2013年1月28日月曜日

政治家に「おまかせ」でなく、ぜひ国会論戦に注目を

 いよいよ今日から通常国会。安倍首相の所信表明演説を、みなさんはどのように感じたでしょうか。

 安倍首相は「4つの危機」を強調していましたが、「くらしの危機」には触れませんでした。

 年金や生活保護の削減、医療・介護での負担増への懸念、そして消費税増税‥‥くらし向けには「危機」を広げるような政策が、これまで見受けられます。

 経済危機というのなら、冷え込んでいる内需(=家計)応援策をこそ。

 震災の危機をいうのなら、大手ゼネコン丸投げの復興や原発再稼動方針こそ見直しを。

 外交・安全保障上の危機というのなら、さらに緊張悪化の防衛予算増より、戦略的平和外交の努力を。

 教育の危機をいうのなら、教師が子どもたちと向き合える時間や職員数・学級児童数の見直しを。

 どの道を選ぶべきか、ぜひ多くの方に国会論戦を聞いてほしいし、いっしょに考えあいたい。

 ズバズバッと結論づける政治家は目立つでしょうが、政治家に「おまかせ」でなく、課題が山積している今だからこそ国民的議論と監視が必要だと思います。

 もちろん日本共産党も政党としてドンドン論戦していきますが、草の根ではジックリと腰を据えて(少なくとも私はそうやって)活動していきたい。

 札幌では夕方、国民大運動北海道実行委員会が開会日に合わせて集会・デモ行進をおこない、森つねと道選挙区予定候補も参加しました。

 私は片手にビデオカメラを持って、動画ニュースをつくろうと‥‥フェイスブックには、事務所のムービーニュース№1(試作版)を載せてましたので、ぜひご意見もお寄せください(事務所HPリニューアルとあわせて、you tube などにもアップしていきます)。

 【今日の句】 憲法の 改悪隠し 船出かな

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