2018年7月24日火曜日

政府交渉2日目

 今日の要請先は農水省・厚労省・外務省・防衛省。移動中に大平よしのぶ前衆議とバッタリ会ってビックリ! がんばっている姿に励まされます。

 西日本を中心に襲った豪雨被害で、現地を東奔西走している懸命な姿を「しんぶん赤旗」やフェイスブックなどで見るたびに、大平さんも再び国政の場で活躍してほしいと思っていました。久しぶりに会えてうれしかったです。

 さて今日の要請も道民要求をぶつけたわけですが、特に激しい議論となったのが防衛省。今年も予定されているオスプレイ参加の日米共同訓練や、沖縄の負担軽減を理由に実施されている県道104号線越え実弾射撃訓練の移転訓練についてです。

 昨年は「オスプレイが飛び立ったのを防衛省が目視してから、現地自治体へ連絡する」という飛行ルートを事前に知らせることさえなかった防錆省の姿勢でしたが、今年も同様化と確認したら否定をしませんでした。飛行ルートくらい知らせてほしいと要請もしないのか質すと、住宅街や学校などは避けてほしいと言っている程度であることを認めました。

 移転訓練について、夜間訓練はやめるべきとの要請に「昭和54年に実績があることを大臣答弁もしている」と答えるので、根拠となる記録や、それ以降は訓練実績がないということだなと問うと「確認できたのは昭和54年に実績があるということ」とくり返すのみ。実績と言っても射撃が1発なのか100発なのかで違うことも追及し、議員事務所を通じて回答を求めることにしました。

 私たちは大前提は中止を求めて要請していますが、それでも「飛行ルートぐらいは示す」「夜間訓練ぐらいはやめる」ということでさえ、日本政府としての主体性がまったくないまま米軍に追随している姿が浮き彫りになりました。毎回毎年このような議論が続けられてきているのです。

 軍事同盟を結んでいても、欧州では住民に被害が及ばないように訓練内容やルートの公開などをさせています。低空飛行訓練などありえません。それなのに日本は「北海道は演習に適している」(!)との答弁をしても平気な防衛省なのですから、根本的な転換がどうしても必要だと痛感しました。

 うだるような暑さのなか、要請者みんなで議事堂をバックに写真撮影もおこないました。みんなで来年はバッジをつけることを約束しあって、2日間の政府交渉を終えました。

 【今日の句】全国で 共産党が ここにあり

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