2018年3月17日土曜日

つながる言葉で呼びかけたい

 市民と野党の力で真相究明・内閣総辞職! 札幌駅前での集会は共産・立憲・社民がそろって共闘!

 市民の風・北海道のみなさんの呼びかけで開いた、この緊急集会。

 始まる時間には100人?200人?と、どんどん増えてきて(寒かったからギリギリ来られたんでしょうね)一気に熱気が高まりました。

 主催者あいさつは共同代表の川原茂雄さん、続いて各党から立憲・佐々木隆博衆議、共産は私・畠山、社民・宮田まどか釧路市議がマイクを握り、山口たか・共同代表がアピール読み上げ、最後は立憲・池田真紀衆議のコール。

 こんな政権、早く終わらせたい!

 私が話している間の参加者の顔が真剣そのもので、私だけでなくマイクを握った誰もが力がこもったのではないでしょうか。

 週末は全国各地で、このような集会や宣伝がおこなわれるでしょう。

 今度こそ、今度こそ、平和と民主主義と立憲主義と、この国を壊す安倍政権を終らせたい。

 先だって今日は、札幌北区で党と後援会の「日本の今と未来を語るつどい」に参加しました。

 この状況なので、未来へたどり着く前の話がてんこ盛り!

 つどいの後に何と宣伝もするというので、私も少し参加しました。

 3000万署名に高校生や若い女性がペンを取っていて、これは本当に「今の政治がやばい」と多くの人が感じているんだと実感。

 立ち止まらず、ていねいに、展望をもって。

 多くの人の肌感覚にピタッとくる訴えを、私も努力していきたい。

 明日は北見市議選告示日で、今日のうちに北見市へ移動だったのですが‥‥なんとJR車内で寝過ごしてしまい網走へ!

 来週の出張もあるため北海道周遊きっぷを買っていたのが幸いしましたが、目が覚めた瞬間「なんてこった!」と落ち込みました‥‥。

 【今日の句】気にかけて 通るあなたに 届くよう

2018年3月15日木曜日

歴史は前へ進めるもの

 特高警察の拷問を、怒りを込めて描いた「一九二八年三月十五日」から90年--わずか90年前だった、のですよね。

 理由も告げられずに連行され、人権侵害どころか命に危害を与えるような取り調べ中の拷問。

 あらためて読み直して、多喜二の怒りが文章を通じて伝わってきます。

 そして2018年3月15日、現在。

 いま私たちは、安倍政権のウソとごまかし、責任転嫁などの醜さを毎日、目にしています。

 当時のような拷問は表面上ないものの、戦争に向かう空気は戦前を思い出すという戦争体験者の話を、たびたび耳にしてきました。

 何が共通して、何が違うのか。

 少なくとも言えるのは、路上で、街頭で、国会前で、自分の意見を堂々と主張できる時代になったということ。

 ここに至るまで大きな犠牲があったことを、決して忘れてはいけない。

 歴史は変えることができるし、前へ進めるもの。

 多喜二が命をかけて訴えてきたことを、しっかり引き継いでいきたい。

 森友文書の改ざん問題は、佐川氏の証人喚問に向けて動き出しました。

 しかし、この証人喚問は始まりに過ぎません。

 佐川氏本人の意思で改ざんを指示したにとどまらない、その背景まで明らかにしてこそ全容解明です。

 安倍首相は「妻に聞いたが‥‥」と、関与の事実がないような答弁をしていましたが、一国の総理が伝書鳩のような答弁をする姿も情けない。

 そもそも、昭恵氏本人が語れば済むことではないのか。

 【今日の句】泥中の 蓮のごとくに 生きられりゃ

2018年3月14日水曜日

本気の思いを広げていきたい

 来月に市議選を控える士別市へ、佐藤ただし予定候補の応援に。士別でも、安倍政権の文書改ざんにどこでも怒りの声が!

 佐藤さんと3ヵ所ほどで宣伝をしましたが、ちょうど2ヵ所ではバス待ちの方もいて、最後まで話を聞いてくれました。

 ある女性はズバリ「昭恵さんが話さないのはダメでしょ!」。

 別のバス停では、演説が終わったとたんに拍手までしてくれ、佐藤さんといっしょにあいさつへ行くと「がんばってよ」と激励もうけました。

 やっぱり、みんな怒ってる。

 当たり前ですよ。

 1年も続いてきたこの問題、国会での答弁虚偽もさることながら、文書を改ざんした動機は「特例」=安倍昭恵氏が間に入っていたと誰もが感じているんです。

 改ざんさせられた現場職員に責任が押しつけられ、政府・与党は全容解明に後ろ向き--どうしてこれで納得できますか。

 宣伝の合間に、JA北ひびきや市役所、教育委員会に表敬訪問。

 JA北ひびきでは西本護組合長さんが応対していただき、やっぱり話の始めは「国会はどうなるんでしょうね」。

 どの農協でも話題になる「官邸農政」=規制改革推進会議による規制緩和、市場万能論についても話は盛り上がりました。

 北ひびき管内でも農家戸数が減るなかで、将来の見通しがたつ仕組みづくりと、しっかり食料自給率の向上を据えることですねと和やかに懇談させていただきました。

 牧野勇司市長は市議会の最中にもかかわらず、昼休みに時間を割いてくださいました。

 「共産党さんの質問は、職員が勉強するいい機会にもなるんです」とお話しくださり、JR北海道の問題でも「国がしっかり基盤については責任をもつことが大事だと思います」と明快。

 中峰教育長さんとは、胆振管内で仕事をされていたこと(私も苫小牧市!)や柔軟な教育行政のあり方などについてもお話をうかがうことができました。

 こうやって各地をまわると、国政がじゅうぶんに要望や実態をくみ上げられていないと実感します。

 バッジはなくても国会へ、つなぐ役割は果たしていきたい。

 市民文化センターでは、地元の党と後援会のみなさんが「春をよぶつどい」と題して報告の機会もつくっていただき、佐藤さんといっしょに今の市政・国政についてたっぷり話をさせていただきました。

 そしてギリギリ、ユニキタによる札幌中心街での行動にも間に合った!

 参加していた誰もが、本当に安倍政権に怒り心頭!

 きれいな言葉は評論家にまかせて、とにかく今は自分の思いや感情を、飾る必要もなく発信するのが大事だと思います。

 だって安倍首相は、ちょっとやそっとの声では何とも思わないのだから。

 言葉が少なくても、上手に話せなくても、感情が先に立ったにしても、今は本気の思いを広げていく。

 私もそう思いながら、連日マイクを握っています。

 こんな安倍政権、本当に一刻も早く終わらせたい!

 【今日の句】いつまでも あると思うな その権力

2018年3月13日火曜日

もう改ざんはないと言えるのか

 今日は重税反対全国統一行動デー。国民に重税を押しつけながら、公文書改ざんなんて許せないっ!との声。

 全国統一行動は、税務当局が強めた税務調査の立会拒否や押し付け課税から、納税者の権利を守るべく生まれたものです。

 自主申告を貫く伝統のもとで、集会の後に集団申告をおこなう地域もあります。

 とりわけ今年は、森友学園疑惑が沸騰するなかでの統一行動デー。

 写真は札幌北部集会でのものですが、社民党・浅野隆雄さんも来賓で見えられ、国会内外での共闘が強まっていることに感激しました。

 私からも「公文書改ざんという、安倍政権が醜い姿を示しているのは、国民の声を恐れているから」と指摘しながら連帯あいさつ。

 今日も改ざん問題をめぐっては、新たな状況が報じられています。

 麻生財務相が引き続き佐川氏へ責任を押し付けるなか、野党はそろって大臣の責任に言及。

 その間に参院予算委理事会では、野党欠席のもと明日の集中審議を職権で決めてしまいました。

 しかし、財務省は文書改ざんについて「調査中」でもあるし、これ以上の改ざんは「ない」と一度も言っていません。

 全容解明は当然ですが、それを麻生財務相のもとでできるのか。

 佐川氏と安倍昭恵氏の証人喚問なくして、どうやって真実を明らかにするというのでしょう。

 あらためて改ざん前の文書を読むと、ここまで政治的背景を書き込んでおいたのは、まさに「特例」の意味を告白するためではないかと思います。

 安倍首相は、自分は知らぬ存ぜぬで通すことなど許されるのか!

 明日は士別市へ、来月おこなわれる市議選に向けて応援です。

 【今日の句】納税も やめたいほどの 怒りだと

2018年3月12日月曜日

官僚へ責任押しつけか

 財務省が「改ざん」した14件の文書の一端を私も見ましたが、あまりにも意図的な隠ぺいでは‥‥誰が、何のために?

 例えば、森友学園側からの「要請」を「申し出」として、財務省側が「要請として受けた」格好にしない点。

 「大阪」「大阪航空局」に関する部分も、次々と隠されていました。

 貸し付けが「特例的」だからでしょう、これまでの書式様式では書けないため、別の様式にする記述も。

 籠池氏が日本会議大阪の役員という関係から日本会議についての記述もあり、そこに安倍首相も役員として名を連ねていることが明記されています。

 学園側から、昭恵氏の「進めてください」という話があった、と経過にも記されていて関与は濃厚となりました。

 まだまだありますが、もはや「修正」というレベルではなく、ごまかすためにこれほど「改ざん」して国会へ提出した事実に、あらためて驚きです。

 しかし麻生財務相の記者会見は、責任は前理財局長の佐川氏にあるとし、自分の責任は不問にするよう。

 そんなバカな!

 ではなぜ、麻生財務相は佐川氏を「適材適所」と評したのか。

 佐川氏だけに責任を押しつけるのか。

 そもそも、なぜ「改ざん」したのか、その動機は何も解明されていないじゃないか。

 ずっと指摘されてきたように、佐川氏とともに、間に入っている安倍昭恵氏に真実を語ってもらわなければ国民の多くは納得できないじゃないのか。

 このまま黙り続けるなんて、とても許されない!

 そして、こんな前代未聞の事態に対する安倍内閣全体の責任も問わないといけません。

 森友だけでなく、昨年から南スーダン「日報」隠ぺい、加計学園疑惑、今年は裁量労働のデータねつ造など、もはや政府全体がウソやごまかしで覆われているのではないのですか。

安保法制=戦争法やTPP、年金カット法にIR=カジノ推進法、昨年の共謀罪法など、強行採決や強権運営もくりかえされてきました。

 まさに内閣総辞職に値する状況!

 朝の宣伝では「がんばれ」との激励もありました。

 昼は原発問題全道連絡会での宣伝でしたが、参加者みんなで話題の中心は、この文書疑惑。

 夜は勤医労中病支部による震災関連企画で、私の7年前の体験と、今の石巻市について話をしました。

 どこでも話をしながら、こんな政治でいいのかとの雰囲気になります。

 ウソとごまかし許さない声を、さらに大きくしないと!

 【今日の句】まさに今 百鬼夜行と 言うごとく

2018年3月11日日曜日

復興も賠償も、最後の1人まで

 国会議員のときは故郷の石巻市の式典に参加していましたが、今年は北海道で。どこにいたって鎮魂の思いは変わりません。

 生まれ育った石巻市には、両親や妹夫婦、親戚などが今も住んでいます。

 当時、携帯電話がつながらなくなり安否確認もできないまま、被害の大きさばかりがテレビから伝わってきた時間を、今も鮮明に覚えています。

 しかし、一番の苦労をしたのは被災地のみなさんであり、それは現在進行形でもあります。

 高校時代の友人からもメールがあり、まだまだ復興とは言えない現実。

 そして福島は原発事故も重なり、岩手・宮城よりも関連死が多い現実。

 札幌での「さようなら原発北海道集会」には、ふくしま復興共同センター事務局長の野木茂雄さんが来てくださいました。

 避難指示地域が解除されていることで、その地域の避難者は「自主避難」とされていくことになり、統計上の避難者数は確実に減っていることになっていきます。

 そして、今なお事故は続いているのに、4月から精神的賠償への打ち切りもあるのだと。

 聞いていて腹立たしさと、やるせなさと、もどかしさとの思いがこみ上げます。

 故郷に帰れない現実を、国や東京電力はどう思っているのか。

 この間の安倍政権の醜さが、そんな思いをさらに増幅させるのです。

 集会の後にはデモパレードをおこない「原発なくそう」と、参加者みんなで熱く訴え。

 とにかく何か言わなきゃ気が済まない、そんな毎日が続きます。

 雪も解け始め、宣伝やデモも本格化(?)できる季節となってきました。

 声に出せない声が、被災地に、避難した先に、そして北海道どこにもある。

 あらためて7年前の自分のブログを読み直しました。

 もどかしい思いを抑制しながら書いていました。

 被害に遭っているのは、自分の家族だけではない。

 原発事故もあり、この先どうなってしまうのか。

 私も誰もが、心を痛めたり不安を覚えたりした日々だったと思うのです。

 最後の1人まで、復興も、原発事故の賠償も!

 【今日の句】何気ない 日々の大事さ 胸を打つ