2014年6月28日土曜日

今日は自民・高村さんに言いたい

 集団的自衛権をめぐって、予想通りというか公明党が陥落。各地で宣伝・集会・デモ行進‥‥そして地方議会から意見書もあがっているのに、恫喝まがいの発言まで出てきました。

 「日本人なら勉強して」

 自民党の高村正彦副総裁が会見で、憲法解釈の変更を批判する意見書に自民党議員も賛成したことを記者から問われて、出された言葉。

 地方議員が勉強していない、とでも?

 しかも「日本人なら」との言葉には、他国より日本人は賢いんだとのニュアンスがにじみ出ているように思います。

 自民党内部でも、このような発言に異論は出ないのでしょうか。

 「政権のブレーキ役」を自称している公明党も、何の役割を果たしているのでしょう。

 高村さんは「いまだかつて一つの閣議決定に当たり、これだけ慎重にやったことは私の経験では知らない」とも述べたようです。

 慎重にと言いますが、国民的な議論のうえの納得は得られていないのではありませんか。

 与党合意を慎重に、理屈を(屁理屈に思えますが)慎重にしてきた--と言いたいのでしょうか。

 このような発言も、彼らの焦りなのだと思います。

 ステレオタイプ的に結論を出して、具体的な中身では反論しない。

 いや、できない。

 追い込んでいるのは、さまざまな反対の力なのだと思います。

 明日もがんばろう!

 【今日の句】 その声が きっと総理を 追い詰める

2014年6月27日金曜日

北電・川合社長と甘利経産相に言いたい

 仕事に区切りをつけて、今日は金曜デモ&道庁前抗議行動に参加。事務所に戻るため途中までの参加でしたが、真剣な訴えが多くの方の心に届いてほしい!と思いました。

 デモ行進はラップ調のシュプレヒコールで、注目度も高い!

 スマホの充電が切れかかり写真が撮れませんでしたが、組合旗・団体旗にプラスターが目立つデモ行進でした。

 道庁前抗議行動には、オーストラリアから来られた方がマイクを!

 30年も反原発の運動をされてきたとか。

 オーストラリアには、いっぱい太陽があり、いっぱい風がある。

 カネにならないものには手を付けないのが資本主義。

 しかし、自然エネルギーだって多くの人が使えば変わってくる。

 ‥‥という主旨の話で、原発よりも自然エネルギーを!と。

 先日は、北電はじめ電力会社の株主総会がおこなわれましたが、どこでも「脱原発」提案は否決されました。

 北電・川合社長は、電気料金の再値上げも「こちらも理由がある」と、道民の反発などに対して理解を求めたと報じられています。

 ニュースを見たら甘利経産相が、電気料金を据え置けば「電力会社で債務超過が続出する。異常事態が迫りつつある」と述べたとか。

 何を言っているんですか。

 異常事態を言うなら、事故を収束できず故郷に戻れない現状こそ異常事態ではないですか。

 避難者よりも経済、ということなのでしょうか。

 福井地裁では、値上げと国民の命とを天秤にかけるな、との主旨の判決が出されたのに。

 原発依存を続けたからこそ停止中に業績悪化するわけですし、それなら電力会社の独占状態を解消しろ、との意見も出るでしょう。

 世論調査では、多くの国民は「原発をなくす」選択肢を支持しています。

 北電が「こちらも理由がある」と言うなら、国民だって「こちらも理由がある」。

 決めるのは世論と運動の力だし、政治での決着。

 がんばらないと!

 【今日の句】 どこ行った 平和の党は どこ行った

2014年6月25日水曜日

ヤジばかりがクローズアップされるけど

 真下紀子道議の一般質問を、道議会HPから見ていました。議場内のヤジは聞こえませんでしたが、主体性のない高橋知事の答弁はしっかり聞こえました。

 例えば集団的自衛権。

 同じ道民である自衛隊員の命にかかわる問題でもあるし、知事としての見解はいかに、との問いに--

 「国民的議論をふまえて判断されるもの」

 という主旨の答弁で、質問に正面から答えていません。

 泊や大間など、重要な問題である原発についても--

 「安全性が前提で」

 と、国の安全基準まかせで、道知事としての見解は今日も聞かれずじまい。

 主体性がないというより、ホンネを出したら道民の支持を得られない、ということかもしれません。

 もともと経産省出身の高橋知事だけに、原発やTPPは推進の気持ちがあるのでは、と常々言われ続けています。

 地方政治は国政になじまない、という意見もありますが私は違うと思います。

 住民の命をあずかる地方自治体こそ、国に対してキッパリと意見を言う必要があると思います。

 国に言われたとおりにやればいいのなら、知事とは何のための存在なのでしょう。

 ヤジばかりがクローズアップされる現状ですが、注目の的は論戦の中身であるべきです。

 それにしても日本共産党の議席が少なすぎる、とあらためて痛感です。

 がんばらないと!

 【今日の句】 あのヤジは 日本の恥と 気がついて

2014年6月24日火曜日

カジノより大切なものがある

 あるマスコミ記者さんと、北海道にカジノは必要か?との話になりました。高橋知事は推進の構えですが、賭博が禁じられている根本の問題を検討したのでしょうか。

 カジノは明らかなギャンブルであり、もちろん多額のお金が動きます。

 パチンコの例を見ても、けっこう多いギャンブル依存症。

 右のように厚労省調査でも、他国が有病率1%台なのに対し、日本は男性が9.6%と驚くべき数字。

 それがサラ金・クレジット被害につながるわけで、家族崩壊の例だって少なくありません。

 そのような依存症に、厚労省も「現状は適切な治療が受けられる状況にない」と答弁しています。

 先日、アメリカFBIが全米規模で児童買春の被害に遭った子ども168人を救出したと報じられていました。

 温床の1つになっていたのがカジノで、犯罪組織の関与もあったといいます。

 地域活性化を理由にカジノを導入し、地域コミュニティが崩壊したのでは話になりません。

 小樽や釧路で市長さんが前のめりですが、例えば阿寒の観光地で、アイヌ文化とカジノが理念として並びえるのでしょうか。

 北海道の豊かな自然や大地のイメージが、一変してしまうのではないか。

 北海道だけではないですが、とりわけ北海道ではカジノより大切なものがあるはずです。

 高橋知事、そのあたり、どうお考えですか?

 【今日の句】 賭博して 誰が得する 泣きを見る

2014年6月23日月曜日

夜空に、たまにはじっくり自分の今を考える

 稚内での会議を終え、なぜか市内はホテルが満室のため天塩町まで車を走らせました。途中、夜空を見上げたら満点の星☆

 オロロンラインは街灯もなく、きれいに星が見えました。

 なかなかハードな会議でしたが、ふっと気持ちが安らぎました。

 きっと夜空から見てみたら、私なんてチッポケにしか見えないんだろうな。

 生活の場でも、活動の場でも、どなたも悩みながら日々を過ごされていると思うのです。

 政治の仕事としても、党活動の援助としても、じゅうぶん役割を果たせているか私にはよくわかりません。

 その時その時でベストは尽くしたいと思っていますが、政治は結果が求められる仕事。

 こういう夜空を前に、自分の今を考えるのです。

 さて、明日もがんばりましょう。

 【今日の句】 言い訳も 根っこの差別 見えますよ