2018年11月14日水曜日

寒さが本格化する前に

 高すぎる国民健康保険料(税)の引き下げを! 党として発表した政策(こちら)をもって、今日は生活と健康を守る会に足をはこびました。

 生活と健康を守る会は、人間らしく生きること=生存権の保障を求めて運動してきました。生活保護行政に対する運動だけでなく、北海道では、国民健康保険制度の改善・充実の運動も進めてきています。これも生存権保障にとっては必要なことだからです。

 全国にくらべても保険料が高く、資格証の発行も多いのが札幌の特徴です。道への一元化によって保険料は全体として引き下がりましたが、激変緩和策としての繰り入れが減らされていけば保険料があがる可能性があります。そもそも高い水準であることは違いありません。

 今回の政策の特徴は、1つに「1兆円の公費負担増」です。これは全国知事会が求めているもので、日本共産党も賛成です。そうすれば保険料は協会けんぽ並みに引き下げることができます。

 2つには、「均等割」「平等割(世帯割)」の廃止です。家族が増えれば保険料は増えるのなら、子育て支援にも逆行します。人頭税のような時代錯誤の税制はやめるときでしょう。

 これを実行すれば保険料は大幅に引き下がります。札幌市の場合で試算すれば、給与年収400万円・4人家族で約41万円→約28万円、給与年収240万円・単身者で約20万円→約14万円となります。協会けんぽ並みに近づきます。

 無慈悲な保険証取り上げや強権的な差し押さえをやめるため、根拠とされる国保法9条の改正も提案しています。低所得者が多い国保加入者にとって、保険料は「払いたくても払えない」「払ったら病院に行く金がない」という方が多いのが実態です。もっと血の通った行政にすべきなんです。

 懇談のなかでは「スッキリして、わかりやすい」「全国知事会が要求しているのだから、大きな運動ができるのでは」との話に及びました。現行の軽減制度がどうなるか、これまでの運動の振り返りなどもあって、私のほうも勉強になりました。会としても12月に道へ交渉をする予定とのことなので、制度の充実へ進むよう連携を進めたい。

 くらしの問題では、高騰する灯油代についても話題になりました。ちょうど明日、党として道経産局へ要請する予定もあるので、あらためて実態をうかがったのです。冬の訪れが遅い今年ですが、母子家庭で「毛布かぶって寝てなさい」と子どもに言ってストーブ使用をガマンしているとの話もあるとのこと。生活保護を使っていないギリギリの世帯が大変になっているという話を、切迫感をもって受け止めました。明日の交渉にも反映させます。

 いろんな課題も見つかり、国会や道議会との連携も急がなければ。旭川や稚内で初雪も降り、寒さも本格化します。せめて政治は、あたたかいものであるべきだと痛感しています。

 【今日の句】ぬくもりを 総理に感じた ことはなく

2018年11月13日火曜日

姑息すぎる

 米ペンス副大統領が「協定は物品だけでなくサービスも含めた」FTAであることを述べているのに、安倍首相はTAGと言い張る始末。これで外交として通用するのか!

 菅官房長官は「包括的なFTAとは異なる」としつつも「日米間の認識の齟齬(そご)はない」とも述べていて、それなら中身はFTAと言ってるようなもの。それを違う言い方でごまかそうだなんて、姑息すぎませんか。

 TPP以上にしないと言いつつも、多くの農家は信じていないでしょう。これまで何度もウソをつかれてきた歴史があるからです。そもそも自民党は、選挙のときに「TPP反対」というポスターを貼っていたのではなかったか。農産物を犠牲にする貿易交渉は、いい加減あらためるべきです。

 前回の参院選で、北海道や東北・北信越地方を中心とした農業を基幹産業とする県で野党候補が相次いで勝利したことを忘れたのでしょうか。食料や農業を守るためにも野党共闘を。来年も審判をくださなければなりません。

 【今日の句】その嘘は きっと審判 くだされる

2018年11月12日月曜日

伊達議長との思い出

 毎月11日(今月は12日)におこなっている原発問題全道連絡会の宣伝に、久しぶりに参加しました。まだ札幌の日中は、それほど寒くありません。

 宣伝が終わった後に、泊原発再稼働の反対署名を3人分集めて持ってきてくださった方がいてビックリ! 渡していたチラシのなかに署名用紙も折り込んでいたのですが、それに書いてくださったんです。原発をやめてほしいという声は、やっぱり広くあるんだと実感しました。

 今なお福島では故郷に帰れない方がいます。7年8ヵ月も経っているのに、です。使用済み核燃料の最終処分方法も決まっていません。過酷事故を二度とくり返さないなら、原発そのものを稼働させないことが一番。代替エネルギーや省エネの徹底など、やれることは山ほどあります。あとは政治決断のみ。だから署名の力が大事です。

 これまで泊原発には何億円が使われてきたのでしょう。その間、道民には二度の料金値上げが押しつけられました。経営からしても重荷になっている泊原発は、スッキリあきらめたほうが北電のためにもいいのでは。国の根本姿勢も変えなければいけません。

 今日は定例の街頭宣伝日でもありました。チラシを配っているスタッフへの激励もいただきました。予算委員会が終われば国会のテレビ中継はなくなるため、いまひとつ問題点や論戦の状況も伝わりにくいもの。こういう時に、地道に伝えていく活動の大事さを痛感します。

 さて、自民党・伊達忠一参院議員(参議院議長)が来年の参院選には出馬しないことを明らかにされました。伊達議長のことで覚えているのは、私が初出馬した2007年の参院選。選挙区候補の討論会が終わったあとに、同じく候補者だった伊達議長が「共産党はよく勉強しているなあ」と話されていたことです。たぶん、ご本人は覚えていらっしゃらないでしょう。まだ新人の私にとっては、うれしい一言でもありました。

 衆議院議員に当選してからは院が違うこともあり、ほとんど話す機会もありませんでした。党は違えど、長く政治活動を続けてこられたうえに三権の長としての大役にはご苦労もあったかもしれません(もちろん議会運営には党として多くの意見を述べています)。国会会期末に日をまたぐ本会議も多い参議院だけに、本当におつかれさまでした。

 ともかくも、来年の参院選は安倍政権をかえる大事な選挙戦になります。どのような方々が立候補しようとも、私は地に足のついた訴えを続けてがんばりたい。

 【今日の句】ずいぶんと 前に雪虫 見たけれど

2018年11月11日日曜日

青年と希望を、介護に笑顔を

 旭川市長選は日本共産党も支持した西川まさひと候補に当選確実! ご支援ありがとうございました。私は、今日は札幌市での活動でした。

 民青同盟北海道委員会の代表者会議があり、党を代表して一言あいさつ。民青は今月、全国大会を予定しています。その大会代議員を選び、この1年の活動をふりかえる大事な会議なのです。青年たちのまっすぐな視線を受けると、毎回いつも緊張しながらのあいさつです。

 私からは米国中間選挙で、女性や若者、少数者と呼ばれる立場の候補が当選したことを紹介して、民青の学びが世界の大きな流れにつながっていることを話しました。一人ひとりの尊重という価値観から、反対の道を歩む安倍政権をいっしょに変えようと呼びかけました。

 時間の関係で青年たちの話を聞けませんでしたが、きっと希望につながる交流をしたのではないかと思います。学ぶこととつながることは、未来を切りひらく力になる。青年と希望を語り合いたいと、あらためて感じました。

 今日11月11日は「いい介護の日」ということで、集会とパレードをおこなう札幌駅へも向かいました。主催は「介護に笑顔を! 北海道連絡会」。イメージカラーのオレンジを身に付けて参加をとのことなので、オレンジ色のねじり風船を持参して参加しました。

 働く立場で、利用する立場で、とそれぞれのスピーチがありました。参加者からのスピーチということで、私も一言あいさつさせていただきました。みんな共通していたのは「政府は現場の実態を知ってほしい」ということ。国の職員も政治家も視察などはしてるでしょうが、どれだけ施策に反映されているのでしょうか。橘さんが「体の半分が動かないのに、介護度が下がる見込みと言われた」とのスピーチには驚きました。こんな介護保険制度でいいのか!

 福祉保育労の岡さんが、自分の母が認知症になり「お母さん」と呼んでも理解できないのに、職員から「せつこさん」と呼ばれると返事をするんだと紹介して、「一人ひとりを尊重することの大事さがわかりました」とのスピーチは心にしみました。誰もが笑顔でくらしたい、それは介護現場であっても同じはず。血の通った行政が求められていると痛感しました。

 札幌駅前から大通公園までアピールして歩き、最後は参加者みんなで記念撮影。あたたかさがあふれる行動に、私も元気をもらいました。

 【今日の句】切り捨てて 総理は心 痛まぬか 

2018年11月10日土曜日

なぜボルト8本が抜けたのか

 故意か、偶然か。いずれにしてもJR北海道の責任は重い。安全輸送が最優先と、道民の前で表明したのではなかったのか。

 昨日の強風で倒れたのかと思われた、新札幌駅構内での信号機。高さ約5m、支柱も含めた重さは約220kg。強風による倒壊というより、ボルト8本が抜けていたというから驚きです。9月には目視で確認していたということですが、それでは現場で何が起きたというのでしょうか。

 新札幌駅は昨年、JR高架からコンクリが落下がした駅でもありました。特急や快速エアポートなどが通過する駅だけに、安全性が厳しく問われていたはずです。ところが今回の信号機倒壊。重大インシデントとして国の運輸安全委員会も認定し、調査官を派遣するに至りましたが、徹底的な解明が求められます。

 先日、JR北海道の9月連結中間決算も発表されました。営業損益が過去最悪の赤字170億円になったとのこと。にっちもさっちもいかない状況ですが、そもそも国鉄の分割民営化のとき積んだ基金の運用益が、低金利のもとで見込めなくなったのが歴史的な要因です。その傾向は国もわかっていたはずですから、責任はきわめて重い。弥縫策ではない、根本的な対策が求められます。日本共産党は提言を発表しています。こちらを参照ください。

 いずれにしても看過できない今回の信号機倒壊。列車が走っているときなら大惨事になりかねません。公共交通の役割を担う企業として真剣に受け止めるとともに、国が安全輸送へ責任を負うことも明確にすべきだと思います。

 【今日の句】鉄道の安全 破壊は誰のせい

2018年11月9日金曜日

町づくりに率直な意見交換

 今日も強風の苫小牧。それでも宣伝に駆けつけてくださったり、つどいには教え子のお母さんも来てくださり本当にありがたい!

 写真で、あまりの強風に(少し雨も降っていて)顔がこわばっているのがわかるでしょうか。雨にも風にも負けず、松橋ちはる道議予定候補も力を込めて訴え。宣伝カーでまわっているときは、冨岡隆市議が支持者宅を案内していただきました。広い道内だけに、お一人お一人に会えることは大事にしたい。実家が苫小牧市にある安平町・三浦恵美子町議も駆けつけてくれたことにも感謝です。

 つどいを開いた日新町の団地は、ちょうど窓の向こうに市立明倫中学校が見えました。ここで2年間、教壇に立っていた私。失敗ばかりの教師生活だったと反省しきりなのですが、クラスの教え子のお母さんが来てくださってビックリ! 名前を聞いて娘さんと顔が重なり、やっぱり親子だな~としみじみ。娘さんは、いま介護職だということで元気にがんばる姿を想像して嬉しくなりました。

 つどいでは胆振東部地震のことも話題に。参加された男性は当時、市内の病院にいたそうですが、採血のときの看護師さんが厚真町出身だったとのこと。「帰りたいべ」と一言声をかけたら、ぽろぽろ涙を流されたそうです。その後は声をかけることもできず、この男性は「どうか仕事を調整して戻れるような仕組みはできないものか」と切々と話されました。

 直接に被害を受けた方も、ふるさとを心配された方も、ひとしく苦しい思いを抱えた2ヶ月だったと思います。その思いをため込まず口にすることで、少しは心の重石が取れてきます。そのような支援も必要だと、仮設住宅をまわった時も実感しました。住宅や生活の支援とともに、心を支えていくことも必要なんです。

 懇談にもまわりました。苫小牧信用金庫では特別顧問の窪田護さんが、対応してくださいました。苫信は今年で設立70年。その多くの年月を過ごしてきた窪田さんだけに、次から次へと地域経済や地域社会の発展に向けた話が飛び出します。

 特に意見が一致したのが、中核市などで「知の拠点」とつくる重要性。窪田さんは「大都市に大学が集中しすぎている。ヨーロッパは各地に大学があって、町づくりともつながっている」と強調されていました。特に北海道は中小企業・小規模事業所が多いだけに、研究や技術開発での支援は独自の位置づけをもって連携していくことが必要だと私も感じてきました。衆議院議員のときにオランダを視察して、その思いが強くなりました。

 いま政府は、事業承継への支援を強めています。それはそれで大事ですが、一方で承継に向けた自力をつける=「知の拠点」と連携していくことも両輪で進めることが大事ではないのか。それがうまくいけば、地域経済や地域の雇用も展望が見えてくると思うのです。

 商店街振興組合連合会にも足をはこびました。秋山集一理事長さんらが時間を割いてくださいました。どの町もそうですが大型店出店に、商店街としての維持・発展には苦労しています。「地域の中小商店が生き残れる仕組みを」との話に、私からは地域一体で商店街を守っていくとりくみと、ヨーロッパを例に国として位置づけを明確にすることが大事ですと応じました。

 消費税増税やIR=カジノ誘致の影響についても、率直にうかがいました。どちらも具体的な対策が見えないだけに、秋山理事長さんは慎重にお話をされつつも「IRが町の発展のためなのか、一部の企業のためなのかは見ていく必要があるのではないかと思います」と述べました。利益は企業に・リスクは市民にと向けられたら、確かにたまったものではありません。

 経済政策は、万人が少しずつでも利益を享受しあい生活が豊かになっていくことが基本だと思います。しかしカジノは、誰かの不幸のうえに成り立って利益も生まれます。無人島にカジノをつくってチャーター船にのって大金持ちだけが行くというのなら、百歩譲って話はわかりますが、実際は多くの市民・道民が来ることが想定されています。ギャンブル依存症もインフラ整備の費用も、結局ツケは市民・道民にまわらないのか。いま市で地域説明会が開かれているそうですが、そのような質問も出されているといいます。

 各報道機関へのあいさつもおこない、フルに宣伝カーからも訴えて苫小牧での2日間の活動を終えました。多くのことを学べたし、さっそく国へ反映もしていきたい。

 【今日の句】地域には きらりと光る 宝ある

2018年11月8日木曜日

苫小牧からカジノ反対の道議を

 今日と明日は苫小牧。寒いし雨も降りましたが、松橋ちはる道議予定候補と元気に懇談や宣伝、つどいなどにまわりました。小野寺幸恵・冨岡隆・渡辺満の各市議が、交代しながら同行してくださいました。
 定数2の市議補欠選挙で勝利しただけに、苫小牧の党員・支持者のみなさんもとても元気です。雨のなかでも宣伝に駆けつけて「そうだ!」の合いの手も入れてくれるほど。教員時代の同僚の先生も来てくださり、激励もいただきました。

 宣伝カーでまわっても、ずいぶんと手を振ってくれる方の姿が目立ちます。松橋さん曰く「やっぱりカジノ誘致に反対する方が多いです」。署名にも驚くほど協力の輪が広がっているといいます。補選でカジノを争点に押上げ、日本共産党の原けいじさんが当選する力となったのは、このような市民の声なのだと実感しました。

 この世論を苫小牧だけにとどめてはいけないと思います。市の資料によれば、来場予想は外国人観光客よりも国内観光客や札幌圏からの集客を多く見込んでいます。札幌を中心にした、まさに全道的な課題なのです。

 つどいの場では「カジノは絶対に反対。今でさえパチンコ依存症の人がいる。苫小牧の治安も絶対に悪くなる」との声があがりました。今日のつどい会場は2ヶ所とも、圧倒的に女性の参加が多かった。くらしや安心の町づくりの目で見れば、やっぱりカジノ解禁は認められないのです。松橋さんも「苫小牧からカジノ反対の道議の議席が必要です」と力強く訴えました。

 私からも、来年の地方選挙と参院選は安倍政権を終わらせる「地続き」の選挙になりますと強調しました。安倍政治の北海道版とも言える高橋道政。その転換をめざす日本共産党が伸びることが大きな焦点です。北海道を変えられれば、安倍政権も終わらせられる。力をあわせましょうと、私も力を込めました。

 苫小牧漁協にも足を運びました。長山和雄専務・尾本英二参事・赤澤一貴苫小牧港漁港区将来ビジョン21担当のみなさんが応対してくださいました。尾本参事は私と同じ年、赤沢さんは30代! 職員全体の平均年齢も若く、長山専務が「若い職員にも勉強する機会を多くしている」という、先を見据えたお話には感嘆しました。

 国会に出された漁業法改定案も話題になりました。水産基本法や基本計画などで、すでに成長産業化の方向性は示されてきたことに長山専務は触れて「漁業に対する思想というか、根本的なところから議論してほしい」と述べたことが印象に残りました。浜の生産力が落ちてきたことは現実で、その打開に各漁協も努力を重ねています。「水産庁にも、水産基本法で十分ではないのかと言ってきたんだよ」と教えてもくださいました。

 もう1つ大事な指摘が、科学者の減少でした。計りかねない広い海でも経験則がモノを言ってきましたが、地球環境の変化や水産資源の変動などが広がるもとで、研究分野の果たす役割が大きくなっているといいます。「うちの漁協では、若い職員にも学ぶ機会を多くしている」とのお話も、大事な観点と受け止めました。聞いたお話は、しっかり国政にも反映できるようにしたい。

 明日は全道的に荒れ模様の予報。せめて宣伝のときだけでも雨は上がってくれないかと願っていますが‥‥無理だろうなあ。

 【今日の句】他人事に しないで全道 声あげて  

2018年11月7日水曜日

野党共闘は大賛成

 激戦の旭川市長選。西川まさひと候補の応援へ駆けつけました。旭川に知人・友人がいる方は、ぜひ支持の輪をお広げください!

 前回の市長選は自主投票だった日本共産党ですが、党も加わる「明るい旭川の会」で今回は支持を決めました。1つは、会が掲げる基本政策のいくつかを西川候補が選挙公約に反映させていること。もう1つは、自民市政の復活を許さず、野党の共闘を発展させる立場から支持を決めたというのが経過です。告示日には、なんと沖縄・玉城デニー知事からの応援メッセージも届きました。

 旭川市では、国民健康保険料が8年連続の値下げでモデル世帯で9万円以上も軽減となりました。無料低額診療も、薬代の補助を市として実施し、その期間が半年にまで拡充されています。子ども医療費は4年前は就学前まで1割負担だったものが、今は中学卒業まで入院・外来含めて1割負担にまでなりました。

 党や「会」の構成団体が求めてきたことを、西川市政のもとで実現されてきたのです。このような経過もふまえて今回は支持することに決め、今日は能登谷繁市議団長・石田尚利地区委員長とともに事務所へ足を運んだのです。遊説の合間に、西川候補ともお会いできてガッチリ握手。私からも、党として当選へ力を尽くすことを表明しました。

 選挙戦の疲れも見せず、西川候補も「最後までがんばります」と力強くあいさつ。その後は私も、支持を呼びかける電話かけをしている党員宅やたまり場を訪れて、候補の話も伝えながら「いっしょに最後までがんばりましょう」と呼びかけました。写真は、稚内市で市議を務めあげた斉藤さん宅ですが、電話をかけていたら午前中の国会中継を見ていた方とつながったそうです。

 小池晃参院議員の質問を「そうだ、そうだ」と思いながら聞いていたそうで、今回の市長選での党の対応を話すと「野党共闘は大賛成。早く安倍さんを終らせないとね」と応じてくださったとのこと。市長選でいい結果を出しましょう、と話し合いました。何としても西川候補必勝へ、あらためてお力添えをお願いしいます!

 明日から2日間は、苫小牧市キャラバンです。

 【今日の句】安倍政治 もちこむ市長は いりません

2018年11月6日火曜日

くりかえし足を運んで

 胆振東部地震から2ヵ月、今日は厚真町・安平町・むかわ町で1日から入居が始まった応急仮設住宅をまわりました。松橋ちはる道議予定候補(苫小牧市)と一緒です。

 東日本大震災では地元材を使った仮設住宅を建てた町もありましたが、北海道はプレハブ協会との契約で建てたもの。地元材を使えば地域経済などにも貢献となるだけに、今後の課題です。

 厚真町では伊藤富志夫町議と表町(36戸)を訪ねました。土砂崩れによる全壊家屋が多い同町だけに、必要な生活用品を持ち出せずに避難生活を送られている方も多くいます。ご家族が犠牲になられたという方と、お会いすることができました。

 単身ということで間取りは1K、ガス会社が来るのを待っているとのことで、まだ生活が落ち着いているわけではありません。ストーブやガスレンジは備え付けられていますが、厚真町では冷蔵庫や洗濯機を自分で買わなければなりません(むかわ町は支給されています)。後日、一定の金額で購入分は支援されるのですが、手持ちのお金がない方は買うことができません。

 ちょうど町職員さんが近くにいて、伊藤町議が実情を伝えると社会福祉協議会で無利子貸付(40万円)があるとの話になりました。くらしを支える情報を伝えていかなければと思いました。

 別の方も単身ですが仕事上の荷物もあり、とても1Kには収まりません。伊藤町議も議会で取り上げてきているのですが、まだ具体化されていません。他町でも一時保管場所について要望があがっているので、何とかできないか働きかけていきたい。

 安平町では三浦恵美子町議と追分・早来の両地域での仮設住宅をまわりました。追分は1団地13戸、早来も1団地8戸(ともに1期分)ほどですが、町が全戸調査をして戸数を確定させてきたのが特徴です。

 追分では、ご夫婦が住む間取り2DKのお宅の中にも入れさせていただきました。結露対策にデジタル温度計・湿度計があり、入居にあたり換気についての説明を受けたとのこと。

 段ボールベッドも持ってこれたのは良かったのですが、四畳半に2人分を並べると、それだけでスペースを取ってしまいます。ご主人は「もう一部屋あればいいけど、ぜいたくは言えないね」と話されました。

 早来では、ご夫婦と息子さんの3人家族で間取り3DKのお宅へ。備え付けストーブは1台ありますが、残り2部屋には独自で付けなければなりません。北側に向いた部屋があり、ここは寒そうだねと話になりました。繰り返し状況を聞かなければならないです。

 むかわ町では北村修・大松紀美子・舞良善久の3町議と、鵡川地区たんぽぽ公園近くの仮設住宅へ。天井が高く、脱衣スペース用にカーテンレールも設置されていたのは新しいタイプ?かもしれません。

 お店ともども全壊した方は「ようやく落ち着いて考える環境ができた」と話されました。この方からは避難所でも、ご苦労も伺ってきたのです。「この2ヵ月で、いろんな経験をした」との言葉が重く響きました。

 今月に入ってからは暖かい日が続いたこともあり、まだ朝晩の冷え込みについては大丈夫とのこと。どこの町でも共通してますが、今は仮設住宅に入ることができた安心感や感謝が先に立っているんですね。それでも、聞けば血圧が不安定になっているなどの話もありました。健康へのケアも必要と感じました。

 まだ避難所にいる方や、半壊・一部損壊を直せずに住んでいる方も多くいます。火山灰が積もった地盤が多い厚真町では、固い岩盤まで打ち込む住宅の杭打ち工事に何百万もかかるとのことで、このような負担を軽減できないかとの課題も聞きました。地元町議と連携して、1つずつでも前進できるように力を尽くしたい。

 夜は帯広市まで行き、根室本線の維持を求める十勝の集いに参加しました。「根室本線の災害復旧と存続を求める会」の主催で、新得町や南富良野町、占冠村の沿線自治体だけでなく十勝町村会・議長会が後援、商工会や農協なども協賛に名を連ねるオール十勝の集会なのです。

 基調提起は教育大札幌校の武田泉准教授が「北海道の鉄道を守ろう」と題しておこない、パネル討論は高橋正夫・本別町長(十勝町村会長)がコーディネーターになり棚野孝夫・白糠町長(釧路町村会長)と池部彰・南富良野町長(上川町村会副会長)、会の平良則代表がパネリストを務めました。

 地域で果たしている鉄道の役割や町づくりにも話は及び、JR北海道や国の責任を問う発言もありました。私も発言させていただき、オール十勝の力た鉄路を守る決意を述べました。このような力は、国や道も無視できないはずです。

 かなり強行な移動も、安全運転で乗りきったスタッフには感謝です。明日は旭川市長選の応援へ!

 【今日の句】総理にも 被災の苦労 聞かせたい

2018年11月5日月曜日

隙なく、たたかおう

 変える力は北海道から! 道憲法共同センター主催の学習交流集会で、法政大学名誉教授・五十嵐仁さんの講演を聞いて力が湧きました。

 講演テーマは「臨時国会と安倍改憲阻止の展望と課題」。何を語ってもよさそうなテーマですが、五十嵐さんの話で焦点はすっきり。どこをとっても行き詰まっている安倍政権を、運動と選挙で倒そうという内容です。

 ともかくも市民と野党の共闘、です。数年前まで考えもつかなかった共闘が、今は立憲主義を政治に取り戻すためにと当たり前になってきました。進むのは一歩一歩でも、ここまで進むのにも何年もかかったことを考えれば展望だって見えてくる。安保法制=戦争法の廃止だけでなく、原発ゼロや基本的人権などでも「共闘の旗」が立ちました。政治を変える道が見えているんだから、あとは実行あるのみ!

 五十嵐さんの講演で、印象に残ったのは「隙を見せない」という言葉。安倍首相は焦っている分、隙あらば改憲への策動や強行を狙ってくるでしょう。だから草の根でも国会でも隙のないたたかいをしていくことで、改憲を止めることにつながるという話でした。よし、心に刻んでがんばろう。

 今朝は定例の宣伝日でもありました。まだ例年より暖かいとはいえ、長く話しているうちに手がかじかんできました。来週からは手袋が必要かな。外国人労働者の受け入れ、消費税増税に触れた部分は、耳を傾けて歩いているような感じも。どう考えたらいいか、どんどん発信していきたいです。

 明日で胆振東部地震から2ヶ月。厚真町など3町へ、今回は仮設住宅をうかがう予定でいます。定期的に足を運んで要望もうかがい、道や国へ反映させるためです。まだ避難所で暮らしている方の状況も心配ですし、今後の生活や住宅の再建には力強い支援も欠かせません。あらためて実態をうかがいたい。

 【今日の句】あの大臣 隙がいっぱい ありそうで

2018年11月4日日曜日

なくせ所得税法56条

 札幌は今日も暖かく過ごしやすい1日に。私は東区での道政市政報告会や、北商連婦人部定期総会などに足を運びました。

 東区では宮川じゅん道議、太田秀子市議と並んで1枚。平岡だいすけ市議とあわせて、前回の地方選で3人の「革新トリオ」を東区で誕生させた喜びを思い出します。なくてはならない3人の議席、ぜひともご支援をと私からも訴えました。

 北商連婦人部の定期総会は、昨年に続いての出席に。1年前のブログを読み直して、総選挙直後だったことを思い出しました。あれから1年、ずいぶん全道をまわってきたな~と少し感慨深くもあり、まだまだまわれていないとの思いもあり。

 北商連婦人部が粘り強く取り組んできた所得税法56条廃止を求める意見書採択は、自治体過半数を超えてさらに前進しています。採択した自治体からも応援に入って、励まし合いながら、つながりの力で運動を前進させていることにはしっかりと学びたい。

 私の母もそうでしたが、業者婦人というのは仕事・子育て・介護や経理を担うことも。その苦労も、つながりあうことで越えてきた参加された方の笑顔を見て、私もがんばろうとの思いを強くしました。

 ひとりひとりが輝ける社会を。そのためには所得税法56条なんて、早くなくそう。それもできないで、何が「女性活躍」なのか。これまでも何度、自民党のもとで差別的発言が出てきたことか!

 【今日の句】この古い 家父長制度 やめるとき

2018年11月3日土曜日

こんな増税許せるものか

 今日は消費税廃止空知各界連絡会の学習会に、講師としてお邪魔しました。複数税率やインボイスに批判や不満が次々、やっぱり増税中止が一番と確信!

 はじめに全商連ホームページで見ることができる動画で学びあい、私からも30分ほど話をしました。消費税増税とともに、いま北海道でくらしを苦しめている高い灯油価格やガス料金と、国保料(税)なども合わせて「くらしを守る大闘争」にしようと呼びかけ。このままでは本当にくらしていけない方が続出してしまいます。運動と選挙で必ず安倍政権を変えよう!と強調しました。

 民商事務局の細川さんが、本みりんとみりん風調味料を持ってきて「どちらが8%?10%?」などワイワイ言いながら「こんなの違いがわからないよ」との声も。価格の表示は8%か10%か書かれないでしょうから、これまで以上に時間をかけて買う方が増えるでしょうね。それでも間違いなく家計の負担は、政府答弁でも1世帯6.2万円/年、増えることになります。

 業者の負担はさらに大きくなります。複数税率をめぐって店頭での混乱、カードやインボイス導入のための設備更新などなど、加えて免税業者なら新しく課税業者にもなることも強いられます。インボイスを出せないと、取引ができない可能性があるからです。こんなこと本当にやったら大混乱。私も話ながら段々と腹が立ってきて、来年の参院選にまで話が及びました。

 安倍首相は9条改憲のために、何でもやってくるでしょう。支持基盤の取り付けのためか、消費税増税も財界の要望を受けてのものですし、森友問題で泥をかぶせた財務省への「回答」という意味もあるかもしれません。そんなことで、くらしや商売をつぶさせてたまるか。当面の運動の前進と来年の連続選挙は、この安倍首相の暴走を止める絶好のチャンス。私も引き続きがんばります。

 【今日の句】あの人は 帳簿の苦労 知ってるか

2018年11月2日金曜日

食料と地域に責任を持つ政治こそ

 今日は紙智子・岩渕友の両参院議員と十勝管内へ。引き続き全域停電の影響と今後の対策・論戦に生かすための調査です。

 まず家畜ふん尿を使ったバイオマス発電プラントをもつ鹿追町へ。松本新吾副町長、菅原義正農業振興課長さんらが応対くださいました。佐々木とし子道議予定候補(帯広市)・大平亮介帯広市議予定候補も調査に加わりました。

 農家戸数が畑作と酪農で、ちょうど半分ずつの鹿追町。ふん尿にかかわる環境改善にもと始めたのがバイオマス発電でした。今は町内2ヶ所で稼働させています。停電が起きても稼働していたものと思ったら、「北電に売電してから、プラント内の機会を動かす電気を買っている」契約になっていたため止まってしまったのです。

 再生可能エネルギーの普及以前に、このような接続・送電のシステムを見直す必要があると再確認しました。今は各地で発電できたものも、いったん集中・調整して送電するようになっています。一定の地域内で、それができないものなのか。送電網の容量も、北電からは「増強するためには、自治体としても一定の負担を」と求められ(そのような法体系となっている問題もあります)、なかなか進まない状況もあらためてわかりました。

 説明を聞いたのちに、広い構内を見せてもらいました。発酵させてから貯槽タンクに移されますが、フタはないのに臭いはきつくありません。雨や雪が降ってもあふれない程度にしていて、畑の肥料用に散布する分をこの貯槽タンクから運んでいます。ちょうどその車が来ていて、タンクを積んで周囲にホースも組んでいる特殊車ですが、実に4000万円ほどかかるそうです。広い町内の畑に、コスト面も含めていかに届けるのかが課題です、とのお話でした。接続・送電のシステムといった発電の「出口」と、ふん尿を発酵させた後の「出口」で、それぞれ課題の解決が必要と感じました。

 敷地内には、供給熱を使ってマンゴーをつくっているハウスや、チョウザメを育てている水槽群も見学しました。九州からの出荷時期からずらすよう、夏は雪氷でハウスを冷やし、秋から冬にかけて熱を供給してマンゴーを育てて収穫するサイクルで5年ほどになったそうです。全体として個数が少ないこともあり、非常に高値で取引されるものもあるとか。道内各地では温泉熱を使った栽培も増えているので、このような形態が増えるかもしれませんね。地域資源をどう生かすか、いろいろと考えさせられました。

 移動して次に向かったのは、よつ葉乳業・十勝主幹工場。自家発電を持っていることから、停電時でも製造ラインを止めることなく集乳もできました。川瀬博教常務(工場長)・小林正人総務部長さんらが応対してくださいました。

 一昨日の根釧工場で聞いたことと同様に、「農家資本でできた会社だから」という考えが根本にあって自家発電も配置してきたといいます。当日は、たまたま前日に雷情報が発せられていたため自家発電に切り替えていたことで、停電が起きても何の支障もなかったとのこと。瞬間的な停電でも製造ラインが止まって、その復旧には時間がかかるために電気を切らさせない取り組みを学ぶことができました。

 経営的にも、使用電力のピークカットをはかるために自家発電を動かしているといいます。電力使用のピーク値によって契約内容も変わるためですが、そのピークを低く設定して超えた分を自家発電に切り替えているとのこと。しかし、この間の原油高騰が影響したため負担は重いとも述べられました。それでも先に述べた「農家資本でできた会社」という考えのもとに、自家発電を動かし続けています。

 いま国の制度では、このような業者にも初期投資に対する支援事業があります。しかし、設備導入後のコスト面なども経営的には重しになるため導入が進まないというのが各乳業メーカーの現状とも思いました。民間のあらゆる取引に行政が関与できませんが、今なら原油価格を抑える努力が求められているでしょう。くらしにも直結するだけに、この問題でも声を上げなければいけないですね。

 発電機や製造工程も見せていただきました。工場見学は、牛乳やバターなどの作られ方、酪農家の仕事、模擬搾乳など、わかりやすい展示もされていて子どもたちにも好評だそうです。食料生産については、もっともっと教育の分野で具体化されてほしいと個人的には思っています。それが国内の第一次産業を支えることにもつながるからです。

 報道各社にも表敬訪問して、道東3日間の調査は終了。あらためて酪農の苦労ややりがい、生産者と乳業メーカーの強い関連性、電気の価値とともにその地産地消に向けた課題などを知ることができました。今後の活動に反映させたい。あわせて、どこでもTPPや日欧EPA、日米FTAへの動きについての不安や批判の声が大きいことがわかりました。やっぱり安倍政治を変えよう!

 【今日の句】冠雪も やさしく見えた 十勝晴れ 

2018年11月1日木曜日

人間も牛も大切にされる社会を


 田村貴昭衆院議員・紙智子参院議員と、今日は別海町と浜中町での酪農調査。移動だけでも1~2時間かかる地域です。広い!

 まずは道東あさひ農協での懇談から。原井松純組合長、田中博行専務、米国帰りという齋藤哲範営農部長さんらが対応してくださいました。全道一の生乳出荷を誇る別海町、全道の約1割を占めるほどなのです。

 それだけに停電での被害や対応についての苦労も多大でした。9月末時点で生産半減が5戸、2割減が50戸、搾れなかったのが60戸とのことで、今は多くの農家で回復しているのですが、その多さに驚きます。まずは配電盤設置を急ぐとのことですが、当時のことを振り返り「通信網の整備も必要」との話がありました。

 そもそも広く、中山間地のような場所もある道東地域で、隣近所をまわって情報伝達するなど無理な話です。情報を組合員に伝える通信手段も確保しないといけないのだと、話を聞くなかで実感しました。

 今後の酪農政策について、国の支援事業は平均を超える規模でないと対象にならないという制約が話題になりました。別海町の平均頭数は74頭。これを超えるというのも現実的にはハードルが高い。国に要件緩和を要望しているとのことですが、これは与野党を問わず取り組むべき課題と応じました。

 原井組合長さんからの「戸数維持がわれわれの役割」との言葉を重く受け止めました。規模拡大すれば乳量や農地維持は可能になるかもしれませんが、地域の戸数は減っていくことになります。しかし地域社会は、多くの方がいて成り立つもの。農地についても同様です。発電所と同じで、大規模集中ではリスク管理にもならないからです。しっかり国政に反映させていきたい。

 次に酪農家のみなさんと昼食をとりながら懇談会。獣医で元厚岸町議の竹内さんが、みずから回った聞き取り結果をまとめてくださった報告はリアルで、「行政として、しっかりしたデータをとることが対策に不可欠」との指摘は重みがありました。

 集まられた方は「マイペース酪農」を実践されている方が多く、国際的に家族経営の意義が高まっているもとで、人間にも牛にも負担をかけない酪農のあり方についての意見交換もできました。

 今回の停電でも、あまり被害がなかったとの話もありました。ふだんから多く乳を搾っていないことも良かったのかもしれません。マイペース酪農の牛乳を飲みたいという問い合わせもあるのだとか。あらためて国の大規模偏重の政策を、現状に見合った形で変えていくべきだと思いました。

 浜中町へ移動して、最後にうかがったのはタカナシ乳業北海道工場さん。立花貴裕工場長さんが対応いただき、概要を説明していただいたのちに意見交換と見学もさせていただきました。

 ちょうど地震発生時は洗浄工程中で生産ラインが動いていないため、大きな被害というほどではなかったとのこと。しかも事務所を建て替え中で、工事用の発電機を借りることができて排水用の微生物処理が可能だったといいますから、偶然とは言え最小限の被害だったのかもしれません。

 それでも他社の工場が止まっているため集乳車が次々とやってきて、現場では相当の生産を進めてきたようです。自家発電を準備する方向のようですが、導入も運転にも多額の資金が必要ですから国の後押しが欠かせません。やっぱり現場に行って話を聞くことで、ようやくわかることもあるんだと実感しました。

 田村議員とは釧路で別れて、帯広市で岩渕友参院議員と合流しました。明日はバイオマス発電のこともあわせて鹿追町などをまわります。

 【今日の句】今日もまた じっくり牛と 目を合わせ

2018年10月31日水曜日

大元から酪農政策を問う

 大停電での被害、TPPや日欧EPAなど苦難が絶えない酪農家の状況が、よくわかった今日の調査。標茶町を田村貴昭衆院議員とまわりました。

 道内は雨が降ったところも多かったようですが、標茶町は気持ちよいほど晴れ! 草を食む牛の姿も見ながら、まず向かった先はJA標茶。千葉孝一組合長・鈴木重充専務が対応してくださいました。

 被害額は算定しにくいのですが、乳価100円として1.4億円ほどかと想定される標茶町。今後に向けて、発電機を一戸に一機、配置することをめざすとしています。あわせて配電盤も必要となります。「それでも搾乳ロボットを入れれば付けっぱなしにしないといけないから」との理由に思わず納得。大規模化・機械化を進めるほど、電気の利用時間が長くなるのですから当然です。

 標茶町は町としてエコビレッジ構想がありバイオガスプラントも1ヵ所ありますが、北電が接続しないため「やりたくてもやれない状況」です。各地で同じようなことを聞いてきただけに、あらためて北電の責任は重いと痛感しました。せっかくの発電資源が生かされないなんて、あまりにもったいない。

 TPPや日欧EPAにかかわっては「日本の牛乳は国が守る姿勢を示してほしい」と述べられました。乳価は上がってきたものの、経済的安定性がなければ経営も続きません。ヘルパーの人材不足にも話題は及び「ゆとりがあれば後継者はついてくる」、また「新規就農対策とともに後継者向け施策の充実をと組合員からも言われている」との話もうかがいました。しっかり反映させたいと、田村衆議と応じました。

 次にうかがったのは標茶町虹別の千葉牧場さん。対応いただいたのは千葉澄子専務さん。指導農業士会の理事や農協監事も務めているだけでなく、「若い女性が真に参画できるように」と女性向けカレッジ(勉強会)を続けていて、近隣自治体から何と60人ほど参加するまでになっているのです。

 ふだんの経営について印象に残ったのは、娘夫婦やパートさんなども一緒にミーティングを必ずおこない、目標を明確にしながら休みも必ず確保しているということでした。ここに至るまでの千葉さんの努力やご苦労も聞くにつれ、上からの押し付けでなく自発的な経営を後押しするような施策のありかたを考えさせられました。

 「気がつけば3000トンを搾るまでになったけど、これが今の限界。今の乳価と個体販売価格だからこそ成り立っている」と、TPPなどの影響も考えれば今の乳価以上が必要だと話された中身に納得です。話がお孫さんのことに及ぶと、やさしい笑顔になった千葉さん。「元気にやれるような農業にしないと、後継者もできないし」との言葉も心に残りました。

 いったん釧路市へ行き、よつ葉乳業根釧工場へ。一昨日の稼働したばかりの自家発電機も調査・見学させていただくことができるとのことで、足を伸ばしました。山田政満工場長さんらが対応してくださいました。

 ご存知のように、大停電時に自家発電によって工場を稼働できたのは、よつ葉乳業の2工場のみでした。根釧工場も導入予定だったのですが間に合わず、一昨日の稼働となったとのこと。停電が起きても工場のピーク電力をまかなえるようになります。率直にランニングコストなどについても聞きましたが、やっぱり生乳を停滞させるわけにいかないという使命感の話もうかがいました。

 そうなると他の乳業工場はどうするかと関心が向きますが、製品を出荷できても流通や小売段階が停電のままではさばけない、それなら製造する意味はあるのか--との論議もあると聞きます。各社の経営判断となるでしょうが、全般的な供給体制の確保は課題だとあらためて思いました。

 ともかくも発電機そのものも見せていただき、緊急時の対応や人員配置についてもうかがいました。たいへん勉強になりました。

 夜は標茶町へ戻り、酪農家のみなさんと懇談。大停電での対応から始まり、今の農業政策の「基本がゆがんでいるんじゃないか」との話にも。「いろんな選択肢を準備すると国は言うが、実際は大規模一辺倒。どの規模でも続けようとする人を応援してほしい」「中途半端に規模を増やすと、家族でできなくなる。大規模化すれば、地域にも人がいなくなってしまう」など、今の酪農政策を大元から見直す必要があることでは話は一致しました。

 価格保障や所得補償が充実すれば、個々の経営判断で柔軟に投資や集団化も、自発的に可能になる素地ができます。しかし今の国の補助金事業となれば、規模拡大や効率化など条件が絞られたり、大規模施設偏重ともなりがちです。農業予算の使い方も見直していくべきですね。

 本当の多くのことを学んだ今日1日。明日は紙智子参院議員も加わり、別海町・浜中町をうかがいます。

 【今日の句】根づいてる 農家がいての この大地

2018年10月30日火曜日

ひどすぎる安倍首相の答弁

 明日から道東地方を3日間まわる国会調査に同行です。酪農調査で田村貴昭衆院議員・紙智子参院議員、バイオマス調査では岩渕友参院議員が来道します。

 今日は釧路で宿泊。バスでWi-Fiが使えたので、衆議院本会議も聞きながら移動してきました。おや、心なしか自民党席が盛り上がってないように聞こえたのは私だけでしょうか。それを気にしてるのか安倍首相の答弁も挑発的で、漢字の読み間違えも目立ったのは気が高ぶっていたからなのか。聞いている私まで、いらつく感じになります。

 日本共産党・志位和夫委員長の質問は、沖縄の民意をどう受け止めるか、から問いました。ちょうど午前中に石井国交相から、辺野古の埋め立て再開へ承認撤回効力を一時停止するとの発言があったばかり。総理は「沖縄県民に寄り添う」と言っているのは、いったい何なのか! 本会議場内に厳しい声が響いているのがわかりました。

 しかし、それに対する安倍首相の答弁が冷たい。辺野古の新基地建設を当然視する答弁に終始しました。質問にも答えていないし、沖縄の民意に向き合っていない。憲法や消費税増税、政治モラルでの質問も、時に開きなおるような態度。強権姿勢も垣間見えて、この政権を早く変えなければ!と、何度も何度も痛感しました。

 まず明日は標茶町を中心に、農協訪問や酪農家との懇談をおこないます。しっかり国会へ反映できるように、私も力を尽くしたい。

 【今日の句】沖縄で 同じ答弁 言えるのか

2018年10月29日月曜日

もっと開かれた党に

 昨日のJCPサポーターまつりは大盛り上がりだったんですね。こちらも見ていただいて、ぜひ一緒に!

 サポーターまつりには北海道からも道委員会職員が参加して、私の活動ビデオ上映や北海道のお菓子販売などをしていました(完売!)。北海道ブースまで、わざわざ私を訪ねてくださる方もいたとのこと。ありがとうございます。

 小池書記局長が走ったり、志位委員長がピアノを弾いたりとが話題になっていますが、楽しく交流して日本共産党のことも知ってもらうし、いろんな意見を述べてももらうし、いっしょに政治をつくる空間ができたことが大きな財産だと思いました。

 「わたしたちには得意なところと不得意なところがあります。みなさんの力で変わることができます。今までにない挑戦をさせてください。共産党をもっと開かれた政党に。わたしたちを使ってください。一緒に歩んでいきましょう」

 JCPサポーター募集のページに、志位委員長の顔写真にかぶせて書いてあるメッセージです。私自身はそう思ってなくても、まわりから見れば敷居が高かったり、とっつきにくかったり見える方もいると思います。もっと多くの方のもとへ足を運んだり、いろんな情報も発信しなくちゃ、ですね。

 今日はデスクワークの1日。また明日から道東方面での調査に行くため、週末に予定されている消費税学習会の資料作りを急いで(半分ほど)仕上げました。学べば学ぶほど、今回の増税は危ない!と痛感。くらしと経済を直撃、貧困と格差を広げる、インボイスの導入はじめ事業者に大きな負担など、大変なことが起きてしまいます。

 増税を押しつけながら、トランプ大統領に言われたら武器をポンポンと買う? どこに税金を使っているんですか。税金だって、もっと取るべき相手がいるのではないのですか。本当に変えたい、安倍政権!

 【今日の句】変わらない 総理の答弁 もう勘弁

2018年10月28日日曜日

安倍政権打倒へ、旭川は力強く

 釧路町議補選は中家はる子候補が及ばず、押上げられず本当に残念です。今日は旭川市で女性後援会の決起集会に参加しました。

 釧路町HPを見ると、中家はる子候補は1617票(39.3%)を獲得しました。三浦信一町議の議席を引き継げず、演説会で応援に行った私も悔しい。中家さん、釧路町の党員・後援会員のみなさん、応援に入られたみなさん、まずは本当におつかれさまでした。

 さて旭川市ですが、来週から始まる市長選挙で、日本共産党も加わる「明るい会」は現職の西川まさひと市長を支持して臨みます。政策的な一致とともに、安倍政権に直結する自民市政の復活を許さないことでも一致したのです。

 今日の集会にも西川市長があいさつに来られて、参加者からは大きな拍手が! 西川市長も「沖縄での勝利があり、今度は北海道からです」と決意表明されて、再び参加者から拍手が湧きました。真下紀子道議、党市議団(のとや繁・小松あきら・石川厚子・まじま隆英)と私も加わって手をあげて勝利を誓いあいました。

 市長選挙は、西川市長と自民・元衆議院議員のお子さんとが争う構図が濃厚です。市民が主人公といえる市政をめざしながら、スッキリたたかって共闘の力の大きさを示したい。のとや繁市議団長からも、スッキリとした報告もされました。

 その後は真下紀子道議と私から、それぞれあいさつや決意表明。真下道議は、高橋知事の安倍政権直結ぶりを告発しながら、道議団が4議席になったことでの変化を力強く述べました。萩原道議のときから通算7期、連続で道議を獲得しているのは道内で旭川市だけ。今度も必ず!

 女性のつどいということもあり、私も母との思い出を紹介しました(何を話したかは秘密!)。女性差別や人間の尊厳をふみにじる発言などが続く自民党政治には、もうガマンできない!との思いが、会場いっぱいに充満していました。私も、一歩も引かずに必ず参議院に駆けあがると訴えました。

 怒りも笑いに変える、各地域単位の後援会によるパフォーマンスも元気いっぱい! 寸劇あり替え歌ありで、最後はみんなでシュプレヒコールも。壇上から、参加者みなさんの笑顔がよく見えました。

 よく額にシワが寄る私ですが、笑顔があふれるところに人も集まるもの。私も明るく元気に、また明日からがんばります。

 【今日の句】北の地で がつんと総理 追い詰める

2018年10月27日土曜日

架け橋の議席を、やっぱり必ず

 明日は釧路町議補欠選挙の投票日。何としても中家はる子さんの議席を、三浦信一さんの思いを継ぐ議席獲得を!

 以前にも書きましたが、今回の補欠選挙は日本共産党・三浦信一さんが亡くなられたためにおこなわれたものです。学校現場で職員の立場から、子どもたちの成長をあたたかく見守ってきた三浦さん。そのやさしさは町議になっても変わらず、町民の声を届ける確かな力となっておられたのです。

 後継として立候補した中家はる子さんも、横浜市議を経験した後に介護のため釧路へ来た後も新日本婦人の会などで活動されました。住民の立場でがんばる議席は、中家はる子さん以外にいません。

 ぜひ釧路町へ知人・友人のいる方は、まだ間に合いますので中家はる子さんを押し上げてください!

 全道的に雨の1日で、札幌市でも南区を中心に避難所が開設されるほどでしたが、各地で被害はなかったでしょうか。自然災害は、いつ起きるかわからない。あらためて、そう思った方も多いはずです。備えは身近なことだけでなく、政治みずからも進めていくべきですね。

 【今日の句】雨よりも 冷たい政治に 審判を

2018年10月26日金曜日

ブラックアウトをただす国会調査

 北電は、なぜ道へ全域停電になったと報告しなかったのか。泊原発で過酷事故が起きても、同じことにならないか--そんな思いになった今日の北電調査。国会調査団として笠井亮衆議院議員(党政策委員長)、紙智子・岩渕友の両参議院議員、そして道議団からは真下紀子・菊地葉子の両道議(佐野弘美道議も一部参加)が加わりました。

 北電社内での検証委員会も立ち上がり、説明できる資料も整ったことから今回の調査も設定できました。この1ヵ月半、北電の社員・現場職員さんは大変な苦労があったかもしれません。多くの道民も電気の重要性を再認識したし、命やくらしに直結していることを学びました。北電には、多くの命とくらしがゆだねられているのです。だからこそ同じことが起きないように、検証は厳格にしていかなければなりません。
 
 調査団一行で説明を受けた際に、まず事実の確認で時間を割いたのが「いつ道へ連絡したのか」。あらためて北電の説明資料を見ると、「国および北海道「本庁)との連絡は本部事務局(一部、東京支社経由)が行」うことが基本とされています。しかし道への聞き取りで、全域停電については道が9月6日の午前5時35分ごろに問い合わせて認識となったことが明らかになっています。北電からは連絡していないのです。

 あらためて事実経過を確認すると、午前3時25分に電力供給ができなくなったのですが、北電として全域停電だと確認したのは午前5時に開いた本店での「本部会議」という説明でした。3時25分に電力供給できなくなったのだから、その時点が全域停電の始まりだと普通に思うのですが、その5時までは「大規模停電」だと言うのです。その理屈を何度聞いても、私は理解できませんでした。5時より前にも、電力復旧に努力していたとも説明しているのに。

 それにしても、5時の本部会議で全域停電と確認してもなお、北海道庁へは連絡していなかったことになります。冒頭に書いたように、それで本当にいいのでしょうか。今日は確認しませんでしたが、説明資料には国にも連絡することになっていて、その事実確認も必要です。

 その他にも泊原発に経営資源を投入してきたことが、電源の分散ができなかった背景にないのか問うと「石狩にLNG発電所も建てたし、北本連携線の増強もはかってきた」との回答。道民への謝罪の姿勢も見えないので、私から「医療現場では命にかかわる状況もあった。酪農では大きな被害もあった。責任を感じてないのか」と聞くと、「ご迷惑をかけました」と述べる一方で「国の検証委員会からも答申が出され、社内でも検討を進めたい」とも述べました。

 国の検証委員会は、技術的手順では北電にぬかりはなかったとの結論をまとめていて、その背景にまで踏み込んでいません。これが錦の御旗となってはならないわけで、厳格な検証が必要です。職員が寝ずにがんばっていることと、厳格な検証は分けて考えるべきものだからです。

 停電の被害にかかわっては道庁や北農中央会、道生協連などでも話をうかがいました。北農中央会では主に酪農分野での被害で説明を受けて、生乳の被害が約23億円との試算が出されていることに、あらためて被害の大きさを実感しました。犠牲になった牛も、道の資料でも今後まだ増える可能性があります。

 乳量としては戻りつつありますが、今年6~7月の低温・長雨の影響で牧草の育ちが悪く、そのエサがこれから食べるものとなるので量質ともに不安が広がっています。そのなかでの停電被害だったわけで、各地の組合長さんからは現場の実態をふまえた厳しい意見があったとも聞きました。

 道生協連では、物流や商店などの影響とともに、道と物資支援協定を結んでいることも話題になりました。協定にもとづき、おにぎりを作るはずが停電のため作れなかったのです。悔しい思いがにじむようなお話でした。国の検証委員会の結果についても話が及んで「火力発電所の設備自体に触れていないのではないか」などの指摘も。北電に甘いような検証では、多くの道民は納得できないことでしょう。

 同時に、支え合いの協同組合の力が発揮されている話もうかがいました。災害支援の募金が各地から多く寄せられてことに加え、この間、労金や農協などと協定を結んできていることも話題にのぼりました。

 あらためて被害の状況を聞くにつれ、北電の社会的責任を大きさがわかります。だからこそ厳格に検証することは、北電にとってもプラスになるはずです。北電にはBCP(事業継続計画)は、それに準ずるようなものしかない、とも聞きました。こんな状態で泊原発の再稼働なんて、道民は許さないと思います。

 このようなことを、夜の道庁前・反原発抗議行動でも触れてスピーチしました。なぜ道へ報告がなかったのかについて、私の後に「報告がなくても、知事にはわかる関係だったのでは」と皮肉めいたスピーチがあり、参加者からも笑いの声も。こんなことで以心伝心であっては困ります。全道への被害を及ぼしたことなのですから。

 社内の検証委員会で、どのような結果が出されるか注視したい。まだまだ北電の説明も足りません。道だけでなく道議会へも、社長が来て説明責任・社会的責任を果たすことはできないのでしょうか。道民の命とくらしに責任を負っている企業だからこそ、こういう時には真摯に向き合ってほしいのです。

 そして、やっぱり泊原発は再稼働してはいけない。これで過酷事故が起きたときに、適切な情報提供ができるのでしょうか。疑念が残りました。

 【今日の句】情報は ブラックボックス 困ります
 

2018年10月25日木曜日

重かった戦争体験者の言葉

 今日は新ひだか町・新冠町へ。浦河町から車を走らせると、干場に昆布を並べている様子が見られました。これぞ日高地方!

 気持ちいいほどの晴れた天気とは反対に、ムカムカッとする安倍政権。今日も「早く辞めてほしい」との声が多かった。日本共産党に近しい人という意味でなく、何となくの嫌悪感も含めて広がっていると感じます。知らぬは安倍総理のみ、ではないでしょうか。

 新ひだか町では谷園子町議・前町議の川合章さんとで2ヶ所の「つどい」。JR日高本線、森友問題の追及、避難所や仮設住宅、年金に議員歳費などが出されました。「どうしても自民党を減らさないとダメだ。はたやまさん当選に私も頑張るから」と、本当にありがたい発言もありました。

 戦争を体験された方からの発言も心に残りました。「昔の雰囲気に似てきている」という女性は「昔は『女は政治に口出しするな』と言われたけど今は違う。投票もできる。改憲はやめさせないと」と力を込めました。

 国後島で生まれ育ったという女性は、樺太から函館まで逃げてきたことを振り返りながら「もう一度、島に行きたい」。この言葉から安倍首相の外交姿勢に話は及び、米国に言われたら何千億も金を出すことも含めて「やっぱり安倍さんダメだね」と、みなさん頷きあっていました。

 新冠町では武藤勝圀町議と、JA新冠にも足を運びました。浅川豊組合長さんが時間を割いていただき、今年の出来具合、米国とのFTA、担い手支援など農政全般に懇談させていただきました。短時間であいさつに回るという時もありますが、私はじっくりと課題を懇談させていただくことを大事にしたい。それだけ現場には矛盾も悩みもあるからです。

 今年冬の雪害でハウスが多数倒壊し、すべて復旧できたのは5月だったそうです。新冠町は今やピーマン生産量で全道一。ハウス倒壊の影響が心配されましたが、価格も高めに推移したため農家経営としてはホッとされている状況とのこと。とはいえ「自然が相手の農業だから、しっかりした支えがほしい」という組合長さんの言葉には重みがありました。

 私からも10年・20年と続けられる価格保障・所得補償が必要ですね、と応じました。後継者・新規就農対策にとっても、先を見通せる状況にすることが大事なんです。組合長さんも、こつこつとがんばる農家を支えてほしいとの再度の話がありました。多くの組合長さんに共通する思いだと受け止めました。懇談後は選果場も視察しました。

 その後の「つどい」も、とにかく話が止まりません。JR日高本線や沖縄の基地問題、年金や消費税、灯油価格高騰と福祉灯油についてなど、たくさんの要望があるし、ふだんは語る機会も持ててないんだろうと思いました。こういう小集会を、もっともっと各地で開いて政治を変える力にしたいですね。

 3日間の日高キャラバンを終えて、明日は北海道電力の全域停電の調査です。国会から笠井亮衆議院議員・党政策委員長、紙智子・岩渕友の両参議院議員が来ています。連携して、私もこの問題で力を発揮したい。

 【今日の句】命令を くだす人ほど 身を守り

2018年10月24日水曜日

こんなに日高本線復旧が求められている


驚くほど粒の大きい雨が降った様似町と浦河町。それでも足を運んでくださる方がいることがありがたい。期待の声に、なんとしても応えたいとの思いが強まります。

 様似町では支持者・しんぶん赤旗読者のみなさんへ回ったのち、党事務所で「つどい」をおこないました。灯油代が高いとはいえ寒さをガマンしてはダメ。横にストーブをつけながら私も安倍政権を変える展望について話しました。

 年金のこと、消費税のこと、JRのことなど話は尽きません。様似町は高校もなくなり、お隣の浦河町に通っている高校生もいます。浦河町の赤十字病院や苫小牧の病院に通う人もいて、日高本線の復旧は命にとっても大事なことなのです。次々と要望が出されました。

 鈴木たかし町議予定候補も前回は9票差の次点だっただけに、来年の地方選へ捲土重来です。そろってバッジをつけて、今日聞いた声に応えていきたい。

 浦河町では町役場・商工会議所・農協・日高報知・向陽園などをまわりました。どこでも地震と停電が話題になり、当日のご苦労がよくわかりました。国が検証するのなら、こういう現場の声に耳を傾けるべきです。

 夜には「つどい」を開き、医療・介護現場からも若い人が参加してくださいました。「給料も安くて、介護分野は人手不足。何とかしてほしい」との訴えに胸が痛みます。各団体の訪問でも出されていた声は「人手不足」「若い人の定着」でした。

 医療・介護・福祉の分野は人の奪い合いになっている状況で、いち自治体の努力では解決できない状況です。社会保障そのものを拡充する立場に立たなければならないのに、安倍政権は削減ばかり。根本の姿勢が問われます。

 JR日高本線についての詳しい現状も、荻野節子町議から発言がありました。浦河町から通院のため、苫小牧市まで行かなければならない方が少なからずいます。ウトナイで降りて乗り継ぐよう路線が変わったのですが、接続が悪く、変更初日ということで同乗していたバス会社職員の機転によって乗用車に乗り換えて病院に間に合ったということでした。

 これはダメだということで、静内から苫小牧へ行くバスに乗ることにしたそうです。そのためには、家族に仕事を休んでもらって車で静内まで送ってもらわないといけない。JRが通っていれば、こんな苦労もしないですむのに‥‥という話でした。現地の地理感覚をわからない人には想像が難しいかもしれませんが、これだけの乗り継ぎは病気を持つ方や高齢者にとっては負担そのものなのです。

 「赤字路線だから廃線やむなし」では、もうかる路線しか残らないことになります。必要性より採算性が優先されることになります。公共交通が、それでいいのか。国の姿勢が、ここでも問われています。社会保障も、JRのことも含めて「地方が切り捨てられているような感じ」という発言もありました。都市部と地方の格差を解消するため、経済政策・社会政策を切り替えなければならないと痛感しました。

 明日は新ひだか町を中心にまわります。

 【今日の句】また総理 国会で何 言ったやら

2018年10月23日火曜日

もっと地域に目を向けて

 3日間の日高管内キャラバンは日高町からスタート。農家訪問、つどい、商工会などでくらしや地域の状況、政治への要望をうかがいました。菊地日出夫・真壁悦夫の両町議といっしょです。
 震度6弱を記録した日高町も全壊2棟・半壊48棟の被害があり、解体中の家も目に入りました。商工会の上田守会長さんはガス取扱店で、修理などに駆け回る毎日だとのこと。菊地町議も塗装屋さんで、請け負っている仕事もあったそうです。

 うかがった酪農家さんでは、発電機を融通できて搾乳できたものの合計5日分の生乳は廃棄せざるを得なかったそうです。国の支援事業の中身を見て発電機を準備しようかと考えていましたが「注文がいっぱいで、年内は入らないって聞いてる」とのことなので、支援事業の期限を延ばすことが今後必要になるかもしれません。

 この間は乳価や子牛価格が良かったものの、今後の設備投資は悩みどころともいいます。大きな投資は大きな負債にもなります。「家族経営でやれるようにできるのがいいけど」との話を聞き、やっぱり大規模誘導・偏重の支援策はあらためていくことが必要と感じました。

 つどいでも地震と停電の話から始まり、私から安倍政治を変えるため日本共産党を大きくしてほしいと訴え。消費税やJR日高本線のことも話題になりました。「自民党に公明党がついてから悪くなった」「若者が定着できるような町の支援策を」といった意見などもありました。農林漁業、建設業など地域に根付いた産業を支えることが大事と語り合いました。

 終わってから握手にまわると「はたやまさんの大ファン」と言ってくださる方もいて、本当にありがたいことです。「カジノは絶対に反対」という方も。苫小牧市が有力候補となっていることに、日高町でも反対してる声が大きいことも広げていきたいと思いました。

 商工会では中井卓事務局長が対応くださいました。玄関には「門別ししゃも祭り」のポスター! むかわ町の特産品というイメージが強いのですが、ししゃもは日高町も一大生産地。今日うかがったお店でも、干すための準備をしていて大忙しでした。今年で48回目という歴史もあり、地震からの復興という意味でも成功させたいと準備が進んでいます。

 地震被害は富川地域が大きいのですが、金融面での相談は少ないといいます。「この十年来、新たなお金を借りることには慎重なのです」と中井さん。地に足をつけた地域経済の支援策が必要だと、このような現実からもわかります。

 輸出にせよ観光にせよ、外需頼みの安倍政権。いま急ぐべきは内需拡大策ではないのでしょうか。くらしの安定は消費を上向かせることにつながります。この数年で、2人以上の世帯では年間21万円も実質消費で減少しています。これを数年前に戻すだけでも、各地への経済波及効果は大きいのではないでしょうか。社会保障の充実、子育て・教育支援の強化、そして労働条件の改善が柱です。

 明日は様似町・浦河町とまわります。多くの方と会えるのが、本当にうれしいですね。

 【今日の句】愛国を叫ぶ あの人どこ見てる

2018年10月22日月曜日

被災者支援に道も独自の対策を

 被災3町の党議員らと、道への要請をおこないました。切実な声を受けての8分野31項目、しっかり道は独自策も含めて対応してほしい。

 急きょ議会が入り厚真町・伊藤富志夫町議は来られなくなってしまいましたが、安平町・三浦恵美子、むかわ町・北村修、大松紀美子、舞良喜久の各町議、松橋ちはる道議予定候補(苫小牧市)が現地から駆けつけました。真下紀子・佐野弘美の両道議が同席しました。

 時間の関係から、答弁や意見交換は住宅・生活支援が中心となりました。災害救助法の範囲では、冷蔵庫や洗濯機などは給与の対象となっていません。道は「全国知事会でも拡充を要求している」と述べたように、おおもとは国の姿勢が問われています。

 同時に、道として上乗せできることはないのか。国へ要望しているとの答弁が繰り返されたのを受けて、北村町議が「道として、どうするか。しっかり考えてほしい」と強く要望しました。道地震の対策強化は、被災者や地元自治体にとっても大きな励みになるはずです。

 どうしても現制度のもとでは支援が届かない方が生まれるので、これまでの大地震では基金がつくられて柔軟に対応もしてきました。3町も要求しているし足を踏み出していいはずですが、回答は今後の検討にゆだねるというもの。被災者の立場に立つと、くりかえし述べていたのですから急いでほしい。引き続き私たちも声にしていかなければ。

 さて、昨年は10月22日が衆院選の投開票日。市民と野党の共闘が前進したことを喜びつつ、私も含めて日本共産党の議席を減らしてしまったことの残念さはハッキリと記憶に刻まれています。バッジがなくなってから「やり残したことがある」と気づいてはダメなんだと痛感もしました。

 あれから1年。また情勢が大きく変わってきました。那覇市長選挙で城間候補が勝利して、オール沖縄が3連勝。安倍政権の強権的な姿勢に、揺るがぬ審判が下されてきています。今度は全国で、私たちがこたえる番。おおもとの安倍政権を変える結果を出すことが、沖縄に連帯していることを示す一番の道ですから。

 これから3日間、日高地方をキャラバンにまわります!

 【今日の句】知事が見る風景 どこの町ですか

2018年10月21日日曜日

函館・悲願の議席を必ず

 今日は田村智子参院議員(党副委員長)を招いての函館市演説会。悲願の12年ぶり道議獲得・市議3議席の回復に参院選での勝利へと、おおいに盛り上がりました!

 市議会では市戸ゆたか・紺谷よしたか市議の2人になったため交渉会派から外れ、議員運営委員会でもオブザーバーになった悔しさ。9月議会でも地震・停電を理由に、自民・公明が多数の力で議会を途中で終わらせることまで起きました。3人目の予定候補として決意を述べた、とみやま悦子さんに大きな拍手が寄せられました。

 本間かつみ道議予定候補は、前川一夫さん以来となる12年ぶりの議席回復にと力を込めて決意表明。定数5のうち自民・公明が3議席を占めているなか、大間原発反対の議席を多数にするには私の議席が必要です!との訴えには「そうだ!」との合いの手も入るほど、聞いている方も力が入りました。

 私からは地震とブラックアウトについて、何より家を失い、くらしや商売の先の見通しも見えない方が多くいるのに消費税増税とは許さない!と訴え。心から、血が通った政治にしたいと決意を述べました。

 田村智子副委員長は縦横に、沖縄、安倍政権のウソやごまかし、野党共闘、消費税、憲法9条について訴えました。田村さん自身が親を介護された経験をもとにした話は参加者みなさんの心に響いたのではないでしょうか。お帰りの時に交わした握手が、どの方も力強い。笑顔も明るい。元気になる演説会でした。

 片道4時間・往復8時間の日帰り移動はハードなものですが、函館のみなさんに会えるのを楽しみにしていたので何のその。大沼では紅葉も始まり、しばし観光気分にも。明日も朝の宣伝から、道庁への要請もおこないます。

 【今日の句】沖縄の 三たび勝利に また勇気

2018年10月20日土曜日

今を見据えて、未来を語ろう

 じっくり今日は学ぶ1日に。全道基地問題交流集会ではジャーナリスト布施祐仁さん、夜の「マルクスNIGHT」では神戸女学院大学・石川康宏教授から、展望が見える話をうかがいました。

 全道基地問題交流集会は今年で42回目。各地の運動の交流と、最新の情勢を学んで今後の運動に生かすことを目的に粘り強く続けてきました。布施さんの講演は「北東アジアの平和体制と軍事基地」と題して、沖縄県知事選挙の結果をふまえながらポジティブに未来像を語ろうと最後はしめくくりました。

 自衛隊と米軍が一体化していくもとで、民間地まで使って訓練もおこなわれてきていることには危機感を覚えました。同時に、韓国・北朝鮮の動きがアジアの平和につながる可能性を見て、日本政府の外交姿勢を転換することの重要性も語られました。

 平和な世界は、誰もの願い。「現実を見たら基地が必要」とか「一定の軍事力で圧力をかけないと」と思っている方もいるでしょう。しかし、今の朝鮮半島の動きを懐疑的に見るのでなく、前向きに変革していくことこそ進むべきとき。軍事力に頼らず平和へ進む道は、自動的にできることではないからです。

 各地の発言では釧路・矢臼別、十勝・帯広、苫小牧、当別・札幌市北区、そして青年から。このような蓄積が軍事国家を食い止める力になってきたんですよね。合わせて次の世代に、どうすれば「自分事」としてとらえてもらえるかも交流できたと思います。私の発信も、若いみなさんにもスッと受け止めてもらえるように努力しますね。

 石川康宏先生の講演は、マルクスの生きた時代から今日までを概括し、まさに日本社会の発展が「地続き」であることがよくわかりました。今とつながって未来があるんだから、もっともっと豊かに「今」を語っていきたいと思いました。

 スピーチの時間もあって私からも一言。大学の講義で「共産党宣言」がテキストだったことに面食らったことや、日本共産党が科学的社会主義を学説・運動・体制の角度から整理した歴史や、今の被災地支援と運動と関わって述べました。

 たっぷり学べた1日、この力で明日は函館市での演説会に向かいます!

 【今日の句】つながって 学んで明日が 見えてくる

2018年10月19日金曜日

何度でも声をあげる

 強行採決の、あの日を忘れず総がかり行動。ウソや隠ぺい、セクハラや差別などが加わった3年間、やっぱり早く安倍政権を終らせたい! 冷え込んできた札幌でしたが、元気なコールが響き渡りました。

 あげればキリがない安倍政権の暴走。安保法制=戦争法の後はTPP、共謀罪、森友・加計学園問題、年金カット、カジノ解禁、働き方改悪‥‥まだまだあったと思いますが、そのたびに何度、声をあげてきたことか。沖縄県知事選で「辺野古への新基地建設NO」の審判がくだっても、行政不服審査手続きを悪用するなど本当にひどい。安倍政権にこそ、不服の百乗を突きつけたい!

 加えて今日のコールでは「消費税増税 絶対反対」「社会保障に税金使え」が付け加わりました。まっすぐシンプルに「社会保障って何か良くなった?」と聞けば、あげられる人がどれだけいるでしょう。「仕方ない」で終わらせないで、もっと大きな声となるように私も働きかけていきたい。

 そう、きっと「仕方ない」とか「そんなもの」と思っている人、けっこういると思います。一方で「おかしい」とかモヤモヤとしてる人だって多いはず。各地をまわって、安倍政権への怒りの声が再び増してきているように思います。このまま安倍首相にまかせておけない。国の未来を決めるのは安倍首相じゃない、国民の選択!

 押しつけと強権、ごまかしと隠ぺい、財界や米国への奉仕ではない、民主的で、国民の方を向いて、私心なく国民の生活や日本の未来を考える政治に変えないと。19日の行動は、いつもいつもそう思います。

 総がかり行動が終わった足で、道庁前の反原発抗議行動にも参加しました。先週は岩内町から大石美雪町議が参加していましたが、今日は神恵内村から滝本正雄さんが参加されていました。岩宇地域で話し合いをして、こうやって交代で道庁前に来るようにしたとのこと。車で2時間かかるというのに、本当に頭が下がる思いです。

 滝本さんは泊3号機のプルサーマル発電に対する反対運動から、ずっと質問状を北電や関係機関に送り続けてきました。その回答の変化や、逆に変わっていない点からも姿勢が読み取れます。長く粘り強く活動することの大事さを教えてくれます。「また今度、質問状を出すよ」と笑って話されました。

 道庁前の行動も今日で311回目。寒さが厳しくなってきても、今年の冬もがんばるスタッフに頭が下がる思いです。政権や電力会社が原発再稼働に執念を燃やすなか、こちらも腹を決めて執念をもってがんばる。国会前でも全国でも、そのような仲間がいる。世論調査をすれば多くが再稼働に否定的。そう、私たちこそ多数派なんです。

 がんばろう!

 【今日の句】外交が 逃避に見える あの人は