2023年4月15日土曜日

いっしょに安心の町づくりを

 民主主義を壊す暴力やテロなど、絶対に許せません。岸田首相にけがなどなかったとのことですが、あらためて断固糾弾の意を示したい。全容解明とともに、明日からの統一地方選後半戦もとおして、あらゆるテロ行為を許さない社会をつくろうと私も呼びかけていきます。

 その統一地方選・後半戦。北海道では77市町村・111人が、日本共産党から立候補予定です(こちら)。ご支援を広げていただけるよう、心からお願いいたします。私も応援にまわります。

 コロナ禍や物価高騰に加え地域経済・農漁業の苦境、あらゆる分野での人員不足と人口減少など、自公政権による新自由主義が北海道を苦しめています。さらに新自由主義へ進もうとする維新では、苦しみが増すばかりではないでしょうか。

 地方自治体での安心づくりを、日本共産党は住民のみなさんといっしょに進めます。道内では約半数の自治体で医療費は高3まで無料になり、学校給食も40自治体で無償化に。高額の補聴器購入の補助は、18自治体で実施しています。こういう仕事を、もっと進めたい。

 物価高騰のなか、国保料(税)・介護保険料や水道料金などの値上げはとどめるべきです。地域経済と業者を支えるには、大型開発より公共インフラの老朽化対策や住宅・店舗リフォーム助成と。地域おこし協力隊などと力をあわせて情報発信・交流人口を増やしている自治体もあり、いっそう国や道も支援を強めるべきと思います。

 飼料高騰や低乳価で離農が続発しかねない酪農分野に、本来は国が大規模な対策を打つべきです。こういう時こそ消費税減税やインボイス導入中止も決断すべき。国へ現場と地域の声をあげる契機ともしていきましょう。

 岸田政権の軍事拡大は、専守防衛を超えた他国を攻撃する国づくりです。自民・公明だけでなく維新は核武装まで唱え、このまま歯止めなく進んでいいのでしょうか。地方から声をあげる、地方から変えていく、そのためにも日本共産党の議席が必要です。

 どこの自治体も大激戦と予想されています。結びつきのある自治体へ、ぜひ広げていただきたいのです。

 明日からは各地の応援後に、ツイッターとフェイスブックで発信します。ブログのみお読みの方には申し訳ありませんが、この機会にツイッターやフェイスブックへのフォローも、よろしくお願いいたします。

 【今日の句】この時代 献身的な 議員こそ

2023年4月13日木曜日

抗議とともに外交努力を

 突然のJアラート音にわが家もびっくり。北朝鮮の暴挙に抗議する、日本共産党の声明も発表しました(こちら)。ブログを書いている時点で北朝鮮の公式発表は出ていないものの、地域と世界の平和に逆行する暴挙であることは違いありません。

 アラートから少し時間を置いて子どもを学校まで送りましたが、他の子どもたちも落ち着いて登校する姿を見て安心したものの、空襲警報とはこのようなものだったのかとも考えさせられました。

 くりかえされる北朝鮮のミサイル発射。どうすればいいのか、話し合いで通用するのかと考える方も多いと思います。

 米韓の軍事協力への対抗や、軍事力強化と国威発揚を狙っての今回の発射とも報じられています。しかし国連安保理決議では、弾道ミサイルを含め核兵器関連のあらゆる活動を禁じてきました。地域の平和と安定を脅かし、船舶などにも被害が及びかねない危険な行為は看過できません。

 昨年11月にも、日本の排他的経済水域(EEZ)内に弾道ミサイルが落下しています。この時も日本共産党は厳しく非難・抗議し、これ以上の発射と核開発の中止を厳重に求めてきました(こちら)。

 外交・対話の重要性は、これまでもASEANと米中ロ日韓などによる東アジア首脳会議(EAS)にて強調されてきました。北朝鮮のエスカレートを抑えるため、この道で粘り強く、日本も本腰を入れた外交努力を求めたい。

 北朝鮮との外交ルートはどうなっているのか、米韓軍事演習や岸田政権の大軍備などが緊張に緊張を重ねていないか、ASEANなどとの地域的な安全保障の枠組みづくりを進められないのか。国民の不安を解消するには、政府が外交努力を示してこそです。

 衆参5補選とともに地方選・後半戦は、国民の意志を示す大事な機会です。岸田政権は大軍拡よりも外交努力をとの声を、さらに広げるため力を尽くしたい。

 【今日の句】本腰は 大軍拡より 外交を

2023年4月12日水曜日

地方議員の値打ちはこんなにも

 統一地方選・後半戦の準備も進んでいます。北海道の予定候補者はこちらをご覧ください。私も応援にまわります。知人・友人などがいる自治体に予定候補がいれば、お力添えをよろしくお願いします。

 コロナ禍や物価高騰による生活・地域経済への打撃。

 人口減少のなか、医療・介護・福祉・運輸などでの人員不足。

 酪農を中心とした農業危機。

 すぐに解決が難しい課題も多く、道内各地で課題山積です。そこで日本共産党の地方議員が果たせる役割は--

 ①住民の声をまっすぐ、議会質問にいかす  議員として当たり前のことですが、そもそも地方議会では質問者が少ないという現状もあるのです。法律や国・道の制度などもふまえて質問し、行政を厳しくチェックし、議会に緊張感が生まれます。

 ②草の根の党としてのネットワークがある  近隣はもとより道内・全国に地方議員がいて、各地の先進施策などを学べる環境があるのが日本共産党の強み。国会議員・道議会議員とつながって、願いの実現にもがんばれます。

 ③困ったときの「命綱」「駆け込み寺」  生活相談や自然災害時の救援など、住民に密着した活動は日本共産党だからこそ。生活不安が高まっているときにこそ、庶民の味方となる議席が必要です。

 ④平和ひとすじ、国へモノ言う議席として  地方議会での意見書だけでなく、直接に交渉などモノ言う力を持つのが日本共産党の議席です。岸田政権が地方支援よりも軍事拡大へ進むなか、平和の意志を示す議席でもあります。

 --医療・福祉・教育分野で勤めた方や業者・農家の方など、党地方議員は多士済々。前半戦もそうでしたが、他党より女性議員が多いのも日本共産党ならではです。ぜひ、ご支援をお広げください!

 【今日の句】この議席 あるとないでは 大違い

2023年4月11日火曜日

エネルギーも地産地消で

 岸田政権へ直接の審判になる衆参5補選。衆院千葉5区・さいとう和子候補は、私と衆院農水委員会などでTPP論戦の先頭に立った元職です。大軍拡・大増税にNOを突きつけ、くらし・食と農こそ最優先との1票はさいとう候補へ、千葉5区に知人・友人がいる方は、ぜひお広げください。

 今日は道原発連・国民大運動道実行委員会による、毎月11日の定例街頭宣伝。持っていた横断幕ごと吹き飛ばされそうな強風でしたが、足を止めて署名をする方が次々。若い人とは「電気代が高くて困る」との話になったとのことでした。

 そもそも北海道では、この間の燃料高騰以前から、電気料金は値上げされ続けてきました。その大きな要因に、泊原発の工事費や維持費があります。その総費用は、この10年ほどで合計6748億円。日本共産党道議団が明らかにしました。

 単純計算で道民1人あたり約12万円、4人家族なら50万円。動かない泊原発の維持費に、道民はこれだけの負担を強いられたことになります。

 泊原発を動かせないのは、規制委員会で安全だと認められないから。来月で動かず11年となります。北海道電力の大きな経営負担にもなってきたことでしょう。泊原発は廃炉を決断して、省エネ・再エネの道へ。一体に電気料金の引き下げをめざしたい。

 いま国会ではGX推進法案が審議中。原発の新増設や、老朽原発の運転期間延長が盛り込まれています。なお法案は「グリーン」を掲げながら、石炭火力混焼への民間投資を呼びこむなど、気候変動対策にも逆行しています。

 化石燃料から脱却し、大型開発でない、地域の資源を生かした分散型・地産地消のエネルギーづくりこそ。地方選挙だからこそ、各地域に見合った政策としても広げていきたいです。

 【今日の句】循環で 地域も地球も 次世代に

2023年4月10日月曜日

前半戦のご支援に感謝

 統一地方選・前半戦でのご支援に、心からお礼を申し上げます。結果を受けての党北海道委員会・常任委員会の声明を下記に転載しますので、お読みください。なお、全面的な総括は後半戦が終わってからになります。

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 統一地方選挙前半戦の結果と後半戦のたたかいについて

               2023年4月10日 日本共産党北海道委員会・常任委員会

 (1) 4月9日投開票となった統一地方選挙・前半戦で日本共産党北海道委員会は、北海道知事選挙で池田まき氏を支持し、また札幌市長選では「いのち☆くらしが一番の会」のきばた秀男氏を推薦してたたかいました。また池田道政、きばた札幌市政を実現し、それを支える強力な日本共産党道議団、札幌市議団をめざして全力を尽くしました。

 池田候補は48万票近くの得票を獲得、きばた候補は12万4千票を獲得し、それぞれ健闘しましたが、及びませんでした。

 道議選でわが党は8選挙区に候補者を擁立、大激戦のなか小樽市、旭川市の現職議席を守り抜きましたが、札幌東区は残念ながら6票差で惜敗しました。また札幌市議選は5人区で競り勝った清田区吉岡候補の奮闘などもありましたが、全体として7議席に後退しました。ご支援をいただいたすべてのみなさんに心からのお礼を申し上げますと同時に、期待にこたえられなかったことについて道常任委員会の責任を痛感しています。

 (2) この選挙でわが党は暮らしと平和を守り抜く太い論戦を軸に、「医療・鉄道、農業壊しの自民党道政からの防波堤の議席」「五輪よりもいのち・暮らし優先のかけがえない議席」など、党議員団の値打ちを押し出すとともに、自公政権と維新の会の大軍拡・「戦争国家づくり」を正面から批判し、「9条をいかし平和外交を」「日中両国関係の前向きの打開のために」の提言を語りました。訴えが届いたところでは共感と期待の声が広がりましたが、党の自力の後退もあり多くの有権者に声を届け切れずに投票日を迎えることとなりました。

 (3) 前半戦では少なくない選挙区で僅差で当落が決まりました。わが党の自力と活力の低下が、道民との日常的な結びつきと交流を弱めている問題を重視しなければなりません。また統一協会・国際勝共連合の日本共産党を貶める事実無根の攻撃や、党を「除名」された党員の問題を利用した〝共産党バッシング〟などに対して、道理をもって、それにこたえ、そのことを通じて日本共産党のありのままの姿を理解していただく絶好の機会にしていく論戦で、課題を残しました。

 (4) 量質ともに強大な党づくりに力をそそぎ、大軍拡NO!「戦争国家づくり」を許さないたたかいをはじめ、かかげた政策の実現をめざす活動、草の根から道民と要求で結びつき、後半戦と次の国政選挙での前進に力を尽くす構えです。後半戦では全道77市町村で111人の候補者を擁立してたたかいます。候補者全員の当選めざして全力を尽くします。政治を変えたいと願うみなさん、「なにより平和、暮らしが一番」と願うみなさんのご支援、ご協力を心からお願い申し上げます。

                                   以上

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 上記の内容で、結果報告の宣伝を党道委員会としておこないました。候補も各地で同じように報告と、公約の実現に向けた決意も述べています。驚くほどチラシの受け取りもよく、「6票差は残念でしたよね」と声もかけられました。大軍拡・大増税ストップの署名に応じる若い方の姿もありました。

 投票率の低さは、ただ無関心というだけでなく、私たち政党の側の訴え方にも責任の一端があるでしょう。日ごろから語り合い、結びつきを広めること・強めることが大事だとも痛感しました。後半戦は、より住民に密着する一般市町村議選ですから、ていねいな応援をしていきたい。

 なお、日本共産党道議・札幌市議候補の結果は下記のとおりです。重ねて、ご支援に感謝を申し上げます。

 【道議】当選 小樽市(定数3)  3位・丸山晴美  9,891票

     当選 旭川市(定数6)  6位・真下紀子 16,055票

        札幌東区(定数4) 5位・宮川潤  15,857票

        札幌中央区(定数3) 5位・森英士 12,565票

        札幌北区(定数4)  6位・小室正範 10,439票

        札幌白石区(定数3) 4位・伊藤理知子 12,050票

        函館市(定数5)  6位・本間勝美 11,053票

        帯広市(定数3)  4位・佐々木とし子 8,776票

 【札幌市議】当選 中央区(定数8) 6位・小形香織 9,356票

       当選 西区(定数7)  7位・田中啓介 9,008票

       当選 北区(定数10)  8位・長屋いずみ 6,567票

       当選 東区(定数9)  5位・太田秀子 9,443票

       当選 白石区(定数7) 4位・佐藤綾 8,420票

       当選 豊平区(定数7) 5位・池田由美 10,649票

       当選 清田区(定数5) 5位・吉岡弘子 7,062票

          手稲区(定数5) 6位・佐々木明美 6,960票

          北区(定数10) 12位・加藤昇 4,456票

          東区(定数9) 10位・平岡大介 6,255票

          厚別区(定数5) 6位・村上仁 7,611票

          南区(定数5) 6位・千葉尚子 7,849票

 【今日の句】公約の 実現に向け 今日からも