2012年8月31日金曜日

小さな子どもも「さいかどうはんたい」

 パンクしていた自転車をやっと直して、スイス~イと道庁前へ。今日は30分ほどしかいられなかった再稼働反対の抗議行動に参加です。

 だんだん日も短くなってきて、6時半前には手作り行灯も点火!(電球ですが‥‥)

 これから秋・冬と厳しい気候になるけど、負けじと行動は続くはず。

 もちろん私も時間の都合をつけて、参加していきますよ!

 のろた博之1区予定候補や田中けいすけ札幌市議予定候補(西区)なども来ていたので、参加した知人のみなさんと写真も撮っちゃいました。

 小さい子どもが「さいかどうはんたい!」とコールしていて、微笑ましい場面も。

 大人ももっと、がんばらないとね。

 北海道反原発連合は写真のようなチラシを作ったそうで、1枚いただきました。

 サイズはA6手の平サイズで、ライブハウスなどを中心に置かせてもらっているそうです。

 なかなか共産党では作れない(?)デザインですね。

 チラシでもプラスターでも、手作りで進む毎週金曜日の抗議行動は、全国でもうどれくらい広がり、どれくらいの方が参加したのでしょう。

 今日も活動中の対話のなかで「人間の手に負えないんだから、やめたらいいんだよ」と話される方がいました。

 粘り強く、原発ゼロへ!

 【今日の句】 日が暮れて 顔が見えずも つながって

2012年8月30日木曜日

精神障がい者の運賃割引を求めて要請

 今日も暑い! 朝の宣伝から汗がジワ~ッと‥‥事務所で一休みした後、北海道バス協会・JR北海道へ要請に回りました。

 内容は「精神障がい者にたいする運賃割引の実施を求める」要請。

 真下紀子道議、のろた博之(1区)・太田秀子(2区)・森つねと(3区)の各小選挙区予定候補と伺いました。

 先月末に、国土交通省が乗合バスにかかわる事業標準約款を改定して、手帳を持つ精神障がい者も運賃割引の対象に加えたのです。

 身体と知的障がい者には割引が実施されていて、特に北海道の当事者が運動を広げるなかで、国が約款改定へと一歩前へ進んだ結果です。

 先日の政府交渉で盛り込んだことはブログで紹介しましたが、あらためて北海道で事業者としての努力を要請したわけです。

 同時に、バス乗客は「昭和44年をピークに減少の一途」(バス協会)という状況で、国が財政面でも責任を果たすことが必要だとも思っています。

 その点の事情も「ご理解いただきありがたい」との話もありましたが、せっかく道が開けたのだから、協力して実現にこぎつけたい。

 全道で手帳の交付を受けている約3万人の方の、通院や社会参加を進めるのに交通費助成は大きな意義を持ちます。

 JRは個別約款なので独自に対応が必要ですが、主旨は理解してくれたと思います。

 札幌の地下鉄や、離島でのフェリー航路との連携も必要な方も多いので、引き続き関係団体に要請などしていきたいですね。

 昼には消費税廃止各界連との宣伝もおこない、午後には入党の訴えに。

 大病を患ったことがある女性が応えてくれました。

 生死をさまようような状態を看病した夫さん(先に入党されていました)が「だからこそ、こんないい加減な政治が許せない」と話していたのが強く心に残りました。

 何としても日本共産党が大きくならないと!

 【今日の句】 問責は 談合3党 宛のもの

2012年8月29日水曜日

政治の原点に返れ

 参議院で野田首相への問責決議が可決! 消費税増税をすすめる民主・自民・公明への批判も含む案だったため公明党は棄権となりましたが、どの問題でも国民の信頼を失っているという点では当然の可決だと思います。

 自民党は棄権した議員が「批判された問責を可決するのは自己矛盾だ」と述べているなど、つまりは元々が党利党略の対応を続けてきたから、こんなことになっているのではないでしょうか。

 わかりにくくなっている政局だけに、きちんと原点に返って、国民の立場に立つ政治にしないと。

 今日は会議などの後、福祉・保育労働者後援会のみなさんとのつどいがありました。

 札幌は5日連続の真夏日で、暑いなかの仕事を終えた後に駆けつけてくれるだけでも、本当に頭が下がる思いです。

 激励も受けて、必ず党議席を勝ち取らないと!との決意。

 今回の社会保障改革法案で、国が義務を果たさず「自助」が基本とされたことは、やっぱり許されない。

 障がいを持ったことも「自己責任」、子どもを預けることも「自己責任」‥‥そうなると何のための政治なんでしょう。

 子どもたちや障がい者、精いっぱい働いて老後を迎えた高齢者などが安心して暮らせるようにするのが、国の仕事のはずだと思います。

 暑さにまいる毎日ですが、苦しさを声に出せない人たちの声を、きっちり受け止められる政治にしないと!

 【今日の句】 あきらめない 勇気は社会を 変えるはず

2012年8月28日火曜日

北海道の声をとどける政府交渉(2)

 今日の政府交渉は防衛省・環境省・国交省・総務省と。矢臼別演習場での米軍訓練や再生可能エネルギー普及、防災・ダム問題、夕張支援など、北海道にはこれだけ課題があるんだなと再認識するほどです。

 矢臼別の米軍移転訓練は、沖縄との「同質・同量」にもなってない問題で厳しいやりとりをおこないました。

 当時の町議会では「訓練は(前後の準備・撤収も含めて)20日程度」と答弁があったにもかかわらず、訓練は確かに10日程度ですが「前後期間」も含めた日数は約1ヶ月近くにまで伸びています。
  
 関係者から白リン弾を使った訓練もしているとの指摘から、実質的に質も量も拡大してるのではないかとの懸念が出るのも当然です。

 しかし防衛省からは「同質・同量という認識」というんですから、「どうしてアメリカに事実確認や指摘ができないのか」と話す内容も厳しくなるわけです。

 国交省では精神障害者の交通費補助で、バス会社との約款に盛り込むことまで前進はできたのですが、その財源は「事業者が地方自治体に要望するよう」事業者に求めていると言います。

 それだと地方自治体ごとに対応がバラバラとなる恐れがあるし、だから広域的に北海道や国が責任を負う仕組みが必要になります。

 なので私からも「せっかく前進したんだから総務省と連携して税で措置するなど、やれることを検討してはどうか」と話し、担当者からは「前向きに検討する」との回答でした。

 一度の話で解決とはなりませんが、このような積み重ねが必要なんです。

 2日韓の要望項目は104にも及び、すべての項目をじゅうぶん議論できたわけではありませんが、少しは北海道の実態を知らせ、解決の方向を訴えられたのではないかと思います。
  
 何より一番思ったのは、もっと日本共産党の議員が増えなければということ。

 小選挙区候補と心一つにした2日間でもありました。

 必ず北海道の議席奪還を!

 【今日の句】 暴走が また国会で 始まった

2012年8月27日月曜日

北海道の声をとどける政府交渉(1)

 今日・明日と東京です。小選挙区候補・真下紀子道議・小形香織札幌市議と、北海道の声を伝える政府交渉です!

 政府も来年度予算編成への作業が始まりますが、当面の執行課題と合わせ、道民の実態や願いを反映させるために例年おこなっている交渉なのです。

 今日は経産省・文科省・農水省・厚労省との交渉で、重点項目の1つであるTPPストップについては佐々木隆博・農水副大臣への要請となりました(写真)。

 佐々木副大臣は道内選出議員でもあり「気持ちはみなさんと変わらない」との回答でしたが、来月に相次ぐ国際会議で参加表明するのではないか、と懸念の声が出ています。

 第一次産業だけでなく、医療・経済など「国のかたち」まで変える問題に道民合意はできていない、ということを参加者一同で訴えました。

 各省には、私からは原発撤退(経産省)、幌延・深地層研究センターの決算不明瞭問題(文科省)、丸太の過剰在庫問題(農水省)、ルネサス北日本工場の雇用確保(厚労省)で要請しました。

 どれも道内を回った時に実態を聞いたものです。

 文科省では回答をめぐって厳しい議論もし、厚労省では具体的な実態の情報提供もして取り組みの強化を訴えました。

 こういう議論の積み重ねが、要求によっては時間もかかりますが、実現の道を開いていくものだと何ども経験してきました。

 明日もがんばります!

 【今日の句】 日が暮れて こんな暑さは かなわない

2012年8月26日日曜日

さようなら坂庭さん、がんばろう藤井さん

 昨夜の地震は札幌でも、ずいぶん揺れました。全国的にも震度やマグニチュードの大きい地震が相次いでいるので、心配ですね。

 見つかっている活断層も専門家の方が言うには一部だそうで、地震が起きて初めて活断層の存在に気づくこともあるそうです。

 ウルトラ防潮堤や過大な公共事業は認められませんが、避難路・避難タワーや常備食など避難時の備えは、国と地方自治体の責任できっちり準備が必要です。

 悲しい話と、嬉しい話とがあります。

 悲しい話というのは、留寿都村の坂庭恵子議員が、まだ60歳という年齢で亡くなられたこと。

 農家をされていて、いつも野菜などを差し入れてくれて、前には「豪雪うどん」まで送っていただきました。

 誰にでもあたたかい「お母さん議員」で、多くの方に親しまれていたんです。

 本当に残念です。

 所用で今日の通夜にも行けなかったのですが、来月上旬に後志管内を回る予定なので、必ず自宅の方へも伺いたいと思っています。

 嬉しい話というのは、中標津町で藤井のりお候補が当選したこと。

 高すぎる国保税の引き下げなど政策はもちろん、若さと情熱に多くの方が期待してくださったんだと思います。

 全道を見ると、この中標津町のほか小樽市、北広島市、歌志内市、赤平市、稚内市、根室市、釧路町、中札内村などで私より若い党議員がいるんです。

 どの議員も立派に活動していて、いつも私も刺激を受けます。

 日本共産党のすごいところは、若い議員でもしっかり勉強して「党の伝統」をふまえつつ、独自のカラーを持って活動しているところ。

 私も負けてはならない。

 坂庭さんの志を引き継ぎ、若い仲間と心ひとつに、北海道での衆議院党議席奪還にがんばります。

 明日から2日間、東京で政府交渉です!

 【今日の句】 切り拓く 決意と希望は 揺るがずに