2012年7月28日土曜日

普通の生活ができる北海道でこそ、原発ゼロを

  中央区の演説会を終えて家に戻ると、女子サッカーを中継しているではありませんか! 惜しい引き分け、という感じでしたね。

 どの競技もそうですが、日本選手も、どの国の選手も存分に力を発揮してほしい。

 正々堂々という言葉とは程遠い今の政治の世界も、立て直すために私も頑張らないといけないですね。

 原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会で、原発ゼロへの学習決起集会をおこないました。

 原発連代表委員の私が主催者あいさつで、紙智子参議院議員の情勢報告を受け、各団体などからの活動報告もありました。

 福島から避難された方々による団体にもごあいさつしていただきましたが、今なお高い放射線量という福島の現実に胸が痛みます。

 文科省の発表でも、レントゲン技師などしか働けないような線量の地域があり、そこに子どもたちが生活しているんです。

 除染や被爆検査、避難者への補償など、やっぱり政府や東京電力の取り組みは遅すぎるし不十分だ、と話を聞けば誰もが納得です。

 「北海道に来て普通の生活ができることの大切さを知った」からこそ、北海道では原発をなくしてほしいとのごあいさつ。

 そう、北海道でこそ原発ゼロを!

 【今日の句】 今一度 総理よ避難者の 声を聞け

2012年7月27日金曜日

粘り強く、今週も道庁前で抗議行動

毎週金曜日におこなっている、道庁前での原発再稼動への抗議行動も今週で4回目。先週もお会いした方もいれば、初めて参加しているような方もいましたよ。

 今日は札幌市で花火大会もあり、参加者の増減もあるでしょうが粘り強く取り組むことが大事。

 主催者とスタッフのみなさんの毎回の努力は、必ず多くの方の心をとらえていると思います。

 とにかく今日は暑い札幌で、宣伝中も汗が流れるほどでしたが今のところ計画停電もなし。

 無理して節電しすぎて体を壊さないよう、気をつけて夏を乗り切りましょう!

 そもそも電力需要の過剰な見積もりや、自家発電や自然エネルギーの買い入れなどが見積もられていないなど、北電の電力確保と情報公開には疑問も投げかけられています。

 無理な節電などしなくても、電力は確保できるのだと私は思います。

 長年、地震・火山活動などにかかわってきた専門家から話を伺う機会がありました。

 曰く「日本のどこで地震が起きてもおかしくない」。

 これまでの被害地震を調べても、活断層がないとされていた(見つけられなかった)地震も多くあるのです。

 結論は原発の立地にふさわしい安全な場所を日本で探すのは難しい、ということ。

 あらゆるデータも見せていただき、痛感しました。

 「想定外」を繰り返して、また原発事故が起きれば本当に日本社会は危機に直面します。

 それだけのリスクがあることも、否定できません。

 気づいた多くの方が、毎週金曜日に全国で集まっているし、来れない方々もたくさんいます。

 あらためて野田首相よ、この国民の声を聞け!

 原発撤退へ、私もがんばります。

 【今日の句】 あきらめない 五輪の夜が 教えてる

2012年7月26日木曜日

雇用促進住宅の「明け渡し」延期!

雇用促進住宅の明け渡し手続きが延長されています(こちら)。詳細を道センターで聞き取ったり、団地自治会のみなさんと懇談したりと駆け回っています。

 自民・公明政権時代の閣議決定が、民主党政権でも変えられない、雇用促進住宅からの「立ち退き」方針。

 これまで団地自治会のみなさんと何度も懇談をして、全国からの参加で厚労省交渉もおこない、退去の延長措置を取らせてきました。

 その間にも「派遣切り」にともなう緊急入居や、東日本大震災での避難受け入れ先として、雇用促進住宅は公的に重要な役割を果たしてきました。

 被災地の復興が進まないなか、入居している被災者への退去期間を延長したことで、一般入居者の退去期間も延長したということです。

 そうなると閣議決定による2021年までの明け渡し完了は、日程的に厳しくなってきています。

 自治体への譲渡も、財政状況の厳しい自治体が多いなか、進むメドが立っていません。

 そもそも全住宅を一律廃止という閣議決定自体が間違いなのですから、これを破棄してイチから住宅政策を築きなおすべき。

 災害の備え先や、低所得者・若年者(特に学生)の受け入れ先など、果たせる役割は多くあります。

 廃止は民間不動産圧迫が理由でしたが、現状は増税などにより家計が圧迫されているんですから、安価で利用できる公的住宅として政府が位置づけてはどうなのでしょう。

 ある団地自治会の役員さんからは「畠山さんへの恩返しに、当選に向けてがんばるから」と声をかけてもらいました。

 「みんなの願いの1議席」という重みを、いつもいつも実感します。

 【今日の句】 なでしこで 眠れぬ夜の 幕が開け

2012年7月24日火曜日

七飯町→森町→八雲町と宣伝キャラバン

  朝から雨が降るなか、七飯町→森町→八雲町と宣伝キャラバン。それでも党と後援会のみなさんが駆けつけてくれて、嬉しいキャラバンでもありました。
 商店街では「寒いから温まって」と「ゆず湯」の差し入れや、帰り際にもお土産にと地元名産品まで差し入れていただき、こういう期待の声に応えないと!とあらためて思いました。

 七飯町はラムサール条約に登録された大沼公園がある町で、森町は北海道で唯一の地熱発電を持つ町で、八雲町はザラボヤや津波によるホタテ養殖被害の調査で何度も足を運んだ町で--数多くの自治体がある北海道ですが、どの町にも特徴や私の思い入れがあります。 

 どこにも日本共産党の地方議員と党支部がいるから、町の実態や住民の様子がよくわかります。

 地方と中央とがねじれていたり、まったく意思疎通できていない党もあるようですが、きちんと政党としてまとまっているのが日本共産党のいいところ。

 3日間では回りきれない道南地方でしたが、多くの方との新しい出会いもありました。

 何としても北海道の党議席奪還を!

 【今日の句】 イチローの 努力はみんな 知っている

2012年7月23日月曜日

原発にこだわるから、電力を確保できないのでは

曇の予報だった函館市も青空! 高橋佳大・小選挙区8句予定候補との街頭宣伝や、北斗市での「つどい」、函館市で労働者後援会のみなさんと懇談などへ駆け回りました。

 今日から、いわゆる「節電期間」=状況によっては計画停電という期間に入ったこともあり、原発問題での質問や意見が多く出されました。

 健康を害するほどなく自発的に節電を心がけるというのは、原発問題とは別にあっていいことです。

 北電も認めているように、よっぽど同時多発的に発電所で不測自体がない限りは、計画停電は起きないと思います。

 昨年同時期比で、すでに8%もの節電を道民は進めています。

 心配するなら科学的に、ということなのです。

 問題は、きちんとした情報のもとに道民は考えたいのに、政府や電力会社の情報を信頼できないということにあるでしょう。

 東北電力が計画停電がないのは、この1年4ヶ月の間に発電所も増やして、きちんと電力を確保したから。

 北海道だって、太陽光や風力などでの発電で北電への連系は増えています。

 送電網が足りないなどの理由で、自然エネルギー由来の電力を、北電の買取は限定されてきました。

 しかし東北電力のように、政府も原発推進予算を切り替えれば、この1年4ヶ月の間に一定でも整備は可能だったはずです。

 原発を動かさないから、電力が足りないんではありません。

 原発にこだわっているから、必要な電力も確保できていないというのが真実ではないでしょうか。

 この夏を乗り切ったとしても、原発頼みが変わらなければ、今年の冬も来年の夏も、同じことになってしまいます。

 原発撤退を決断してこそ、電力も確保できる。

 先日、岡田副総理が函館に来て「大間原発建設は、民間企業である電源開発のことなので政府は口出しできない」などと記者に述べたそうです。

 無責任、このうえない!

 国策で原発を推進しておきながら、今になって「知りません」では済まないですよね。

 政府事故調の報告も出されて、これから私もしっかり読みたいと思います。

 道南でも全道でも、原発ゼロへ!

 【今日の句】 正確な 情報こそが 明日拓く

2012年7月22日日曜日

F16戦闘機墜落と、オスプレイ配備の共通の問題

 今日から小選挙区8区内のキャラバン。北斗市での街頭宣伝中に届いた連絡は米軍F16戦闘機が根室沖で墜落!というものでした。

 海上で他の被害も出ておらず、パイロットも無事ということにはホッとしましたが、このような事故はいつでも起こりうるということを再認識しました。

 おりしも今日は、釜山港をオスプレイ輸送船が出港し、搬入先である岩国では1000人を超える反対集会も開かれました。

 「期待を裏切られた」(岩国市長)、「憤りを感じている」(山口県知事)と首長からも相次ぐ批判の声があり、このまま「日米安保条約があるから」ということで強行すれば、その安保条約が根本から問われることにもなります。

 野田首相が「アメリカにどうこう言えない」という主旨の発言にも、「日本の主権はどこに行った」との声も出ています。

 日本の航空法では、オートローテーション機能のないヘリコプターは飛行が認められていませんが、オスプレイは関係なしということでしょうか。

 米国でも「V22プログラム審査専門委員会」の報告書では、「V22は他のどのヘリよりも自動回転能力が劣っている」「エンジン停止時の運航方法を見直すべきだ」と提起しています。

 オスプレイの技術データの元主任分析官レックス・リボロ氏も「オートローテーション機能の欠如による事故はいつか起こり得る」「(エンジンが停止すれば)MV22は操縦不能になり、どこにでも墜落する」と指摘しています。

 F16戦闘機の墜落と、オスプレイ配備とは別の問題ですが、根っこでは米国が日本を軍事的配下に置いている点で共通の問題があるのではないでしょうか。

 国民の安全より日米安保条約を優先する姿勢に、沖縄でも山口でも、怒りが広がっているんです。

 日米安保条約を認める方であっても、いわば軍用機1つぐらいについてキチンとモノ言える関係でないといけない、という方もいるのでは。

 民主党政権でも、アメリカいいなりが代わらないなかで、相手がどの国でも正面から提起する日本共産党を大きくしないと!と、街頭からも訴えました。

 北斗市での街頭宣伝の後は、函館民主商工会・総会後の懇親会でごあいさつ。

 明日も函館市を中心に、宣伝や「つどい」に取り組みます。

 【今日の句】 官邸に 落ちても何も 言わぬのか