今日は北名照美市議と、深川市立病院での聞き取りからスタート。1市4町での北空知二次医療圏における中核病院で、第二種感染症指定医療機関ともされています。他の医療機関と同じく、コロナ禍での減収は避けられませんでした。実態を聞くなかで、国や道の支援策が急がれていることも痛感しました。
市の福祉保健部、保健師さんからも現場ならではのご苦労をうかがいました。市として感染拡大防止への要綱もつくり市民へも周知していますが、国などからの指標が出るのが遅かったり、GoTo事業をめぐる迷走などがあると、自治体での対応まで右往左往することになってしまいます。保健所の人員確保も急がれているし、市民に接する機会が多い職場こそ、対策方法・マニュアルの存在が求められていることも、よくわかりました。
砂川市では街頭宣伝をおこない、砂川市立病院に足を運びました。高田浩子市議とともに、隣町の滝川市から寄谷猛男市議が同席しました。砂川市立病院は中空知2次医療圏の中核病院となっているからです。病院の玄関には、発熱者などがいた場合に対応するトリアージも仮設テントで設置されていました。もちろん私たちも通過してから病院に入りました。
田口宏一院長が対応していただき、感染症の実態がわからない恐怖もあった当初と比べて、研究が進むなかで対応しやすくなってきたとの話でした。今後の検査を広げるうえでは、保険適用されてきた唾液検査などが広くおこなわれることなどとともに、無症状・軽症者を病院以外で隔離・保護できるシステムづくりが大事ではと指摘されました。国会でも議論をとの熱い言葉も寄せられ、それこそ医療関係者のがんばりに応える道だと痛感です。
医療従事者は半年もの間、経験のない緊張状態のなかで働き続けてきました。その分を手当などで支えることはもちろんですが、迫られる負荷を軽くしていくシステムづくりがどうしても必要です。懇談後には事務局長さんに院内を案内していただき、動線の考え方や実際について学ぶこともできました。
先だって高田市議は善岡雅文・砂川市長へも申し入れをおこない、私も同席させていただきました。申し入れは昨日の留萌市長への内容とほぼ重なりますが、善岡市長は「検査は全国民にかかわることとして、国の責任でしっかり進めてほしい」と述べられました。自治体でできることをやるにしても限りがあるし、自主財源が潤沢な自治体はそう北海道にはありません。率直な意見交換もさせていただきました。
地元紙への表敬を終えて、最後は奈井江町での「語るつどい」。地元の党としても、なかなか集まって話し合う機会を持てなかったこともあり、久しぶりの集まりになったそうです。私にとっても、今年1月の「新春のつどい」以来の奈井江町です。会場でも感染防止に気をつけながら、昨日から各地をまわった私の感想も含めて「検査ふやそう、国会ひらいて議論をさせよう」と呼びかけました。
その後の話では、やっぱりコロナ禍での苦労話が中心に。「自分が検査を受けられて、陽性か陰性かハッキリすれば社会活動などにも参加できるのに」「札幌の親しい友人とも『今は会うのも難しいね』と電話ばかり」「施設に入っている親に面会できないままです」など出され、ある方は「これだけ何もしない安倍政権なのに、どうして選挙で勝ってしまうのでしょう」とも。もどかしい思いは私もいっしょですし、今度の総選挙では、必ず野党の勝利・日本共産党の躍進をと勝ち取りましょうと呼びかけました。
そのためにも、新しい社会像を示していくことの大切さも交流されました。親の代から社会党を支持していたという方は、ずっと期待を込めながら「日本共産党は、いつになったら伸びるのだろう」と思っていたそうです。もっと新しい社会について具体的にとのお話しもあり、綱領の中身も紹介しましたが、さらにかみ砕いて、わかりやすく広げていかなければいけないですね。いろんなことを学びました。
【今日の句】やっかいだ コロナもマスクも 総理をも
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