交交渉なので簡単ではないにせよ、漁法の工夫1つでも前進できることがあるのなら、私も力を尽くしたい。

 総合政策部の職員さんからは、JR花咲線の維持に向けた取り組みもうかがいました。根室市の隣・浜中町はモンキー・パンチさんの生まれ故郷ということもあり、ルパン三世のラッピングをした列車を走らせるなど、さまざまな努力が続けられています。高校の通学にも使われる生活路線でもあります。何より領土問題を抱える地域とつながる交通網をなくすことは、日本国として領土問題を軽んじてるサインに受け止められるのではないでしょうか。

 花咲線は湿原対帯を通るため、薬を散布して除草することをしていない唯一の路線ということを、恥ずかしながら初めて知ることができました。「だから線路が緑色にきれいなんですよ」と話される職員さんの話に、花咲線を維持したいという思いがひしひしと伝わってきたのです。鉄路においても、国策の矛盾が表れている地域だと痛感もしました。

 やるべき仕事が本当に多いのは、国策の矛盾が集中している地域だから。教員不足の話も聞いて、安心してくらせる根室市へするため政治の力が問われていることも学びました。紙智子参議院議員とも力を合わせてがんばりたい。

 夜に中標津町に到着。明日は宣伝を中心に、中標津町・標津町・羅臼町をまわります!

 【今日の句】ロシアとの 領土交渉 どうなった

2019年5月8日水曜日

道理ある外交を

 根室市への桜の便りはもう少しですが、政治の春は早く呼び込みたい。党と後援会での意気高い決起集会も開いていただきました!

 何度となく足を運んできた根室市ですが、じっくりと党員・後援会員のみなさんと語り合うのは久しぶりのような気がします。確か12年前、私が初めて候補として活動した参院選のときに同じような機会があったことを思い出しました。話をしながら初心を忘れてはいけない、と感じました。

 千島問題が未解決のために、さまざまな苦難に直面してきた根室市。いま安倍首相は北朝鮮に対して「前提条件なしでの対話」に積極的のようですが、少し前までは「ロシアと平和条約を結ぶ」のだと意気込んでいたはず。対ロ交渉が進まないため外交上で別の得点を稼ごうという魂胆ならば、北朝鮮からも見透かされることになりはしないでしょうか。

 何より北朝鮮とは、日朝平壌宣言という大事な外交上の到達点があるはずです。ここに立ち返ることが必要ですが、安倍政権からそのような発信は見られません。米国頼みとも言えますし、歴史に正面から向き合ってもいないとも言えます。ロシアから「北方領土はロシアの領土」と言われたことに正面から反論しないことと、根っこでは同じではないのでしょうか。

 道理をもった外交の重要性や、消費税に頼らない財源をつくる道など、安倍政権の行きづまりを打開する道を今日は強調しながら話しました。何度も領土問題で期待を裏切られてきた根室市だからこそ、政治不信を乗り越えるだけの党の活動というのが重要だと思うのです。実際に地元との党市議と党支部は、そのような努力を続けてきています。

 明日は根室市で、水産関係や領土問題での懇談を重ねる予定でいます。あらためて現状を学んで、国政に反映させられるよう力を尽くしたい。

 【今日の句】陽は昇る 北海道の 東から

2019年5月7日火曜日

連休明けの学校は

 宣伝やSNS用の撮影で札幌中心部をまわると、桜の開花に興味津々な外国人観光客が、私の撮影中にも親指をあげてGood! 私が予定候補なんてわからないでしょうね。

 桜前線は稚内まで到着したと、ニュースで報じていました。釧路・根室方面も間もなく開花の予報です。明日から根室管内キャラバンなので、もう一度、桜を楽しめることができるかな。
 
 さて、予想される参院選公示日まで2ヵ月を切りました。党道委員会のSNS担当チームも大急ぎで作業をしています。プロの業者に頼んでいる党もあるかもしれませんが、党道委員会は(写真はプロの方に頼みましたが)いろんな意見も聞きながら手作りで進めているのです。

 まったく別の話ですが、10連休もあったからか今朝は小2の息子がぐずぐず気味。夜に会ったら元気だったので心配ないのですが、今日は同じ心配をしたという親御さんも多いのでは。ぐずるだけでなく、命の心配もしなければいけないSOSサインがあったりするとのニュースにはドキッとさせられます。

 昨夜は遅くに、中2の娘の宿題も教えたりもしていました。中学生も小学生も、どんどん学ぶ内容が下の学年へと押し込まれてきているので大変じゃないのかなと、親の立場としても元教員の立場としても感じる毎日です。競争と選別を強めてきたのが「安倍教育行政」の特徴だと思います。

 第1次安倍政権のときに教育基本法が改悪されたときも、国家主義的傾向や競争至上主義の強まりが心配されていました。当時は私も、くりかえし厳しく訴えました。当時の懸念どおりに事態が進んでいるのではないでしょうか。

 勉強が「できない」「わからない」時の、子どもたちの心の負担は大人が感じている以上のものです。どの子も置いてけぼりとならないように、教員もいろんな努力をされています。しかし、次から次へと降り注ぐ学習内容のシャワーに耐えきれないという子も増えてきているのではないか。心配になります。

 真の学力とは何か。私が学生時代のころも、現職の教員だったときも、もちろん今も問われているテーマです。学力と「生きる力」や「人格の完成」は、本来は密接につながっているもの。1つの物差しでなく複眼で子どもの成長を見ることは、子どもたちにとっても「自分の成長の気づき」になるはずです。だから先生を増やさないといけないし、子どもとかかわれる時間を学校に増やさないといけない。

 教育や子育ても、政治にかかわる重大テーマ。機会あるごとに、私も発信していきたい。

 【今日の句】総理こそ 漢字ドリルを さあどうぞ

2019年5月5日日曜日

笑顔が広がる大行進

 泊原発停止から7年、毎年この時期の大行進に今年は息子と参加しました。このまま動かさず、原発のない新しい北海道をめざしたい!

 今も福島第一原発事故は収束の見通しがたたないまま、ふるさとに戻れない方も多くいます。過酷事故が起きれば取り返しがつかないほどの被害が広がると、誰もが目の前でわかったはず。泊原発で過酷事故が起きないとは、もちろん言えません。

 そのうえ泊原発は、再稼働への一応の基準をもった規制委員会でさえ審査がストップしている状況に。敷地内に活断層があることを否定できないまま、ズルズル時間が経っています。もはや北海道電力にとって泊原発は経営上の重荷になっているのではないでしょうか。

 節電・省エネの努力や、24時間営業スタイルの見直しも進めましょう。住民合意を前提に再生可能エネルギーの普及も可能性があります。その条件がある北海道でこそ、希望が見える運動を広げたい。今日のような笑顔が広がる大行進は、本当にいいですね。

 息子も最後まで歩き通し、ご褒美がわりにいっしょにアイスも食べて、しばし親子の連休タイム。大通公園は親子連れも多く、このような安心できる1日が過ごせるような社会を続けていきたいと心から思います。

 集会でデモパレードのほかに、SNS用の写真も撮影。写真に慣れない私ですがスタッフさんの腕におまかせしつつ、私は政治家のカナメである「言葉の力」を磨くことにがんばります。

 【今日の句】原発の ない選択肢 見えている

2019年5月3日金曜日

五月晴れには平和憲法が似合う

 札幌は青空のもと総がかり集会とデモ・パレードがおこなわれました。紙智子参議院議員と参加し、安倍政権のもとでの改憲はさせない決意を交流しあいました。参加されたみなさんも本当に元気!

 上田文雄・元札幌市長はじめとしたリレースピーチのあとは、サウンドデモの隊列に私は参加。「戦争したがる総理はいらない」「憲法知らない政治家変えろ」など元気なコールに、街行く若いみなさんも手をあげてましたよ。

 天皇即位などの祝賀ムードを醸成して、安倍首相が「新しい時代に新しい憲法を」など言い出すのは必至。しかし平和憲法を壊す安倍政権を変えてこそ、新しい時代が開かれます。その変える力は、やっぱり市民と野党の共闘! 今日の集会とデモ・パレードを通じて、その思いを強くしました。

 党として宣伝もおこないました。写真は西区の地下鉄琴似駅周辺にて、田中啓介市議とともにマイクを握ったもの。駆けつけてくださった党員や支持者のみなさんの激励も力になりました。

 今日は、あらためて私の9条についての思いを訴えました。釧路で看護師をしていた女性の、空襲を受けた際の悲しい事実を紹介しました。空襲の混乱のなか、母親や赤ん坊を連れて防空壕に避難して夜が明けたとき、1人の母親が「子どもが死んだ」と叫んだそうです。

 抱いていた子どものことかと思ったら、その子は自分の子ではなかったのです。混乱のなか違う子を抱き、本当の自分の子は床で冷たくなっていたのを明るくなってから気づいたのでした。釧路の空襲は7月15日ですが、7月とはいえ釧路は冷える日もあるもの。その状況を想像するだけで胸が痛くなりますが、その女性が私に伝えたかったのは「戦争につながることは止めなければいけないよ」との言葉でした。

 戦争は、すぐには起きません。今の時代に起きるわけないと思っている方もいるかもしれません。しかし確実に、自衛隊が武力を持って海外へ出ていく法整備は進められてきています。安倍首相は、自衛隊募集のために名簿を出さない地方自治体の非協力さまで口にしました。こうやって、特に若者たちが戦闘に参加させられる道がつくられてきているのです。

 だから今、安倍政権の改憲を止めなければいけない。その強い意志を示すのが、今度の参議院選挙になります。各党・各議員・各候補が、今の憲法についての態度を明確にするべき選挙だと私は思っています。

 今日はまさしく五月晴れ。平和憲法の大事さを、さらに広げようと誓った1日でもありました。

 【今日の句】憲法を 知らない政治家 退場を 

2019年5月2日木曜日

生産現場の努力と苦労を知って

 今日は紙智子参議院議員と厚真町・安平町・むかわ町へ。各地で復興と農業の課題を聞き、紙議員と国政へ反映させていく決意も私から述べました。

 昨年9月の地震発生から毎月、3町を訪れて要望を伺ってきました。先月だけは地方選応援のため来られず、2ヶ月ぶりの3町訪問です。雪がとけたため厚真町の土砂崩れ被害ぶりがまた見えて、胸を痛めながらの移動でした。

 厚真町では連休中にもかかわらず、JAとまこまい広域農協・松原正明参事が応対してくださいました。この連休中もシカ被害を防ぐ柵の設置作業が、厚真町では行われています。そうでなくても、まだ土砂が取り除けないため今年は作付けできない水田が町全体の1割にも及ぶことで、全体の収穫量も心配される現状にあります。

 水稲農家さんからも話を伺いました。今年の作付け面積は例年の3分の1ほどとのことで、「補償をもらえても、やっぱり作ることが農家の仕事ですから」と無念さをにじませた話に、あらためて胸を痛めました。

 厚真町生活再建を望む会のみなさんからも現状と要望を聞きました。再建のための大型財政支援を求める署名にも取り組まれてもいます。「熊本地震などと比べて全体の被害の規模が小さくても、1人ひとりが被害を受けたのは同じはず」との話を、うなずきながら聞きました。就任したばかりの鈴木知事も選挙の第一声は厚真町でおこなったのだから、ぜひ私たちの思いを受け止めてほしいと強調されていました。私たちも道議と連携しながら力を尽くしたい。

 安平町では「夢民舎」に足を運びました。代表取締役の宮本正典さん、副社長の𠮷川絵理子さんが応対してくださいました。安平町・早来は、北海道のなかでも早くチーズ作りが始まった地域。その中でも今年で29年、全国的にも知られるようになったのが夢民舎のチーズです。

 しかし、順風満帆な29年ではありませんでした。宮本さんは「私たちのような零細業者は‥‥」と謙遜されてましたが、外国産の輸入に対抗した差別化や塩加減ひとつでもこだわることなどの努力とともに、人手不足と「パートで働く方の103万円の壁」にまで話は広がり、それだけチーズ作りに情熱を注いでいることが伝わってきました。

 生産者側の話は、昨年も訪れた金川牧場さんで伺うことにしました。金川優美子さんに牛舎まで案内いただくと、水を飲むためニュッと頭を出す牛の姿も愛らしい。「それぞれ名前を付けているんですよ」と語る優美子さんの笑顔に、私たちもほっこりした気持ちになります。

 とはいえ地震からの復興には厳しい現実も。支援対象にならない事業の運用上の問題や、半年前にはあったサイロなどが解体された跡も目にして、さらに寄り添った支援が必要と感じました。とはいえ優美子さんからは「まだ私たちは自力でできるところもあるけど、続けられなかった方もいるので、そちらに目を向けてほしい」と話され、より現実をつかむ必要も痛感しました。

 時間が前後しますが、今日一番はむかわ町でレタス搬出の現場に足を運んでいます。朝取りレタスが箱に詰められ、次々と農家のみなさんが軽トラなどで運び込む現場で、鵡川農協・長門宏市組合長さんから現状を伺いました。

 道内有数のレタス産地・むかわ町は、この時期が出荷ピークを迎えます。最大で1日5000箱を出すとのことなので、一箱12玉とすると1日6万玉! ところが今年は10連休のため市場も基本的には休みとなり、開設の一部市場を通しながらやりくりされているのです。大量に残れば廃棄さえしなければいけないだけに、これではやりきれない思いにもなります。

 地震被害を受けた施設を前に、長門組合長さんからは「多くの方に支援いただき、感謝しかありません」とのお話が。むかわ町は基幹産業が農業であるだけに、町の支援も積極的なのです。今の農政の課題も含めて思いを聞かせていただき、きめ細かい対策と、第一次産業を重視するよう国政の大元からの転換が必要と痛感しました。

 養豚農家の横田さんからはご自宅で、豚コレラ対策などを中心に話を伺いました。せっかくだからと出してくださった豚の醤油漬けの美味しいこと! 横田さんの養豚にかける思いを書いたら何十行にもなるほどのお話で、とても勉強になりました。

 厚真町では伊藤富志夫町議、安平町では三浦恵美子町議、むかわ町は北村修・大松紀美子の両町議が同行してくれました。地域に根差した議員がいることの意味の大きさも、つくづく感じた1日でした。紙議員と力を合わせて、少しでも前進できるように私もがんばります。

 【今日の句】毎日の 食事に感謝 また痛感

2019年5月1日水曜日

第90回メーデー万歳

 道労連などが実行委員会となった札幌メーデー会場は曇天予報を覆す青空! 多くの方がステージでアピールして、まさに「労働者の祭典」として盛り上がりました。

 天皇退位・即位など昨日からいろいろあったけど、やっぱり5月1日といったらメーデーです。日本で初めてのメーデーは1920年なので100回目となるはずが、日本軍国主義のもとでメーデーが禁止されたため今年で第90回なんですね。いかに権力側にとって国民・労働者の団結を怖れているか、証拠を示す歴史ともいえます。

 道労連・小田島さんが撮った写真のように笑顔がはじけた! 今年は実行委員会事務局も仮装・コスプレをしていて、子ども連れの参加も多かったことから会場全体がにぎやかな感じに。道労連の傘下ではない労働組合の方や、市民と野党の共闘で結びついてこられた方などの参加があったことも特徴的。日本共産党からは紙智子参議院議員、宮川じゅん道議、札幌市議団などとともに参加して、紙議員と私とが連帯あいさつをおこないました。

 新しい組合分会ができたとの紹介があったときには、参加者から大きな拍手。デコレーション企画で「安倍晋三を許さないゾウ」と声をあげると、これまた参加者からは大きな拍手。恒例の餅まき(今年は RICE CAKE PARTYと銘打たれました)は農民連から「日米FTAで北海道農業を壊させないよう」との呼びかけもされました。連帯と団結、あたたかさが交流された集会でした。

 2組に分かれたデモ行進では、日本共産党としても道議・札幌市議、紙議員と私とで並んで連帯あいさつ。なにしろ地方選挙が終わったばかりだし市議団は新しい議員も増えたことから、握手をされる方も多く笑顔も広がりました。その後は紙議員とで、労働組合や生活と健康を守る会のみなさんの交流会をまわって一言二言とあいさつ。生健会・Hさん手作りの煮物や漬物も、おいしくいただきました!

 道労連(北海道労働組合総連合)が設立されたのは今から30年前の1989年。労働戦線の右翼的再編成に反対し、労働者・国民の切実な要求するためにたたかう道内の産業別労働組合と地域組織を結集してつくられました。これまでメーデー集会は中島公園で開いてきましたが、連合北海道のメーデーが先月のうちに開かれたため、道労連結成後でいえば初めて大通公園での開催になります。

 そして当時と違うのは、市民と野党の共闘が大きく前進してきたこと。そして労働組合の間でも、先ほど書いたようにナショナルセンターの違いを超えて労働者の権利擁護に力をあわせる動きも強められてきました。今回のメーデー集会は、いろんな意味で歴史的な位置づけをもって開かれたのです。

 国会では安倍政権が、労働者・国民への負担増路線を強めています。新自由主義・規制緩和路線が、基本的人権をも掘り崩しています。「安心して働ける社会を」「8時間働けば、ふつうにくらせる日本に」は多くの労働者・国民にとっての切なる願いだけに、このメーデーで掲げたスローガンなどは多数の声でもあります。

 この声を政治の分野で反映させていくには、やっぱり日本共産党の議席が必要。今日も各地で「参院選がんばろうね」と声をかけていただきました。紙智子参議院議員ともども、持てる力をだしきってがんばりぬきます!

 【今日の句】この国は 働く仲間が つくりあげ

2019年4月30日火曜日

先輩の積み重ねがあるからこそ

 円山公園駅前や札幌中心街などで宣伝した後、急いで着替えて苫小牧市へ。党中央委員などを務めた外尾静子さんの通夜なのです。

 外尾さんは国後島の生まれで、お父さんが教師を勤めていた影響からでしょうか、札幌の師範学校を卒業されてから同じく教師の道を歩みます。出兵となった校長先生の代理として、19歳ながら戦争当時の全児童に責任を負う立場となったのは、時代の偶然だけでなく6人きょうだいの長女であった責任感の強さも反映されたのだと思います。

 戦争が終わっても父親は旧ソ連に抑留され、母と家族で夕張市に移ります。再び教師となるものの様々な矛盾を感じるなか、1960年に安保闘争のもとで日本共産党に入党されました。教職員組合運動や新日本婦人の会などで活動の幅を広げ、その後は国政選挙に5回挑戦。いずれも善戦・健闘の結果でしたが、その信頼は確固としたもので、党の中央委員としても長く役割を果たされました。

 戦争の苦難も経験して94年、先日28日に激動の人生の幕を閉じられました。

 私にとっては、外尾さんが役職を退いてからお世話になってきたため、当時の様子を直接にはわかりません。しかし、国政選挙にも挑戦して信頼も厚かった外尾さんの活躍は、至るところで耳にしました。

 多くの先輩が切り拓き、積み上げてくれた道を私たちが歩いています。そういえば今日の宣伝中でも、握手を交わした男性が「小笠原貞子さん(参議院議員)の演説は迫力あった」と話をされました。北海道で活躍された大先輩の一人です。

 今と違う時代だからこその困難や政治的高揚があった中で、どのような思いで活動されてきたのでしょうか。そう思うと外尾さんからもっと話を聞けばよかったと、いま後悔の念に駆られます。

 今日の私の1回1回の演説も、歴史を前に進める力となっているだろうか。謙遜や疑問という意味でなく、先輩たちの生き方から学んで、1日1日を大切にしていきたい。どんな時代も「国民の苦難軽減」という日本共産党の根本には変わりなし。恥じない活動をと誓った1日でした。

 【今日の句】時代とは 誰かが決める ものじゃなく

2019年4月29日月曜日

連休の時こそ食と農を考えて

 札幌は気温がグングン上がって、お出かけ日和ですね。円山公園や大通周辺もにぎわうなか、私はあいさつや宣伝にまわりました。
 
 中央区の党後援会の花見は円山公園で。動物園や神社などへ足を運ぶ人も多いなか、この時期だけの「花見ジンギスカン」で公園内は午前のうちから盛り上がってました。後援会のみなさんから「今度は参院選だね」と声をかけてもらうなか、小形かおり市議と道議候補だった森つねとさんとであいさつに。

 私のブログを読んで党の演説会に足を運んでいただき、地方選も応援してくださった方も花見に駆けつけてくださったのは嬉しい限りでした。さらに多くの方に読んでもらえるように、もっと私も努力しないといけないですね。

 おいしそうなジンギスカンのにおいに後ろ髪をひかれながら、街頭宣伝にまわりました。ふだんの日より若い方が多いし、けっこう外国人観光客も目に入りました。握手をしていく方、「入れてるよ!」と声をかける方、「なかなか議席が増えないかもしれませんが、しっかり共産党さんを見ている人がいますから」と激励してくださる方などもいて、とても励まされました。

 今日は農林漁業の支援を強めることを含めた訴えにしました。道内どこでも人口減少への心配の声があるなかで、大事なのは地域づくりそのものであり、北海道は農林漁業の振興が何よりだからです。農林漁業で10年・20年と続けられるようにするには、価格保障と所得補償にかかわる施策の充実が欠かせません。

 いま日米FTA(私は「TAG」と言うつもりはありません)交渉で、米トランプ大統領から「日本は米国の農産品に重い関税を課している」と言われ、それに従うつもりなのでしょうか。今でさえ日本は輸出よりも10倍以上も多い、輸入額9兆6688億円(2018年度)にも及ぶ農林水産物を輸入しています。「自分の国の食料は自分の国でつくる」という当たり前のことを参院選を通じて訴え、切り替えていきたいのです。

 参院選の公示が7月4日だとすると、残り66日。しっかり1日1日を大切にして、政策や決意を広げていきたい。

 【今日の句】花見なら ジンギスカンの 北海道