2018年12月21日金曜日

女性の声を届ける道議を

 今日は札幌市厚別区で、橋本みか道議予定候補とのキャラバン。橋本さんが「女性の道議は13%しかいない」なか女性の声を届けたいとの訴えが印象に残りました。

 橋本さんは小学生のお子さんを育てる母親でもあり、党の候補をする前は介護事務の仕事をしていました。子育てや介護は、なお多くは女性が担っている現実があります。自民党から復古的な国家観を広げる動きもあるし、日本社会全体に男尊女卑の風潮も根強く残されています。男性自身も声をあげなくちゃいけないし、橋本さんも感じてきたことを含めて、ぜひ道議会で訴えてほしい!と思いました。

 なお日本共産党道議団は4人中3人が女性(75%)、予定候補では11人中7人が女性(63.6%)です。ちなみに札幌市議も7人中4人(57.1%)、予定候補は12人中8人(66.7%)です。政党のなかではダントツに高いと思います。とはいえ組織上の役職では、日本共産党とて男性が多いのが現実です。党みずから女性が活動しやすい環境をつくらないといけないです。

 さて、今日は気温はプラスになったとはいえ、風が吹くとやっぱり寒い! それでも党員・後援会員さんがどこでも話を聞いてくださったし、宣伝カーにも何人も乗ってくださりのぼり旗を持ってくださるなど、にぎやかに温かい宣伝となりました。最後は新札幌駅で、みんなで集まって記念写真。これとは別に通りがかりの女性が「応援してるのでがんばってください」と声をかけていかれるなど、励みになる反応もありました。本当にありがたいです。

 厚別区は、小選挙区5区補選での中心的地域の1つ。その時の党予定候補が橋本みかさんで、いま衆議院議員になった池田まきさんとの間で、共闘に向けた話し合いがあったことを思い出します。午後から「おしゃべりサロン」の会場として家をお借りした新西さんは、その時の共闘に力を尽くされた方。今も活動を続けられていて、道路に面した庭には立憲・共産・社民・自由の各党議員や予定候補、政党ポスターがズラリと貼っておられるのです。それはそれは壮観なほど!

 「サロン」では、やっぱり共闘のあり方についても質問などがありました。各党と違いはあっても脇に置いて、今は立憲主義・平和主義・民主主義を壊す安倍政権を倒すために力を合わせる大切さを私から話しました。新西さんからも5区補選のときの苦労話も出されて、それでも「これからも苦労はあるが続けるしかない」と力強く話されていたことが心に残りました。安倍首相は法やルールを無視してでも改憲に突き進むなかで、市民と野党も腹を固めて臨まなければいけないからです。

 もちろん私も、その一角を担ってがんばりぬきたい。野党全体ががんばるなかでも、特に日本共産党が・畠山和也がドンドン前へ出ていくことが大事だと強調しました。自分への叱咤も込めて、です。ありがたいことに「サロン」が始まる前に、入党申込書を持参してくださった方がいました。とても元気をいただいた集まりとなりました。

 夜は道庁前へ、今年最後の反原発抗議行動。今年も1年、いろいろありましたが泊原発は再稼働できませんでした。技術的な課題や北電の体質などの問題もありますが、やっぱり道民の根強い声があるから再稼働できないのだと思っています。世論調査では、再稼働反対が多数を占めているのですから。

 スピーチの最後にラトゥールさんが「最後のスピーチです。これで本当に最後にしたいです」と切り出したことに、みんなでうなずきあいました。暑い日も寒い日も、このような場を準備して足を運んで訴え続けるというのは大変です。高橋知事が、再稼働しない決断をすれば済む話です。早く「最後のスピーチ」となるよう、私も力を尽くしたい。

 明日は旭川市でのキャラバンです!

 【今日の句】結局は 女性活躍 言葉だけ

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