2025年1月1日水曜日

能登のくらしと生業を支えて

 今年もよろしくお願いします。元日は札幌市内で、紙智子参議院議員と新春宣伝。佐藤綾・吉岡弘子の両市議、伊藤りち子・元市議や地域の後援会のみなさんと元気に、新年のあいさつと今年の決意を述べました。

 雪が時々ちらつくほかは日差しもあって穏やかな日で、寒さが厳しい例年より参拝へ向かう方も多いような。チラシもずいぶんと受け取ってくださいました。

 新年とは言え素直に喜べないのは、大地震と豪雨被害に襲われた能登地方を思うからこそ。まさか元日の大地震だなんて、自然災害は時と場所を選ばないのだと痛感しました。

 復旧・復興の遅れも著しい。自治体職員や作業員はじめ現地のマンパワーは不足しているし、くらしや生業の継続的支援も必要です。なにより住居の確保を最優先に、国が役割を果たしてほしい。

 しかし昨年の補正予算では復旧・復興費の3倍以上も軍事費に費やすなど、向いている方向が違うとしか言いようがない。この寒い冬を避難所などで過ごしている方が、能登地方には多くいるのです。

 石破政権になっても結局、自民党は自民党。財界・大企業の利益が最優先で、だから企業・団体献金の禁止にも背を向けています。裏金事件と被災地置き去りは、根っこでつながっています。

 今年は夏に参院選を迎えます。先立つ東京都議選も、大きな政治的意義を持ちます。自民党政治を変えるなら、やっぱり日本共産党。政策や値打ちを、わかりやすく広げていきたい。

 ぜひ「しんぶん赤旗」も、お読みください。日刊紙は、今日は志位和夫議長のインタビュー、3日付けは田村智子委員長と角田由紀子弁護士の対談と読み応えある記事が並びます。

 4日付けは、5人の参院比例予定候補座談会(昨年末に上京したのは、このためでした)も掲載されます。ご購読されている方は、ぜひお知り合いにお広げくださいね。

 【今日の句】復興の壁に 政治がならないで

2024年12月31日火曜日

今年もお世話になりました

 今年もあと半日ほど。年末年始がお休みの方も、お仕事という方もいるでしょう。よいお年をお迎えください。さて、私にとって今年の3大ニュースは--

 ③能登半島で大地震・豪雨被害(1月・9月)

 元日に発生した大地震に驚いたばかりでなく、復旧・復興が遅れているなかで豪雨被害にも襲われたことに言葉がありません。あらためて、お悔やみとお見舞いを申し上げます。年末年始を安らかに迎えられるよう、願ってやみません。

 昨日の「しんぶん赤旗」に、藤野保史・元衆議院議員(能登半島地震被災者共同支援センター責任者)のインタビューが掲載されています。助けられなかった命や復旧の遅れを前に、国が役割を果たせと、私も訴えたい。問われているのは自己責任ではなく、国の責任です。

 ②わが家の2人の子どもたちが卒業・進学(3~4月)

 上の子は高校から大学へ、下の子は小学から中学へ。6歳違いなので今年が最も慌ただしく、費用もかかる年でした。学費負担の重さを、肌で実感した1年でもありました。小中学校を通じて、学習内容が多すぎることも再認識です。

 子どもたちが置き去りにされていたり、教員に過度な負担が襲いかかる、今の教育行政を続けていいのか。来年の参院選に向けて、私も訴えていきたいです。

 ①総選挙は残念な結果も、参院選へ新たなスタート(10~11月)

 今度こそ北海道での比例議席奪還をと挑んだ総選挙でしたが、力不足を痛感しました。日本共産党は議席を減らしたものの、与党は衆議院で少数となり、新しい政治を切り開いたことは心から確信です。

 来年の参院選では、紙智子参議院議員が勇退されると聞いたときには驚いたの一言でした。農林漁業やアイヌ施策、千島問題など北海道に根ざした課題で政府を追及し、関係者・関係団体とも信頼を築いてきた紙さんの後継とは、とても荷が重いというのが率直な思いでした。

 しかし、衆議院でつくった変化を、参院選を通じてさらに進められれば、新しい政治が見えてくるはず。紙さんの議席を引き継ぎ、比例5議席を必ず実現したい。新たな決意で北海道・東北・北関東をまわる、参議院比例予定候補としての活動を始めました。

 北海道選挙区では宮内しおりさん、東北では青森県・おぎの優子さん、北関東では茨城県・高橋誠一郎さんと、30代の若き予定候補といっしょにたたかえるのも嬉しいこと。そして埼玉県で伊藤岳参議院議員の再選を、何としても勝ち取らねば。

 東北・北関東のみなさんには文字通り新人の私ですので、年明けにはさらに足を運ぶことになります。その分、北海道をまわる時間が減ってしまうのは残念ですが、いる間は道内を変わらず駆けまわります。

 ぜひ日本共産党の応援の輪を、さらにお広げください。私もがんばります。

 今年もお世話になりました。ありがとうございました。

 【今日の句】来年は もっと政治の 激動へ

2024年12月30日月曜日

世代間の分断を乗り越えよう

 事務所での活動は、ひとまず今日で年内終了。ギリギリまで「しんぶん赤旗」をお読みくださいと、自力をつけて来年の参院選へ向かおうとがんばった年末でした。参院比例は全国が1つの選挙区なので、全国の親せきや知人・友人などにも日本共産党をお広げください。

 先日、友人との話のなかで「共産党は、もっと身近なことを話したらいいよ」と言われました。物価高・生活苦は進んでいるし、それが「高齢者の社会保障を削って、若者の支援へ」のような世代間分断にまで及んでいます。

 先日も札幌市の敬老パス改悪反対の署名を呼びかけながらまわっていると、高齢の方から「少しは高齢者もガマンして、若者にまわしては」との話がありました。低賃金や重い子育て負担、奨学金返済など、確かに若い世代の負担が重いのは間違いない。

 高齢者も若い世代も、安心してくらせる社会はつくれないのでしょうか。

 まずは大型開発や軍事費のムダを削り、超富裕層や大企業からもうけに応じた負担をしてもらう税制改革を。誰にでも等しく恩恵がゆく、消費税の減税を。年金積立金の活用で年金の安心をつくることは、若い世代の将来不安を解消することにもつながります。

 世代間の分断を乗り越えよう。来年もしっかり訴えます。

 【今日の句】昇竜の年と 思って早や1年

2024年12月29日日曜日

わかりやすく中身を伝えて

 今日は札幌市豊平区へ。総選挙後にポスターを貼ってくれた方が、初めて「しんぶん赤旗」を購読してくれるという嬉しい出会いも。「寒いのにおつかれさまだね」と、あたたかい激励もいただきました。

 入党まで至らなかった方も、積極的に「どうしても専門用語とかあるんだろうけど、わかりやすい演説を」など意見を述べられたり、まわりにも広げますよという方も。

 「共産党という名前を変えては」という方も、よく話を聞くと、中身はいいのに伸びないのがもどかしいという思いからのものでした。親から「共産党に近づくな」と言われて育った私なので、その思いとしてはわかります。

 その私が今や日本共産党の予定候補までしているのは、まさしく中身に納得したからこそ。伝えてもすぐには浸透しませんが、党のそもそもをきちんと語っていきたい。

 ましてや衆議院では自民・公明が少数ですし、各党の中身が問われてもくるでしょう。それをわかりやすく語ることと合わせて、いろんな宿題をもらった1日でもありました。

 【今日の句】ツルツルの路面 どなたも気をつけて