2019年6月22日土曜日

勝手な低空飛行を許していいのか

 参院選後すぐに始まる余市町・仁木町の町議選。今日は予定候補そろって余市町での演説会に、岩渕友参議院議員も駆けつけました。

 あいにくの雨でしたが余市・仁木町内はもちろん、倶知安町や岩内町、寿都町に黒松内町からも足を運んでくださる方も。余市町の現職3町議(中谷しげとし、あぐ荘一郎、おおもつ翔)と仁木町の上村智恵子町議が再選めざし、あいさつと決意表明をすると激励の拍手が響きました。

 上村町議が紹介してくださいましたが、昨年の胆振東部地震の前日には台風による被害も発生して、紙智子参議院議員と連携るすなかで国が農業用ハウスへの9割補助をおこなうことともなりました。この連係こそ日本共産党の誇れる力です。参議院選挙で躍進した力で、余市町・仁木町でも再選に向けて力を貸してほしいと私も訴えました。

 私は、さらに後志管内にかかわる2つの重要問題に触れました。1つは、ニセコ町や蘭越町の上空を米戦闘機が低空飛行していた件。学校上空も飛んだだけに、何かのためにと校庭にいた児童を避難させてもいたのです。米側に事実を確認する気があるのか、疑うような防衛局の回答が本当に情けない。

 米国本土では許されていない低空飛行が、なぜ日本ではできるのか。欧州などでは厳しく自国の規制を米側に要求するのに、なぜ日本はできないのか。これで憲法9条を変えたら、まさに米国と協力した軍事国家となりはしないのか。ストップさせるためには日本共産党の議席が必要だと、私から強調しました。

 もう1つの重要問題が、新幹線の札幌延伸にともなう函館本線の経営分離について。通称「山線」とも呼ばれる本線は通学や観光にとって必要なだけに、維持するための住民運動も盛んです。バス転換した場合の通学定期代が、3万円も跳ね上がる可能性があるとの会の告発も紹介して、そもそも公共交通は国が維持する責任があることや、住民同意なく分離することをやめようと述べました。

 泊原発については岩渕議員が触れて、福島での事故で故郷を失った方の現実も紹介しながら、原発ゼロへ力を合わせようと呼びかけました。熱心に聞いてくださったなかで、原発の部分はやっぱり拍手も大きかったような気がします。

 演説会の前後で、札幌東区や小樽市での「党と後援会の総決起集会」に足を運んであいさつ。札幌へ戻って政見放送の録画についても打ち合わせ。これまではスタジオで収録でしたが、法改定があり持ち込みが可能となりました。スタジオ収録は基本的に原稿を見ないで、ほぼ1・2回だけで完璧に終わらせなければいけないだけに、何日も独自に準備していたものです。

 今回は持ち込みとなったこともあり、明日に時間を割いてカメラに向かって訴えます。撮り直しが聞くとはいえ、通して政見を訴えることに違いはありません。これから原稿を頭に入れる作業です。演説とは構成や言い回しが違うため、これがなかなか大変です。しかも明日は午後から旭川市での演説会も。う~ん。そういえば、別に書くべき原稿もあった‥‥。

 今週から来週が、このような準備などの大きな山場。全道へ、私ひとりでは広げることができません。お力をお貸しください!

 【今日の句】米国に どうして言えない 情けない

2019年6月21日金曜日

参院選公約も発表

 今日は小樽市で連続「つどい」。予定にはなかった保育園訪問や、小林多喜二が眠る奥沢墓地にも行けて、参院選への決意を新たにしました。

 公示日が迫ってきたこともあり、報道関係の取材も次々と入ります。最初の新光地域での「つどい」から商店と保育園の訪問まで、テレビカメラが付きっきりでした。「つどい」に参加された方も少し緊張した?のか、やや意見も少なめでしたが「こんなに国民健康保険料が高いと思わなかった」「ニセコ町で米戦闘機が低空飛行したのはひどい」などの声も。

 商店をまわると「今からでも消費税10%はやめてほしい。税率がいろいろで、とてもやってられない」との声も。棚を見たら、みりんとみりん風調味料が並んでいます。そうそう、こういうこと1つ1つへの対応が大変なんです。しかもインボイスの導入となれば、免税事業者が取引先から排除されるか、課税事業者となるかが迫られることにもなります。

 認定こども園かもめ保育園で、突然にもかかわらず髙川紀九子理事長が園内を案内してくださいました。昨年に新築した園舎は柔らかいヒノキの肌触り、そして開放感があるつくりに。「保育理念を伝え、設計も相談しながら進めました」とは髙川さん。給食室も、子どもの目線で調理が見えるようにと工夫されています。ちょうど給食中の子どもたちは、テレビカメラに大はしゃぎでした(ジャマしてごめんね)。

 その後も「つどい」で市内をまわり、「いま電話かけをして広げているよ」「この間、仲間と宣伝しました」という激励もいただき本当にありがたい。地方選では定数3のなか菊地葉子道議の再選と市議5人の再選を勝ち取った勢いそのままに、小樽市の党員・支持者のみなさんの話が力強いのです。

 「子どもたちの塾通いが大変そうだが、今の教育をどう考えるか」「天皇についての考え方を、さらに詳しく」「年金も上げなきゃないけど、これで消費税増税がかすんだらダメ」などなど、ふだんの思いも次々と出されました。ただ支援のお願いをするのでなく、双方向で意見を交わして理解を深めてもらえるのが「つどい」のいいところ。私の考えだけでなく、参加された方の考えも聞いて「なるほど」と思えるのもいいんですよね。

 さて、日本共産党は参院選公約「希望と安心の日本を」を発表しました(こちら)。今回の参院選はズバリ「安倍政治にサヨナラして、明日への希望が持てる政治に」することをめざし、その力として「市民と野党の共闘の勝利と日本共産党の躍進」が必要だと訴えています。

 重点公約は9つ。①消費税増税の中止、くらしに希望を--3つの提案、②「戦争する国」への歯止めなき暴走を止め、憲法を生かした平和外交を、③原発ゼロの日本、再生可能エネルギーへの大転換を、④異常な米軍基地の特権をただし、対等・平等・友好の日米関係をめざします、⑤憲法を生かした政治に--生存権、子どもの権利、知る権利を保障します、⑥日米FTA交渉の中止--食料主権、経済主権を尊重した平等互恵の経済関係を、⑦中小企業と農林水産業の振興で地域経済に希望を、⑧災害から国民のいのちとくらしを守ります、⑨差別と分断をなくし、誰もが尊厳をもって自分らしく生きられる社会に--です。

 「財界中心」「アメリカいいなり」という自民党政治の根本のゆがみをただす立場の日本共産党が伸びることで、政治を変える力が強くなります。いろんな角度から、日本共産党のことを知ってもほしいのです。

 明日は参議院選挙の後に町議選が控える、余市町・仁木町での演説会も。引き続き元気に駆けまわりたい。

 【今日の句】気がつけば 1ヵ月後は 結果出る?

2019年6月20日木曜日

年金が減らされる痛みを、総理は知らないのか

 今日は終日、函館市に。選挙本番かと思うくらいに、街頭宣伝にも多くの方が! そのなかで立ち止まって話を聞く女性の姿がありました。

 スタッフが声をかけたら21歳だそうで、各候補の主張を聞いて投票したいと話を聞いていたのでした。「友達とは奨学金のことも話すし、私は年金のことに関心があって」とのこと。

 日々の生活で困っていることがある青年もいるし、ひとまずは生活できていても将来への心配を持つ方もいるでしょう。ましてや老後のために2000万円の貯金をと言われても、そんな展望など持てません。若い人にとっても年金は大きな関心事です。

 今日の「つどい」の場でも、まず話題に出たのが、やっぱり年金。「自営業だったから国民年金ですが、夫婦だから何とか生活できる。1人になった時のことを考えたら、不安で仕方ない」「障害を持った子どもがいる。2000万円なんて貯められるはずがない」など、どなたも切実なんです。

 昨日の党首討論で日本共産党の志位委員長は、年金を減らす仕組みであるマクロ経済スライドをやめるための新たな財源を提案しました。年収で1000万円を超えると保険料が上がらないことを見直して、上限額を健康保険と同じ約2000万円まで上げてはどうかというものです。これで財源が新たにつくれます。

 ところが安倍首相は、党が示す「3つのプラン」の財源づくりと混同したのか答弁が意味不明に。結局は「ばかげた提案」と述べましたが、つまり安倍首相は富裕層の立場に立つんだな、ということがハッキリしました。年金が減ることの痛みや苦しみは、安倍首相にはわからないのかもしれません。

 報道各社をまわるなかで「昨日の志位さんの提案は、なるほどと思いました」との評価の言葉もいただきました。国民に貯蓄のすすめをするのではなく、社会保障の充実へ知恵を働かせるのが政治の役割のはず。私もどんどん紹介していきたい。

 「ウィメンズネット函館」にも足を運び、性被害者への支援や運営の現状などもうかがいました。韓国では国が人件費を支出しているほどなのに、日本は寄付や支援者の善意で成り立っているのが現実です。このままでは支える側だって疲弊してしまいます。本当にこの国は性差別・性被害に対して遅れていると痛感しました。

 社会的立場の弱い人が、ますます追いやられるのが今の日本。高齢者は少ない年金に泣かされ、性暴力に遭った女性は長く苦しみが残り、子どもたちの心にも深い傷が残ります。何が「1億総活躍社会」だ、と憤りも感じました。

 札幌の自宅へ戻って、明日は小樽市へ。変わらず元気に訴えてまわります。

 【今日の句】戦闘機より 年金に金つかえ

2019年6月19日水曜日

出会いはポストの陰から

 地震の被害情報や党首討論を気にしながら、今日は乙部町・上ノ国町から夜は函館市で青年たちとの懇談へ。青年の心に届く行動をしたいと、つくづく思った出会いでした。

 仕事や社会のことで少し語り合った後に、一人の男性が「2017年の総選挙のとき、はたやまさんの演説を札幌で聞いたんですよ」と語り始めました。時間や場所を聞くと、確かに私も覚えています。でも彼の姿は記憶にありません。日が暮れていたから姿が見えなかったのかな、と思っていたら。

 「ポストの陰で聞いていたんです。まともなことを話しているなぁと思って」。

 びっくりしました。一度の演説で、こうやってつながりができてきてたなんて。そう思うと、今日の1回1回の演説も大事にしていたつもりでしたが、あらためて身が引き締まる思いでした。

 どの世代の願いにも応えなければいけないのは、確かに政治の仕事です。それでも私は、若い世代への言葉や政策を大事にしたいと思っています。今日も話された「政治が遠い」と感じる若い世代の現実は、日本社会にとって決してプラスではないからです。逆に言えば、次の時代を拓く世代が動けば政治も社会も必ず変わっていくと、私は心から思っているからです。

 ファッション雑誌も使った自民党の戦略が物議を醸しています。一時的には若い世代へ、浸透するのかもしれません。でも、そんな戦略とは別に歴史は発展していくもの。今日も真剣に、自分なりに言葉を探して語り合う彼らの姿に、そんな未来を感じるのです。深い根っこのところで、若い世代と私はつながっていきたい。

 話は戻りますが乙部町では安岡美穂町議、上ノ国町では川島忠治町議と宣伝やつどい、表敬訪問などにまわりました。安岡さんは9期目、川島さんは前回の惜敗から今度は初当選されたのですが、どちらも住民のみなさんとの密着具合がすごい!

 宣伝の合間は私もマイクを握るのですが、両町議へ声をかける方の多いこと。だからこそ移動も隙間なく次々とあいさつに走り回るのです。その最中にも寺島努・乙部町長とも懇談させていただき、一次産業での町の課題もお話を伺いました。

 そして、やっぱり年金のことは関心が高い。上ノ国町の町営住宅では、わざわざ家から出てきてくださった女性が「国民年金で毎月3~4万円で暮らしている人もいます。これでは介護(保険)も使えない」と、堰を切ったように話され始めました。誰もが悶々とした思いを抱えているんです。

 今日の党首討論では、日本共産党・志位和夫委員長がマクロ経済スライドをやめるための保険料上限の引き上げを提案したら、安倍首相は馬鹿げた政策だと強く否定していたと聞きました。年金やくらしのことより、一部の高額所得者のほうを大事にしているのかなと思いました。

 誰の立場で政治を進めるのか、大本から問われてきています。1%の富裕層より、とことん私は99%の国民の立場に立ち続けたい。明日は函館市内で訴えてまわります。

 【今日の句】繕った言葉で 社会は変えられない

2019年6月18日火曜日

江差の六月も、江戸にはない

 ブログを更新しようとしたら新潟県を中心に大きな地震! 津波と合わせて大丈夫でしょうか。

 私は今日から道南方面へ、まず江差町と厚沢部町をまわりました。江差町は来月21日が町議選投開票日でもあり、一体となって演説会もおこないました。

 江差町は4年前、小林くにこ町議の当選で2議席に前進。ベテランの小野寺真町議とのコンビで、今回も2議席をめざします。決して楽な選挙ではありません。今日の演説会には近隣の厚沢部町や乙部町、上ノ国町、または北斗市からも駆けつけてくださいました。ありがたいです。

 小林くにこ町議は1期目ながら大活躍。子どもの貧困調査を実施するよう訴えて実現したほか、重度心身障害者のタクシーチケットの利用拡充などへも道を開きました。小野寺真町議は議会運営委員長も務めて、まさに議会の大黒柱的存在にもなっています。町民の声を届けながら、議会も民主的に発展させる重責を、2議席になったことで担ってきたというわけです。

 演説会だけでなく、前後して町内を街頭宣伝してきましたが「小林さんにお世話になったよ」と声をかけてくださる方や、小野寺さんの顔を見て笑顔で手を振ってくださる方なども目に入りました。国政を変えることとと一体にがんばる党町議団2議席を必ず!と、私からも訴えました。

 とにかく今日も年金に対する訴えには反応が強い。演説会だけでなく、町営住宅から出て来て話を聞いてくださった女性は「非の打ちどころがないほど、言ってることは全部そのとおり。共産党というだけで話を聞かない人がいるけど、全部の政党を聞き比べたらわかるのにね」と声をかけてくださいました。ベテランの小野寺町議でさえ、初めて会った方のようでした。

 今日は澄み渡るような青空でした。風の強い日本海側ですが、珍しく海も波が立たずに美しい。「江差の五月は江戸にもない」と言われるほどニシン漁で繁栄した江差町ですが、六月だってこんな風景は江戸にはない。空気がいいと、訴える時の気分まで晴れ晴れしくなります。

 夜は厚沢部町で懇談。ここでも年金のことや、お子さんの奨学金返済で退職金がなくなったとの話、町の学校給食などにも話が及び、時間が足りないほどでした。もっと全道各地に足を運びたいなと、つくづく感じました。本当に北海道は広すぎる‥‥言い訳にしてはならないのですが。

 明日は乙部町と上ノ国町を中心にまわります。

 【今日の句】澄み渡る 空ほど政治も スッキリと

2019年6月17日月曜日

次の世代は超えていく

 今日も宣伝や報道取材、最低賃金引き上げの要請、学生との意見交換会など盛りだくさん。特に学生のみなさんとの話は刺激的でしたよ。

 いただいたテーマが「大学政策」「北海道の課題」だったのですが、意見交換では交通問題や国の財政、子どもの虐待やいじめ、政治に関心を持ってもらうにはどうしたらいいか‥‥など、自分の思いや考えも合わせて話をする姿に頼もしさを感じました。こういう議論を通じて、次の世代が学問の分野も社会の価値観も民主主義も発展させていくんです。

 スッキリなるほどという問題もあれば、なかなか解決が難しい問題もある。何が問題かわからなくて、言葉にもできなくて、議論がグルグルすることもある。それは押しつけや論破でなく、互いを尊重しようとするからこそ起きることなんですね。抽象的なことばかり書いて申し訳ありませんが、こうやって学生や若いみなさんと語り合う時間は貴重だとつくづく感じたのです。

 1人の学生さんが「政治が遠いと思っている人にこそ、こういう場に来てもらえればよかった」と話されたことにホッとしました。

 話は前後しますが、最低賃金の引き上げについて道労働局へ要請をしました。真下紀子・宮川潤の各道議、佐藤綾札幌市議が同席しました。中央審議会などを控えるなかで答弁は限られますが、それを承知のうえで、定期的に党として北海道の現状などを伝える場として大事な要請なのです。

 北海道の最低賃金(時給)では、フルタイムで働いても年収200万円に遠く届きません。いわゆるAランクの都府県と生活費を比べても、北海道は差がなくなってきています。生活に苦しむ度合いが強まっているということです。最低賃金にへばりついている業種などもあるし、非正規雇用が増えてきていることもあって最低賃金水準の方が増えている実態もあります。

 こんな低賃金で、年金保険料を払ったうえで老後のために2000万円を貯めることなど、どうしてできるでしょう。

 若いころからお金の心配をしなければ、生きていけない国・日本。新しい社会をつくるため次の世代に思う存分がんばってもらうなら、お金の心配を減らすのが政治の仕事ではないでしょうか。学ぶことや生きることは、普遍的な権利なのです。

 明日からは道南地方へ足を運びます。若い世代と話し合える機会もありそうです。私は47歳とはいえ、気持ちは若いまま(のつもり)。ネットワークを大事にして、励まし合っていきたいですね。

 【今日の句】この時期の 議論はきっと 根となって

2019年6月16日日曜日

弁当にも希望

 期待していた「なつぞら」でなく、あいにくの雨となった十勝管内。それでも元気に宣伝や「つどい」にまわり、何とサプライズの昼食までいただきました!

 道議候補を務めた佐々木とし子さんの手作り弁当なんですが、なんと包装紙に「日本共産党・はたやま和也必勝! くらしに希望を『おにぎり弁当』」と書かれているではありませんか。しかも裏には日本共産党「くらしに希望を 3つのプラン」も!

 開けてもビックリ、そのチラシに載っているタコさんウィンナーや空豆、星形のニンジンにゆで卵までそろってるのです。取材に来ていた報道の方も「すごいですね!」と驚いていました。ここまで徹底した手作り弁当をいただけるなんて、もう感謝の言葉以外に出てきません。こうやって支えてくださっていることが、本当にありがたいです。期待に応えてがんばらねばと思いました。

 今日は終日、前の帯広市議・播磨和宏さんが同行してくださり、宣伝には大平亮介・帯広市議、渡辺洋一郎・芽室町義、神長基子・石垣加奈子の両音更町議、酒井はやみ・幕別町義が運転やアナウンスなどを務めてくださり、地区委員会の佐藤耕平さんが全体を取り仕切ってくださいました。耕平さんは、12年前に私が初めて立候補したときの臨時秘書を務めてくれた方でもあるんですよ。

 雨のなか多くの方が駆けつけていただき、握手も力強い。来月の今頃は、想定される公示日どおりなら選挙最終盤になっているころです。そう考えると1分1秒も、やっぱり惜しくなる! 十勝勤医協の健康まつりにも足を運び、職員や参加されたみなさんにもごあいさつにまわりました。

 つどいは帯広市・幕別町・音更町を駆け足で。それぞれ稲葉典昭・帯広市議、野原恵子・幕別町義、山川秀正・音更町義が同席してくださいました。やっぱり今日の大きな関心も年金! これまでも都合が悪いことをごまかしてきた安倍政権でしたが、いよいよもってひどすぎるとの思いが広がっているのだと実感する毎日です。

 今日は他にも「日本共産党が受け取らない政党助成金が他党に行ってしまうが」「農林漁業での展望を示してほしい」「水道は民営化ではなく、災害に備えることや職員の増加を」「本当に政権を取る気があるか」「急速に増えている外国人労働者への対応をどうしたらいいか」「北欧のように子どもたちへの教育を豊かにしてほしい」などなど、時間ぎりぎりまで質問や意見が出されました。

 「飲み食いばかりしている大臣に、私たちの生活なんてわからないねよ」という発言もありました。こういう面も含めて政治が遠くなっていくと、「誰がやっても同じ」「どうせ政治は変わらない」となっていくものです。政策面での希望とともに、市民と野党の共闘と日本共産党の躍進で政治は変えられるということを広げていかなければ。

 明日も朝の宣伝からスタートして、最低賃金での要請や報道各社のインタビュー、学生との企画など盛りだくさん。この勢いで、何としても政治を変える熱を広げたい。

 【今日の句】畑への 恵みの雨も また希望