2020年3月19日木曜日

公共交通を守る国の責任を

 今日は道バス協会・道ハイヤー協会などへ。感染への不安を持ちながらハンドルを握る、公共交通事業者を国が急いで支えるべき。広大な北海道において、日常生活でも経済振興においても欠かせないのです。

 バス事業者の全道的状況は深刻です。空港連絡バス・都市間バス・定期観光バス、市内路線バスにスクールバスなど、いずれも利用者減少のため3月については大幅な減収が見込まれています。貸切バスに至っては、予約キャンセルによる影響額が約8億6000万円と「壊滅的な影響」とのこと。4月以降も続くとなれば、まさに業界として大ピンチです。

 これだけ深刻化すると契約を取るために、契約金額の基準は決まっているものの、事実上のダンピング競争が起きるのではないかと心配にもなります。経費削減の一環にと運転手を解雇しようものなら、今でさえ運転手不足のなか、終息時に運転手を確保できなくなる恐れもあります。とにかく資金繰りを急ぐとともに、固定経費への支援や税・保険料の減免措置など、あらゆる対策が待たれていると痛感しました。

 路線バスは、運転手に感染者が出れば運休せざるを得ないほど綱渡りの状態だけに、衛生環境保持や運転手の健康管理などには、かなり気を使っています。長距離を除けばバスの中で責任を負うのは運転手さん1人だけ。そうでなくても緊張が続く業務でもあるのです。それでも国民の移動を保障するための交通手段としての誇りがあります。公共交通を守る責任を、しっかり国が果たすべきです。

 道ハイヤー協会でも、この間は売上が半分だという状況です。ここでも税や保険料などの猶予や軽減をとの要望をうかがいました。タクシーは、一昨年の胆振東部地震でJR・バス・地下鉄などが運休した際にも走っていた唯一の交通手段でした。担っている公的役割は大きいのです。

 国土交通省でも「休車届け」を可能にしたということを、恥ずかしながら初めて知りました。このような緊急措置を、できることは迅速に進める必要があります。私も聞いた内容を引き続き、しっかり国政などへ反映していきます。

 今日は両協会以外に道信用保証協会にも足を運んで、相談状況や受け付ける体制などについてもうかがいました。北海道の相談件数は全国で最も多いとのこと。それだけ切迫している状況で、信用保証協会でも柔軟な対応をおこなうとの話でした。

 【今日の句】公共の誇りを 国は受け止めよ

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