2014年8月10日日曜日

50年目の矢臼別も、変わらず時速4kmで

 矢臼別平和盆踊り&米海兵隊移転訓練反対!全道集会から帰ってきました。今日のブログは矢臼別平和盆踊りの分だけ書きます。

 今年で50回目! 半世紀です。

 故・川瀬氾二さんが住んでいた川瀬牧場は、演習場のど真ん中。

 「私はここで生きていたいのです」と、憲法をD型ハウスの屋根に書きこみました。

 川瀬さんの激励も込めて始まった平和盆踊りに、私は7回目くらいかな。

 まわりは演習場だけど、この牧場のなかは何も変わらない。

 川瀬さんが言っていた「時速4kmの人生」そのままです。

 もちろん周囲の支えや全道・全国の連帯があったからこその、半世紀の歴史だと思います。

 急いで車を走らせて夜の開会集会に駆けつけると、すでに大勢の人!

 900人ほどの参加と翌日に発表されましたが、これまで私が参加したなかでもダントツに参加が多い。

 ステージでのあいさつ、文化行事が続くなかでも、参加者からの掛け声も熱い。

 男声合唱「地底のうた」の迫力に、会場も集中して聞いていて、もう心にビンビン響くすさまじさ!

 花火が上がり、盆踊りを踊り、またステージでうたい踊り‥‥私も合唱団アンラコロの元団員として、ちゃっかりお邪魔してうたいました。

 変わらない、変わっていない矢臼別。

 しかし、これを守るためにどれだけの運動があったことか。

 集団的自衛権の行使容認という日本の岐路に、これだけ多くの方が集まったのは心強い。

 そして受け入れの準備をされた、現地実行委員会のみなさんの奮闘に感謝!

 何でも前夜祭から焼肉に肉80kgを仕入れ、何度も野菜は買出しに行き、テントは社会福祉協議会からも借りて、貸布団200組は地元業者さんは100組しかないため根室からも調達したとか。

 ただのイベントではなく、明日につながる運動の力にしなくては!

 参加された方が、そのように感じたことと思います。

 平和な生活を送るために、粘り強く声をあげ続けること。

 大事なものは何なのか、あらためて気づかされた1日となりました。

 【今日の句】 この土地は 戦のために 使わせぬ

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