2024年9月28日土曜日

やっぱり夜明けは北海道から

 党政策委員長・山添拓参議院議員を招いた札幌・街頭演説は熱気あふれ、何としても比例議席回復をと私も訴え。ご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました。

 党北海道委員会YouTubeチャンネルで聞くことができますので、そちらもご覧くださいね(こちら)。

 千葉なおこ(道1区)・宮内しおり(道2区・比例重複)・伊藤りち子(道3区)・佐々木あけみ(道4区)から、子育て・学費・平和に医療・介護と、熱い訴えに大きな拍手が送られました。小選挙区での押し上げも、心からお願いしたい。

 私はコメ不足と農林漁業、公共交通の運転手不足についての政策と、7年前に議席を失ってからも聞いてきた声を国政へ届けたいとの決意を述べました。この1議席は道民の思いが込もった議席と、力を込めました。

 山添さんの演説はキレキレなだけでなく論旨明快、ユーモアもありながら日本共産党の値打ちもよくわかる、横にいながら聞き込んでしまう内容でした。「朝まで生テレビ」後とは思えない訴えに、たくさんの合いの手も。

 地方切り捨てという自民党政治で、北海道の至るところに苦しさが広がっています。戦争する国づくりへ、北海道は訓練拠点にも戦闘拠点にもされようとしています。人権も尊厳も踏みにじるような政治に、どれだけ辛い思いをしている道民がいることか。

 今こそ野党が問われるし、ここで譲らない日本共産党が伸びてこそ、自民党政治を変えられる。明日も元気に訴えます。

 【今日の句】闇だらけ自民に 向かうは共産党

2024年9月27日金曜日

変化は日本共産党が伸びてこそ

 新たな自民党総裁は石破氏に。新しい自民党が演出されようと、裏金事件や統一協会との癒着の全容解明には背を向け続けるでしょう。臨時国会でも、能登支援はじめ、しっかり議論を進めるべきです。

 衆議院の解散・総選挙について、石破氏は「なるべく早く」と述べていました。北海道の行きづまりや閉塞感を突破するには、日本共産党の議席があってこそと引き続き訴えていきたい。

 今日も網走市で、街頭演説や党支部へのあいさつなどに。大曲地域では街頭トーク形式にしたいとの要望があり、演説後に、来られた方からの意見や質問などをうかがい応える時間も取りました。

 平日の日中のため高齢の方が多く、昨日に発表された「年金削減、介護の危機、医療改悪をくいとめ、高齢者の人権と尊厳を守るための緊急提言」について、詳しく知りたいという方も。

 「減った分の年金が戻っても、それ以上の物価高や税金・保険料で出ていくお金も多い。本当に生活が苦しいです」と、切々たるお話もありました。老後の安心も、土台から立て直さなくては。

 主食である米がなくなったり、生活困窮者が買えない金額になっているのは政治のせいではとの意見もありました。まったくその通り。第一次産業と食料の安定供給に責任を持つ政治に変えようと、心から訴えていきたい。

 米が手に入らず、高校生の子どもの弁当にイモを入れているという方もいたとか。「いつの時代の話だ」との怒りも当然です。明日もがんばりたい。

 【今日の句】石破氏で さらに軍事化 踏み込むか

2024年9月26日木曜日

子どもや学生たちの希望を奪うな

 今日は網走市へ。松浦敏司・村椿敏章の両市議と訪問・懇談や街頭宣伝、「語るつどい」など、びっしりと市内を駆けまわりました。網走市の課題も聞き、自民党政治の転換が必要と痛感です。

 子育て中のお母さんたちとも、語り合う機会がありました。仕事が長くて家族団らんの時間がないこと、学校に行かない子どもたちへの支援など話が尽きません。子育てにかかわる苦労や要求を出し合う機会は大切だと実感です。

 「自分の子育てはこれでいいのか」と悩んだり、他人と比べてしまったり、忙しさのあまり子どもに厳しくなったりすることはないでしょうか。だから語り合う場が必要だし、それが労働時間短縮など政治や社会を変える力にもつながっていくはずです。

 「このまま日本は下がっていくようで、やばいと思う」との声も。経済の話ではなく、くらしの土台から崩れていく危機感です。

 そして共通するのは、子どもたちが自分の夢や希望を諦めないでいいような社会。お金のことで自分の可能性や選択肢を狭めるようなことがないように、私もいっしょにがんばりたい。

 東京大学が、来年度の授業料を10万円以上も引き上げると発表しました。それほど東大が経営に厳しいとは思えませんから、全国の大学で横並びに引き上げさせる、政府の意図が働いているかもしれません。

 「やばいと思う」と述べたのは、ヨーロッパ居住経験がある方でした。大学の授業料が無償であるのを始め、働きづめでなく家族の団らんを大事にする労働環境であることと比べたら、日本は「やばい」ということなのです。

 さらに日本が世界水準から遅れている1つが、気候危機対策。流氷硝子館の軍司昇工房長が、危機感から製作の際の発電・発熱にまで対策を講じ、その価値を持つ硝子製品が利用されている話もうかがいました。これだけの努力も、民間で進められているのです。

 豊富な魚介類が水揚げされる網走市ですが、マスやウニなどの漁獲量がかつてより減り、ホタテ稚貝も厳しいと言います。海水温上昇に関係してると思いますが、政府の危機感や本気度を問うていきたい。

 北海道に日本共産党の議席を必要とする意義を、あらためて感じた1日でした。

 【今日の句】学びさえ 自己責任の この国か

2024年9月25日水曜日

これだけ変化をつくってきたのだから

 今日は紋別市から湧別町へ。街頭宣伝や「語るつどい」で訴え、嬉しいことに入党された方も。「今度は必ず議席を」と力を込めた握手もあり、期待に応えてがんぱらねばと決意も新たにしました。

 「コメ不足や農家の後継者がいないなど、どうすればいいのか」「野党共闘はどうなるか」「数を力に、武器輸出など憲法違反が進められた。どうすれば止められるか」など、つどいでは意見が次々。行き詰まった自民党政治のもとでは、展望が見えない現れです。

 しかし、自民党総裁選で「選択的夫婦別姓の実現」「今の健康保険証廃止は延期」「学校給食費の無償化」など掲げる候補がいるように、国民の声が押し込んでいます。本当に実現するには、日本共産党の議席を増やすことと強調したい。

 そもそも裏金事件をスクープしたのは「しんぶん赤旗」だし、他の野党も企業・団体献金の禁止を訴えるなど、日本共産党の主張が広がっています。今ある議席だけで、これだけの変化をつくっているのですから、さらに議席が増えれば必ず政治は変わる。

 「障害等級が変わり、医療費が3割負担となった。障害年金は増えないのに」と、街頭宣伝後に切実な訴えも。大企業ばかりが潤い、障害者や低年金の高齢者、ひとり親など社会的弱者が苦しめられる日本社会でいいのかと、腹立たしい思いで話を聞きました。

 紋別市では、物価高対策として全市民へクーポン券1万円支給と、福祉灯油制度の拡充がされると、野村淳一市議が教えてくださいました。自衛隊への名簿提供もやめさせています。地域で力を尽くす、日本共産党の地方議員の力は大きいと再認識です。

 冒頭に書いた入党された方も、野村市議の呼びかけに「入らないわけに、いかないでしょう」と申込書にサインされました。これまで「応援してるから」と入党は断っていたそうで、野村市議ともども喜びあいました。いっしょにがんばりたい。

 明日は網走市での行動です。

 【今日の句】喜びは 身近な人が 応援団

2024年9月24日火曜日

税金は公正・公平にこそ

 朝の定例宣伝から、昼は消費税廃止各界連絡会の宣伝へ。報道各社による写真撮影の日程も入り、だんだん慌ただしくなってきました。明日から紋別市などをまわるため今日のうちに興部町まで到着、明日からも元気に訴えていきたい。

 昼に私が訴えている間、署名を呼びかける北商連・井上事務局長に話しかけている方がいました。後で聞くと北商連を共産党系団体と思っているらしく、「共産党はだめだ」と言いつつ、でも必要だからと署名されたとのこと。

 北商連はじめ全商連(民商)とは、要求で一致する民主団体として、共同の関係でいます。報道各社も含めて●●系など称しますが、一致点での協力関係に問題があるのでしょうか。

 消費税減税で言えば世論調査では多数になっているし、求める声は与野党にも広がっています。インボイス廃止も、フリーランスの方を含めた共同が広がってきました。

 そもそもで言えば、消費税は「福祉のため」を理由に導入されたにもかかわらず、社会保障は削減の一途。実態は法人税減税の穴埋めにされたと、日本共産党は何度も主張してきました。

 あきらめるわけにはいきません。食堂を営んでいた両親のもと、どれだけ消費税の矛盾を見てきたことか。税金は公正・公平にこそと、訴えていきたい。

 【今日の句】あらためて 裏金議員に 腹が立つ

2024年9月23日月曜日

真に新しい政治こそ

 豪雨被害の大きさに驚き、安否不明の方の無事を願うばかりです。食料や水が不足していると地元党組織からの連絡もあり、政府として早期の支援をと小池晃書記局長から情報を伝え、要請をしています。

 人的被害が広がり、ようやく入れた仮設住宅で浸水など、心が折れるような事態です。まずは支援と復旧を急ぎつつ、地震からの復興事業に遅れや付け焼き刃のようなことがなかったか、後に検証も必要ではないのか。

 地震で緩んだ地盤への豪雨となり、わずかな雨でも、今後も災害が起きかねません。つくづく万全の対策をと、政府に願いたい。

 立憲民主党の新代表に、野田佳彦元首相が選ばれました。他党のことなのでコメントは控えますが、自民党政治を本気で変えるには、市民と野党の共闘が必要であることは重ねて訴えたい。

 党としての「野党共闘のあり方」をどう考えるかは、22日付「しんぶん赤旗」で小池晃書記局長が答えています。ぜひ、お読みください(こちら)。

 小池さんが述べているように、新しい政治をつくるには日本共産党が躍進してこそ。その実現のために、総選挙では最大限の力を集中することにしています。

 北海道では比例の議席回復を必ず。私も全力あげます。

 【今日の句】急ぐなら 万博よりも 復旧を

2024年9月22日日曜日

あたたかな政治をと心から

 石川県を襲った大雨で亡くなられた方も出ています。心からお悔やみを申し上げます。地震に続く大水害で受けた被害の大きさに胸が痛むし、国でも最大限の支援を急いでほしい。

 115ヵ所の集落が孤立、仮設住宅にも浸水、中学3年生が安否不明ーー救助や支援に入る方の二次被害も心配です。打ちひしがれている方のくらしや気持ちを支えることも含めて、北海道でも何か力にならなければ。

 今日は旭川市で紙智子参議院議員と入党懇談会、岩見沢市では岩渕友参議院議員と語るつどいにとまわりました。「今度は必ず議席を」と、どこでも熱い激励もいただきました。

 旭川市では「生活保護を受けているから、応援はするけど共産党には入れない」という方が。汚いカネにまみれず、党費や「しんぶん赤旗」購読料で党活動が成り立っていることを知ってもいるのでしょう。

 でも金がないと入党できないなら、日本共産党は生活に苦しむ人が加われない党になってしまう。生活保護を受けていることも他の人に知られたくないと、とても葛藤されていることが伝わってきました。

 免除や減額の規定もあることを伝え、くらしの大変さを知っているあなたにこそ党の一員に、と私から呼びかけました。最後には申込書に名前をサインされ、紙議員や党員のみなさんと喜びあったのでした。

 岩見沢市では岩渕議員と私から話した後に、参加された方々のテーブルをまわりながら質問や意見に応えていく進め方。1テーブルごと限られた時間で答えきれないほど話が止まらないのは、もやもやすることが多いから。

 「これから野党共闘はどうなるの」「ラピダスの現状と、何が問題なのか」「米不足と合わせて、先物取引をどう考えているか」「年金が少なくて困る」など、初めて来られたという方も含めて出される意見に、岩渕議員と分担しながら応えました。

 「はたやまさんの支持を広げるには、何と言ったらいいか」との質問も。ありがたいことなのですが、衆議院比例選挙は政党名を書いて投票するもの。個人名を書くと無効になるのです。

 だからこそ、今日も日本共産党の値打ちについての話をした次第。日本共産党は地域・職場・学園で党員のみなさんが、要求実現へと力を合わせ、あたたかな地域づくりにと心を砕いているのです。党員が増えれば、さらに草の根の力が大きくなります。

 日本共産党の原点は「国民の苦難軽減」だからこそ。私も初心に立ち返ってがんばらねば。

 旭川市では真下紀子道議と能登谷繁・中村みなこ両市議、岩見沢市では上田久司・山田靖廣の両岩見沢市議、吉岡健二郎美唄市議も参加くださいました。

 【今日の句】こんなにも 地方切り捨て 許せるか