2021年1月16日土曜日

積み重ねこそ変化の道

 「戦争させない市民の風・北海道」主催による、市民と野党の共同街頭宣伝。道2区補選も控えて多くの方が足を運んでくださり、寒いなかでも熱気が広がりました。立憲民主党は逢坂誠二衆議院議員、社民党は浅野隆雄道副代表、市民の風は上田文雄元札幌市長、そして日本共産党は私がマイクを握りました。

 吉川元農水相が在宅起訴されたことで、もはや市民に顔向けできない菅政権。候補擁立見送りは異例ですが、そもそも疑惑について国民に向けた説明は何もありません。やましいことがないなら説明すればいいし、違法なものならきちんと謝罪すべき。コロナ対策も含めて、不都合なことは説明を避ける菅政権の本質が、このような形でも現れているのではないでしょうか。

 逢坂議員は、コロナ対策でも後手後手の菅政権に対して、野党は医療機関への財政支援や休業要請にともなう給付など求めてきたことを報告。国民へ罰則までも付けて迫る法改正ではなく、国民から信頼される政治こそ必要だと力を込めました。道2区補選でも、野党で力を一つにして審判をくだそうと呼びかけました。

 浅野さんも、安倍前政権から続く国民不在の政治を変えるのは市民と野党の共闘だと強調。上田さんは出発点となった安保法制反対の運動を振り返りつつ、国民の声を聞く候補で必ず勝利しようと呼びかけました。市内2ヵ所での宣伝には、日本共産党・平岡だいすけさんと立憲民主党・松木けんこうさんも足を運ばれました。

 私からはコロナ禍で切迫した道内の実態も触れて、国民の苦しみに心を寄せない菅政権を変えようと訴えました。ケアに手厚い社会、ジェンダー平等実現、核兵器禁止条約を批准する政府-ーその実現する力は私たちの中にある、市民と野党の共闘にあると強調しました。もう菅首相には、国民の命もくらしも本当に任せるわけにはいかない。

 大きな目標は政権交代。今回のような積み重ねを続けていけば、必ず変化につながっていくはずです。私も力を尽くしたい。

 【今日の句】がんばろう 笑顔の力 清々し

2021年1月15日金曜日

さらに先へ

 吉川元農相が収賄罪で在宅起訴され、自民は道2区補選での候補擁立を見送り。しかし疑惑が解明されたわけでなく、大臣の職を利用した悪質な疑惑なのですから、証人喚問もおこなって真実を明らかにするべきです。道2区補選では、金権腐敗の自民党政治に審判をくださなければなりません。私も力を尽くします。

 反省を理由にしていますが、自民党の見送りは行きづまりの反映です。菅政権の支持率も下がり続けています。問われている野党の力。来週から始まる通常国会で、国民の立場に立った新しい政治の姿を示していかなければなりません。そのためにも、北海道でも地に足をつけた活動をしていきたい。

 今日は核兵器禁止条約の発効を前に、北海道被爆者協会を訪ねました。核兵器の「終わりの始まり」を現実にするためには、日本政府の批准・署名が必要です。紙智子・岩渕友の両参議院議員、札幌市内の小選挙区予定候補(2区・平岡だいすけ、3区・伊藤りち子、5区・橋本みか)とで話をうかがいました。

 2017年に国連で採択されてから3年数ヵ月。7歳のときに爆心地から1.5kmで被爆した眞田保会長さんは、被爆者手帳を手にこう語りました。「この手帳を手にするところから(運動が)つながっています」。被爆した事実を明らかにすることに勇気を必要とした時代をはじめ、被爆者援護と核兵器廃絶の運動を進めるうえでも多くの困難があったはずです。「発効してよかったで終わらせず、先へ進めなければ。北東アジア6ヵ国協議のなかでは4ヵ国が核保有国ですから」との話に、日本政府が批准することの意義の大きさを学びました。

 「小学生への語り部活動をしてきました」と、廣田凱則副会長さん。継承や発信にも力を入れようと、昨年末には北海道ノーモア・ヒバクシャ会館のホームページも完成させました(こちら)。このホームページをつくる取り組み自体が継承そのもので、トップページにある花を手渡すイラストは東海大学の学生が描いたものだそうです。「2世プラスの会」の活動、絵本「北の里から平和の祈り」を各国大使館へメッセージとともに届ける活動など、多彩な核廃絶運動の一端も聞かせていただきました。

 ここのような会館を運営している地域は、そう全国にもありません。貴重な展示資料があり、歴史を学ぶことができ、世代を超えて思いを交流できる会館があったからこそ、北海道での運動も広がってきたのです。館内を見学していたら、前会長・越智晴子さんの被爆者手帳が展示されていました。亡くなられたら通常は返還する手帳ですが、越智さんの被爆時の状況を記録しているなど歴史的価値があることから、ご遺族と行政からの了解も得て展示できたのだといいます。越智さんも条約発効を喜んでいるでしょうねと、話題になりました。

 中小企業家同友会と北商連からは、あらためてコロナ禍での影響をうかがいました。ちょうど今日が持続化給付金と家賃支援給付金の申請締切日ですが、再度の給付が必要な、切迫した実態が広がっています。休業している飲食店、リフォームの仕事も延期になっている建設業など、どの業種にも増す厳しさ。実態を聞くたびに、もどかしさで心がいっぱいになります。あきらめず、くりかえし反映していきたい。

 「石狩湾岸の風力発電を考える石狩市民の会」から、石狩市とその周辺における既存・計画中の風力発電事業の問題点もうかがいました。石狩湾新港では単機8000kWの超巨大風車が14基、石狩湾では6社の合計581万kWの計画、陸上でも5社による合計11万kWの計画があります。新港の工事は当初、単機4000kWが26基の予定でしたので、基数が減ったといえ巨大化したといえます。これだけ計画が林立すると市民だって影響などを把握できないし、石狩市でも累積する影響など測れなくならないのでしょうか。

 「会」では今月4日、石狩市長あての要望書も提出しています。上記のような現状では事業内容や影響調査を精査する必要があるし、住民合意もあるとは言えないでしょう。石狩市の将来の姿とあわせた、住民を含めた広範囲の人々がかかわる慎重な検討を要望するのも当然のことです。先日は北檜山地方での洋上風力発電計画で、乙部町が脱退することも決めました。全国でも風力発電をめぐる住民運動が起きており、当然ですが事業計画をごり押しするようなことはあってはなりません。

 いろんな課題が多いのは、これまでの政治の矛盾が蓄積してるから。特に財界・大企業の利益優先の政治が、北海道の健全な発展をゆがめることにもつながっています。大元からの転換をしなければ。

 【今日の句】終わらせよう 金権腐敗 核兵器

2021年1月14日木曜日

撤退は再考を

 日本製紙釧路工場の紙・パルプ事業撤退方針は、市民に不安を広げています。紙智子・岩渕友の両参議院議員と調査・懇談にまわりました。石川明美・道7区予定候補と村上和繁・工藤正志の両市議が準備・案内してくださいました。

 昨年で操業100年を迎えた同工場。雇用や地域経済で、釧路市の重要産業としての役割を担ってきました。しかし昨年11月、突然の撤退表明。直接雇用250名・関連雇用250名とも言われ、影響額は380億円を超えるとも報じられています。市内総生産額の約4%と推計され、大きな打撃になるのは間違いありません。

 デジタル化の進展や、コロナ禍による新聞紙需要の減少などはありつつも、より根本的には日本製紙の経営計画があります。同グループは2018年に第6次中期経営計画で「洋紙事業の生産体制の再編成」を掲げ、釧路工場では最新鋭の8号機を停めました。そして今回の撤退方針に、蛯名大也釧路市長は「晴天の霹靂。まずは再考してほしいことと、協議の場を設けてほしいことを要請してきました」と言います。

 釧路市から伝えたのは「バランスシートに乗らない部分」でした。配置転換としても転勤できない人もいる、港や道路も整備してきた、スポーツ・文化・教育などに果たしてきた同社の役割もある、100年で積み上げてきた結びつき-ー「日本製紙とは共存共栄の歴史でした」と蛯名市長。釧路商工会議所の川村修一専務も「クラスメイトがいなくならないでほしいと、子どもたちも署名を集めていました。日本製紙の社長も署名の重みを受け止めると述べました」と紹介してくれました。

 日本製紙は私の生まれ故郷・石巻市にも工場があります。前身の十條製紙の時代は地域にショッピングセンターがあり、食堂だったわが家も関連工場へ弁当を配達していたような記憶があります。3年間ほど釧路市にも住んで、経済的にも社会的にも深い結びつきがあることを私も肌で感じてきただけに、何とか再考されないかと思いながら話をうかがいました。

 その地域の歴史を伝える展示が、鳥取小学校内にあります。同工場は多いときで1300人もの従業員がいたことから、児童数が変わるたび同地域内の小学校は8回も移転した歴史があるほどです。小学校の空き教室を使った「鳥取小学校博物館」には、鳥取県から移住してきた当時の道具や衣装、工場でのロール紙ミニチュア版など、実の多くの展示がされているのです。一本嶋仁志校長先生の案内していただきました。

 昨年11月に発表された当初は、子どもたちにも動揺があったそうです。先生たちも心のケアをと考えていましたが、なにぶん経営判断にかかわることで実際はウンウンと聞きながら「かける言葉も見つかりませんでした」と校長先生。同社といえばアイスホッケーも有名ですが、鳥取小学校から数々の有名選手も輩出しています。選手たちも教えに来てくれたり、冬の校庭には手作りのスケートリンクも登場します。冷える夜に水をまく父母には、同社で働く人もいたはずです。子どもたちの心の不安定さを危惧するとともに、「人が少なくなることで地域の力も弱まることが心配です」との校長先生の話も、重く受け止めました。

 「昔は商店も多くありました」と語るのは、釧路工場OB会会長の藤原厚さん。今は大手量販店が出店してきたなかで、60年もの長きにわたり「餅処甘善」を営んできた広羽征二さんと、そろって店内で話を聞きました。わが家も甘善さんのラーメンや大福のファンで、やさしく素朴な味は、まさに釧路の歴史を伝える味でもあります。「釧路工場には世界に誇る技術もある、更地になるのは勘弁してほしい」(広羽さん)との言葉は、みずからの経営だけを考えてのことでなく、同工場と二人三脚で地域を支えてきた誇りの言葉です。

 「紙は文化のバロメーター」と聞きながら働いてきた、という藤原さん。労働者にも同様の誇りがあります。実際に藤原さんにも相談があるそうで、「家を買っている人や、子どもが入学・受験を控える人もいる。釧路市では違う仕事といっても、そうは見つからない。配置転換も折り合いがつかないのでは」と心配され、藤原さん自身も「地域に少しでも残れるように」と工場長にお願いしたといいます。お話を聞きながら、あらためて100年もの重みを痛感しました。

 釧路市では日本共産党もいっしょに署名を集め、市民からの署名は約8万筆にものぼりました。釧路市の人口が約16万5000人なので、半分近くの市民が応じた計算です。同社は方針を変更する気はないとしていますが、これだけ市内各地で再考を求める声が湧き起こっているのです。大企業としての社会的責任・社会的役割も求められています。昨年の発表から撤退とする今年8月まで期間も短く、せめて期間を延ばしてほしいとの要望も聞きました。紙・岩渕の両議員も、力になれるようにがんばりますと述べました。私も同じ気持ちです。

 企業の経営方針だからと、国として黙っていていいのかも問われます。コロナ禍での打撃は各産業に及んでいて、撤退・規模縮小などは今回のように雇用や地域経済にも大きな影響を与えます。コロナ禍に乗じた悪質な撤退だってありえます。実態をとらえて今後の施策にも反映していかなければとも痛感した調査でした。

 【今日の句】煙突の下で みんなが生きてきた

2021年1月13日水曜日

掘り下げることの大切さ

 紙智子参議院議員と、北翔大学・山谷敬三郎学長さんを訪ねました。北翔大の前身である道女子短期大学は、紙さんの母校でもあります。学内でのコロナ対策や影響・要望、また菅首相による学術会議の任命拒否についてもうかがいました。

 人数を制限しながら、講義の8割は対面形式でおこなってきた同大学。教官は飛沫防止のアクリル板を持ち歩き、学生にも消毒キットを支給して移動の際に使ってもらうなどの対応をしてきました。第3波の広がりもあり、今は卒業生・修了生を除きオンライン形式とされているそうです。ともかく今年度は苦労の連続だった、その一端をうかがいました。

 「政府は若者へ行動を制限するよう言いますが、自分で判断させることがかわいそうな気がします」と、学生の心情をおもんばかった山谷学長さん。サークル活動にしても、大会は実施されるのに練習環境は限られるなど、悩ましい場面に直面した学生も多いことでしょう。この1年間はガマンの連続だった学生たちの、心の負担についても話題になりました。

 菅首相の学術会議任命拒否については、客観性をもって判断される必要があると指摘されました。「『みんなが言ってるからそれでいい』では危険なことがある、そこから掘り下げていくところに私たちの仕事があります」との言葉には、私も心から同感。学問の領域は尊重されなければなりません。学術会議の自律性も尊重されて当然です。

 青木次郎理事長さんとも短時間ですが、お会いすることができました。「共産党さんが言うように、検査を広げなければならないですね」など激励をいただきました。

 医療・介護の状況を聞きに、道勤医協本部・勤医協福祉会へも足を運びました。感染防止にと短時間の懇談になりましたが、あらためて医療機関への減収補てんは必須だと痛感しました。緊張と疲労のなか1年間働き続けてきた従事者に対し、国が見捨てるようなことがあってはならない。くり返し要求していきたい。

 今日のうちに釧路まで移動し、先ほど到着。思ったより釧路も雪が多いですね。明日は紙智子・岩渕友の両参議院議員と、日本製紙の製紙事業撤退における影響調査です。

 【今日の句】少しだけ 今日は春の日 思い出し

2021年1月12日火曜日

市民は負けない

 夕張リゾートの経営破たんで、雇用や地域経済への不安が募る夕張市。シチズン子会社での希望退職に、3月末でマルハニチロ工場の閉鎖も重なり、このまま見過ごすわけにはいきません。熊谷桂子市議の案内で、調査・懇談にとまわりました。

 リフトが止まったままのマウントレースイスキー場。先月15日に今期の営業停止が発表され、その9日後に夕張リゾート社が自己破産の申し立てを明らかにしました。写真のように除雪もされていません。伝え聞いた話では、それ以前から従業員への給与支払いが困難だったようとのこと。それでも冬季オープンの準備をし、スキー修学旅行の予約もあったと聞きますが、新型コロナの感染拡大が契機になっているとはいえ急な発表でした。

 この施設は2017年、今の道知事である鈴木市長(当時)が中国系企業の「元大夕張リゾート」に約2億円で売却しました。しかし2019年4月、香港の投資会社「グレートトレンド」に約15億円で転売されます。転売禁止が、夕張市と元大との契約に盛り込まれていなかったのです。しかも当時、別の企業が10億円で購入で検討していたともされ、夕張市は7億円以上も安く売却していたことになります。この経過での問題は道議会でも追及していますが、これはこれで引き続き検証が必要です。

 ともかく、市民の雇用と地域経済を守る手立てを急がなければなりません。市役所でも雇用維持等を目的とする対策会議を設置し、「マルハニチロには本社訪問もしました。夕張リゾートは弁護士からの回答待ちという状態です」と厚谷司市長。債権者も多いことから、まだ全容を市でも把握できていない状況のようでした。厚谷市長は「市民にも市の方向性をしっかり伝えることに努めます」とも述べられました。

 2007年に財政破綻した夕張市。今も財政再生計画中で市民にも重い負担がのしかかり、どの自治地帯よりも人口減少が進みました。小学校・中学校も全市で1校です。鈴木市長の時代にJR夕張支線も廃止されました。他の自治体なら独自におこなえる施策も、まだ現状では国の認可が必要とされるなか、それでも市民や市職員の努力のもと、昨年は拠点複合施設「りすた」も開業するところまでとなってきたのです。そんな夕張市だからこそ、道や国も連携を強める必要があります。

 料飲組合の役員でもある「Cafe & Sweets 和 」代表の中本満さんからも、話をうかがいました。スキー場の正面にある喫茶店で、スキー修学旅行に来た生徒が大人になってから再訪したこともあったそうです。店内には夕張支線の思い出もズラリ。炭鉱の閉山、市の財政破綻など多くの苦難を乗り越えてきましたが、中本さんは「この場所は夕張駅もあった観光拠点でもあります。このままでは閉めざるを得ないという店も出てくるのでは」と心配を口にされました。

 それでも前を向いてきたのが夕張の歴史。「このままでは町が暗くなる。日が暮れてからお客が来なくても、意地で灯りをつけているよ」と笑う中本さんから、商品券など地域でお金が循環するような国の臨時交付金の話が出されました。グループホームを経営する柳沼英貴さんからはリゾート社をはじめとした雇用状況に心配されつつ、「介護分野は人手不足。雇用の受け皿となれるように、いつでも見学を受け付けています」との取り組みも聞きました。

 「若い人が働けるような環境づくりに、僕も力になりたいんです」と、「じじばば食堂」で腕を振るっていたのは橋場英和さん。旭川から引っ越して「ゆうばり屋台村」に出店し、今ははまなす会館内で昼限定の営業をしています。「食事後に手を握って『がんばってね』と言われたり、市民のみなさんに助けてもらった恩を返そうと今までやってきた」と夕張市のあたたかさから話は始まりました。

 夕張リゾートで働く知人もいることから、その雇用も心配されている橋場さん。経営よりも投資優先という外資系企業の現実も目の当たりにしているだけに、今後については「どうやって企業を引っ張ってくるかより、地域の力を引き出すような行政を」と望まれています。ネットワークができれば、まだまだ市民の力は発揮されるはずとの橋場さんの話に、私たちも元気をいただきました。しっかり私も役割を果たしたい。

 札幌へ急ぎ、北の鉄路存続を求める会の「いちの日」行動に参加。本来の「いちの日」行動は労働争議の交流・連帯の場なのですが今月は中止ということで、この宣伝行動のみ。留萌本線の減便について、小室事務局長と私とで訴えました。高校生が必要としている便を失くすようなことをしてはなりません。

 【今日の句】乗り越えた 力と歴史と あたたかさ

2021年1月11日月曜日

新成人のみなさんへ

 新成人のみなさんも、親御さんはじめ成長を見守られたみなさんも、本当におめでとうございます。式が中止・延期になった自治体もあったのは残念ですが、人生の1つの節目として、心からお祝いを申し上げます。

 とはいえ「成人」としての実感が湧かない、という方が多いのではないでしょうか。在学中で経済的に自立していないということや、自分の未熟さを実感しているということもあるでしょう。年を重ねたからといって、自動的に人として成熟するものでもありません。腐敗した政治家の姿を見れば、なおさらだと思います。私も自戒の毎日です。

 「自己責任」が当たり前の時代に、コロナ禍が直撃したなかで、やさしさや支え合いが若い世代で広がっています。「どこにも相談できない」「あきらめざるを得ない」を乗り越えて、つながりあうことの大切さが再確認されてきています。もし困っていることがあれば遠慮なく日本共産党にも相談してほしいし、自分だけを責めるようなことにならないでほしい。

 声をあげれば変えられます。ジェンダー平等や人種差別解消、核兵器禁止条約の発効など、世界でも日本でも理不尽なことに立ち向かう流れが広がりました。今日という日も契機に、社会や政治に目を向けてはどうでしょうか。あなたの生活や願いと政治がつながっていることも、必ず見つかってくることと思います。

 若い世代が力を発揮することで、前の世代を乗り越えて新しい社会がつくられてきました。私が成人のときも同じことを言われたものでした。もちろん若い世代任せにするというわけではありませんが、月並みですが失敗を恐れずに思い切って挑戦してほしい。その挑戦を応援する政治でなければいけないし、若い世代のみなさんといっしょに政治を変えていきたい。

 今日は党小樽地区委員会での地区委員会総会へ。小樽駅でガラスアートの展示に迎えられました。透き通るような若々しい気持ちで、私もがんばろう。

 【今日の句】大人でも 何度も失敗 乗り越えて

2021年1月10日日曜日

苦境に負けない

  中小零細業所や自営業者の強い味方として、会員が増えている北海道商工団体連合会(北商連)。新年決起集会で連帯のあいさつをさせていただきました。毎年おこなう集会は全道からの参加で交流もしますが、今年はオンラインを用いて会場は限定入場。少し残念な思いはしつつ、強い思いは例年以上に感じました。

 コロナ禍での打撃も約1年となり、切迫した状況はさらに強まっています。それなのに持続化給付金も家賃支援給付金も、今月15日で打ち切りに。それどころか政府の成長戦略会議には「日本の中小企業数は今の半分でいい」と公言する企業家が、メンバーになっています。今は苦境の業者を支援することこそ優先すべきではないのか。

 そのなかで北商連は、どの業者の相談もしっかり受け止めて申請の支援や、行政への要請をくりかえしてきました。会員が増えてきたのは、その揺るがぬ姿勢への信頼があるはずです。食堂の子として育った私も、経営することと家族を守っていくことの大変さは身をもって実感してきました。もはや自己責任ではどうにもならないコロナ禍で北商連に信頼が寄せられている事実を、政府が重く受け止めるべきです。

 思い出すのは昨年4月。コロナ禍で延期していた集団確定申告と重税反対集会に取り組んだ、札幌北部民商でのシュプレヒコールです。税務署までデモ行進しながら「不要不急の外出を控えるよう言われていますが、私たちの行動は必要緊急です」との一節から、苦境に負けないとの強い意志が伝わってきました。日本共産党もがんばらなければと痛感した、そんなエピソードを交えて、今日は私から連帯のあいさつをおこないました。

 昨年11月時点でのアンケートには苦境の声がびっしり。「続けていけないので廃業を考えているが、本心はやめたくない」「収益がゼロに近い」「正社員で雇用していた2名を泣く泣く解雇」「魚貝の値段が半分になった」‥‥この悲鳴を菅首相は受け止めよ!

 新年会などがないために、党内の地区委員会総会などでもあいさつにまわっています。昨日のオンライン演説会も話題になりました。ご覧になっていない方は、日本共産党 You Tube から見ることができるので、ぜひご覧になってください。

 【今日の句】突き放す よりも連帯 政治こそ