2020年9月25日金曜日

原発ゼロへ、原点に返って

 昼は道原発連の宣伝、夜は道庁前の反原発抗議行動で、昨日の政府交渉の結果について私から報告。原発政策の破たんを地方へ押しつけるやり方は許されない--くりかえし声にしていかなければ。

 昼の宣伝は、泊原発の再稼働をしないよう鈴木知事へ求める新しい署名をスタートさせる宣伝でもありました。これまでも数十万人規模で高橋はるみ前知事に届けてきていますが、鈴木知事のもとでは初めての本格的な署名になります。寿都町や神恵内村での動きもあったからか、いつもより署名に応じる方の姿が多い。このような声の高まりが、高橋前知事でさえも簡単に再稼働を是認できない力となったのでした。新署名にあたり、原発ゼロへ向かう原点に私も立ち返っていきたい。

 私からは昨日のブログで書いた「国は甘くない」やりとりについて、詳しく述べました。効果がないところへ貴重な税金を捨てるようなことなど、国はおこないません。文献調査だけで終わるだろうとか、概要調査へ進む前にやめればいいなどの考えは通用しないと、先日のヒアリングで実感したのです。

 「いちど調査に応じたら止められるはずないじゃない」と話しながら署名に応じた方もいたとか。まったくです。原発マネーに頼ることなく、農林漁業を支えることで住民の活気が生まれている自治体も生まれていることに触れながら、「核のゴミ」押しつけや原発再稼働はやめさせようと私も呼びかけました。

 夜の反原発抗議行動でも同じようなスピーチをしましたが、道庁前だけに知事や道職員にも耳を傾けてほしかった。知事から梶山経産相へ、どれだけ突っ込んだ話ができたかはわかりませんが、中途半端な態度にならず「核のゴミは受け入れない」と明確な意思を示してほしい。

 参加された方のスピーチのなかでも、不安や懸念の思いがあふれました。菅政権は原発政策も引き継いでいくわけで、こうやって粘り強くいっしょに声を上げていきたい。自分のスピーチだけでなく、多くの方の話を聞ける行動は、私にとっても大きな刺激になります。

 党道委員会に「市民の風・北海道」のみなさんが、「市民と政党の連携と協同の提案」をもってお見えになりました。国会でも各党へ、市民連合が要請に来られたようです。これらについては明日のブログでまとめて書きますので、ご覧ください。

 【今日の句】福島も チェルノブイリも 忘れない

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