2018年7月23日月曜日

政府交渉1日目

 この時期に毎年おこなう党道委員会・道議団などによる政府交渉。齋藤健農水相はじめ各省庁に要請しましたが時間が足りない!

 省庁に対して今日は、文科省・財務省・内閣府・国交省・総務省・環境省・経産省・厚労省への要請でした。紙智子参議・岩渕友参議が同席され、途中に農水相要請も入ったため私は渡り鳥のように駆けました。

 農水相には、この間の豪雨被害における支援を求めました。明日に閣議決定される激甚災害指定に北海道も入る見込みとの話もあり、真下紀子道議や私の現地の話も受け止めていただきました。被災地支援に与野党なしとは言いますが(実際そうなっているかは置いておいて)食料基地としての北海道で営農が継続できるようにすることは共通の願いだと思います。しっかりした対応をお願いしたいと、私からも述べました。

 各省庁への要請で力が入ったのは国交省でした。JR北海道の路線維持・存続に向けて、結論から言えば、国は5路線の存続には目を向けない姿勢を示しました。これには私はじめ猛反発。「地域で話し合ってほしい」との答弁に「地域は残してほしいと首長なども言っている」と言えば「どのような交通体系がいいのかを話し合ってほしい」と答えるのですから、結局はバス転換ありきということ。「地域で話し合って」は枕詞にしか過ぎないわけです。

 新函館北斗駅までの新幹線延伸で赤字幅が膨らんでいることに、北海道では「札幌延伸まで赤字が膨らむのではないか」「その赤字のツケを払うのに地方線切り捨てか」との思いが広がっています。しかし、札幌延伸後の交通需要予測を見ると机上の論理でしかない数字なのです。せめて今いちど検証が必要と要請したのですが、「JR北海道からも示されないので‥‥」と国としての責任は放棄する答弁に。ここでも猛反発となりました。

 JR北海道は国の状況を見て、国はJR北海道や地域の議論を待つという、誰も責任を取らない状況で本当に廃線させる気なのでしょうか。答弁の途中から「それはないだろう」との思いではありましたが、まだまだ議論をしたいぐらいでした。

 明日の2日目も激しい議論になりそうです。でもそれは、苦しんでいる道民がいるからです。しっかり代弁者としての役割を果たしたい。

 【今日の句】東京の 暑さも忘れ 追及し

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