2017年7月17日月曜日

北海道の歴史とは

 今日7月17日は、松浦武四郎が「北加伊道」と名称を提案した日。道議会の全会派による条例提案で「北海道みんなの日」として制定されました。

 私も記念式典に出席して各界のみなさんともあいさつし、この日ばかりは(?)高橋知事ともニッコリ握手。

 条例の第1条には「縄文文化の歴史、アイヌ民族の歴史、開拓の歴史」と列記され、北海道の歴史の再認識が謳われています。

 来賓あいさつのなかで加藤忠・道アイヌ協会理事長から、差別を受けた歴史のなかで「アイヌ民族衣装に腕を通すことさえできなかった」話が紹介されました。

 加藤理事長が言葉に詰まる瞬間もあり、ズシリと歴史の重みを私も感じました。

 国はアイヌ新法の制定に向けて作業中ですが、しっかり内容には衆参の国会決議もふまえてほしい。

 実態調査も進めるとのことで、みずからアイヌと言えない現状もあるなか、アイヌ協会はじめ関係機関ともよく連携を。

 記念日は単なるセレモニーではなく、歴史をふまえて現実に生かす契機とする日にしたいものです。


 道庁前は、各自治体からなどの出店テントも並び、そのなかに沼田町の積雪コーナーも!

 この数日に比べれば涼しい1日でしたが、子どもたちや外国人観光客は大喜びでした。

 野菜など農産物も並び、あと2か月もすれば実りの秋を迎える北海道。

 昨年の台風被害で復旧できていない農地もあるなかで、新たな要望も受けましたので、明日から上京して国に届けていきたい。

 誰もが安心して住める北海道へ、しっかりがんばります。

 【今日の句】 歴史知る 先輩たちの 声重く

0 件のコメント:

コメントを投稿