2016年12月24日土曜日

消費税法成立から28年

 車の窓を開けて「がんばって!」と声をかける方、飛び入りでチラシをまいてくれる方‥‥いろんな反応があった札幌厚別区・白石区での宣伝!

 厚別区では村上ひとし札幌市議、白石区では川部竜二小選挙区3区・比例重複予定候補と伊藤りち子札幌市議に、たくさんの党員・後援会員のみなさんが参加された宣伝になりました。

 厚別区は、今年4月の衆院道5区補選で市民と野党の共闘の先頭に立った経験と自信もあり、党員・後援会員のみなさんが元気なのです。

 それが冒頭に紹介した反応にも表れていて、私も元気にがんばろうと!

 白石区では、積もった雪を事前にかいてくれて宣伝場所を作ってくれたMさんの姿が。

 この時期は、宣伝1つするにも事前の準備が大変な北海道。

 このようなみなさんに支えられているかと思うと、さらにがんばらなければという思いです。

 今日はクリスマスイブとともに、消費税法が成立した日。

 庶民増税のかたわら、大企業・富裕層は減税の恩恵が広がった28年間でもありました。

 昨日に発表された来年度予算案も、社会保障拡充とは名ばかりで、軍事拡大路線が鮮明に。

 誰もが安心して年の瀬を遅れるように、政治を変えていきたいです。

 【今日の句】 安倍政治 変えるが嬉しい プレゼント

2016年12月23日金曜日

黙ってられない雰囲気が

 札幌は連日の大雪! 交通や除排雪にかかわるお仕事は大変だったでしょうが、明日は天気が持ち直すことを祈りつつ‥‥。

 そんな荒れた天気のなかでも、東区での宣伝に足を運べば多くの党員・後援会員のみなさんが外に出てきてくださるのですから感激です。

 金倉まさとし・小選挙区2区予定候補と訴えていたら、通りがかりの男性から「畠山さん、がんばってよ、頼んだよ!」の声が。

 しかも足を止めて、私に「民進党もハッキリしない。安倍首相なんて、庶民のことなど考えていないんだ」と熱く話し続けるのです。

 自分は無党派だと話されていた男性に、私も「さらに日本共産党が伸びれば政治は変わります」と応じてガッチリ握手。

 別の場所でも、支持者というご夫婦が演説中に声をかけてくださり、もう安倍政権には黙ってられないという雰囲気がこんなにも広がっているのかと驚きました。

 少し疲れもたまり気味だったなか、その疲れも吹っ飛ぶような期待や激励。

 明日も宣伝などが予定されていて、弾みをつけてがんばりますね。

 【今日の句】 雪国の 春の喜び じっと待ち

JR北海道調査②

 調査2日目は、JR北海道本社や道庁への聞き取りが中心。日高線の鵡川-様似間の廃線発表に強く抗議し、廃線計画の撤回を求めました。

 全道の鉄路の半分にも及ぶ、JR北海道「単独では維持困難」な13線区について、JR側からは「安全と費用は裏腹」だと、現状の収支では安全が保てなくなると強調。

 新たな費用について、これまでも国から基金積み増しなどもされてきたところへ「新たな税金の投入は国民的理解が得られるか」と、国をおもんばかった態度に。

 とすれば、住民や自治体へ新たな負担を求めることになるわけで、沿線自治体との協議とは事実上の廃線という結論を話し合う場に他なくなるではないか--このような私たちの問いに、JR側も「鉄道を残したい気持ちは変わらない」としつつ、バス等の方が移動手段として有効なところもあるとか、あらためて費用の困難さなどが話されました。

 一方で、現状では困難と認めつつ、将来的な株式上場の方針は変わらないとも。

 そうであれば不採算分野は削られることになるわけです。

 つまり、現状の経営や支援の枠組みでは、実際には鉄路を維持することにならない--国鉄の分割・民営化路線が破綻しているのです。

 道庁では、有識者や首長、JR北海道などによるワーキングチームでの議論が1月末までにまとまることを受けて、道の方針を決めていくといいます。

 各地から「1路線の問題ではないのだから、国や道がもっと関与を」「道としての考え方を示して」などの声を聞いてきました。

 道から国へは、JRの資金繰りに対する支援などを求めているといいますが、道自身は財政難から財政支援はできない状況だとも。

 沿線自治体後との考えもあるなかで、道が広域的な立場から役割を果たすことが求められると、私たち側からも要請。

 国鉄労働組合のみなさんからも現状を聞き取りましたが、分割・民営化路線の破綻という点で一致しました。

 現状は安全対策が重視されているのは間違いないが、これまで保線・修繕に必要な資材を要求しても最低限のものしか工面してもらえず、その積み重ねが一連の事故につながった--との指摘。

 新たな社員も確保せず、現場では中間世代がいない偏った構成となり技術継承も困難になっています。

 働く現場でも矛盾が膨らんでいるわけで、いっそうの鉄路縮小では意欲も湧かなくなるのではないでしょうか。

 2日間の調査をふまえた記者会見もおこない、党として調査の結果を論戦や政策活動に反映させたいと私からも述べました。

 本村伸子・清水忠史の各衆議、山添拓参議、道議団は代表して真下紀子団長からも、それぞれの感想と問題意識が出されました。

 雪が強まって飛行機が飛ばず、私以外の議員は鉄路での移動というハプニングも最後にはありましたが、積雪寒冷地の北海道ではやっぱり鉄路が重要だと、その点でも再認識。

 くり返しになりますが、住民合意も自治体合意もないなかで、JR北海道の廃線計画は撤回するべきです。

 分割・民営化路線と今の支援枠組みが破綻しているもとで、国はこの30年間を総括し、新たな枠組みの検討へ舵を切り替えるべきではないのか。

 交通政策とともに、人口減少や地域経済振興などの対策も考えなければなりません。

 しっかり私も力を尽くしたい。

 【今日の句】 物流や 観光だって 成り立たぬ

2016年12月21日水曜日

JR北海道調査①

 JR北海道の「路線維持困難」問題を、今日・明日と調査です。清水忠史衆議と私は沼田町(留萌本線)・浦臼町(札沼線)へ!

 2日間の調査は二組に分かれていて、私たちの組は真下紀子・佐野弘美の両道議、女鹿武・小選挙区10区予定候補。

 もう一組は日高本線の調査に、紙智子・山添拓の両参議、本村伸子衆議、菊地葉子道議。

 明日は合流してJR北海道本社や道庁を訪れます。

 先だって今日は、深川駅から石狩沼田駅へ鉄路で移動するところからスタート。

 ほぼ道内の路線に乗った私が、唯一まだ乗ってなかったのが留萌本線。

 秩父別町・沼田町と、雪で覆われた農地を眺めるとキツネなどの足跡も見えるのが冬の北海道。

 特に吹雪や道路凍結が多い冬の移動は、鉄路の方が安心もできるんですよね。

 沼田町では、金平嘉則町長との懇談。

 深川市や秩父別町とも連携して、一方的にバス転換などを押しつけるようなJR北海道の進め方には異を唱えてこられました。

 やはり強調されていたのが、バスにした場合の冬の移動。

 雪の多い北空知地方ですので、バスの運転・移動ももちろん楽ではありません。

 通院・通学の足として重要な路線であり、国も道もみずからの責務をハッキリさせてほしいという指摘に同意しながら、お話をうかがいました。

 浦臼町では、斉藤純雄町長が時間を取ってくださいました。

 沼田町同様、浦臼町にも高校がありません。

 昨年は四人が隣の町の月形高校に通ったそうですが、廃線論議が見え隠れしたからか、今年の一年生は誰も月形高校への進学はありませんでした。

 両町長とも共通していたのは、今回存続したとしても5年・10年後には同じことがあるかもしれない、先を見据えた町づくりと遇わせた議論が必要との話でした。

 生活に必要であるだけでなく、観光・物流などにも大きな意義を持つ鉄路なのですから。

 私は11月の決算委員会で「完全民営化の旗を掲げ続けていることが、縛りになっている」と指摘しました。

 新しい枠組みでの支援等がなければ、各町長さんが指摘したように「同じことの繰り返し」になるからです。

 浦臼町では町民との懇談もあり、開拓の歴史から高校通学の話まで要望もうかがいました。

 明日もしっかり調査します。

 【今日の句】 問われてる 国の責務と 移動権

2016年12月20日火曜日

誰が責任を負っているのか

 福島切り捨てを許さない! 福島農民連による政府・東電への要請に、岩渕友・紙智子の両参議と同席しました。

 いくつかの要請項目をあげると--

 ●福島県内では、放射線管理区域(4万ベクレル/㎡)が存在している。放射性物質の表面密度の計測による農地1筆ごとの汚染マップ作成をなぜ行わないのか。

 ●放射性物質に汚染された農地は、継続的に被爆を受ける地域である。適正な農業生産活動の維持を通じ、農地の公益的機能(多面的機能)の維持発揮を図るため、農地への賠償措置をとること。

 ●労働安全衛生法に基づく「電離放射線障害防止規則(電離則)」では、雇用主が被ばく状況を管理する義務が課せられている。なぜ、農民には適用されないのか。

 ●原発事故由来の牧草地の放射能汚染による給与飼料の変更等によって、乳牛が死亡している。‥‥飼料の購入費の賠償を打ち切ることなく継続すること。‥‥

 などのほか、森林整備や土壌汚染対策法へ放射性物質を適用させることなど、要請は2時間半以上に及びました。

 特に心に残ったのは、飼料の問題について。

 牛というのは、とてもデリケートな生き物です。

 餌が変わっただけで、出る乳質・乳量も変わります。

 農水省からは「餌を変えるにしても時間を取るべき」、福島県からは「餌を急激に変えたら死んでしまいます」との発言や指導もあったのです。

 とはいえ農地が汚染されたことで自給飼料を作れないのですから、自己負担で飼料を買い求めている現実に、それは賠償とすべきでしょうとの要請だったのです。

 しかし東電の回答は、「30ベクレル未満は安全と考えられるので‥‥」と賠償にまで至らないような理屈を連発したわけですから、参加者そろって口調も厳しくなりました。

 農家や被災当事者の現実を、一体どれだけわかっているのか!と思うのです。

 さて、明日・明後日とJR北海道の「維持困難路線」問題について、国会議員5人が二手に分かれて、沿線自治体を中心に懇談などをおこないます、

 福島を切り捨てるな、地方を切り捨てるな!

 【今日の句】 切り捨てる ような政治家 いないのかい

2016年12月19日月曜日

どこまで米国いいなりか

 昨日は北海道の党会議、今日は朝から宣伝へ。日ロ首脳会談、鳥インフルエンザ、JR北海道など課題山積のなか、新たな決意でスタートです。

 少し寒さが緩んだせいか、チラシに手を伸ばしてくださる方も目立ったような。

 各紙の世論調査も出ていて、安倍政権の個別政策には反対が多いのですから、その声を受け止めつつ新しい政治の道を進める力が、日本共産党にはあることを知ってもらいたい。

 もちろん、そのために私自身もさらに力をつけなくちゃ。

 それにしても今日いちばん腹立たしかったのは、沖縄米軍によるオスプレイ強行飛行再開!

 稲田防衛相は「空中給油(訓練)以外の飛行を再開するとしたことは理解ができる」「最も不安を感じている県民や地元にしっかりと説明をしていくことにつきる」と会見で述べたそうですが、いったい誰のための大臣なのか!

 日本の主権において、現場の検証はできてもいないでしょう。

 米側に、何を述べて、何を聞いたのかも日本政府は明らかにしてきたでしょうか。

 衆議院でも参議院でも、自民党議員が沖縄の選挙区からは1人も選ばれていない現実を、どう受け止めているのか!

 そして、オスプレイはじめ米軍基地の問題は、何より全国の問題。

 全国で「19日」行動がおこなわれて、私も心ひとつにがんばる決意!

 【今日の句】 国民の 誰が欲しがる オスプレイ