2018年7月4日水曜日

知事もJR北も、道民に寄り添っているか

 JR北が根室本線(富良野-新得間)の廃線を示すなか、存続へ向けて南富良野町・新得町の町長さんと懇談させていただきました。

 一昨年の台風被害での復旧もせず、東鹿越-新得間の代行バスを走らせてから1年以上が経ちました。日高線と同じくJR北は復旧の責任を放り投げ、経営問題とからめて「国の支援を求めない」5区間の1つとして位置づけました。廃線を認めないと先月21日、新得町では「JR根室本線の早期災害復旧と路線維持を求める十勝集会」が開かれました。

 南富良野町では池部彰町長さんと、お会いさせていただきました。ちょうど昨日から大雨の北海道だけに、2年前の台風被害を思い出しながらの懇談となりました。

 池部町長からは金山ダムの建設はじめ町が苦労をしてきた歴史、北海道が食を中心にして発展していく展望、十勝地方と上川地方を結ぶ路線の意義など、多くの角度から根室本線の重要性を述べられました。とりわけ振興局をまたがる路線であり、北海道の未来づくりにつながる問題として、知事の果たす役割の大きさを強調されました。まったく私も同感です。

 根本は国の責任が問われるものの、その国に対して道知事が、誰の立場に立ってモノ言うかは大きな点です。その点で高橋知事から、一昨年の「維持困難路線」の発表の時から「私は全路線を守る」という言葉が1回もないのは重大です。始めからあきらめていると見え見えです。これだけ各地から路線維持を求める声が上がっている今になっても、です。

 新得町では浜田正利町長さんと懇談させていただきました。青柳茂行・前町議、佐々木とし子・道議予定候補(帯広市)も同席しました。浜田町長さんも国と道の責任について触れて、JR北に対しても「道民に寄り添った会社であってほしい」と述べました。国や道からは沿線自治体で協議をと振り向けられますが、やっぱり鉄路は1自治体だけで判断するべきものではないことを、私からも述べました。

 両町長さんだけでなく、この間お会いした首長さん誰もが「道庁の役割」について言及されました。JR北には「道民に寄り添う」ことがキーワードと、何度となく出されました。一昨年からJR問題で全道で懇談を続けてきましたが、この2点はこれまで以上に強い思いになっています。同時に、国の責任の重さは増していることも間違いありません。

 懇談の後には3人で、新得町内での街頭宣伝。あいにくの雨でしたが商店から出てきて話を聞いてくださったり、運送会社のドライバーさんも「がんばってよ!」と肩を抱いてまで激励してくれたりと嬉しい反応も。期待に応えるがんばりをしなければ、と思いました。

 その雨の被害も、天人峡温泉に宿泊されていた方の孤立も解消されて良かったです。しかし農地への影響を心配する声もあり、また今夜から明日にかけて雨が強まることから不安は増すばかり。自然を相手に、まずは人命にかかわることがないようにと願うばかりです。

 【今日の句】この路線 知事の守る気 見えません

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