2011年2月19日土曜日

札幌市南区&豊平区の決起集会

 菅政権の行方やいかに--なんて呑気なことを言ってられません。政治の漂流は、国民の不幸でしかないからです。

 公然と政局がらみの発言も飛び出しているようですが、大事なことは「政治の中身」はどうあるべきなのか、ではないでしょうか。

 自民・公明政権を代えた「民意」は、くらし・雇用・社会保障の安定や、アメリカに縛られっぱなしの国からの脱皮だったと思います。

 しかし、今の菅政権は「自公帰り」が鮮明。

 やっぱり、国民生活を優先して支えるためにも財界・大企業ベースの政策を転換することと、アメリカとの対等・平等に向けた外交路線の構築、が必要でしょう。

 日本共産党の言葉で言えば、「大企業優遇・アメリカいいなり」からの転換です。

 さて今日は、札幌市南区・豊平区の「党と後援会の決起集会」あいさつ&情勢報告へ。

 南区は、若き28歳・かみや恭平さんが市議予定候補で奮闘中です。

 中日ドラゴンズファンで、そのファン仲間とのトークショーまでおこなう決起集会でしたが、残念ながら私は豊平区に向かうため、報告をして会場を後に。残念。

 豊平区は、前回に続き池田ゆみさんが市議予定候補としてがんばり、宮内さとし知事予定候補も駆けつけました。

 池田さんは、雇用促進住宅の廃止問題で何度も団地を訪れ、住民のみなさんと一緒に団地退去延期を勝ち取ってきました。

 国会議員もそうですが、いったい何の仕事をしてるんだろうという地方議員も少なくありません。

 バッジはなくても、議員以上にがんばってきた池田さんも、ぜひ市議会へ!と私からも訴えました。

 そして、北海道を大元から変えるには知事をチェンジ!するのが一番。

 池田さんと宮内さんに、大きな拍手が寄せられていました。

 【今日の句】 八百長も 菅内閣も 土俵際

2011年2月18日金曜日

ガンバローまで飛び出した

 雪の予報が外れてくれて、夜に石狩市厚田区での演説会にス~イスイ。

 石狩市は、いっせい地方選挙後の5月に市議会議員選挙があります。

 旧厚田村・旧浜益村と石狩市が合併して、2度目の選挙でもあります。

 実は、ここ厚田では「自分は元自民党応援団」だという鈴木日出男さんが後援会長を務めてくださっているのです。

 それもこれも、蜂谷三雄市議が分け隔てなく住民に接する姿勢に、共感してくださったことがきっかけだったのです。

 後期高齢者医療制度が導入され、自民党に怒りを持った鈴木さん。

 しかし今の民主党政権にも「ダメ出し」し、「もう自民や民主とか、そういう政党の枠ではない」と蜂谷市議ともお付き合いをしてきたと、開会あいさつでも触れられていました。

 説得力バツグンの論戦力と、誰にでも優しく接してくれる蜂谷さん。

 今日の演説会は「質問・意見タイム」もあって、非常に活気あるものとなりました。

 そして最後は「ガンバローやろう!」の声もあり、参加者そろって(もちろん私も)ガンバロー!

 決起集会のような感じでしたが、聞くと初めて演説会に参加された方もいるとか。

 蜂谷さんが「日本共産党に入ったからこそ、今の私がいる」と話されていたことが、とても心に残りました。

 こういう党そのものの姿を、やっぱり多くの方に知ってもらわないと、ですね。

 私のほうが元気をいただいた、厚田の演説会でした。

 【今日の句】 吹雪より 先の見えない 菅首相

2011年2月17日木曜日

現場の実態にもとづく道政へ

 展望の見えない道政にピリオドを打って、希望を持てる北海道に--宮内さとし知事予定候補の事務所びらきがおこなわれ、もちろん私も足を運びました。

 昨日、「SOSネット」がおこなった街頭相談に足を運び、住む家のない中学生の子を持つ親の実態から話を始めた宮内さん。

 こういう人が増えているなかで、政治が責任を果たさないでいいのか--机上ではない現場の実態にもとづく道政に変えられるのは、宮内さんしかいないと私は確信しています。

 事務所びらきは、「明るい革新道政をつくる会」の団体から次々と「宮内・必勝!」が語られ、意気高いものとなりました。

 民主党政権が、次々と国民の願いを裏切っています。

 16人の国会議員が新会派を届けるにまで至っては、もう政策的に破綻していることが証明済みです。

 そして、国政がひどい時には「政治の基本」に帰って、「住民の福祉増進の機関」としての地方自治体のあり方が問われるべきだと思います。

 会議続きで、率直に言って疲れていた私ですが、今日の事務所びらきでは元気百倍!

 何としても政治革新のために、全力を尽くしてがんばります。

 【今日の句】 党内も 治めず国は 収まらず

2011年2月16日水曜日

最後のセーフティーネットを打ち切ってはならない

 今日付け「しんぶん赤旗」に、気になる記事を見つけました(こちら)。

 みずからの意思や責任とは違う次元で、生活苦に陥った時の「最後のセーフティーネット」が生活保護。

 「期限を区切る」という問題は、よくある「生活できるのに保護を受けている人がいる」から生活保護制度を見直せ、という議論とは別の問題としてとらえるべきだと、私は思います。

 生活保護の不正受給は、ケースワーカーや民生委員の増員などで、実態をふまえることを重視すれば防ぐ道は開かれます。

 しかし、そもそも求人倍率が1倍にもならない状況や、年金で言えば様々な理由で納付機関が25年に少しでも届かなくても未支給になる状況などがあるなかで、自動的に生活保護を打ち切ることは許されることなのでしょうか。

 何事にも「最低限」というものがあるならば、この問題は生活保護をめぐる「最低限」のことだと私は思います。

 今日も会議でエンヤコラ‥‥忙しいときでも「変化」は敏感に、とらえていきたいものです。

 【今日の句】 「保護」の字が 「反故」になったら 明日がない

2011年2月15日火曜日

今日は短め

 この雪山は何でしょう?‥‥さっぽろ雪まつりの、雪像を壊した跡でした。

 今日は会議やデスクワークで、1日が終わりました。ふぅ。

 札幌市議予定候補のみなさんと、政策・演説の交流会議をおこないました。

 私も参院選のとき、告示まであと1~2ヶ月という時は「まだかなぁ」と、何だか気持ちがジリジリしたものです。

 演説援助はもちろん、体調管理の面も含めて、一体感を持って道委員会もがんばりますと話しました。

 今日は読む書類も多くて‥‥ブログも短めに終了!です。

 【今日の句】 方便を 気軽に使える 身分とは

2011年2月14日月曜日

やっぱりTPPは、参加してはいけない

 道労連などによる「軍事費削って、くらしと福祉・教育の充実を!」国民大運動北海道実行委員会が、TPP問題を考える市民集会をおこないました。もちろん、私も参加しました。

 今回の集会テーマは「TPP参加で、くらしはどうなる!?」。

 国会報告で紙智子参議院議員がかけつけて国会報告し、TPP反対を明確にしている宮内さとし知事予定候補が来賓あいさつ。

 特別報告として、道JA中央会・基本農政対策室次長の入江千春さんから、わかりやすく問題点を明らかにしてもらいました。

 菅首相は「バスに乗り遅れるな」と、まるで世界が貿易自由化一色のように述べますが、それはまるで違う。

 ①すでに食料が足りない時代になっており、各国で農産物輸出規制が広がっていること。

 ②WTOルールを定めながら、アメリカ・EUは価格支持政策を維持して農家を手厚く保護していること。

 これらの事実を隠して(菅首相は知らなくて!?)、進めようとしているのがTPPです。

 過保護どころか、欧米から見て「丸裸」状態にされ続けてきたのが日本であり、関税もアメリカに次いで2番目に低い「開かれた国」が日本です。

 自分たちの農産物を売り込み自由化一辺倒に見えるアメリカでさえ、オーストラリアとの貿易では砂糖などを除外品目にするなど、良くも悪くも主権を発揮しているわけです。

 効率化し、アジア市場へ農産物を売り込めば農業は再生するかのような論法は幻想です。

 北海道は、すでにEU並の農地面積ですが、アメリカの農地は北海道の10倍、オーストラリアは170倍。

 一部の特化した作物だけをつくる農家しか、残ることはできないでしょう。それが市場というものです。

 そうして生産ができなくなった日本が、食料を外国頼みにとし、異常気象などで輸出がストップされたら‥‥ありえないと思っていた話が、現実化するのでは。

 報告の後、各界からの発言も、こんなTPPはやっぱりストップさせないといけないと相次ぎました。

 実態が知られていなかったり、マスコミの影響から「どう考えたらいいかわからない」という方も、少なからずいると思います。

 私は私なりに、問題点と打開の方向を訴えて、がんばっていかないとと思った集会でした。

 【今日の句】 エジプトも 食が政変 引き起こし

2011年2月13日日曜日

こんなに増えてる待機児童

 週末の土曜日・日曜日は、各地の地域演説会が続きます。今日は札幌西区・琴似地域演説会に、足を運びました。

 札幌西区の市議予定候補は、田中けいすけさん。

 始まる前に雪が降り始めて「これでは来るのが大変だなぁ」と思っていたら、いやいや会場は椅子を足すほど満杯でした。

 障がい者福祉を学び、現場にも携わってきた田中さん。

 今日も、精神障がいを持つ方の苦労を代弁し、誰もが安心して暮らせる街づくりをと訴えました。

 演説会後に、忙しい田中さんを引き止めて、あいさつをしてもらいましたので、どうぞ!(まわりの音が入って、聞きとりにくいことはご勘弁ください)

 今日の演説会では保育士さんからの応援の訴えもあり、何と保育園に入れない子どもが100人待ちだとか。

 西区全体でも、昨年10月では300人待ちでしたが、1月には400人に増えたそうです。

 仕事でがんばりたいという願いや、家計上からフルに働かざるを得ない家庭など、様々な背景はあると思います。

 共産党市議団で「隠された待機児童数」を明らかにして、市は増員・新増設計画をつくってきました。

 この規模と速度を、実情に見合うものにしていくことが必要です。

 そして、政府が進める「保育の市場化」=子育て新システムはやめてほしい、と切に訴えられていました。

 2歳の子を持つ田中さんも(5歳の子を持つ私も)ウンウンと、うなずきながら話を聞きました。

 身近な問題を、こうやって話し合える機会って大事ですよね。

 国政がだらしない時には、地方から政治を変える!

 その先頭に日本共産党も立っていかねば!と、強く感じました。

 【今日の句】 国民が 主役の世紀と 熱上がり