あまりに競争的な教育システムのもとで子どもたちが学ぶ量は多く、わからないまま授業が進む--こんな学校では、楽しく通えないのは当然です。先生たちにも余裕がなく、わかりやすい授業の準備もままならないのが現実では。
多人数教室では、1人ひとりに目が行き届きません。管理・監視のためでなく、1学級の人数を少なくして、1人ひとりの成長や学ぶ権利を保障することこそ。先生の持ち授業時数や業務負担を減らし、正規教員を増やすことを急ぐべきです。
学校に行けない・行かない子どもたちへの学習環境づくり、障害がある子どもたちの権利保障や差別の禁止も、さらに対応を急ぐ時だと思います。問題は政府の予算が少ないことと、第1次安倍政権下で変えられた教育基本法にもとづき、競争と管理を強めてきた教育行政の姿勢こそ変えなければ。
私が児童相談所で働きたい希望を振り切って、党の専従職員を決意したのも、子どもたちが健やかに成長できる社会をと願ってのことでした。余裕なき学校、余裕なき教員のもとで、一番の犠牲は子どもたちになってしまうのです。私も原点に立ち返って、がんばりたい。
【今日の句】学校に 余裕を時間を 語る場を
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