2018年4月17日火曜日

若い漁師の支えに

 札幌駅7:00発の特急に乗り、標津町に着いたのはピッタリ13:00。つどいではたくさんの意見が出されました。

 釧路駅に11:00に着き、昨年の総選挙で小選挙区候補だった石川明美さんの運転で足を運びました。石川さんには終わった後の移動まで運転いただき、本当に感謝の一言です。

 標津町は宣伝などで来ていますが、じっくり町民のみなさんと懇談する機会は初めてです。広い北海道では、まだまだ十分に足を運べていない自治体もあります。どのようなつどいになるか、ワクワク半分で足を運びました。

 標津町はサケの放流事業で有名な町。私から話をした後に、口を開かれたのは漁師さん。「アキアジが獲れなくなってきている」との話でした。獲れる量が減っても単価が上がれば漁師さんは収入を得られる計算ですが総量が減るもとでは追いつかず、かつ地元の加工場や流通関係業者には原材料が来ないために会社を閉めるなどの事態が起きているとのことでした。

 サケは稚魚を放流してから4~5年かかるだけに、しっかり国が研究体制と漁師の所得補償策を充実させる必要があります。標津漁協として共済的に助け合う仕組みを始めたそうですが、本来は国が基幹産業を守る一環として取り組むべきもの。安定的な収入の見通しがなければ、若い人も定着できません。

 次々と出される意見は、標津町を何とか暮らしやすい町にしたいという思いから。国と地方自治体とで、風通しのいい関係にしなければなりません。ところが今は国の顔色をうかがわなければいけない状況になっているのではないでしょうか。

 標津羊羹をモグモグしながら、日本共産党が大きくなる意義を話させていただきました。また標津町に来たいですね。

 明日は朝の宣伝のあと鶴居村→弟子屈町とまわり、夜のうちに根室市まで向かいます。

 【今日の句】気がつけば 疑惑の方々 海の向こう

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