2017年8月1日火曜日

訓練やめよ

 北海道大演習場などで10日から実施する、オスプレイなども含めた日米実動訓練の概要を防衛省から聞くとともに紙智子参議と抗議!

 この実動訓練は、昨年9月に日米合同委員会で合意された沖縄県外での訓練の一端です。

 「沖縄の負担軽減」を名目にしていますが、同時に「沖縄県外での訓練の一層の推進」をはかることにしていて、日本国内で訓練強化を可能としています。

 実際、今回の北海道大演習場・矢臼別演習場・上富良野演習場での訓練は、陸上自衛隊が約1300名、米海兵隊が約2000名で計3300名という、かつてない規模の訓練と発表されたことにも表れています。

 北大演と上富良野では、機能別訓練・指揮機関訓練・総合訓練などがおこなわれる予定。

 機能別訓練とは、空中機動、第一線救護、特殊武器防護、市街地戦闘、IED対処、障害処理、そして射撃訓練(総合戦闘射撃、狙撃、迫撃砲射撃)です。

 矢臼別演習場では、実射訓練が予定されています。

 オスプレイの訓練は北大演と上富良野で、移動や空挺降下となる見込みで、空中給油はしないとのこと。

 やりとりの中で、航空機(オスプレイも含む)がいつ来るのかは「運用の細部に関わるので公表しない」(!)という理由で、関係自治体にも来る前日に連絡をする(してきた)ことが判明しました。

 それ以外にも、米海兵隊は高機動ロケット砲システム(HIMARS)も装備するようで、これまで北海道ではHIMARSを用いた訓練はなかったはずなので、まさに訓練強化になります。

 オスプレイも含めて、一気に、これまで以上の訓練強化へ実績をつくる気なのでしょうか。

 何より米側の「運用」だとして、日本政府が詳細のことで何も言っていないのではないのか。

 冒頭に書いたように、紙智子参議と厳重に抗議し、訓練の中止を要求しました。

 北海道を軍事基地化することは当然許せませんし、日本どこであっても訓練強化など認められない。

 安保法制=戦争法が成立しているなか、自衛隊が海外で武力を使えることを想定した訓練となるのではないのか。

 北海道各地からも、このような訓練強化は許さないとの声を広げてください!

 【今日の句】 米軍に 何か言ったか 防衛省

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