2018年12月25日火曜日

こんなに業者を苦しめるな

 消費税増税ストップへ、今日は廃止各界連のみなさんと宣伝に。民商のみなさんはクリスマスバージョンで注目を集めましたよ。

 中小・零細業者にとって、今回の増税はこれまでにない衝撃です。今でも価格転嫁できず、その分を税務署へ納めることに苦労している現実があるうえに、①複数税率対応、②キャッシュレス対応、③価格シールなどの張替え、④インボイス導入、などなど求められます。食堂を営んだ両親のもとで育った私の体験からしても、こんな面倒なことやめてくれ!と言いたくなります。

 くらしを見ても、昨日も書いたように家計が苦しい家が多くあります。しわ寄せが子どもたちに行くなんて、あまりに理不尽すぎる。ある調査では、北海道の貧困率は19.7%と全国5番目に悪い水準です。さらに増税で苦しむことに、なるではないのか。

 署名に応じてくださる方も怒っています。昨日の宣伝でも「年金生活者にとって増税は、寒さと一緒で身にしみる」「景気が悪いのに増税なんてとんでもない。逆に下げて」「貧困に苦しむ若い人たちの将来が心配」などの声が寄せられていました。くらしよりも富裕層や大企業を優遇する政治そのものが、やっぱりおかしい。

 今日は日経株価が1000円超の値下がりとなりました。要因は米国政治と言うけれど、日本国内の消費力だって力強いわけではないでしょう。この状態で消費税増税を迎えたら、打撃は間違いなし。やっぱり増税を、みすみす認めることなどできません。

 帰り際、売れ残っているチキンなどが目に留まります。まだ買う人は多くいるかもしれないけど、こんなに売れるのかと心配になります。税の仕組みとともに、今の経済の仕組みも理不尽です。売れ残る商品、そのために費やされる労働、多量のゴミ処理、気候変動など、今の資本主義システムで本当に地球が大丈夫なのか。大元から見直すことも必要です。

 明日は留萌市へ。市長さんとの懇談や教育関係者との懇談、国有地と認めてがけ崩れ工事を始めた夕陽が丘地域などをまわる予定です。

 【今日の句】サンタさん 慰労したいが どこですか

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