2017年10月31日火曜日

国会へつなぐ仕事も

 あいさつ回りのさなかに、北海道農済から紙智子参議院議員宛ての要請書を事務所で受け取りました。しっかりお届けします。

先の国会で収入保険法案が成立して現場でも準備が進むなか、現行共済制度も含めて予算の確保を‥‥が要請の中心です。

 収入保険に申し込めるのは青色申告をされている農家で、北海道は他県より割合が高いため、北海道農済としては野菜や果樹農家へ先行して呼びかけているとのこと。

 もちろん現行の共済制度も、この間は自然災害などが相次ぐもとで充実されていくことが必要なんですよね。

 経営支援策の選択肢が増えること自体は良いものの、より根本には価格保障・所得補償が充実してこそ安定的・持続的な農業経営もできますし、先に収入保険を導入している米国でも何重もの支えがあります。

 要請や実態を国会で直に反映できないことは残念ですが、今は現職議員にしっかりとつなぐことも大事な仕事。

 同時に、政府への交渉なども含めた機会で反映していきたい。

 政府は、日欧EPAなども念頭に補正予算の検討とも報じられていますが、何度も現場は振り回されてきました。

 当面の要求実現とともに、やっぱり農政でも根本からの転換が必要ですよね。

 事務所でのとりあえずの席も決まり、来月から御礼などのために全道をまわります。

 広い北海道ゆえ1ヵ所に1時間もいられないのですが、こういう機会に実態などをあらためて伺いたいです。

 【今日の句】 窓口も 大事な仕事 再確認

2017年10月30日月曜日

現場の苦労に応えないと

 今日は札幌6地区と石狩地区委員会に、お礼を兼ねてあいさつまわり。新たな奮闘を誓いあって‥‥!

 写真は石狩地区委員会の山崎副委員長とで、地区委員会にはさらに若い仲間がいて、しばし話に。

 「本当に残念です!」とのこ言葉を聞き、私からも「次はがんばろうね」と激励。

 私も学生時代、宮城県で遠藤いくこさん(現・県議団長)が当選できなかったことを非常に残念な思いでいたことを思い出しました。

 初めて友人に支持を広げたドキドキ‥‥青年たちのがんばりを、しっかり応援したいですね。

 ちょうど「しんぶん赤旗」の集金が進んでいることから、読者のみなさんからの反応も各地でお聞かせいただきました。

 多くは「議席を失って残念」「もっと早く(厳しいと)言ってくれたら」などで、また「次はがんばって」との激励も少なくない。

 現場でお礼やお詫びをしている党員のみなさんの気持ちを考えると、本当に申し訳なさと、次は必ず勝たなければとの思いが湧きます。

 そうなんです、こうやって日本共産党の議席(議員)は支えられているんです。

 こちらの写真は東区地区の山﨑地区委員長。

 地区委員長に今年なったばかりで、いきなりの国政選挙でご苦労されたことも多いでしょう。

 感謝してもしきれないほどです。

 全道をまわりきるには来月までかかるでしょうが、北海道21地区委員会所在地には必ず足を運びたい。

 新たに応援してくださっている方の声も、届き始めました。

 その期待に次は応えられるように、力をつけていきたい。

 ぜひ党そのものを継続的に知っていただくためには「しんぶん赤旗」をお読みいただきたいです(詳しくはこちら)。

 事務所には東京からの文書が入った段ボールが届き、さあ、どこにしまうべきかと思案中‥‥。

 【今日の句】 集金で 出される言葉 受け止めたい

2017年10月28日土曜日

明日にでも選挙をたたかいたいほど

 東京から届いた荷物をさばき、急いで選挙カー乗員のみなさんの慰労会に駆けつけて‥‥あっ、写真を撮り忘れてた!

 いやいや、最近は何か抜けている自分が‥‥(苦笑)。

 とにもかくにも、選挙中に車を走らせるには運転手・アナウンサーに、手を振る乗員や運行の責任者(車長と呼んでます)が必須なのです。

 冷たい雨や初雪にも遭い、移動も全道なのに分刻みですから、相当の緊張と疲労だったはず。

 しかも12日間、それぞれの家を離れて全道行脚ですから、各ご家庭にも負担をかけたことでしょう。

 それでも今日はみなさんの顔も明るく、比例議席を失ったのは悔しいけど、共闘の前進に確信をもって次の選挙に備えよう!と話し合いました。

 私も「明日にでも選挙をたたかいたい」ほどの確信と、特別国会さえ早く閉じて、しかも与党の質問時間を多くしろということへの怒りとで、やっぱり早く安倍政権を終らせたいのです。

 確かに体は疲れもあって、食事の後には必ず睡魔が襲う(苦笑)ほどですが、安倍首相に国民が襲われている今、早くたたかいののろしをあげていきたい!

 【今日の句】 悔しさは すぐに明日から 実を結び

2017年10月27日金曜日

再始動は道庁前から

 東京での撤収を終えて北海道に戻り、最初の活動は道庁前の反原発抗議行動! ここからが、また始まりです!

 会うなり多くの方からあたたかい声をかけていただき、本当にありがたいです。

 自公で圧勝したことがショックとの話も出てましたが、数はあっても、与党の実態は強い危機感に覆われていると思います。

 しっかり共闘が成立したところでは与党は負けているわけですし、次回の選挙で同じように共闘が進んだら‥‥と考えている与党議員は多いはず。

 原発とともに、そのことを今日は伝えたく私もスピーチでマイクを握りました。

 同時に、この場は参加される方の声を聞けることが私にとっては重要なのです。

 「選挙の1票だけでなく、いろんな場面で政治に働きかけよう」

 「泊原発の防潮堤追加工事をするくらいなら、廃炉の費用に充てて」

 「次の選挙の機会がある」

 そろそろ肌寒い時期に入っていますが、スピーチの中身はとても熱い。

 そう、このような本気が形となれば、必ず暴走政治は変えられる。

 何やら特別国会は審議なしでやり過ごそうとしているようですが、とんでもない。

 そんな驕りの姿勢が続くようなら、次の審判の機会では与党が大敗となるでしょう。

 たたかいはここから!

 【今日の句】 国会を 開かぬ総理は 辞めたらば

2017年10月24日火曜日

片づけながら思うこと

 議員会館の明け渡しに片づける中、たくさんの要望書を北海道へ(部屋が狭く)持って帰れず‥‥申し訳ない思いが強まります。

 これが選挙で負けるということなんだ、と。

 国会議員とは、世論や運動の「窓口」なのだと、いま痛いほど実感しています。

 とはいえ感傷に浸る間もなく撤収期限は迫るわけで、割り切って書類を整理せざるを得ないのです。

 夜になって、じっくり考えています。

 やっぱり政治を変えなければ。

 【今日の句】 今でこそ 議席の値打ち 沁みてくる

2017年10月23日月曜日

たたかう仲間とともに

 最終得票で、北海道比例区は7695票差の次点でした。あらためて議席を失ったことをお詫びし、新たなスタートをきる決意です。

 朝の札幌駅前で、一緒に比例候補としてたたかった川部竜二さん・本間勝美さんと結果報告の街頭宣伝にとりくみました。

 こうやって比例候補5人でたたかいました。

 川部竜二さんは、大学時代に北海道と宮城県(私)とで学生自治会活動をおこなった仲。

 人の話に耳を傾け、人間の平等については強い思いをもつ方なのです。

 本間勝美さんは、自他ともに認める「函館愛」のもと、函館の隅から隅まで語れる方。

 病院勤務・市議会議員も経験して、くらしに密着して論戦ができる即戦力です。

 他に比例候補は、2区重複の金倉昌俊さんと、比例単独の佐々木明美さん。

 金倉昌俊さんは、2人の子を持つやさしいお父さんで、子どもたちも昌俊さんのことが大好き。

 平和の思いにあふれる訴えは、聞いている方の心を打つものでした。

 佐々木明美さんも、子どもたちの未来に戦争などさせないと、平和の強い思いを連日訴え。

 いつもにこやかで、手稲区の党員・後援会員が「やさしく頼れる」候補として活動してきました。

 どの方も国会でいつでも働ける力のある候補ばかりで、いっしょに選挙をたたかえたことを本当に嬉しく思います。

 離合集散や党利党略がひどすぎる、この間の政党の状況。

 そのなかで、ぶれずに候補として活動できるということは、私たちの誇りです。

 この党の値打ちを、さらに多くの方に知ってほしい。

 今日は団体などへあいさつにまわり、いろんな思いを伺いました。

 「もっと組織としても力をつけなきゃね」

 「モヤモヤしていて、朝から仕事にならなかった」

 「捲土重来、がんばりましょう」

 などなど、ありがたい言葉もいただきました。

 選挙をいっしょにたたかうのは候補とともに、党員・後援会員のみなさんとともに。

 新しい政治をきりひらく力も。やっぱり現場にある。

 いっしょに手をつなぐ活動に、力を注いでいきたいです。

 さて、落選議員は「議員会館」「議員宿舎」をすべて片付けて、新しい当選議員に引き継がなければなりません。

 今回はトランプ大統領の訪日にあわせるため特別国会を早く召集することから、早く引き継ぎをしなければならないのです。

 明日に上京し、今週中には議員室もカラにします。

 道民の声を届ける部屋を明け渡すのは、やっぱり気持ちが重くなります。

 しかし、不屈にたたかってきたのが日本共産党!

 負けていられません。

 【今日の句】 何度でも 立ち上がってこそ 共産党

お礼と決意

 北海道比例ブロックで議席獲得はなりませんでした。たくさんの方の支えに、心から感謝を申し上げます。

 ありがとうございました。

 党員・後援会員・支持者のみなさんに、今回は「市民と野党の共闘」が実現したなもとでのご支援もいただいたのに、議席に届かなかったのは私の力不足です。

 ご期待に応えることができず、本当に申し訳ありませんでした。

 急な解散のもとで、チラシをまき、電話をかけ、宣伝カーにも乗り‥‥と党員・後援会員のみなさんの大奮闘を実らせることができず、申し訳ない思いでいっぱいです。

 新しい国会勢力を見ると、改憲政党が多数を占める状況となりました。

 ここで立ち止まっている暇はないと思っています。

 公約したことの実現へ、とりわけ憲法改悪を止める、道民の幅広い連帯を広げていきたい。

 JR北海道の廃線問題も、これからが大事な時期を迎えてきます。

 くらしの深刻さは全国に比して増している北海道で、社会保障の改悪なども認められない。

 議員としての仕事はできなくても、北海道でやれることはたくさんあります。

 そもそも政治を動かすのは市民の力なんですから。

 だって憲法には国民主権が明記されている。

 憲法のうえに自分を置く安倍首相のもとで、壊されてきたのは民主主義であり国民主権だと思います。

 その矛盾は深く沈殿している。

 北海道で協定書も結んで実現した共闘は、その矛盾に対する選択肢を示し、自民候補を追い落とし結果を出した小選挙区も生まれました。

 市民団体のみなさんとの、新しい交流も生まれました。

 また今日から新しいスタートです。

 すでに今朝となりますが、8時15分から札幌駅南口(国際ビル前)で、紙智子参議院議員と結果報告の街頭宣伝をおこないます。

 お寄りできる方は、ぜひお聞きください。

 【今日の句】 改憲を 止める狼煙を さあ上げる

2017年10月21日土曜日

あなたの1票が政治を変える

 12日間の選挙戦が終わりました。明日の投票日、小選挙区は「市民と野党の統一候補」へ、比例代表は政党名で「日本共産党」とお書きください!

 振り返れば、あっという間の12日間。

 無事に走り抜けられたのは運転手さんたちの力であり、その間もマイクを握り続けたアナウンサーさんたちの力もとても大きかった。

 手を振り続けて「もう肩が上がらない年なのよ」と笑う女性もいました。

 一般の方にはわからないでしょうが、全体を取り仕切る「車長」さんという役割の方もいて大きな役割を果たしていただきました。

 そして道内各地では、チラシをまく方、メガホンで訴える方、電話をかけてくださっている方‥‥地域・職場・学園、そして選対事務所のみなさんの力があってこそ選挙はたたかえると、あらためて実感しました。

 今日も労働者後援会のみなさんがドラムで鼓舞激励していただき、現場の空気を変える大きな力を発揮していただいたことは本当に感謝の言葉しかありません。

 また、安倍政治を終らせるために候補を取り下げた仲間のことは、しっかり記しておきたい。

 森つねと(1区)・かわべ竜二(3区)・佐々木明美(4区)・おぎう和敏(6区)・本間かつみ(8区)・女鹿武(10区)・佐々木としこ(11区)の計7人が、候補を取り下げました。

 どの方も国政で働ける即戦力ですが、大きな目標に向かって決断され、しかも各地で比例押上げと統一候補の勝利に向けた活動にも力を尽くされてきました。

 私利私欲でなく、力を合わせてたたかえるのが日本共産党のすごいところ。

 だから正面から政治をただせる力があるのです。

 日本共産党のこういう面も、ぜひ多くの方に知ってほしい。

 どこでも「安倍首相はひどい」「必ず辞めさせてくれ」などの声が寄せられました。

 たくさんの切実な声も聴きました。

 「孫が年収200万円の仕事で、年金保険料は払えないし、社会保険にも入っていない」

 「知人に自衛隊員がいる。心配になる。必ず憲法9条を守ってほしい」

 「少ない年金で暮らしている私たちのことを考えた政治にしてくれ」

 他にも紹介しきれないほど、多くの方に声をかけられたんです。

 この声を、必ず国会へ届けなければ!

 日本共産党の議席の値打ちって何だろう、とあらためて考えました。

 1つは、国民の立場からの「政策力」。

 どの党もそれらしい政策は掲げますが、問題は「国民の立場」なのかどうか。

 2つに、ぶれないで平和と憲法9条を守りぬける力。

 自民・希望・維新が憲法9条の改定で足並みをそろえるなか、ここは日本共産党の議席が伸びないといけない。

 3つに、市民と野党の共闘を前へ進める力です。

 いろんな党や政治家の離合集散を目にして、政治不信が強まっていると思います。

 そういう時こそ、日本共産党の存在医意義は大きいと思うのです。

 だから日本共産党の議席が必要だ--北海道では唯一の日本共産党衆議院議員であり、この議席を失うわけにはいかない。

 一方で、条件が広がるもと最後まで比例2議席の前進をめざしたい。

 比例区は大混戦になっています。

 時間の限り「小選挙区は統一候補、比例代表は日本共産党」と訴えたい。

 この国を変えるのは安倍首相ではなく、あなたの1票です。

 あなたの願いを日本共産党に託してください!

 【今日の句】 共闘が 政治変えると 確信し

2017年10月20日金曜日

この連帯の力で

 札幌市内をまわり、道庁前の反原発抗議行動にも参加。今日最後のススキノでの訴えには、この特大プラカード!

 労働者後援会のみなさんを中心にした大宣伝に、本当に励まされる。

 金曜日の夜のススキノは、各党各候補が集って訴えるのが恒例の光景。

 そのなかでのこの宣伝が、一番目を引いたはず!

 市民の風・北海道のみなさんとも、朝に手稲駅でお互いにエール交換し、他の宣伝場所にも旗をもって駆けつけてくださるなど、本当にありがたかった。

 そして夜の道庁前反原発行動で、あたたかい激励も多くいただきました。

 道庁前で聞いたこと・話したことが、私の政治活動の土台になっています。

 原発事故で故郷を離れざるを得なかった方、病身でありながら毎週声をあげる方、いつもスピーチを通して私のことを支えてくれる方、語らずとも毎週現場を支えるスタッフのみなさん‥‥参加された方のスピーチも含めて、道庁前から本当に多くのことを学びました。

 投票の基準は政策もあるでしょうが、議員・候補のこれまでの活動についても審判を受けるもの。

 言行不一致ではダメだし、まったく国民の方を向いていないのもダメ。

 私がイチ有権者なら、市民との接点で行動してきた議員・候補を推します。

 そういう私とてまだまだですが、その接点のない議員では、質問も足場を持たないものになってしまうと思うのです。

 しっかり受け止めた活動をしなければ、とあらためて思いました。

 さて明日は、いよいよマイクを通しての訴えも最終日。

 最終日になると名前の連呼が目立つ候補もいるようですが、日本共産党は最後まで政策を訴えぬきます。

 右のとおりですが、紙智子参議院議員と入れ替わりで金倉まさとし2区候補と共同の訴えもおこないます。

 まだまだ投票先を悩まれている方も多いでしょう。

 どうぞ私の訴えもお聞きいただけるよう、近くの方は足をお運びください!

 【今日の句】 仲間って ほんとに嬉しい 存在で

2017年10月19日木曜日

激励を糧に

 今日は釧路市から始まり十勝管内へ、帯広市では石川かおり小選挙区候補・紙智子参議院議員と並んだ街頭演説ですごい熱気!

 報道各社も多数いるし、後で握手にまわっても全然握手しきれないほどの数でした。

 帯広市を含めた11区は、日本共産党・佐々木としこさんが立候補を取り下げたところ。

 としこさんは帯広市議を勤めた即戦力で、台風被害調査や政府交渉にも取り組んできただけに、候補取り下げは残念なことなのです。

 しかし、今回の選挙は安倍政治の暴走を終わらせて、憲法九条の改悪を許さない結果をどうしても出さなければいけない。

 市民と野党の共闘の道こそ新しい政府をつくる土台だし、さらに前へすすめなければいけないのです。

 だから党としても決断し、としこさんも立候補しないこととした。

 その意味を党員・支持者のみなさんも理解いただき、今日の街頭演説でも石川候補に大きな拍手が寄せられていました。

 そして比例も、私の再選と2議席へ!の訴えにも力強い拍手。

 全道を10日間まわりましたが、こうやって多くの方に支えられていることが本当にうれしく、ありがたい。

 大学院時代の恩師も激励にかけつけていただき、感謝に堪えません。

 音更町では農協駐車場にて、職員のみなさんも外に出て演説を聞いていただきました。

 このブログからも感謝を申し上げます。

 最後の芽室町では、気温5度くらいでも最後まで多くの方が話を聞いてくださいました。

 最後に「共産党!」と力強いコールもあり、私もグッと拳をあげました。

 先ほど札幌に着き、明日と明後日は札幌での訴え。

 金曜日なので、夜には道庁前の反原発行動にも足を運び、最後は人でにぎわうススキノへ。

 昨日はかすれ気味だった声も、なぜか今日は見事に復活して、このまま最後までいけそうです。

 演説場所は右のとおりですので、お近くの方はぜひお聞きください!

 【今日の句】 ぐんぐんと 勢いつけて 最終盤

2017年10月18日水曜日

酪農の初質問を思い出し

 網走市で冷たい初雪に遭ったものの、夜の釧路までどこでも熱い反応! 7区・石川明美候補と気迫を込めて訴えました。

 朝の北見市は晴れていたのに、網走へ向かい始めると黒い雲が‥‥と思っているうちにパラパラパラッとあられが!

 みぞれのようになったり、あられのようになったりをくり返し、街頭演説に聞く人も寒いだろうなと思っていたら宣伝場所ではあがったり。

 秋というより初冬の北海道ですが、コロコロ天気が変わる毎日です。

 美幌町から美幌峠を通って弟子屈町・標茶町へ。

 標茶町では、なんと農協の駐車場をお貸しいただき、寒い中役員の方も外で私の演説を聞いてくださいました。

 標茶町の基幹産業は酪農です。

 あらためて思い出したのが、私の初質問。

 前回の総選挙で躍進し、最初の質問者として(しかも1ヵ月も経ってないのに!)緊張のなか酪農問題を取り上げたことを今でも覚えています。

 加工原料乳の補給金単価についてですが、当時は3年連続して道内で200戸が離農するなどしたなかで、補給金を引き上げて酪農経営を支えよ!という質問でした。

 TPPのことも取り上げて、最後には「北海道で私が選ばれたのはTPP反対の意思表示だ」という趣旨でまとめたりもしました。

 生き物が相手ですから、まさに24時間365日つきっきりとなるのが酪農。

 外国産乳製品などの大量輸入もあり、安倍政権は規模拡大と効率化・機械化などを推奨してきました。

 同時に、牛が多くなれば目が届きにくくもなるし、糞尿処理も課題だし、機械の導入は負債の拡大にもなる。

 適当な規模で飼っている家族経営を支えずに、大規模農家だけを支援しても地域社会での広がりはつくれません。

 TPP復活や日欧EPAの問題もあるし、酪農をこれ以上苦しめるな!というのが私の強い思いです。

 現場の実態、あらためて国会へ届けたい。

 夜に釧路市で石川明美7区候補との合同演説は、石川候補も気合十分!

 投票日までは残り3日間ですが、訴えに訴えぬきたい。

 明日は釧路市から十勝管内を中心にまわります。

 お近くの方はぜひ!

 【今日の句】 この時期も やっぱり雪の 選挙なり

2017年10月17日火曜日

誰が地域を疲弊させた

 みぞれも降り、雷も鳴って、吐く息も白い上川管内から北見市まで。今日は農業・JRの訴えに力を込めました。

 旭川→比布→当麻→上川と、いずれもコメどころ。

 農水委員会にいた者として、安倍政権の農業・農協つぶしに多くの農家が不満を募らせていることを実感してきました。

 来年度からコメの直接支払交付金7500円/10アールがなくなります。

 規模の大きいコメ農家が多い北海道では、今後の経営に不安を持たれている方も多い。

 そうでなくてもミニマムアクセス米の輸入などで価格が下がり、さらにTPP復活となればさらに輸入が増える。

 行き過ぎた農産物の輸入自由化がもたらしたものは、日本の食料自給率38%という現実。

 それなのに安倍政権は、海外輸出ばかりを強調し、企業への開放として種子法まで廃止してしまいました。

 こんなに食と農を粗末にする国には未来はない!

 日本共産党は価格保障・所得補償の強化、新規就農者への支援などともに、行き過ぎた農産物輸入自由化を見直します。

 国会で追及の先頭に立ってきた私にとって、TPP復活など到底認められません。

 まして鉄路がなくなれば、地域の疲弊が進むことになってしまいます。

 高校生の通学、高齢者の通院、農産物の輸送、観光の交通手段……こんなに鉄路が必要とされているではないのか。

 日本共産党は、国の責任とJRグループによる交通基金をつくって路線を維持するなど鉄路を守る提言も発表しています(こちら)。

 札幌での政党討論会では、自民・公明ともに全路線を守るとは明言しませんでした。

 しかし自民党は30年前、国鉄の分割・民営化の際の新聞広告で「ローカル線はなくなりません」と約束していたのではなかったか。

 国民の移動権を守るのは、ヨーロッパでは当たり前のことであり、日本もその立場に立つべきです。

 道内各地で鉄路を守る「オール北海道」の流れを、日本共産党も先頭に立ってがんばりたい。

 --このような訴えをしています。

 夕方は遠軽町、夜は北見市内での演説会。

 北見でも熱気が溢れ、必ず比例区で議席を、小選挙区でも菅原まこと候補の勝利を!と私からも呼びかけました。

 握手をしていたら「私は自民党支持者だったんだよ」という男性が、「でも81歳で共産党に入った。いま86歳」と!

 励ましていただき、本当にうれしい限りです。

 明日は北見から網走・美幌をまわり、今日初雪が降った釧路市まで向かいます!

 【今日の句】 1俵の 重み託して 1票に

2017年10月16日月曜日

握手が力強い

 選挙も後半戦、だいぶ私の顔も日焼けしてきました。混戦の北海道比例区は、まさに残りの日々のがんばりいかんです!

 国会の主要政党に加え、北海道は大地もいなかで、現状は1票1票を争う激戦の状況です。

 訴える私も力が入るし、応援してくださるみなさんの握手も力強い。

 気温が一桁のもとで手を振り続け、申し訳ないくらい手が冷たくなっていても、やっぱり力強く握手してくださる。

 それだけ政治を変えてほしい、がんばってほしいという思いが伝わってくるし、何としても結果として出したい。

 いろんな世論調査が出てますが、これだけ激戦となれば、やっぱり最後までがんばったところが勝つ。

 私も訴えぬきますし、ぜひ「比例は日本共産党」「小選挙区は市民と野党の統一候補」とお広げください!

 さて今日は江別市・野幌駅から始まり、岩見沢市・三笠市・美唄市・奈井江町・砂川市・滝川市・深川市と駆け抜けて旭川市まで。

 朝の野幌駅では、党員・後援会員のみなさんなどとメガホン宣伝。

 たくさんで集まって声をあげると、元気になりますよね。

 その後はとにかく広くて、運転手さんも間に合うよう車を走らせるのも必死!

 今日は晴れてたから良かったものの、雨や雪でも降ろうものなら運転だって大変なのです。

 アナウンサーの方も、都市部か農村かを見ながら言葉を選んでいくのは、さすがです。

 旭川市では、若い人が立ち止まって聞いてくれたり、後援会員と10分ほど話し込む高校生?がいたりもしました。

 青年にもわかりやすく、政策や展望を訴えていきたい。

 明日は旭川市から比布町・当麻町・上川町で訴えて、夕方から遠軽町、夜は北見市へ!

 右の日程表ですが、上川町の町営住宅は「14:10」からです。

 載っていないのですが、19:00~北見市常盤地区住民センターでは個人演説会もおこないます。

 お近くの方は、ぜひ足をお運びください!

 【今日の句】 冷えた手も 温かい手も 離さずに

2017年10月15日日曜日

変える力は、やっぱり共闘

 今日も元気に札幌市内、北区と東区では市田忠義副委員長・金倉まさとし2区候補と。後援会の元気なコールとドラムが鳴り響く!

 何と街頭演説には、北区で市民ネットワーク・石川さわ子札幌市議が弁士に立ち、東京から市民連合・総がかり実行委員会の菱山南帆子さん(東区にも)、東区ではママの会・飯尾さんもスピーチ。

 市民と野党の統一候補・金倉まさとしさんの応援の輪が広がっていることに、感動を覚えながらスピーチを聞きました。

 希望の党ができ、民進党からの合流とともに「排除」が起きるなど混乱のなか、ここまで共闘の候補ができたことはやはり画期的。

 今日も市田さんからありましたが、共闘を「新しいステージ」へ進めるために、日本共産党は多くの小選挙区候補に下りていただきました。

 北海道で言えば森つねと(1区)・かわべ竜二(3区)・佐々木明美(4区)・おぎう和敏(6区)・本間かつみ(8区)・女鹿武(10区)・佐々木とし子(11区)の各予定候補で、5区も昨年の補選の経過から候補を擁立しませんでした。

 安倍政治を終わらせて憲法にもとづく当たり前の政治を取り戻そう--これが候補を下りても変わらない思いであり、今も統一候補の勝利へ、どの方も奮闘しています。

 ジグザグはあったけど、安倍政治を変える力は、やっぱり市民と野党の共闘。

 石川市議も菱山さんも、その大事さをくりかえし強調していました。

 下りた予定候補や、支援してくださった思いも含めて、私も力を尽くしたい。

 清田区では、買い物の足を止めて演説を聞いてくれた方が、手を振って応えてくれました。

 白石区では、道庁前の反原発行動に参加されている方が駆けつけてくれました。

 南区では、高校生(と思いますが)らが「がんばれー!」と熱い声援を送ってくれ、最後まで演説を聞いてくれました。

 見かけてくれたことをフェイスブックで知らせてくれたり、わざわざ来てくれたりした友人などの思いも本当にありがたい。

 明日は江別市から空知管内をまわり、旭川まで走ります。

 かなり寒そうですが、しっかり着込んで元気に「安倍政治を終わらせよう」と訴えます!

 【今日の句】 演説も 何だかドラムに 合わせたり

2017年10月14日土曜日

ぶれない党を広げて

 今日は札幌市内をまわり狸小路ではかわべ竜二比例候補と練り歩き、琴似では佐々木明美比例候補と訴え! 私も力が込もりました。

 朝の手稲駅では他党候補の車とも会い、比例区でも1票1票を競い合う情勢になってきました。

 そういう時でもしっかり、党の役割と政策を訴えていきたい。

 今日は私から、●日本共産党の前進で、安倍政治を終らせよう、●くらしと経済の「2つの立て直し」--①働くルールのある日本を、②税金の使い方・集め方を変えて社会保障の充実を、●北朝鮮の核開発など許さず、経済制裁とともに外交努力を、●憲法9条の改悪を許さない共同を、そのなかで日本共産党を強く大きくしてほしい--ことを中心に訴え。

 今日も通りがかりの方が「安倍政権を必ず終わらせて」と声がかかるなどあり、さらに私も精力的に訴えたい。

 狸小路の練り歩きは、労働者後援会・青年後援会などがドラムにメガホン、ジャンボプラスターなどを手に、にぎやかに「比例は共産!」。

 物珍しく外国人観光客が次々と写真を撮るなか、日本共産党の支持を呼びかけました。

 たぶん全国でも、これだけにぎやかに練り歩きをするところはないのでは?と思うほどの盛り上がり。

 政策も訴えますが、こんなに日本共産党は元気ということも知ってほしいですね。

 かわべ竜二候補も佐々木明美候補も元気いっぱい!

 政党・政治家の離合集散を見て、政治への不信感をお持ちの方もいると思います。

 こういう時こそ、ぶれずに筋を通してがんばりぬく日本共産党を知ってほしい。

 チラシ・ホームページ・政見放送などなど、とにかく多くの方に知ってもらう努力をしていきたいです。

 そういう思いで私もブログを書き続けて、気がついたら11年となりました。

 「何をするか」とともに「何をしてきたか」も、選挙では問われると思います。

 お時間のある方は、過去のブログなどで国会論戦や活動を見ていただけると嬉しいです。

 明日も札幌市内を中心にまわり、午後には北区と東区で、市田忠義副委員長・参議院議員と金倉まさとし小選挙区2区候補などと街頭演説です。

 比例カーの行程は右の通りですが、市田副委員長との街頭演説は①15:30 北区・イオン麻生店前、②16:30 東区・地下鉄栄町駅前、です。

 何と他会派や東京からの応援演説もあるようで、ぜひお近くの方はお越しください!

 【今日の句】 勢いは どこにも負けず 共産党

2017年10月13日金曜日

泊原発の再稼働反対

 今日は途中で大門実紀史参議院議員の応援も受け、北広島市から小樽市まで。当別町では農協からも出てきて、演説を聞いてくださいました。

 その当別町では、農林水産委員会での論戦もふまえて、安倍農政を変えようと私から強調。

 外国から農産物を輸入しまくりながら、売れるように農家も農協も努力しろと自己責任を押しつけているのが安倍農政です。

 外国でも当たり前の価格保障や所得補償もせずに、結局は食料の安定供給を国が責任放棄しているだけではないのか。

 この大元を切り替えようと呼びかけました。

 石狩市・小樽市と駆けて、小樽では泊原発の再稼働ストップを強調しました。

 今日の北海道新聞に、泊原発敷地内の液状化対策へ、北電が追加工事を検討との記事が乗りました。

 また何億円もかけて工事し再稼働するよりも、そんなカネ食い虫の原発はやめたほうが北電の経営にとってもいいのではないでしょうか。

 実はこの問題を、国会で質問した唯一の議員が私なのです。

 そもそも再稼働すれば出てくる高レベル放射性廃棄物の処分方法も決まっていないし、今も福島県で避難生活を強いられるなかで再稼働など認められない。

 国民世論も再稼働反対が多数になっています。

 小樽市を含む小選挙区4区は、まさに原発問題が大きな争点。

 再稼働反対でがんばる日本共産党を、比例で大きく!

 さて明日は札幌市内で、途中に狸小路を練り歩きする計画もあります。

 お近くの方は、ぜひ足をお運びください!

 【今日の句】 故郷を 大事に思えば 原発ノー

2017年10月12日木曜日

全道で広がる共同

 何と野党3党+市民の風・北海道で、選挙の訴えができるなんて‥‥大盛り上がりの大通公園、この勢いで私もがんばります!

 今朝は室蘭市・新日鐵工場前で門立ち。

 ずっと地元の党と後援会のみなさんが党の政策をこのように伝えてきた歴史を思うと、本当に頭が下がる思いです。

 車から静かに手を振る方が何人かいて、長年の積み重ねによるものなんだと実感しました。

 人生の大先輩の活動からすれば、私自身まだまだと思うことが山ほどあるし、反省することもたくさんあります。

 しっかり地に足をつけてがんばりたい。

 登別市から宣伝カーと分かれて、札幌・大通公園で志位委員長が来道しての街頭演説。

 冒頭に書いたように、市民の風・北海道の上田文雄代表、立憲民主党から荒井聰3区候補、社民党から熊谷吉正道連代表が、そろって宣伝カーに並ばれました。

 これだけでも本当にすごいこと!

 上田さんから「小選挙区すべてで統一候補ができた、必ず勝とう」と力強い訴え。

 荒井候補は、公務員時代や大臣を務めた際にも憲法遵守を専制することに触れて、安倍政権の憲法を守らない姿勢と痛烈に批判。

 熊谷代表も、すぐ旭川へ行くほど時間のないなかで「必ず安倍政権を終らせよう」と力強く訴えられました。

 私からは、「北海道の家計消費は10年前より10%減っているなか、消費税増税は認められない」と強調。

 地域経済をどうするかに、①社会保障を充実して将来不安をなくすことが消費につながる、②農林漁業と中小企業を応援しぬくことでありTPP復活など許さない、③国の責任でJR北海道の廃線をストップすること--を、3分なので要点だけですが訴えました。

 志位委員長からは、安倍政治に代わる日本共産党の提案を5店に渡って紹介。

 すでにこちらでアップされているので、ぜひご覧ください!

 急いで苫小牧へ行き、松橋ちはる小選挙区9区候補と共同宣伝。

 何と先日、松橋候補の応援に浦河町の池田拓町長さんがマイクを握ってくださいました。

 過去は保守2大政党のもとで戦争に進んだことを引き合いに、ぜひ松橋さんに憲法を守ってほしいとの訴えだったようです。

 本当にうれしいことです。

 千歳市・恵庭市とまわり、最後の恵みの駅前では駆け寄ってきた女性が「必ず安倍首相をやめさせてほしい」。

 前回の総選挙とは違い、このような多くの方と手を結んで選挙をたたかえていることに、あらためて驚きです。

 それだけ日本共産党の存在意義が高まっているんだし、これだけ党を大きくしてくださった方の力によるものだと思います。

 マスコミはいっせいに議席予測を発表していますが、まだ序盤ですし態度未決定の方が5割近くいることが特徴。

 まだまだこれからです。

 明日は北広島市・江別市・当別町・石狩市・小樽市とまわりますが、本当に北海道は広い!と選挙中は特に実感します。

 夜も冷えてくるほどですが、選挙カー乗員のみなさんも元気!

 明日の日程で、お近くの方はぜひ足をお運びください。

 【今日の句】 憲法を 守る政治が 旗印

2017年10月11日水曜日

雨にも風にも負けず

 函館朝市でのあいさつからスタートして、夜に着いた室蘭は暴風雨! それでも多くの方が駆けつけていただき感謝です!

 朝市では1軒1軒のお店をまわり、「希望の党には負けないでよ」「同じ年か!がんばって」とあたたかい激励をいただきました。

 前回の総選挙とくらべて笑顔で応えてくれる方が多く、私も朝からニッコリ。

 洞爺湖町で「やっぱり現職だからか、畠山さんの名前を知っている人が多い」とも聞き、しっかり私自身の実績も訴えていきたいと思います。

 質問回数は73回で、うち安倍首相とも農業やTPP、ロシア領土問題などで10回の論戦をたたかわせました。

 TPPでは連日のように質問にたち、自民党側から「だいぶ畠山さんには詰められた」との話も聞きました。

 泊原発・再稼働反対の立場で、東日本大震災以降に経済産業委員会で質問したのは私だけのようでもあります。

 昨年の北海道を襲った台風被害で、質問したハウス被害の支援も実現されました。

 まだまだ自分自身には課題が山積と思っていますが、国民のくらしに役に立つことや、外交など日本の針路を問うことでも力を発揮していきたい。

 雨の函館市・北斗市から、町議選が同じ日に公示された八雲町では、佐藤智子・横田きよしの両町議候補とも連携して訴え。

 洞爺湖町では聞いてくれていたタクシー運転手さんが、わざわざドアを開けて「入れますから」。

 伊達市でも、多くの党員・支持者のみなさんがプラスターなどを手に応援してくれたのがうれしい。

 そして室蘭市は冒頭に書いたように、おおげさでなく台風並み(?)の風雨で、傘もさせないぐらい。

 ビッショリ濡れてもプラスターを持ってくれた男性が「がんばろう!」と声をかけてくれたことに、本当に胸が熱くなりました。

 さなかに突然入ったニュースは、沖縄・東村高江で米軍ヘリ墜落!

 死者がなかったのは幸いとして、このように米軍ヘリの墜落が続き、日本政府として何の対応もできないようでは、やはり日米従属関係という根本まで見直さなければいけないと思います。

 事故が起きて、住民に被害が出た時に、誰が責任を負うのでしょうか。

 さて、明日は室蘭市で朝の工場門前宣伝から始まり、昼は札幌で志位委員長を招いた街頭演説!

 12:00から札幌大通西3丁目ですので、ぜひ多くの方のご参加を!

 それ以外の日程については右のとおりです。

 ぜひご近所の方は、足をお運びください!

 【今日の句】 嵐にも 負けない党の 歴史あり

2017年10月10日火曜日

今こそ日本共産党の出番

 安倍政治を終らせる総選挙! 札幌での第一声から小選挙区2区をまわり、ビューンと飛んで函館市内での反応も良いです!

 目立つのは車から手を振る方の姿で、家から指笛を鳴らして手を振る方(初めて!)、店から車の看板を確認して手を振る方‥‥何より演説を聞きにきてくださったみなさんの反応もすごい。

 私からは、●政治の私物化、憲法違反と民意無視の安倍政権を必ず終わらせよう、●たたかいの構図は3極ではなく、安倍政権と補完勢力の希望・維新・大地がひと固まりで、対抗軸は市民と野党の共闘であること、●市民と野党の共闘こそ政治を変える力で、誠実に追求してきた日本共産党を大きくして、●増税10%中止と「消費税に頼らない財源の道」で社会保障の維持・拡充を、●8時間働けばまともにくらせる社会を、北海道の地域経済を支える農林漁業の支援を、JR北海道の廃線を食い止めて国の責任と鉄路の維持を、●北朝鮮のエスカレートを止めるのは外交努力、●憲法9条改悪を許さないために共闘の力を、いっかんして侵略戦争反対でぶれない日本共産党の躍進を--などが今日の訴えです。

 札幌の第一声は比例5候補(はたやま、かわべ竜二、金倉まさとし(2区重複)、本間かつみ、佐々木明美)が訴え、市民の風・北海道の川原茂雄さんからは「大きな声では言えないが、比例は日本共産党」とマイクを通じてのエールもいただきました。

 握手をしてまわると「がんばろうね」との声が多いのです。

 市民と野党の共闘だから、候補はもちろんがんばるけど、市民の1人ひとりもがんばる。

 そういう思いで込めてくださる「がんばろうね」ということとわかりました。

 国民の声を無視し続けてきた安倍政権を終らせるのは、国民の声を置いて他になし。

 あっという間に1日目が終わり、わずか12日間のたたかいも、あっという間に終わりそうな気がしてきました。

 悔いなく全道をまわって訴えぬきたい。

 明日は函館市から室蘭市まで行きます!

 8:00 函館朝市
 9:00 函館・港町市営住宅
 10:20 北斗市・久根別生協
 13:20 八雲町・ハピア
 13:50 八雲町役場
 17:15 洞爺湖町駅
 18:00 伊達市・アークス
 18:40 室蘭市・白鳥台ハック
 19:30 室蘭市・弥生団地

 ぜひお近くの方はお越しください!

 【今日の句】 沸き立った 変える力は 加速する

2017年10月9日月曜日

さようなら原発、さようなら安倍政権

 今日は「さようなら原発」集会などに参加し、すすきの交差点でも「市民と立憲野党の共闘街頭宣伝」に取り組み大注目!

 いよいよ明日の公示日を前に準備も慌ただしいのですが、ギリギリまでもマイクを握って訴えました。

 それが写真の「共闘街頭宣伝」で、ユニキタ・「ママの会」・「学者の会」が主催し、日本共産党からは私が参加しました(立憲民主党は道下大樹さんのメッセージ、社民党からは参加あり)。

 市民が直接に訴える宣伝で、立ち止まって聞く方や「あの人はどこから出るの」とスタッフに尋ねる方もいて、大きな注目を集めました。

 どの方のスピーチも本当に熱く、安倍政権を終らせたいという強い思いが次々と!

 私からも、これまでの安倍政権の憲法無視の姿勢を批判し、北海道での全小選挙区で候補統一へ努力があったことをあらためて紹介して、「暴走を続けてきた安倍政権を必ず終らせよう」「日本共産党は市民との約束を守ります」と表明。

 明日からの期間は音宣伝が規制されるため、スタンディングなどできることで活動したいとの話をうかがいました。

 選挙中にマイクを使って投票や支持を呼びかけられないんですから、本当に日本の今の選挙制度の後進性ったらひどすぎる。

 そのうえに憲法無視・憲法破壊の安倍政権があったわけですから我慢も限界だし、自民と変わらず連携まで否定しない希望の党にも期待できないと、立て続けにスピーチがありました。

 まさに今回は「市民が主役」の選挙ですし、私自身もいっしょにたたかっていきたい!

 昼は「さようなら原発」北海道集会で、ジャーナリストの鎌田慧さんはじめ、呼びかけ人の相次ぐあいさつに「そうだ!」の声が飛び交いました。

 話は原発にとどまらず、やっぱり総選挙を控えた話が中心に。

 憲法9条、安保法制などにも話が及び、「希望の党は絶望の党」とのスピーチも。

 参加者は主催者発表で約2500人!

 原発なしでも電力は足りているし、今こそ再稼働ではなく廃炉の政治決断を!

 デモ行進はドラム隊のもと「再稼働反対!」とアピールし、多くの方が手を振って応えてくれました。

 今日1日で実感したのは、原発でも安保法制でも、このような市民の運動が続いてきたことが野党共闘の実現につながったということです。

 北海道の共闘は、しっかり3本の柱で政策協定を結んでいるし、あとは現実に「本気の共闘」をやりきること。

 同時に、比例代表でも独自のたたかいで、日本共産党は私の再選とともに2議席への前進をめざします。

 明日からの選挙戦、元気に訴えぬきたい。

 明日の日程は以下のとおりですので、ぜひお近くの方はお聞きください!

  9:00 札幌駅前で第一声
 10:00 東区光星マックスバリュー
 10:35 市営美香保団地
 12:15 北18東20付近
 18:00 本町・北洋銀行
 19:00 美原MEGAドンキホ-テ
 19:40 市営花園団地

 【今日の句】 変えたいと ためた思いで さあ明日へ

2017年10月8日日曜日

言葉が届くように

 気がつくと公示日は明後日、事務所もてんやわんや! 私も宣伝や後援会へのあいさつなど駆け回り、夜は青年後援会と宣伝。

 かわべ竜二・比例、金倉まさとし・2区比例重複の予定候補とも訴えました。

 とにかく若い人が多い場所と時間帯で、チラチラと気に掛ける人もいるし、支持してると声をかけてくれる女性もいて、反応がおもしろい。

 青年向けビラを、いつもの倍ほど受け取ってもらえた!そうで、少しでも役に立てたかな。

 仕事・バイトのこと、勉強のこと、将来のこと‥‥いろんな不安があるだろうけど、自分の責任だけでなく、社会に原因があるものもある。

 働くルールは、労働者のためでなく、利益をむさぼる財界のためのルールになっているのではないか。

 教育のためと言いながら、低所得者ほど負担の重い消費税を増税するなんて間違っていないか。

 青年たちの心に残る言葉を探しながら、これからも呼びかけていきたいです。

 日中は札幌北区で、小選挙区2区の金倉まさとし予定候補・紙智子参議院議員と約400人を前に訴え。

 金倉さんから市民と野党の統一候補であることが報告されると、大きな拍手!

 行き交う車から手を振る方も多く、終わってからは「必ず安倍首相を引きずりおろしてくれ!」と声をかける男性も。

 私からは被団協の折鶴バッジにも触れて、核兵器禁止条約にサインする政府をつくろうと呼びかけ。

 道内経済でも、この10年間の規制緩和で働く条件が悪化したことは証明された、今こそ労働者派遣法の抜本改正などルールを変えよう!と訴えました。

 宣伝場所がタクシー乗り場に近いこともあり、私が最初に立候補した10年前はタクシーの参入規制緩和によって過当競争になったことも例に出しました。

 アベノミクスとは、この規制緩和をさらに加速させるものでもあります。

 結果として利益をあげたのは一部大企業や超富裕層ばかりでした。

 安倍首相は先日、アベノミクスは「道半ば」ではなく「7合目」と、急に山登りに例え直しました。

 しかし数字の現実を見れば、家計消費は落ち込み続け、北海道でも10年前の4-6月期より10%落ち込んでいます。

 これが深刻な消費不況を生んでいるわけです。

  賃金は上がらず税金は増えて、もうけは1%の富裕層へ--この大元を切り替えるのが経済政策での焦点です。

 ある新聞記者から、先日の政党討論会で「畠山さんの話が一番明快だった」とのお言葉も。

 ありがたく受け止めさせていただきました。

 明日は直前の準備もしつつ、さようなら原発集会や市民団体との共闘宣伝に参加します!

 【今日の句】 青年の まっすぐな声 響きます

2017年10月7日土曜日

核兵器禁止へ、日本が先頭に

 強い雨でも街頭には多くの方が‥‥室蘭市と新ひだか町で、とりわけ今日は核兵器禁止条約を日本でも!と訴えました。

 何しろ昨日、ノーベル平和賞にICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)が選ばれたばかり。

 私も衆議院解散後は、議員バッジの代わりに折鶴バッジをつけ続けています。

 私自身、平和の重要性を痛感したのが広島へ行ったときでした。

 原水爆禁止世界大会に多くの方が集まり、この力で核兵器はなくせるしなくさねば、と強く感じもしました。

 そして今年、国連で核兵器禁止条約が採択され、今回のICANへのノーベル平和賞授与。

 これほどの国政世論の高まりに、核兵器保有国は追い詰められています。

 北朝鮮の核開発をめぐっても、北朝鮮に向けた独自の外交努力とともに、このような国際社会で包囲していく流れをつくることが重要だと思います。

 ところが日本政府は、核兵器禁止条約に背を向けたように、今回の受賞もノーコメント。

 世界に核兵器廃絶の世論を広げるうえで、日本の被爆者が大きな役割を果たしてきたのに、です。

 被爆者のみなさんは、どう感じているでしょうか。

 安倍政権に代わる、核兵器廃絶に率先する新しい政府をつくりたい。

 その思いを込めて、日本共産党を大きく!と訴え。

 新ひだか町では室内演説会にも取り組み、松橋ちはる小選挙区9区予定候補と合流しました。

 元気いっぱいの松橋さんは、事務所開きをおこなってきたばかり。

 先日の市民と3野党の協定で、ここ9区は立憲民主党は候補を立てず、明確に「安保法制と共謀罪法の廃止」「立憲主義と民主主義の回復」「憲法9条の改定反対」を掲げる候補は松橋ちはるさんだけとなります。

 私からも協定書の中身を読み上げて、9区から平和のうねりを大きくしようと呼びかけ。

 何より比例代表で日本共産党を伸ばして、北海道では2議席とすることが安倍政権への一番の痛打!と強調しました。

 室蘭市では、戦争法反対の市民運動で中心的な役割をされている方も駆けつけてくださり、本当にありがたい。

 新ひだか町でも、JR日高線存続の運動をされている方から、うれしい差し入れもいただきました。

 これだけ多くの方とつながりあって選挙を迎えるとは、前回にはなかったことです。

 違いを脇にしつつ大義に立って、力をあわせることの大事さを実感する毎日です。

 明日の街頭からの訴えは札幌で、以下の2ヵ所です!

 14:00 札幌北区・麻生イオン前(金倉まさとし2区予定候補、紙智子参議院議員と!)
 19:30 札幌中心部・パルコ前(青年後援会と!)

 【今日の句】 そういえば 「希望」は核を どうするの

2017年10月6日金曜日

共闘の信義

 今日は滝川市・深川市・留萌市へ、夜は道庁前反原発抗議行動に。候補を下りた女鹿武さんも早速、立憲民主党の予定候補押上げへ--。

 滝川市など小選挙区10区の予定候補として、JR問題や農政を中心に懇談や宣伝の先頭に立ってきた女鹿武さん。

 今朝10時に記者会見をおこない、そのまま私と街頭から報告と訴えをおこないました。

 「これまで私にお寄せいただいたご支援を、今度は神谷ひろしさんへ」

 留萌市での「つどい」では、率直に「女鹿さんと広げていたのに」との声もあがりました。

 確かに期待されていた方もいるでしょうし、このように支援の輪を広げてくださった方もいる。

 女鹿さんと私から、あらためて共闘の経過もお話ししました。

 今回の焦点は「安倍政治」の退場であること、希望の党は自民党の補完勢力であること、これまでの市民と野党の共闘こそ政治を変える道であること--。

 残りの短期間で、この中身を伝えるのはなかなかの大仕事だと感じました。

 それでも共闘の約束は必ず守る。

 留萌市で宣伝していたときに、まだ民進党の看板のままで宣伝カーが近くを通りました。

 まさに私がマイクを握り「小選挙区では神谷ひろしさんを」と訴えていたときで、宣伝カーの方まで聞こえたでしょうか。

 しっかり日本共産党は、共闘の約束を守りますよ。

 本気の共闘でこそ力は発揮されないのですから。

 急いで札幌市へ行き、道庁前の反原発抗議行動にも参加しました。

 議員バッジが取れたいま「まさに一市民としての参加です」と私から。

 昨日の公開討論会の様子も紹介し、各党が福島を忘れないというなら原発なくせと言うべきだ、とスピーチ。

 うれしいことに、事務所スタッフから「まさに一般人としての声を国会に届けて」と応援いただきました。

 反原発抗議行動は今日で261回目。

 いたのは少しの時間でしたが寒さがこたえる、いよいよ抗議行動も厳しい季節になってきました。

 それでも続けてきた抗議行動での「思い」を、国会で反映するために力を尽くしたい。

 この道庁前の行動も、私の国会活動の「原点」なんだと再確認しました。

 明日は室蘭市から新ひだか町へ、元気に訴えます!

 11:00 室蘭市・中島モルエ
 11:45 室蘭市・東町弥生
 16:40 新ひだか町・ピュアプラザ前
 17:00 新ひだか町・公民館(古川町)にて室内演説会

 【今日の句】 紙だけの 約束じゃない すぐ動く