2018年2月23日金曜日

朝から夜まで熱い1日

 今日は札幌北区で、佐野弘美道議・長屋いずみ市議予定候補と朝宣伝からスタート! 夜には白石区で若い仲間とのつどいでした。

 まだまだ朝は冷えるなか、「しんぶん赤旗」特別号外なども受け取る方が多かったですよ。

 私からは、裁量労働制の「データねつ造」とも言える問題について、このまま法案提出と成立をめざすなどとんでもないと批判。

 本当に「働き方改革」というのなら、残業時間の規制、勤務間インターバルの導入、最低賃金の引き上げなどの実行と、4月からの無期雇用転換ルール実施を前にした「駆け込み雇い止め」をやめさせるべきと述べました。

 いったん北区地区委員会へ行くと、つい前に「改憲反対の署名をしたい」という電話があったとのこと。

 佐野道議と商店への挨拶まわりをした後に、そのお宅を訪れました。

 高齢の女性の方でしたが「安倍首相のしていることはおかしい」とキッパリ。

 党が入れていたチラシを見て、連絡をしてくれたようです。

 せっかくなのでと「しんぶん赤旗」もお勧めしたところ、購読もしてくださいました!

 まだまだ私たちの知らないところで、安倍政治を変えたいと思っている方がいらっしゃるんでしょうね。

 どんどん元気に、私も訴えを広げていきたい。

 札幌北部民商や新日本婦人の会の皆さんなどと消費税廃止各界連絡会としての宣伝も取り組み、その後も支持者・後援会員さんへ挨拶にまわりました。

 消費税が始まり30年以上が経ちますが、福祉のためと言いながら、結局は大企業中心の法人税減税などの穴埋めとなった形に。

 来年10月に予定される増税では、インボイスや複数税率の導入も検討されています。

 とりわけ小規模事業者ほど負担が重くなるだけに、きっぱり増税中止を今こそ!と私も呼びかけました。

 夜は、党白石・厚別地区委員会が主催したつどい「畠山和也さんになんでも聞いてみよう」。

 なんと6歳の子や中学生も参加して、学校教育、介護職場、米国との関係などなど、たぶん語り足りないのでは?と思うほど話が次々。

 「こういう機会があって良かったです」とは、2人の子を持つお母さん。

 シングルだということで、こうやって飾ることなく話す場が必要だったのかもしれませんね。

 帰宅してからは先ほどまでカーリング女子の熱戦を観てました。

 最後まで集中力を切らさず、最終エンドでスチールしたときは「まさか!」。

 韓国のスキップも、最後の一投はものすごいプレッシャーのなかで、よく決めました。

 ナイスゲーム!

 【今日の句】最後まで 応援するぞ カーリング

2018年2月22日木曜日

ずっと積み重ねがあったから

 今日は札幌市清田区で、吉岡ひろこ市議予定候補と訪問活動。いろんな出会いがあって楽しい1日でした。

 吉岡さんは2007年の地方選から市議選をたたかい、その間に「吉岡ファン」になったという方も多くいます。

 今日お会いした女性も、その1人。

 「だって家まで来て話を聞いてくれる先生(※と呼んでました)なんて、そういないですよね。この間は、信号機の右折矢印も実現してくれたし」

 数年越しの道警交渉だったそうですが、渋滞の緩和にと要求していた右折矢印、とのこと。

 こうやって地域に根ざした活動を、ずっと続けてこられた吉岡さんに信頼の声が寄せられているんですね。

 吉岡さんが立候補した2007年は、私も参院選で初めて立候補した年。

 私は一度当選させていただきましたが、この11年の多くは、ともに候補としてたたかってきた「同志」でもあります。

 このような吉岡さんの奮闘に、とても励まされます。

 さて国会では、ねつ造ともいえる「働き方改革」データ問題が焦点となってきました。

 これで法案提出なんて、おかしいですよ。

 こんなデタラメなんか許さない声を、北海道でも大きくしていきたい!

 【今日の句】そだねーが北海道弁だったとは

2018年2月21日水曜日

子どもの成長をゆがめるな

 今日は札幌市南区へ。千葉なおこ市議予定候補と、懇談会や街頭宣伝をおこないました。

 そういえば2月も残すところ1週間。

 陽を受けるところは暖かい。

 少しずつ春が近づいていることを実感です。

 懇談では「くらしが大変なことを安倍首相はわかっていないのでは」「どうすれば9条の大切さを上手に話せるでしょうか」など、日ごろの疑問や思いが語られました。

 小学生の子を持つ千葉さんとは、安倍政権のもとで教育がゆがめられていることで話が盛り上がり。

 子どもたちが、戦闘ごっこや戦闘的な歌を好むことが当たり前になるような社会が心配になります。

 思い返せば、第1次安倍政権が真っ先に取り組んだのが教育基本法の改悪でした。

 10年が経ち、学校には「日の丸・君が代」の強制や監視が強まり、道徳の教科化なども進んできました。

 近隣アジア諸国との緊張関係も、子どもたちに狭いナショナリズムを植え付けることになっていないか。

 そもそも外交は、緊張ではなく友好を強めるべきもの。

 たとえ緊張関係になっても、戦争へ進ませないこと。

 安倍政権の危険性は軽視できませんが、南区も含む小選挙区1区は、昨年の総選挙で統一候補が勝利しています。

 多くの方と、さらに語り合いたいですね。

 【今日の句】無償化は 憲法変えず できるでしょ

2018年2月20日火曜日

またこの二月の月がきた

 小林多喜二の命日に、小樽・奥沢墓地では墓前祭がおこなわれます。私も久しぶりに足を運ぶことができました。

 予算委員会の審議まっただなかのため現職のときは来れず、4~5年ぶりくらいでしょうか。

 多喜二が眠る奥沢墓地は、この時期、深い雪に覆われます。

 そのため現地実行委員会などで前日、墓までの道のりを除雪するのです。

 写真で見える道のりは一部で、その先も上り下りが続きます。

 除雪だけでも大仕事ですが、今年で墓前祭は31回目。

 サラサラサラと雪が降り続けます。

 「今日の朝は晴れていたのですが、やっぱり今年も雪になりました」と、司会をつとめた古沢さんが話していました。

 そういえば私が参加した前回も雪でした。

 多喜二の顔が「今年もよく来たね」と語っているかのように見えます。

 多喜二が自分の原稿料を出して、この「小林家」の墓は建てられました。

 それが母より先に、自分が墓に入るとは多喜二自身も思わなかったでしょう。

 母のセキさんが、自分より先に亡くした多喜二のことを思い、記していたのが今日のブログのタイトルです。

 あーまたこの二月の月がきた

 ほんとうにこの二月とゆ月かいやな月

 こいをいパいになきたい

 墓前祭では、あらためてこの一節が紹介されました。

 拷問を受けながら、スジを曲げなかった小林多喜二。

 その息子が変わり果てた遺体として見たときに、セキさんは大きな衝撃を受けたことでしょう。

 作家としても、党員の先輩としても、人間としても、私も多くのことを学んできました。

 献花をしながら、自由と民主主義のために私もがんばることを誓いました。

 この二月は、西田信春(11日)、野呂栄太郎(19日)、そして小林多喜二(20日)と北海道にゆかりのある活動家が拷問によって命を奪われた月。

 今日のように凍えるほど寒く、頭に雪が積もるような毎日のもと、北海道での党の大先輩はたたかっていたのです。

 そう思うと、身が引き締まる思いです。

 安倍政権のもとで「戦争か、平和か」が問われる現在、まさに多喜二はじめ先輩たちの生き方に学びたい。

 参加された方だれもが、同じ思いを持たれたのではないでしょうか。

 墓前祭のあとは、小樽商科大学に保管されている多喜二の資料見学もおこないました。

 荻野富士夫先生の案内で、なんと直筆の卒業論文(表題の写し)も見せていただきました。

 「大学図書館から借りた本に多喜二が感想を書き込み、その感想に他の学生が感想を書き込んだ記録もあります」(荻野先生)とのエピソードに、さらに多喜二が身近になります。

 (余談ですが、日本に3冊しかないという、カール・マルクス自筆サインがある資本論もありました!)

 当時の自由な学風のもとでの多喜二の青春時代を、追体験できたと思います。

 3日間に及んだ「多喜二祭」の最後は、小樽商大・高橋純名誉教授の講演。

 ロマン・ロランが多喜二の虐殺に対して「抗議文」を出したか否かの検証は、当時の歴史が生々しく伝わってくる展開!

 当時の日本共産党中央委員会の声明が、国際的に伝わった事実には感動を覚えました。

 帰り道、小樽商大から「地獄坂」を下りて駅まで向かいました。

 降り積もった雪道を歩いて下りるのも一苦労で、当時もかなり大変だったでしょうね。

 都通りを歩くと、写真のような小樽についての「切り絵カルタ」が並んでいます。

 あったあった、多喜二のカルタ。

 丘に立つ/多喜二の思い/今もなお

 小高い奥沢墓地の風景を思い出しました。

 あらためて自分の活動の原点を見つめ直すような1日となりました。

 【今日の句】人間の やさしさ強さ 知る命日

2018年2月19日月曜日

さらに大きな共同を

 今日は札幌市手稲区で佐々木明美さんと宣伝や商店街訪問。手稲駅では市民のみなさんと共同の宣伝行動!

 安保法制=戦争法の強行成立から、今日で2年5ヵ月。

 「あの時のことは忘れないよね」と、駅前では私も声をかけられました。

 安倍政権の願いは、この強行を既成事実化させて国民があきらめること。

 あきらめないぞ、と続けて来た手稲区の行動は、今日も40人ほどの方が集まりました。

 私と佐々木明美さんからも一言ずつ訴えるなか、高校生が3000万人署名に応じる姿も。

 手稲本町商店街のあいさつにまわったときも、「早く安倍首相を終わらせて。憲法を変えるなんてとんでもない」と怒りの声に出会いました。

 「大型店ができてから小売りは大変」「高齢者の生活支援に、札幌市が具体的とりくみを」など、さまざまな要望が出されて切れ目ない対話に。

 確定申告の時期だし、来年には消費税10%が待ち構え、商売をする環境は苦しくなるばかりです。

 わが両親も食堂を営んでいましたが、領収書の保管や書類をそろえるのに大変だったことを思い出すと、佐川国税庁長官が財務省理財局長時代に「記録がない」などと答弁したことはやっぱり感情的にも納得いきません。

 平和の問題でも、くらし・商売の問題でも、憲法の精神をいかした政治をつくらねば。

 夜には「戦争をさせない北海道委員会」主催の「安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一3000万人署名をやり抜こう!決起集会」にも参加しました。


 会場は満席!で、私も立って最後まで話を聞きました。

 全労連議長の小田川義和議長とフォーラム平和・人権・環境代表の福山真劫さんの話を聞き、今こそ「総がかりを超えた総がかり」の力を集めた運動にしなければと実感しました。

 自民党・憲法改正推進本部の船田元・本部長代行が、国会内の集会でビデオ出演した内容が「しんぶん赤旗」に載っていました。

 一言でいえば、憲法改正を複数回おこなう前提で、最初は9条2項を残したまま自衛隊を書き、次に9条2項をはずす「2段階論」のシナリオなのです。

 同じ集会で木原稔・財務副大臣は「一度でも改正したら国民のハードルはぐっと下がる」と、あからさまな段階改憲を語っています。

 その狙いは、あくまで海外で武力を使える自衛隊の明記。

 その危険性を多くの人に知ってもらうことを、私のほうも急いでいきたい。

 【今日の句】安倍首相 フェア精神こそ 見習って

2018年2月18日日曜日

じっくり語れば希望が見える

 音更町の第43回「赤旗まつり」は明るく和やかに、私と同世代の女性が会場で入党もされました!

 国会議員になる前は、よく来ていた音更町の「赤旗まつり」。

 なんと言っても手作りの炊き込みご飯や、野菜たっぷりのすいとんなどがおいしいのです。

 私から国会情勢も兼ねたあいさつをし、来年の参院選に向けて紙智子参議院議員とがんばる決意を述べました。

 テーブルをまわって参加された方とも一言二言と語り合い。

 「共産党には、憲法を生かす前向きな訴えをしてほしい」「年金を減らさないように、安倍首相に言って!」などなど、本当に話は尽きません。

 ステージ企画も「憲法を変える? 変えない?」討論などがあり、抽選企画は会場も盛り上がり。

 終了後に会場別室で、「今日は入るつもりで来ました」と女性の方が入党されたのはうれしい限り。

 その後は帯広市の農家さんにも入党の呼びかけにまわり、この方も2つ返事でサインしてくださいました。

 農業や福祉をめぐって今の政治がひどい、と。

 じっくりと語り合うことって大事だな、と実感した1日でした。

 明日は札幌市内で活動、また朝から宣伝に立ちます!

 【今日の句】誰だって チャレンジ姿勢に 金メダル