2012年8月28日火曜日

北海道の声をとどける政府交渉(2)

 今日の政府交渉は防衛省・環境省・国交省・総務省と。矢臼別演習場での米軍訓練や再生可能エネルギー普及、防災・ダム問題、夕張支援など、北海道にはこれだけ課題があるんだなと再認識するほどです。

 矢臼別の米軍移転訓練は、沖縄との「同質・同量」にもなってない問題で厳しいやりとりをおこないました。

 当時の町議会では「訓練は(前後の準備・撤収も含めて)20日程度」と答弁があったにもかかわらず、訓練は確かに10日程度ですが「前後期間」も含めた日数は約1ヶ月近くにまで伸びています。
  
 関係者から白リン弾を使った訓練もしているとの指摘から、実質的に質も量も拡大してるのではないかとの懸念が出るのも当然です。

 しかし防衛省からは「同質・同量という認識」というんですから、「どうしてアメリカに事実確認や指摘ができないのか」と話す内容も厳しくなるわけです。

 国交省では精神障害者の交通費補助で、バス会社との約款に盛り込むことまで前進はできたのですが、その財源は「事業者が地方自治体に要望するよう」事業者に求めていると言います。

 それだと地方自治体ごとに対応がバラバラとなる恐れがあるし、だから広域的に北海道や国が責任を負う仕組みが必要になります。

 なので私からも「せっかく前進したんだから総務省と連携して税で措置するなど、やれることを検討してはどうか」と話し、担当者からは「前向きに検討する」との回答でした。

 一度の話で解決とはなりませんが、このような積み重ねが必要なんです。

 2日韓の要望項目は104にも及び、すべての項目をじゅうぶん議論できたわけではありませんが、少しは北海道の実態を知らせ、解決の方向を訴えられたのではないかと思います。
  
 何より一番思ったのは、もっと日本共産党の議員が増えなければということ。

 小選挙区候補と心一つにした2日間でもありました。

 必ず北海道の議席奪還を!

 【今日の句】 暴走が また国会で 始まった

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