2010年11月8日月曜日

疑問を紐解けば、希望は見えてくる

 いろいろあった1日ですが、夜に民青同盟の大学生と、学習交流会をおこなったことを書きます。

 「日本共産党綱領」のテーマで、私が講師を引き受けました。

 90分の持ち時間をいただきましたが、もっと学生と話す時間を取りたいと、独断で60分に縮めさせてもらいました。

 また、綱領も一言一句を解説的に話すのではなく、世界の構造変化、日本国内のリアルな状況、軍事に頼らない平和的環境と持続的な経済のあり方など、実証的な中身も含めて話したつもりでした。

 学生からの意見も、とても興味深い。

 「世界のことを知る機会がない。何が正しいのかを、きちんと見極めないと」

 情報過多とも言える時代ですが、国際対立を助長する報道の強まりや、前向きの努力と変化の情報に出会えないことが、若い世代の閉塞感を強めているのでは。

 教育、農業といった課題から、携帯電話の電磁波の影響やバイト先の商品廃棄の問題まで、くらしや学業を通して感じた疑問も、次々と出されました。

 1年生の男子学生が、「今日の話を聞いて、自分で何かしたいと思いました」との感想を聞いて、とても嬉しく思いました。

 若い人たちに頑張ってほしい、と聞きます。

 同時に、若い人たちに覇気がない、との話もされます。

 「ロストジェネレーション」とか「失われた10年」などを、生き抜いてきている若い世代です。

 希望に向かうために、紐解かないといけない問題が多くあるのです。

 それができれば、新しいパワーが生まれることを、私は確信しています。

 こういう話し合いの場を、何度でも持ちたいですね(どうぞ連絡ください!)。

 今日はこれ以外にも、TPP問題で道農政部から聞き取りや、紙智子参議院議員らと北農中央会で懇談などもおこないましたが、これは明日にでも。

 【今日の句】 グルグルと 紐をからめる 民主党

0 件のコメント:

コメントを投稿