2011年3月4日金曜日

熊本の事件に思う

 3歳児が遺体で見つかった熊本の事件--心が痛む思いで、ニュースを見ました。

 これから詳細は明らかになるのでしょうが、このような事件がどうすればなくなっていくのか、本当に悩みます。

 どの人にも、経済的・文化的安定が背景にあれば、このような動機は起こらないのでしょうが‥‥。

 同じ子を持つ親として、保護者の思いを考えると、やっぱり私の思いも複雑です。

 ん~、今日はここまで。

 【今日の句】 降る雪が 何だか寂しく 見えてくる

2011年3月3日木曜日

北海道各地で、変化が相次ぐ

 今日は、北海道党組織の地区委員長会議。私も出席です。

 いよいよ地方選まで、ほぼ1ヶ月。知事選までは21日。

 各地からの報告を聞いて、①民主党への激しい怒りや失望、②しかし自民党にも期待もできない、③その中で党の政策やがんばりを「初めて知った」という方に、共感が広がっている--ことが特徴的でした。

 民主党ポスターを張っていたお宅が、「共産党のに張り替えていいよ」と言ってくれたり。

 党を知って「2日目」「3日目」という方が、みずから入党を申し込んでくる地域も。

 今回の選挙で引退される、ある党議員の方が、「後継に、自分の地盤は引き渡さない」と共産党候補を激励してくれたり。

 書けばきりがありませんが、私たちが真剣に(いつでもそうだけど)頑張らなければ、と思いました。

 国政でも地方政治でも、スジを通して国民の立場でがんばる政党が、求められている。

 その役割を、日本共産党が担いませんとね。

 【今日の句】 また1つ 穴が広がる 沈む船

2011年3月2日水曜日

国連事務総長も核兵器なくす署名に賛同

 昨日は、アメリカの水爆実験で漁船「第五福竜丸」やマーシャル諸島島民らが被災した「ビキニ事件」のあった日でもありました。

 1954年だったはずですから、57年になるんですね。

 私は生まれていない時ですが、絶対に風化させてはならない事件だと思っています。

 原水爆禁止日本協議会が呼びかけている、新しい署名には何と国連の潘基文(パンギムン)事務総長も賛同して、各地で広がっています(詳しくはこちら)。

 核兵器廃止へ、政治を動かしているのは間違いなく国民の力!なんですよね。

 【今日の句】 首相なら 核でも後退 しかねない

2011年3月1日火曜日

実態を踏まえた「事業仕分け」だったのか

 今日から3月。道内高校の卒業式でもあって、なぜか「卒業」という言葉を聞くだけで、私もセンチメンタルな気持ちに‥‥。

 3月って、1年のなかでも特別な月に思えるんですよね。

 ゆっくりと陽射しの中を歩いて、自分の人生も振り返って‥‥なんて余韻に浸る間もなく、今日は道開発局への要請に足を運びました。

 内容は、除排雪・凍結防止対策の拡充と予算確保について。

 実は、事業仕分けを通じて①国道維持費予算の20%削減、②管理基準が「全国統一」に、なったことによる弊害をただす要請です。

 予算削減によって、巡回などをする請け負っている業者の事業縮小を生み出しているのではないか。

 「全国統一の基準」によって、寒冷地である北海道で凍結防止剤などが不足しているのではないか。

 石北峠では、スリップ事故が例年の3倍にも増えており、乗客の命をあずかるバス会社からも改善を求める要望もあがっているのです。

 北見市の熊谷裕市議が札幌まで来られ、私も同席して道開発局に是正を求めました。

 基準は変わったが、弾力的な運用によって努力しているとの回答がされましたが、実態をふまえて検証し、くり返し本省にも要望することを私からは訴えました。

 要請を前に、当時の行政刷新会議録も読みましたが、議論される中心は効率性であって、地域特性への配慮や柔軟性は視野の外なのです。

 天下りを根絶して行政改革を果たすことと、地域に与える影響とは分けて議論すべきことだったと思います。

 北海道の冬道は、文字どおり命に直結する事故を起こしかねない状況です。

 自然相手の課題だけに、柔軟性を持った予算編成が必要だと思います。

 雪解けのシーズンに入ってきましたが、来年に向けてもしっかり今から議論すべきことではないでしょうか。

 【今日の句】 滑るのは 首相の口も 同じかな

2011年2月28日月曜日

「正々堂々」が当たり前の社会に

 大学入試問題のネット投稿が大問題になってますが、真面目にがんばってる多くの受験生の努力が台無しになるような風潮が作られていくことに、やりきれなさを私は感じています。

 八百長相撲と比較するものでもないかもしれませんが、スポーツであれ受験であれ「正々堂々」と自分の力を試すのが、当たり前のはずです。

 新しい情報機器との付き合い方について、国民的な議論を深めなければいけない時期なのかもしれませんね。

 さて、今日も会議が相次ぐ中で、合間にTPPパンフの紹介と3月5日の演説会案内に、各団体をまわりました。

 札幌も日中は陽射しが暖かく、冬も終わりに近づいているんだなぁ‥‥とシミジミ。

 ところが陽が暮れると急に冷えだして、路面はツルツル! 危うく転ぶところでした。

 国会は、今の時点でまだ来年度予算案は衆議院を通過していないようですが、菅政権は安全運転どころか暴走運転で、何度もつまずいています。

 国会運営とともに、何より大事なのは政治の中身。

 国民よりも「大企業寄り・アメリカ寄り」という、自民・公明と変わらない政治が復活するもとで、この予算で本当に国民生活は向上するのでしょうか。

 そんな根本的な疑問にも、まっすぐ応えるのが3月5日の演説会です!(こちら

 ぜひ、このブログを読まれているあなたも、足を運んでくださいね。

 【今日の句】 くらしにも 春の陽射しを ぬくもりを

2011年2月27日日曜日

3月5日・志位委員長来る!

 報告が遅れて恐縮ですが、3月5日(土)14:00~日本共産党演説会をおこない、弁士として志位和夫委員長が駆けつけます(こちらも参照)。

 会場はニトリ文化ホール(旧厚生年金会館・札幌市中央区北1条西12丁目)です。

 入場料も無料ですので、気軽に足をお運びください!

 行き詰まりだらけの日本社会と政治ですが、どのように日本共産党として、この閉塞感を打ち破るか、新しい日本像を志位委員長が語ります。

 もちろん地方選を前に、地方選挙をめぐる争点にも触れて話します。

 弁士は志位委員長以外に、宮内さとし知事予定候補(明るい会)・札幌の道議予定候補・札幌市議予定候補があいさつします。

 民主党にはガッカリだけど、自民党の政治にだって戻したくない‥‥と、お考えのあなた! ぜひ一度、足を運んでみてください!

 共産党を「何でも反対」「力がなくて小さい」と、お考えのあなた! そういう方にこそ、ぜひ話を聞いていただきたいです。

 国政が混乱している時には、しっかりブレずに軸を持った政党が伸びてこそ、政治はただせると思います。

 どうぞ、5日の演説会に気軽にお越しください。

 【今日の句】 雪解けの 舗道が前を 照らしてる