2016年3月27日日曜日

札幌市内は連帯感があふれた

 北海道弁護士会連合会など主催の安保法制反対集会は2300人! 法施行を前に再度、怒りが湧き起こってきています!

 安倍首相は、野党が提出した廃止法案についても取り合わず、今の安保法制(=戦争法)が日米同盟においても重要との旨を答弁しています。

 イラク戦争後、米国では増した軍事費が財政を圧迫し、帰還兵の間にPTSDなどが広がることで兵士確保も困難になったと言われています。

 日米同盟を、自著のなかで「血の同盟」と表現している安倍首相。

 米国からの要請か、もしくは自ら進んで自衛隊を外国に出す基盤づくりとしてか、いずれにしても自衛隊が米国軍と一体化し、世界各地へ展開する法制であることに間違いはありません。

 しかし、その展開で武器の使用が緩和され、集団的自衛権の名の下に他国防衛を進めることは、憲法に反している。

 これまで内閣法制局でも、集団的自衛権は日本国憲法のもとでは認められないとしてきたわけで、その解釈を180度変えたところに憲法学者も弁護士も、多くの法曹関係者から批判の声が上がったのでした。

 だから時間が経とうとも憲法違反は何も変わらないわけで、与党幹部が言うような餅を食べたら忘れるようなことなど絶対ない!

 薄手のコートにすれば良かったと思うほど、気温が11℃まであがる暖かさ。

 しかしコールは気温以上に熱く、ドラムのリズムに外国人観光客も一緒に踊るほどのにぎやかさ!

 主催者として運営にあたった弁護士の方々も、真剣さと笑顔があふれていて、連帯感ある集会とパレードのなったと思います。

 このうねりを国会にも反映させねば。

 このような力が、野党共闘を生み出したんですよね。

 首相も与党も盛んに「自公 vs 民共」とばかり言うけど、実態は「自公+補完勢力 vs 国民+野党」ですよ。

 共産党への偏見をあおりたてれば票が逃げるかのような攻撃は、本質は国民の運動を押さえ込もうということにつながります。

 そんな分断に負けないで「野党は共闘」と、国民の運動が広がって今があるんですから。

 「(衆院道)5区は負けられないね」と、声をかけてくださる方の姿もありました。

 いったん国会へ行きますが、今度の土曜日には恵庭市で共同の街頭演説も計画されています(私が行く予定!)。

 3月が去れば、いよいよ勝負の4月。

 健康には、じゅうぶん気をつけませんとね。

 【今日の句】 国問わず 年齢問わず ピースサイン

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