2012年10月13日土曜日

さようなら原発北海道集会は12000人!

 心配された天気も、途中で小雨が振りましたが何とか持ちこたえて、さようなら原発北海道集会は主催者発表で12000人! 私も元気が出ました!

 開会前の「村場ファミリー」=乱拍子による太鼓と獅子舞に、まず高揚感!

 呼びかけ人から、小野有五・西尾正道両氏のあいさつに、上田文雄札幌市長が来賓あいさつ。

 市政では、日本共産党は福祉問題などで厳しくやりあう中ですが、脱原発首長会議に加わって、このような集会にも参加していることには敬意を表したい。

 雨宮処凛さんのトーク、倉本聰さんのユーモアを交えた話に会場は湧き、後志・道南・幌延からの発言もありました。

 集会は1時間20分と長いものでしたが、ほとんどの人が集中してステージの話を聞いていました。

 遠くは函館、十勝、別海町などからも来ていて、文字どおり全道が心一つに「原発ゼロ」の思いになった集会だったと思います。

 その後のデモ・パレードも、コールする声の大きいこと!

 街頭の反応も温かく、終わった後の参加者も笑顔・笑顔。

 こんな大集会を準備したスタッフのみなさんも、本当におつかれさまでした。

 これで終わりではなく、新たなスタート。

 原発ゼロへ!

 【今日の句】 秋空は 最後に晴れ間 気持ちよく

2012年10月12日金曜日

飛び地合併の日高町は、間は65kmある

 昨日の雨はどこへ! 快晴のもと、新ひだか町→新冠町→日高町→平取町(→日高町)と宣伝キャラバンです。

 (→日高町)というのは、旧日高町のことでして、先に書いてる日高町というのは旧門別町のことです。

 飛び地合併したためですが、間の平取町がまた広いため(本庁と総合支所の間は65km!)、身近な行政という点では苦労も多いはずです。

 こういう合併を県レベルまで進めるのが「道州制」ですが、いっそう行政が遠い存在になることは明らかです。

 道州制のメリットに、合併していくことで行政をスリム化できるかのように言われますが、住民からすれば不都合が増えることになります。

 北海道で「平成の大合併」論議が進められたときに、大事なことは「小さくても輝く町づくり」ができるかどうか、との共通認識が広がりました。

 医療やゴミ収集など、身近なサービスでは自治体連携によって効率化を進める自治体も、北海道にはあります。

 上から押し付けの道州制ではなく、住民自治と団体自治を基本にした、地域づくりが必要ではないでしょうか。

 日高町での宣伝を終え、急いで道庁前の抗議行動へ。

 先週おこなった電源開発株式会社への要請について、内容を伝えたく私もマイクを握りました。

 明日の「さようなら原発」1万人集会に参加する、鎌田慧さん(私が来る前に話したそうです)と雨宮処凛さん(後ろ姿だけ写真に撮りました)も来られました。

 そんなスペシャルゲストもあり、大間原発建設への怒りもあり、冬の電力需給が原発稼動なしでも見通せそうな報道もあり、元気も怒りもあふれた行動でした。

 札幌共済ホールの前夜祭(?)講演会も満席だったようで、原発ゼロへの思いがまた強まっている北海道。

 明日の集会に、もちろん私も参加します!

 何とか集会の時間だけでも、晴れますように。

 【今日の句】 そういえば 雨に当たらぬ 金曜日

2012年10月11日木曜日

この地名、読めるかな

 今日・明日と日高管内の宣伝キャラバン‥‥と思いきや、豪雨・豪雨! 雨が一瞬あがったのは写真の様似町ぐらいで、あとは雨の中での演説となりました。

 今日は新ひだか町に宿泊ですが、先ほどまで雷も鳴り響いていたんですよ。

 海上に雷雲があって、稲妻が光ると夜の空も海も光って、幻想的ではありましたが自然の怖さも感じました。

 ところで、今日まわった新ひだか町→浦河町→様似町→えりも町には、道民でも読みにくい地名が多くあります(‥‥全道どこにもありますが‥‥)。

 例えば、鵜苫。

 これはわかりやすいでしょうか、「うとま」です。

 難題は、鳧舞。

 新ひだか町で、静内町と合併した旧三石町の「けりまい」です。

 合併後の町議選挙へ応援に行った時に、読めなくて辞書を引いてもわからなくて、事務所スタッフに聞いてやっとわかった思い出があります。

 その鳧舞では、豪雨のなかにも数人の党員・支持者の方が話を聞きにきてくれて、もう感謝の一言しかありません。

 今夜は全道的に悪天候で、降雹による農作物被害への備えも呼びかけられているようです。

 みなさんの地域でも、大きな被害がないように‥‥。

 【今日の句】 草を食む 子馬見ながら 日高路

2012年10月10日水曜日

何で民主党は、委員会に出ないのか

 今日は苫小牧市内を花井やす子9区予定候補と宣伝キャラバン。午後から風が強まり、寒い!‥‥そんな中でも党員・支持者の方が来ていただき、本当に嬉しい限りです。

 苫小牧市は、私が中学校の教諭を務めていた町です。

 学校区の市営住宅前の宣伝では、窓から顔を出した女性が「子どもがお世話になりましたよ!」と声をかけてくれました。

 嬉しいやら、恥ずかしいやら。

 若くて経験も浅く、自分では一人前の教員とは言えないなぁ‥‥と感じていた時でした。

 もう15年も経って、仮にいま教員に戻れたら、もっと余裕を持って子どもたちに接することもできるんだろうなぁ、と。

 チョークをマイクに握り替え、政治を変えて子どもたちを支えたい、ですね。

 ニュースを見たら、衆議院の決算行政監視委員会で、民主党が欠席するとか(こちら)。

 復興予算が、被災地とは直接の関係もない事業に使われたことに、私も本当に怒っています。

 このような世論を前に、まさか委員会を開くことを民主党が避けているのでは‥‥と勘ぐりたくもなります。

 「誠実な政治」なんて、きれいごとなんでしょうか。

 優等生的な、そして政治的には若造の言葉なのでしょうが、やっぱり「誠実な」ことは政治家の第一条件だと私は思います!

 【今日の句】 国民に 言い訳議員は 交代を

2012年10月9日火曜日

農業共済にも、冷たい民主党政権

 朝晩に冷え込むようになってきましたね。先月の今頃は、まだ残暑が厳しかったのに‥‥。

 今日は花井やす子9区予定候補と安平町→厚真町→むかわ町での宣伝キャラバン。

 薄く黄色がかった山の葉がチラホラと見えて、紅葉シーズンも間もなくですね。

 どこの紅葉も美しいのですが、私が印象深かったのは夕張の「紅葉山」かなぁ。

 北海道を回る、こういう楽しみもあるんです。

 札幌を発つ前に、事務所に道農協共済連・佐々木環会長らが見えられ、農協共済の充実などの要請を受けました。

 紙智子参議院議員への要請で、私も同席して話を伺いました。

 農業共済は米と麦は強制加入ですが、その他の品目も不作や異常気象による被害などで加入率は9割ほどとなっています。

 全道的に見れば豊作でも、場所によっては猛暑・干ばつで不作の地域もあった今年。

 オホーツクでは毎年のように降雹で玉ねぎに被害が出るなど、気候変動リスクが共済加入率を高めたのだと思います。

 しかし民主党政権は、事業仕分けで予算削減を進めました。

 「1県1共済」を迫られ、広大な北海道でも19から5共済組合への再編が迫られました。

 このような急激な削減はやめ、財源の維持を求める要請というわけです。

 話はTPPにも及び、道内7000戸の酪農家が2年半のうちに520戸も離農していますが、TPP推進で経営見通しが持てないことも大きな理由になっているとのこと。

 「大規模・効率化で競争力を」という農政も、モデルとなる北海道でこの状況なのです。

 アメリカ・オーストラリアとでは規模が桁違いだし、アメリカでは実質的な価格支持政策がおこなわれ農家は厚く保護されています。

 共済制度の充実はもちろんですが、問われているのは日本政府としての農政の基本、食料政策の基本だと思います。

 紙議員も、しっかりとした対応をすることを約束しましたが、北海道の党としても一緒に運動していくことを私からも約束しました。

 【今日の句】 稲を刈り 農村走り 秋の空

2012年10月8日月曜日

原発事故で、地域の結びつきが壊された

 札幌清田区の党「元気まつり」で聞いた、福島県から移住された中手日子さんのお話。原発事故は終わっていないし、原発ゼロこそ解決の道と、あらためて思いました。

 福島市に住んでいた中手さんは、お子さん2人を連れて岡山県から札幌へと引っ越してきました。

 お仕事の関係から、すぐに県外に出ることもできず、岡山県にも「すぐ戻ってくる」一時避難ぐらいの思いで向かったとのこと。

 しかし汚染を調べていくうちに、もう福島に帰れないのではと強まる思い。

 福島生まれで福島育ち、仕事も結婚も福島で、子どもも福島で育ててきた--故郷を離れるということは、本当につらかったろうと思います。

 様々な事情で福島に残る人に「危ないよ」と話すことも、まわりから何度も言われているし「わかってるよ」と言葉を返す心境にもなる--原発で地域の結びつきが分断されるリアルな話は、聞いていて胸が痛みました。

 「どう決断したらいいかわからない人も、たくさんいます」と中手さん。

 だからこそ北海道では、泊原発をなくして安全に住めるようにとの決意の話に、会場から大きな連帯の拍手が起こりました。

 一緒に参加した紙智子参議院議員、森つねと3区予定候補と「力を合わせてがんばります」と、あいさつしました。

 まだ16万人もの方が、こういう避難生活を送っているんですよね。

 それでも事故は「収束」だと言った野田首相に、本当に腹が立つ。

 「元気まつり」は多くの催しもあり、にぎやかに元気に、政治を変えようとの思いがあふれました。

 事務所で要請を受けたり、行けない演説会へのビデオメッセージを録画したり。

 明日からは、安平町をスタートする苫小牧市や日高管内のキャラバンです!

 【今日の句】 福島で 首相も安倍氏も 何を見た

年に一度の道党会議

 全道の党組織から選ばれた代議員が集まって、年に一度の道党会議。笑いあり涙ありで、確信も高まる会議になりました。

 私も候補者を代表してあいさつ。

 一昨日の電源開発本社での要請の内容も報告し、比例候補として発表されてからの1年間の思いを述べました。

 一言で言うと、私にとっては「悔しい」ことが多かった1年間でした。

 生まれの地・石巻市をはじめ被災地の復興が進まない。

 空前の規模の反対を前にしても、平然とおこなわれた原発再稼動。

 内閣不信任案が可決寸前まで行きながら、民主・自民・公明が手を組んで消費税増税。

 今回の電源開発でも、止めたいのなら選挙で勝ってみてください、と間接的に言われたような思いになりました。

  党道委員会としては、新しい1年です。

  新鮮な気持ちで、またがんばります。

 【今日の句】 集まれば 知恵も勇気も また湧いて

2012年10月7日日曜日

復興予算を食い物にするな

 すでに大手マスコミでも報じられていますが、政府の復興予算が被災地には直接の関係のないところで支出されています。とんでもないし、腹立たしい!

 しんぶん赤旗では、防衛省の復興予算で「操縦訓練費用」「駐屯地の浴場建て替え」「食厨改修」などがズラリ。

 輸送機の購入は「震災による減耗分」、浴場の建て替えは「大規模災害時の活動拠点として支障のないように」というのが、防衛省の言い分です。

 官僚的理屈の典型みたいな言い分ですが、そもそも政府の「復興の基本方針」で定めた「全国防災」の名目が、お墨付きを与えたということ。

 でも、こんな使い方で本当にいいのでしょうか。

 生活が苦しい中でも「被災地の復興のために」と、増税などに賛成という方もいますよね。

 文字どおりの「被災地復興」を願ってのことですよ。

 臨時国会でも追及されるべき内容ですが、何やら民主党・野田政権は臨時国会を開かない、とまで言い出す始末。

 原子力規制委員会の人事同意も、国会はしていませんよ。

 選挙制度改革も必要だと、首相は言っているではないですか。

 TPPも、首相は11月が年内のラストチャンスとして参加表明するのでは、と言われています。

 国会も開かず、勝手に次々と決めるなんて許されない。

 昨日も国民救援会道本部の大会あいさつ、明日の道党会議の準備や、原発関連地域の担当者会議など、慌ただしく1日が過ぎました。

 【今日の句】 国民は 逃げる政府を 見ているぞ