2013年10月3日木曜日

被災者の願いを届けるのに、党派は関係ない

 実は今も被害が広がっている台風18号。釧路町・浜中町からの参加もあって、道へ生活や産業支援の要請をおこないました!

 真下紀子道議を先頭に、地元から佐々木りょう子党釧根地区国政相談室長、佐藤昭平釧路町議、加藤弘二浜中町議、森つねと道国政相談室長に私。

 「今も被害が」というのは、火散布(ひちりっぷ)沼の養殖ウニが、真水が大量流入したため塩水濃度が薄まり、稚ウニが死ぬ被害が続いているからです。

 要望は7項目。

 1.国に対して、住宅修理など生活環境の回復へ災害救助法の適用を積極的におこなうことと、被災者生活再建支援法については被災者すべてが支援対象となり、実態に即して支援対象を拡大するなど、求めること。
 
 2.道として、被災者の立場に立った最大限の災害支援を、被災者や関係自治体におこなうこと。
 
 3.別保川流域の適切な排水等措置について、専門家や関係機関との検討を急ぐこと。

 4.農業被害にかんしては、農協単組などとの連携を強めて対策を進めること。

 5.道道などの道路補修に万全を期すこと。

 6.漁業共済の早期支払いはじめ必要な対策を、道として検討すること。

 7.自然災害時における、関係自治体対策本部などとの情報共有や、緊急対策の情報交換などで連携強化へ検討を進めること。

 道からは、1については「私たちも国に要請しています」ほか、どの要請項目も正面から受け止めてもらいました。

 要請後も担当職員の方が残っていただき、地元からの詳しい話なども聞いてもらえました。

 災害は、もう何がどのような形で起きてもおかしくない、という状況ですよね。

 住民の命を守るのは地方自治体の何よりの仕事であり、そこには党派も関係ありません。

 事実をリアルにとらえて機敏に対応し、教訓はしっかり次に引き継ぐ。

 こういう機会に立ち会えて、私自身も勉強になります。

 同時に、草の根で党組織・地方議員が活動する日本共産党だからこそ、このような活動ができていることを誇りに思います。

 夜は福祉保育労働者の後援会「つどい」に参加しましたが、詳しくは明日にでも!

 【今日の句】 安倍総理 被災現場の 声を聞け

2 件のコメント:

  1. こんばんは、まゆゆこと、橋本と申します。
    いつもお世話になっております。
    今回は、JR北海道の事故多発の件です。                                  以前触れた通り、私は、79年4月に高校新卒で、当時の国鉄札幌管理局に入社し、86年10月に
    清算事業団行きが決まったのを機会に国鉄を退職し、それからは、色々な職を転々として、千葉県にもいたことが、あります。その間、破産免借もあって、札幌に戻り、又、職を転々として、3年程前
    職がなくなり、東地区の太田秀子さんのお世話で生保受給、そして共産党員となりました。
    その後欝病など脂肪肝など発症し、薬を処方して貰いながら今に至っております。
    前置きが長くなりましたが、最近のJR北海道は、国鉄時代では考えられないような事故が続き、
    心を痛めております。
    党で監査に入った所、国鉄時代より、人員も機材等も削減していたそうですね。
    安全の確保と安心の提供は、当然の責任です。
    事態が、良くなるように祈っております。
    日も短くなり、秋も深まってきました。
    くれぐれもお身体ご自愛ください(^O^)

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  2.  まゆゆさん、いつもコメントありがとうございます!

     JRが問題を起こすたびに、まゆゆさんのように元職・OBの方も、現職の方も心を
    痛めていることと思います。
     単にJR北海道本社の責任を追及すれば解決するものでもなく、安全に対しては
    国の責任もきちんと明らかにしなければならないと思います。
     職場から経験ある技術者や、心ある労働者を追い出したのは誰だったのか。
     安全よりも利益優先の経営を、主導し認めてきたのは誰だったのか。
     しっかり明らかにすることこそ、まゆゆさん始め職を追われた方々の無念さを晴ら
    していくことにつながると思っています。
     そして何より、道民の安心を保障するものになると思います。

     いつも体のことに気を配っていただき、ありがとうございます。
     まゆゆさんも、お体をお大事に!

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