2020年9月18日金曜日

またも道防衛局へ

 またオスプレイが事前通告なく千歳基地に着陸したことで、橋本みか小選挙区5区予定候補と道防衛局へ。抗議と、事態の公表を求める要請をおこないました。千歳市からは前市議の佐藤仁さんが同席しました。

 先月も同じ要請をしたばかりだっただけに、あらためて浮き彫りになったのは日米地位協定の問題。米軍機が自由勝手に飛び回ることができるとし、その経路なども明らかにしないのですから、日本の主権よりも米軍の都合を優先した、まさに不公平な協定です。道防衛局には、3人で厳しく抗議しました。

 今日も道防衛局は「米軍の運用にかかわる」ことで、米側から情報が来ていないと説明。しかし、自由に日本の上空を飛び回るには「アルトラブ」という日米合同委員会の密約があります。民間機は、その存在すら知らされていないのですから、重大な運行の妨げにもなるものです。米側も新千歳空港の周辺は民間機が多く飛び交うことを知らないはずはなく、それでもお構いなしに着陸を強行しているのです。

 さすがに2回目ということもあり、道防衛局には鈴木知事名での要請も突きつけられました。内容は、関係自治体への事前の情報提供と安全管理の徹底という点で物足りないものの、文書要請という事実を道防衛局は重く受け止めるべき。何より国政の根本問題でもあるので、本省への抗議も強く申し入れました。

 今日で3日間の臨時国会も終わり、北海道へ戻ってきた紙智子参議院議員と街頭宣伝。紙議員は、菅新内閣は「自助」=自己責任を押しつけるものと厳しく批判し、早い時期の解散・総選挙となれば、日本共産党の躍進とともに、市民と野党の共闘で新しい政治を実現しようと呼びかけました。

 私も国政問題とともに、寿都町や神恵内村での「核のゴミ」最終処分場への調査受け入れについて、国が地方へ負担を押しつけるのでなく、安心してくらせるための税金の使い方に変えるべきことを訴えました。全国のなかでも極めて人口減少率が高い北海道で、このままでは地域社会が成り立たないという悲鳴を各地で聞いてきただけに、寿都町や神恵内村の動きには、いろんな意味で胸が痛みます。しっかり取り組んでいきたい。

 【今日の句】事故ならば 誰が責任 背負うのか

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