2025年9月1日月曜日

本気で市民生活を守る議席を

 昨日告示の根室市議選。日本共産党2議席(すずき一彦・橋本りょういち)へ、応援にまわりました。領土問題はじめ国政の影響を大きく受ける町だけに、どうしても2人の議席は欠かせません。

 すずき候補は7期目、橋本候補は5期目をめざします。高齢者の補聴器購入補助、学校などへのエアコン設置、福祉灯油の対象拡大、奨学金返済の支援など実績も豊富です。

 2人とも強調したのが物価高対策。生活苦が続き地域経済も苦しいなか、消費税減税に背を向ける自公政権の無策が苦しさに拍車をかけています。

 基幹産業である漁業・水産業は、領土問題の影響とともに高海水温が要因と思われる不漁が続きます。国政の役割が問われます。

 医師・看護師不足のなか、市や市民が病院の充実をと努力しています。自民・公明・維新による医療費4兆円削減は、この努力を台無しにしかねません。

 本気で市民生活や地域社会を守るなら、国へもモノ言う地方議員が、どうしても必要です。何でしても2議席をと、私も力を込めました。

 根室市に知人・友人のいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】いつだって 市民の味方 貫いて

2025年8月31日日曜日

石田ひさとし市長の誕生を

 旭川市長選の告示日。日本共産党も加わる「明るい旭川の会」から立候補した石田ひさとし候補の第一声に駆けつけました。物価高対策や生活インフラ整備、自衛隊員が多くいる旭川での平和の課題など掲げた石田候補を市長にと、私からも支持を呼びかけました。

 旭川民主商工会事務局長や日本共産党旭川地区委員長を務めた石田さん。笑顔を絶やさず気配りも欠かさず、組織の団結を大事にされてきました。

 民商事務局長の時から国民健康保険料の引き下げに采配も振るい、地区委員長としては市民のくらしを支える市政をと力を合わせてきました。

 物価高などに苦しむ市民を支える政治姿勢、市職員と力を合わせる行政力、実務の点でも政策の面でも、市長の重責を担える石田さんなのです。

 第一声で「大型公共事業の優先順位を見直して、水道管の老朽化対策を急ぐ。中小企業の出番です。地域循環の経済対策を進めます」と石田さん。賛同の拍手が寄せられました。

 国民から厳しい審判を受けた自民党政治を旭川でも続けるのか、市民と野党で力を合わせて安心してくらせる市政へ切り替えるか、対立軸は明確です。

 旭川に知人・友人がいる方は、ぜひ石田ひさとし候補への支持をお広げください。こちら https://youtube.com/channel/UC07cN-TS6Zhavystrpc7TOw?si=TqyTuFFI0e686ZHJ もお広げください。

 私は同じく今日が告示となった、根室市議選の応援に向かっています。やっぱり北海道は広い。

 【今日の句】利権呼ぶ ハコモノ行政 転換を

2025年8月29日金曜日

歴史の不公正をただして

 戦後80年とともに、不法占拠も80年。「2025 北方領土返還要求 北海道・東北国民大会」に、今年も党道委員会の代表として参加しました。元島民の平均年齢は89歳を超え、早く返還への道筋とともに、墓参などの人道的措置を前に進めたい。

 当時を語れる方も少なくなっています。集会で話された安藤弘子さんも元択捉島民とは言え、あまりに幼かったため島の記憶はありません。しかし、母から聞いた島の話、実際に足を運んだときの感情などは、やっぱり元島民だからこそです。

 元島民3世にあたる志賀里乃さんは、祖母に付き添って国後島へ行ったことを契機に、返還運動にかかわってきました。「きっかけがあれば考えてもらえる。その活動を続けたい」と、お腹の中にいる「4世」にも触れて話されました。

 8月14日にポツダム宣言の受諾を連合国へ通告したのに、占守島に旧ソ連軍が侵攻してきたのが18日未明。南千島である択捉島・国後島だけでなく、色丹島・歯舞群島にまで上陸・占拠は9月5日まで続きました。

 旧ソ連はヤルタ協定にもとづく正当性を今も主張しますが、国際社会における戦後処理の大原則は領土不拡大。この不公正をただす道理ある主張は、日本政府として譲ってはならないものです。

 日本軍国主義による侵略の歴史や、核兵器による非人道的な被害など、いかに事実を伝えるかという時代に差し掛かっています。千島問題は現在進行形の不法占拠であるのに、その歴史は道民でもどれだけ語れるでしょうか。

 領土は元島民の問題だけでなく、そもそも国の主権の問題です。国会議員も、どれだけ語れるでしょうか。しっかり私も反省しながら、役割を果たしていきたいです。

 【今日の句】故郷も 国の主権も 守るため

2025年8月27日水曜日

JR駅の安全を、日米共同演習は中止を

 道内の党地方議員が集まり、道へまとまった要請を年に1回おこないます。昨日はそれとともにJR北海道と道防衛局への要請もあり、私も参加。切実な住民要求の実現に、粘り強く取り組む日本共産党の一員として、やりがいを感じる瞬間でもあります。

 JR北海道には、西村雅人・釧路市議、永井桃・北広島市議、橋本美香・党札幌厚別区委員長とで要請。地方路線の維持・存続とともに、▼釧路駅周辺の高架事業の再検討、▼JR白石駅や新札幌駅へのホームドア設置、▼JR上野幌駅ホームの屋根設置やバリアフリー化-ーなどを求めました。

 とりわけ上野幌駅は1日の乗降客数が3000人を超えていて、バリアフリー法のもとで改修が義務づけられる対象となる駅。同様の要請を何年も続けていますが、駅の構造を理由に「検討」との回答が続けられてきました。

 今回は「エレベーター整備方法の検討」をすると、わずかですが前進ととれる回答はあったものの、人身事故の危険性や猛暑・暴風雪にさらされている現状を見れば、一刻も早い改修が必要です。くりかえし強調しました。

 道防衛局には、太田秀子・札幌市議、吉谷徹・千歳市議、小林卓也・恵庭市議、西村雅人・釧路市議、数間景子・標津町議、宮内しおり・党道平和運動部長が参加。来月11日から予定されている日米共同演習「レゾリュート・ドラゴン」中止にしぼっての要請です。

 実施規模が陸海空自衛隊で約12000人(北海道では4550人)、米海兵隊は約1900人(同250人)と、規模は過去最大。オスプレイの訓練も計画されています。日米で「戦争する国づくり」を進める一環であり、認めるわけにはいきません。

 「人口密集地で事故が起きたらと、不安の声が大きい」(札幌)、「日常の訓練でも大きな騒音に、市民からは苦情の声」(恵庭)、「音に敏感な乳牛にとって影響が心配されている」(釧路)など、実態をもとに強く中止を迫りました。

 地方防衛局では回答できないため、本省にしっかり伝えますと担当者。国会の力関係を見ても、やっぱり日本共産党の議席が伸びなければと痛感です。引き続き北海道で、粘り強く声をあげていきたい。

 【今日の句】あらためて 地方議員の この力

2025年8月15日金曜日

平和な日本を引き継ぐために

 節目となる戦後80年の日。日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配という歴史のねつ造を許さないで、憲法の値打ちとともに、次世代に歴史の事実を伝えていきたい。その思いを強めた1日でもありました。

 「日本軍が中国大陸に侵略していったのはうそだ」(参政・神谷代表、6/23那覇市での街頭演説)といった歴史の偽造がまかり通れば、同じ惨禍がくり返されかねません。歴史の教訓は、進路を誤らないために導くもののはずです。

 日露戦争で勝利した日本は、弾圧などを強めて、韓国を植民地化しました。

 次の目標になった中国には、「満州は日本の生命線」をスローガンに、満州事変から始まる15年戦争に突き進みました。関東軍による傀儡国家「満州国」建設など、侵略を進めました。

 豊富な資源を持つ東南アジアへの南方作戦が実行され、マライ、スマトラ、ジャワなどを「帝国領土と決定」(1943.5「大東亜政略指導大綱」)するなど、領土野心を明確にしました。

 中国侵略が拡大するなかで米国などから経済制裁を受けたことから、日本は真珠湾攻撃からアジア・太平洋戦争へと突き進むことになったのでした。アジア・太平洋地域で2000万人以上、日本国民は310万人以上の命が奪われました。

 1993年「河野談話」では、日本軍「慰安婦」問題について軍の関与と強制性が認められ、反省が表明されました。1995年「村山談話」では、植民地支配と侵略への反省も表明されました。1998年「日韓共同宣言」でも同様です。

 しかし、これらの反省を一掃したのが第2次安倍政権でした。集団的自衛権の容認など「戦争する国づくり」のレールを敷いただけでなく、歴史をゆがめる政治姿勢が、この間の新たな極右・排外主義の流れを生み出したと思います。

 戦争体験者は、いずれ必ずいなくなります。戦争の犠牲や悲惨さとともに、なぜ戦争が起きたのか、どのように引き起こされたのか、その歴史を伝えることの大切さを痛感します。

 そして多くの犠牲や反省のうえに、今の日本国憲法があることも、しっかり胸に刻みたい。マレーシアのマハティール元首相が「マレーシアにも日本の憲法のような戦争放棄を書き込みたかった」と、日本被団協との懇談で述べた(こちら)意味も重く受け止めなければ。

 その日本が、戦争する国へと進んでいいのか。ASEAN諸国のような外交努力を尽くす国へ、そして米国からの大軍拡要求も受け入れず、憲法を守り活かす政治へと変えていきましょう。

 終戦記念日にあたり紙智子・前参議院議員、宮内しおり・党道平和運動部長、佐藤綾・札幌市議とマイクを握り、新たな決意を述べました。

 【今日の句】教え子を やっぱり戦地へ 送らない

2025年8月10日日曜日

60回目の矢臼別平和盆おどり

 昨日はナガサキデー札幌行動から、約370kmも離れた矢臼別平和盆おどりへ。核兵器なくそう、戦争する国づくりをやめよう、陸自と米海兵隊による共同訓練(9月)を許さないなど、平和の熱い思いを交流しあった1日でした。

 長崎に原爆が投下された午前11時2分に合わせた札幌行動では、署名に足を止める方の姿も。私も「日本政府は核兵器禁止条約に参加を」と、マイクを握りました。

 矢臼別の盆おどりは、私が釧路に在住していた時から、もう何度目の参加になるでしょう。川瀬氾二さんへの支援や連帯にと続けてきた盆おどりは、平和の思いを重ねながら60回目の節目を迎えました。

 これまで浦舟三郎さん(施設入所中)・倉谷あみさん、昨年からは寺川真幸さんが住み続けています。平和資料館にはたたかいの歴史が刻まれ、敷地内には室工大・清末愛砂教授が建てられた宿泊所もあります。

 百聞は一見にしかず。ぜひ一度、足をお運びください。

 米軍の演習の際には地元の平和委員会などから集まり、砲弾・着弾の監視行動をおこなっています。暑い夏も、凍える冬も続けてきました。中村忠士町議から、詳しい報告もありました。

 その蓄積があるからこそ、演習の拡大や山火事などの異常もわかるのです。私も政府への要請には、数々の記録を直接ぶつけてもきました。

 舞台での文化行事の一つ「花いかだ」が、新基地建設を許さないと沖縄・辺野古での連帯行動を演じました。監視行動の様子は映像も用い、海保ゴムボートによる妨害には「ひどい」の声も。

 矢臼別も辺野古も、このような監視行動や報告があるからこそ、粘り強くたたかえる。連帯しつつ、新たな輪を広げなければと思いました。

 誰もが自分らしく、というのも矢臼別ならでは。多くの子どもたちや、全国各地からの参加があり、盆おどりとともに多彩なステージ・文化行事、打ち上げ花火も盛り上がりました。

 笠井亮・前衆議院議員、フォトジャーナリスト・森住卓さんも参加されました。室工大・清末愛砂教授は、何とお好み焼きを焼いて出店(?)。超がつくほど美味しかったですよ。

 開会集会では、道選挙区候補だった宮内しおりさんとそろって一言あいさつ。平和と人権、憲法を守り活かす大きな連帯をつくろうと呼びかけました。

 平和の思いが広がる夏に。私も引き続きがんばりたい。

 【今日の句】たくさんの 希望に出会う 矢臼別

2025年8月6日水曜日

今日の聞き手は明日の語り部

 出勤前に黙とうを捧げ、ヒロシマデー札幌行動と原爆死没者北海道追悼会へ。日本政府が変われば、世界も必ず変わる。核廃絶を前へ進める年にしたいと、心から思います。

 核兵器保有などを主張する国会議員が、参政党を中心に増えました。現実的にはNPT再検討会議から脱退しなければならないし、開発や保持・管理に莫大な費用がかかるので安上がりでもない。

 そもそも、唯一の戦争被爆国・日本の進むべき道は、核兵器廃絶のイニシアチブを発揮すること。あらためて核兵器の非人道性を学び、広げていきたいです。

 追悼会後には、長崎で被爆した宮本須美子さん(北海道被爆者連絡センター代表)から実体験を聞くつどいもありました。表題の「今日の聞き手は明日の語り部」は、宮本さんの話のなかで出されたフレーズです。

 名古屋在住のときに父を空襲で亡くした話だけでも胸が痛みましたが、引っ越した長崎に原爆が投下され、疎開の際に爆心地を通ったことも合わせ、被ばくしたと思われる宮本さん。遺体を荼毘(だび)に付した悪臭が、今も忘れられないといいます。

 北海道では、被爆者連絡センターが把握してるだけで6人の被爆者が、この1年で亡くなられました。このような被爆体験を聞けるのも、時間が限られてきています。何より、早く核廃絶へと前へ進めたい。

 札幌行動の宣伝では、若い方が足を止めてスピーチを聞いたり、署名にも応じる姿がありました。国会の力関係は変わっても、核兵器廃絶を願う国民世論には変わりなし。くりかえし私も訴えていきたい。

 【今日の句】あの核が どれだけ未来を 奪ったか

2025年7月27日日曜日

「赤い涙」に願い込め

 パレスチナ医療奉仕団が呼びかけている集会とデモに、久しぶりに参加できました。猛暑のなか準備・運営されているスタッフのみなさんも、本当におつかれさまでした。私も一言スピーチさせていただきました。

 猫塚義夫団長から、イスラエルによる非人道的な虐殺が続いている実態が述べられました。猫塚さんの怒りが、参加している私たちにも伝播していきます。早く終わらせなければと、心から思います。

 連帯を示す「赤い涙」を描く布には、若い人を中心に多くの方が足を止めました。友達同士で話しながら来る人、1人でスタスタと歩いてくる人⋯⋯平和の思いが伝わってきました。

 身近で大事な方が亡くなれば、悲しい思いになります。理不尽に奪われた命なら、なおさらです。パレスチナという遠い地域であっても、それは同じ。ましてや国家的な虐殺行為など、決して許されない。

 「◯◯ファースト」が国家規模で広がれば、人種や民族の差別や排除が当たり前になり、国際法・国連憲章まで無きものにされてしまいます。虐殺や民族浄化に進んでいる現実を前に、何らかの形ででも意思表示をしなければ。

 1人の行動はささやかでも、多くの方の行動となれば、目に触れる方も多くなります。世界的な連帯となり、励まし合うことにもなるでしょう。今日の集会やデモも、世界のどこかや誰かとつながっています。

 日本政府がイスラエルとともに、どう米国に向き合うかが問われています。選挙が終わった後でも、大事なのは国民世論が広がること。私も力を尽くしていきます。

 【今日の句】あきらめず 平和の声を 何度でも

2025年7月25日金曜日

核廃絶の世論を広げる夏に

 札幌市内を中心に、お礼へとまわっています。北海道各地や東北・北関東も足を運べないでいて申し訳ありませんが、情勢も進んでいるし、新たな活動へと取り組んでいきたいです。今日は道原発連の宣伝や、年金者組合北海道本部の定期大会でのあいさつなどにもまわりました。

 ところで昨日、日本被団協・日本原水協・原水禁の3団体が、初めての3者共同アピールを発表しました。これまでの経過を考えれば、驚きと喜びのアピールです。

 被爆者の平均年齢は85歳を超え、当時を語れる方は少なくなっていきます。核兵器の非人道性と核廃絶の重要性を、私も含めて次世代へ引き継ぐ重要な時期に、しっかりアピールを胸に刻みたい。

 「核兵器は安上がり」と肯定した参政党の候補者が当選するなど、逆流の流れもあります。被爆者を前に、同じことを言えるのでしょうか。そもそも被爆の苦しみを知っているのでしょうか。

 世論と運動を広げることが大事だと思います。各地で開かれる反核・平和の取り組みには、子どもたちを含め、多くの方が参加されています。粘り強く広げていく活動に、私も力を合わせていきたいです。

 それにしても暑すぎる。今日も北海道は猛暑で、命と健康とともに農作物への影響も心配です。ぜひお体には、お気をつけください。

 【今日の句】核抑止言うが 机上の空論だ

2025年7月23日水曜日

連帯を強める活動に私も

  応援いただいた方や党と後援会のみなさんへ、お礼にまわっています。電話・メールやSNSなども用いてますが、ご連絡できていない方がいるかもしれません。このブログにて、あらためてお礼を申しあげます。

 猛暑のなか、党員・後援会員のみなさん、支持者・サポーターのみなさんが大奮闘くださいました。あたたかい応援も、各地でいただきました。清算的にならず、手ごたえを感じた活動もあったはずですから、次へ生かせるようにしていきたいです。

 大幅な減票という事実を受けて、底をついた議論と総括が必要です。まわりながら、ご意見もいただいています。私自身の考えも合わせ、今後の議論に参加・反映していきます。

 議論はしつつも情勢は進んでいますから、新たな活動の具体化も急がねば。トランプ関税が15%で決着となりましたが、どのような影響があるのか。また、農産物輸入や軍事費増額の合意はないとのことですが、きちんと国会・国民への報告と質疑が必要です。

 一部報道で、石破首相が退陣を表明するともされています。国会では自公少数ですので、新しい自民党総裁が、そのまま新しい総理になるとは限りません。野党側の各党の態度が、今度は迫られることになります。

 自民党へ助け舟を出すのか、新しい政治の枠組みをつくるのか。新しい政権が差別や排外主義、改憲を掲げる可能性も否定できません。一方で、選択的夫婦別姓の実現など前向きな変化を進めるチャンスも続いています。

 国会の力関係は流動的で、だからこそ国民の世論と運動が大事になります。平和や民主主義に反するものには反対し、切実な願いの実現は前に進めていく。連携・連帯・共同を、市民と野党でつくっていく新たな契機ともできるでしょう。

 どんな組み合わせの政権になろうとも「財界・大企業優遇」「米国いいなり」では国民の苦難が続きます。多くの方と語り合い、いっしょに解決や打開の道筋をつくっていく草の根の運動に、私も力を尽くしたい。

 それにしても暑すぎる。北海道で40℃に迫るなんて異常では。命と健康を脅かし、食料生産への影響も心配な暑さに、本気の気候危機対策を。

 【今日の句】40℃ 北海道で 迫るとは

2025年7月21日月曜日

これまでの応援に感謝

 朝6時半時点で日本共産党の比例議席は2議席となり、私は届かない見通しです。応援くださったみなさんに心からの感謝と、お詫びを申し上げます。掲げた公約の実現へ、多くの方と語り合うことを大事に、地に足をつけた活動に今後は取り組みます。

 自公が参議院でも過半数割れとなり、世論と運動を広げれば、切実な要求を実現できる可能性が生まれました。ここまで追い込んだことに、私も演説を通して貢献したことは胸を張りたい。

 自公政治のゆきづまりは明らかです。そこから生まれてくる様々な不安や要求に応えられる党として、政策や日常活動をバージョンアップしていかなければ。ゆきづまりの大元にある「財界・大企業優遇」「米国いいなり」と、目の前の不安や要求と結びつけられるように、です。

 大元からの改革は必要ですが、それを待てないほど不満や閉塞感を抱えていたら、すぐに実現可能な政策を求める方もいるでしょう。外国人など少数者が奪いやすい対象として焦点化されたことを、わかりやすいと受け止めた方が多かったかもしれません。

 日ごろから政治と社会、民主主義について語り合うことを、粘り強く進めていきたい。くらしや地域密着の課題と、国政を現実に動かすことを結んだ活動で、日本共産党が鮮明に見えるように。漠然とした不安なのですから、解決の道筋とともに、見えていくように。

 今回は、これまでの北海道だけでなく東北・北関東も活動地域となりました。限られた時間で「自己紹介」が中心となり、地域に密着した要求をいっしょに実現していく活動を進める時間がなかったことは心残りでした。

 それでも各地で激励をいただき、支持を広げてくださった党員・後援会員の方々に、あらためて感謝でいっぱいです。滞在日数が少なくなった北海道でも、変わらぬ応援をいただいたことも嬉しい限りです。

 紙智子参議院議員の宝の議席を引き継げなかったことは、申し訳ない思いでいっぱいです。長く私たちを励ましてくれた紙さん、本当にありがとうございました。おつかれさまでした。

 北海道の宮内しおり選挙区候補はじめ、候補のみなさん本当におつかれさまでした。あらためて、多くの応援をいただいたことに心から感謝を申し上げます。

 【今日の句】引き続き 苦難軽減 貫こう

2025年7月19日土曜日

比例は日本共産党

 マイクを使った最後の演説に多くの方々が来てくださり、紙智子参議院議員の応援にも励まされ、訴えぬきました。まだ時間はあります。日が変わるまで「比例は日本共産党」とお広げください。

 自民・公明が参院でも過半数割れとなる可能性が出てきました。1人区での共同・連携が効いてもいます。新しい政治へのチャンスです。

 「しんぶん赤旗」の裏金事件スクープから、衆議院での過半数割れとなった昨年の総選挙。参議院も過半数割れとなれば、政治の激変は進みます。

 その時に、最後は石破政権に助け舟を出してきた維新や国民民主が伸びても変わりません。差別や排外主義を掲げる党が伸びても、いっそう悪くなります。

 いつも「国民が主人公」の立場を貫いて、自公政治に正面から対決し、対案も示して共同で政治を変える。この日本共産党が伸びてこそ、本当に政治が変わると訴え続けてきました。

 戦争させない市民の風・北海道の山口たか共同代表が、応援弁士を引き受けてくださりました。あらためて、たかさんの平和への思いがひしひし伝わりました。

 大軍拡を批判している日本共産党の躍進とともに「はたやまさんには、また国会で働いてほしい」との、あたたかいエールをいただきました。本当に感謝しかありません。

 精神障害があるという方が私の演説に足を止めてくださり、「差別を許さないとの訴えに期待します」と話してくださいました。ただ、期日前投票で他党に入れてしまい、残念ですとのこと。

 まだ声がかかっていない方がいると思います。この時間からでも可能な方には、ぜひ「比例は日本共産党」とお広げください。SNSからの発信・拡散も、よろしくお願いします。

 紙智子参議院議員の宝の議席を、途絶えさせるわけにはいきません。私も最後の最後まで、がんばります。あと1人、もう1人とお広げください。

 【今日の句】悪政を 変える力は 共産党

2025年7月18日金曜日

環境・食料・人権は大争点

 今日は栃木県足利市を皮切りに、群馬県は桐生市、埼玉県は春日部市・さいたま市で最後の訴え。伊藤岳・埼玉選挙区候補の再選、福田みちお栃木選挙区候補と高橋たもつ群馬選挙区候補の躍進・勝利ともども、比例5議席をと力を込めました。

 選挙が始まる前から、そして始まってからも、最終盤の今日も暑かった。地球沸騰化を抑えるために、政治が本気の気候危機対策を。日本共産党は大胆な温室効果ガスの削減目標を持ち、石炭火力からの計画的撤退、省エネと再エネを抜本的に広げます。

 ただ、再エネは大型開発や住民合意なき設置など、全国で問題が多発しています。国による規制が緩いのも背景にあります。また今でもじゅうぶんな再エネ発電量があるのに、原発由来の電力を最優先とした送電体制にもメスを入れるべきです。

 NGO団体・気候ネットワークが各党の政策を公平に点数化し、最高得点は日本共産党でした。ちなみに最下位は参政党でした。地球の未来・子どもたちの未来に責任を負わない自公政治を、この点でもどうしても変えたい。

 農業が盛んな各県ですので、あらためて食料と農林漁業を守る日本共産党の政策も訴えました。コメは1俵あたり2万円以上の価格を保障し、農家が安定的に生産できることと、後継者不足の解消につながるよう支えたい。所得補償の充実とあわせ、そのために農業予算を1兆円増やします。

 畜産・酪農、畑作や果樹農家などへきめ細かい支援とともに、有機農業の推進も。農家の努力をふみにじるような、米国に言われて農産物輸入を増やすようなことは許しません。これまでの自民党農政を、おおもとから変えましょう。

 埼玉県はじめ北関東では、多くの外国人が住んでいます。ともに働き、ともに学び、ともに地域社会やコミュニティを支えています。税金や保険料だって納めています。デマやフェイクで外国人差別が扇動され、くりかえす政党・政治家もいるなど許されません。

 くらしの大変さは、そもそも自公政治によるもの。不満の矛先を外国人などに向けるのは、悪政を覆い隠すことにもなります。各選挙区候補も、この部分には力を込めて訴えました。ここで日本共産党ががんばらなければ、という思いなのです。

 環境・食料・人権は21世紀の世界では重大テーマ、参院選でも大争点。しっかり取り組む日本共産党を、何としても増やしてほしいのです。

 最終日は北海道で、先ほど新千歳空港に到着。最後の最後まで、党の政策や値打ちを訴えていきたい。

 【今日の句】安心の 地球と未来と つながりを

2025年7月17日木曜日

絞り出された怒りの言葉

  北関東でも今日と明日が最後の訴え。さいたま市では塩川鉄也衆議院議員と小集会、取手市では高橋誠一郎・茨城選挙区候補と街頭演説で、何としても日本共産党の躍進をと力を込めました。残り3日間、最後まで全力です。

 自公を参議院でも少数に追い込むチャンスです。しかし維新・国民民主など補完勢力が伸びても変わらないし、差別や排外主義を掲げる党が伸びたら、いっそう悪くなる。悪い政治に対決し、変える対案を示し、共同の力で政治を変える日本共産党が伸びてこそ、必ず変化につながります。

 政策論戦でも、責任ある財源を示して消費税減税・インボイス廃止、賃上げと社会保障の充実、食料と農林漁業を守ることなど、くらしと経済の好循環を訴えてきました。

 ジェンダー平等を前に進め、差別や排外主義を許さないことも、今日も街頭から強調しました。安全保障でも、米国いいなりで軍事力に頼るのでなく、独自の外交を尽くす国に変えようと、日本共産党自身の外交力も交えて訴えてきました。

 取手市では、小さい子どもを連れたお母さんたちや、韓国にルーツがあるという方も来てくださいました。高橋候補と面識があって、とりわけ参政党による外国人差別への怒りを、絞り出すように話されたのです。

 くらしの大変さは自公政治の責任です。それなのに、日常の不満を外国人や一部民族、少数者に向けて煽り立てることを、政党・政治家がやってはいけない。正面から日本共産党は立ち向かうことを、最後まで私も訴えていきたい。

 明日は足利市から桐生市、そして春日部市・さいたま市へ。春日部とさいたまには志位和夫議長も訴えます。比例5議席の実現とともに、各選挙区候補の勝利へ、とりわけ埼玉・伊藤岳候補の再選へと私も力を尽くしたい。

 【今日の句】足を止め くれた拍手に 励まされ

2025年7月16日水曜日

どうしても変えたい

 今日は恵庭市・千歳市から始まり、田村智子委員長を迎えて札幌市・小樽市での街頭演説。宮内しおり道選挙区候補ともども、何としても押し上げてほしいと力を込めました。

 恵庭市は、ちょうど大学・高校の通学時間での訴え。教育予算を増やして学費を半分に、差別や排外主義は許さない日本にとの訴えに、手を叩きながら通っていく方の姿も。

 千歳市は、自衛隊員や家族が多く住む町。日本共産党は隊員を戦場へ送ることは許さない、外交努力を尽くす政治に変えようと呼びかけました。

 激しい雨が上がった札幌・小樽は、一気に上がった気温同様に、田村委員長の渾身の訴えに熱い拍手が何度も起きました。歩きながら手を振る方の姿も、随所に見られました。

 札幌では私の友人、わが子と同じ学童保育にいた子などが来てくれていて、本当にありがたい。小樽では後援会の方々による潮太鼓が、おおいに盛り上げてくださいました。

 小樽では党と後援会の決起集会もあり、宮内さんと私とで、小樽のみなさんへの最後の訴え。参院で自公を少数に追い込みながら、大元から変えるためには日本共産党の躍進が、どうしても必要です。

 明日は埼玉県・茨城県へ。いよいよ各県での最後の訴えです。日本共産党の公約と値打ちを、しっかり訴えていきたい。

 【今日の句】消費税減税 やっぱり共産党

 

2025年7月15日火曜日

今こそ理性の声を

 今日は石狩市から始まり、小樽市では紙智子参議院議員と訴えました。北海道と思えない蒸し暑さでも、多くの方が駆けつけてくださいました。本当にありがとうございます。

 今日は日本共産党の創立記念日。103年となりました。平和と自由を掲げ、侵略戦争に反対し、仲間を広げてきた先輩たちの奮闘があったことが、今の私たちの土台となっています。

 ジグザグはあったし、誤りもありました。しかし、「国民の苦難軽減」を活動の精神に据え、国会でも地方議会でも独自の役割を担っています。

 今の私たちの苦しみの大元には、「財界・大企業優遇」「米国いいなり」という2つのゆがみがあります。日本共産党がぶれないのは、この大元から変えようという方針があるからです。

 今日は紙さんからも、小樽ゆかりの小林多喜二はじめ党の先輩たちが平和のために力を尽くした歴史を振り返り、今こそ戦争する国づくりを止めようと訴えました。私も別の箇所で、同様に訴えました。

 これまでの選挙と違い、多くの党が乱立しているだけでなく、事実や道理とかけ離れた論調があります。本当にただすべきは自公政治だし、理性的な訴えに耳を傾けてくださる方は必ずいるはずです。

 石狩市でも平日の日中にかかわらず、50人以上の方が駆けつけていただきました。「私たちもがんばるよ」との激励がありがたい。残る数日、私もがんばります。

 明日は田村智子委員長が来道し、札幌市・小樽市での街頭演説です。宮内しおり道選挙区候補と私も訴えます。暑さ対策などされて、足をお運びください。

 【今日の句】いつだって 苦難軽減 貫こう

2025年7月14日月曜日

良識ある人が声をあげて

 今日は札幌市中央区・西区・手稲区の計15カ所で訴え、合間に党の全道決起集会にオンライン参加。宮内しおり道選挙区候補も洞爺湖町から元気にあいさつをされました。暑さと強風に髪は乱れても心は乱れず、党の政策を訴えました。

 中央区の演説には「女のスペース・おん」代表の山崎菊乃さん・理事の近藤恵子さんも見えられ、手稲区ではアイヌ女性の複合差別解消をと活動してきた多原良子さんも。本当にありがとうございます。

 初めて多原さんとお会いしたのは、私が衆議院議員の時。北海道の議員を中心にした、アイヌ政策を推進する議員連盟というのがあり、その会合で多原さんが複合差別の話をされていたのです。今日の話でわかったのですが、この議連で話ができるよう働きかけていたのが紙智子参議院議員とのことでした。

 持ち時間は5分。調査などで15年かかって、ようやく国会議員に発言できるとの思いだったそうです。その後の質問で、真っ先に手を上げたのが私でした。持ち時間以上の話をすることができ、その後の実態調査には複合差別の項目が盛り込まれたという経過です。

 あらためて今日お礼と応援をいただいたのですが、私の方こそ恐縮です。何年も激しい言葉で差別を受け、国会議員からの暴言も投げかけられ、それでも立ち向かってきた多原さんの苦闘を思えば、できていないことが多いというのが実感だからです。

 以前のブログに書きましたが、多原さんから話を聞いたときに、投げかけられた言葉が今も忘れられません。「良識ある人が声をあげてほしい」。当事者は何度となく声を上げてきて、問われているのは私のほうだと痛感しました。

 外国人差別や排外主義、また女性差別も参院選で飛び交っています。許さないと、良識をもって多くの方が声をあげています。分断ではなく連帯を、そして一人ひとりの尊厳を大事にする日本にしよう。選挙の争点として、明日も訴えていきたい。

 【今日の句】尊厳を 奪う党には 審判を

2025年7月13日日曜日

地域密着なら日本共産党

 参院選ラストサンデーは盛岡市・秋田市へ、盛岡では青年後援会・女性後援会のスピーチもあり、立ち止まって対話になる方も。秋田市では車から手を振る方が多く、励まされました。

 「全国チェーン店で働いたことがあります。業務内容もマニュアルも同じなのに、なぜ賃金の違いが出るのでしょうか」。青年のスピーチに、はっとしました。「人間らしく暮らせない最低賃金でいいのか」とともに、同じ業務なのに格差があるというのは、納得がいかないのも当然です。

 シールボードで対話を続けてきた青年は、消費税減税を求める方が多かったと話されました。減税の財源は赤字国債でという青年に、インフレの恐れや利払いの増加などを話すと、日本共産党の支持に変わったといいます。スピーチをした2人とも、しっかりした内容で私も聞き入りました。

 そして2人とも、外国人差別や排外主義を許さないと訴えました。生活の困難は外国人が増えたからではなく、自公政治が財界・大企業優遇と米国いいなりを続けてきたからです。頼もしい青年たちと、私も「比例は日本共産党」をと訴えました。

 秋田市では、日本最後の空襲を受けた土崎地域からスタート。長く空襲の歴史を語り継いできた地域だけに、平和な日本へと力を尽くす決意を述べました。

 秋田駅前では、市内世帯の約2割が浸水した水害で日本共産党が果たした役割を話しました。御所野地域では、隣の旧河辺町で社協が訪問介護事業ができなくなっていると聞いたので、社会保障の充実をと力を込めました。

 地域の課題がわかるのは、地域密着の日本共産党だからこそ。国政にも、地域の声や願いを届ける議席が必要です。

 30℃ほどの暑いなかでしたが、多くの方が駆けつけていただき感謝です。東北での演説はこれで終わり、明日から北海道3日間・北関東2日間・最終日は北海道にて訴えます。

 日本共産党の政策や値打ちが伝われば、支持は広がります。私も訴えますし、ぜひまわりにもお広げください。

 【今日の句】変えようの声が 東北すみずみに

2025年7月12日土曜日

自公を少数にするなら日本共産党

 今日は田村智子委員長と福島・宮城・岩手・青森へ。小山田ともこ・福島かずえ両比例候補、おぎの優子青森選挙区候補も元気いっぱいに訴え、私も比例5議席を必ずと力を込めました。

 どこも多くの方が来ていただき、ありがとうございます。初めて私の演説を聞く方も多いのですが、「応援するよ」「もう入れてきたよ」と声をかけてくださるのも本当にありがたい。

 福島では東京電力が引き起こした事故で「謝れ・償え・原発ゼロへ」と強調し、宮城では危険な女川原発の廃炉をと訴えました。岩手では大船渡山林火災などあったなか、くらしと生業を守る政治を、青森では陸奥湾ホタテ養殖や豪雪にかかわり本気の気候対策をと強調しました。

 東北各県には、自公政治で押しつけられた苦しみや矛盾が随所にあるのです。農林漁業が基幹産業の自治体も多いだけに、農業政策の転換などは待ったなしの課題。この点を私や田村委員長から訴えると、ひときわ大きな拍手が寄せられました。

 田村委員長から迫力も説得力も十分な演説で、何度も「そうだ」の声や拍手が起きました。もう自公政治を変えたいし、変えなければならない。そう思っている方のところに、日本共産党の政策や値打ちが届くかどうかがカギです。

 おぎの候補も各地をまわるなかで、政策や広報を通じて、支持や応援の声がかけられているとのこと。今日も演説場所近くで働く方が「外国人差別など許されない、がんばってください」と述べたそうです。

 テレビなどで見る機会の少なかった日本共産党ですが、選挙期間中は公約を知ってもらう機会が増えました。SNSでも、中央委員会や党員・サポーターの方が拡散してくれています。この勢いで1週間、私もいっしょに広げていきたい。

 福島・宮城・岩手は、日本共産党が立憲民主党の候補の勝利に力を合わせています。福島では立憲県連からメッセージが寄せられ、宮城では市民連合の多々良哲さんもスピーチ、岩手では達増拓也知事・小沢一郎衆議院議員からのメッセージとともに佐々木順一・県連代表も見えられました。

 自公を少数に追い込むチャンスの参院選です。日本共産党の果たしている役割は大きいことが、演説後の田村委員長への取材の多さでわかります。何より比例で議席を増やしてこそ、自公政治を本格的に変える力になります。くりかえし訴えていきたい。

 明日は盛岡から秋田へ。東北での訴えは明日が最後になるので、しっかりがんばります。

 【今日の句】底力 今こそ発揮 共産党