紙智子参院議員・宮内しおり道選挙区予定候補と仕事始めにあたっての街頭宣伝に始まり、北農中央会の交礼会などあいさつまわり、道原水協などと核兵器廃絶に向けた街頭宣伝、夜は党道委員会の党旗びらき。あらためて今年は変化の年にしたいと、語り合いました。
湿った雪の朝でしたがチラシを受け取ってくれる方や、通りすがりに「がんばって」と激励してくださる方など、反応はあたたかい。宮内さんも予定候補と発表されて最初の演説でしたが、元気な第一声を響かせました。
私からは、昨年末に成立した補正予算は、能登の復旧関連予算より3倍もの軍事費が計上されたことを強調しました。自然災害だけでなく物価高などでも国民生活が苦しいもと、税金の使い道をくらし優先に切りかえなければなりません。
すでに衆議院では少数与党ですから、今年の参院選は何度強調しても足りないほど、重要な政治戦になります。その時に、自民党政治をおおもとから変える日本共産党が伸びることで、必ず「国民が主人公」の政治へ変わります。
今年は巳年。脱皮するヘビと重ねて、巳年は「新しいものに生まれ変わる」年と言われます。各地のあいさつでも同じような話題になり、政治も変化の年にしなければ。
被爆80年の今年こそ、核兵器禁止条約の批准へと進む年にもしたい。道原水協の宣伝には長崎で被爆した宮本須美子さんもマイクを握り、核廃絶への世論を広げるべく、日本被団協で被爆の実相を語り広げていくとスピーチされました。
ノーベル平和賞の受賞は「被爆の実相を、世界が受け止めてくれた」からと宮本さん。本当は真っ先に受け止めるべき日本政府が、米国の「核の傘」に依存しているのが恥ずかしい限り。党を代表して紙議員が、条約批准へ進めようとスピーチしました。
道党旗びらきは、清末愛砂・室工大教授と紙智子参議院議員との新春対談という形式で、私が進行役を務めました。昨年の総選挙から臨時国会に至るまでの変化のプロセスを、今年は前に進められるか、ざっくばらんに語り合いました。
紙議員は「市民の声が政治を動かしている」と、臨時国会で多くの要請行動があったことをリアルに報告。日本共産党も切実な要求実現や政治変革へ力を尽くすと述べました。
清末先生は、若い世代にあきらめがあるなか「地道な声がけ、対話が大事」と、ご自身の体験も含めた話に会場からは笑いも。憲法にもとづきブレることがない点で、日本共産党を評価くださったことにも励まされました。
選択的夫婦別姓のように長く運動してきたことが実現できるチャンスがある一方で、軍事大国へまっしぐらという危険性もある政治情勢。清末先生の「いつも防衛の名で軍拡」という一言が、ズバリ本質を言い表しています。
やっぱり巳年は、政治も変化の年に。私もがんばります。
【今日の句】新春の 決意を夏に 実らせよう