2019年2月15日金曜日

鉄路存続の旗が立った

 私は稚内にいたため参加できませんでしたが、昨日「北の鉄路存続を求める会」が開いた緊急集会には石川知裕知事予定候補が参加しています。書面でのメッセージも寄せてくださいました。

 「‥‥鉄道や道路は複数の路線を確保することで被災による影響を分散させることができます。早期の災害復旧と鉄路を存続させるため、存続を求める会をはじめ、関係団体、住民のみなさまと共に闘います。」
 「‥‥私は、JR問題は北海道知事選挙の大きな争点になると思っています。廃線による道民生活のみならず、物流や観光にも大きな影響を及ぼします。一旦踏みとどまって、鉄路を残すことを検討していきたいと思っています。」

 鉄路の維持・存続を願っている方にとって、大きな励ましの言葉ではないでしょうか。あいさつでは、ふるさと銀河線が廃線になったことも含めて鉄路への思いを語られたそうです。そういえば石川さんは足寄町の出身なんですよね。

 メッセージは首長さんからも寄せられました。抜粋します。
 浦河町・池田町長「公共交通、とりわけ鉄路は国が担保しなければならないユニバーサル・サービスだと考えます。‥‥国・道が一体となって鉄路を守るべきだと考えます。」
 深川市・山下市長「‥‥今後も存続の可能性を探求し、関係自治体としっかりとタッグを組み、必要な対応にあたってまいります。」
 留萌市・中西市長「‥‥JR留萌本線の存続の可能性を探るため、関係機関からの情報収集や協議を続けているところでありますが、地元負担による存続については極めて厳しいものと受けとめております。」

 沿線自治体に押しつけるのでなく国や道の責任こそ!と、メッセージを読みながら痛感しました。首長さんとは何度か懇談してきましたが、今のような進め方に納得している方は一人もいません。できることなら残したいし、すべての判断を沿線自治体へ押しつけるのは理不尽なこととの思いが伝わります。

 稚内から札幌へ、昨日に続きバスで移動しました。昨日はJRが運休したという事情もありますが、JRは札幌-稚内では1日3便(旭川での乗り換えあり)、バスは夜行便も含めて6便あり、時間の調整としてもバスが都合よかったのです。JR北海道は観光列車の導入を発表しましたが、通勤・通学や出張・観光などに使いやすいダイヤ編成も、乗客増につながるはずです。やれることは、まだまだあるはず。

 ともかく、知事選では鉄路存続での旗が立ったことはうれしいこと。いっしょに私もがんばりたい。

 【今日の句】責任は 自治体じゃない 国なんだ

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