はたろぐ
2024年4月24日水曜日
やっぱり日本共産党が伸びてこそ
2024年4月23日火曜日
新たな船出を祝う喜び
母の実家が離島だったこともあり、「しんぶん赤旗」日刊紙の連載「天売診療所便り」に、とても懐かしい思いが湧いてきます。今日は漁師となったリョウさんの漁船が島に届き、島民そろって祝うというジンとくる内容でした。
母の実家の離島でも、何台か軽トラを見た記憶はありますが、交通手段といえば主に船。島の生業に欠かせない漁船は、命と生活を守る大事な家の財産でもあります。波が高く連絡船を出せない時に、伯父の漁船に乗せてもらった経験が私もあります。大人になってから「板子一枚下は地獄」という言葉を知りました。以前より漁船の安全性は進歩したものの、船が沈めば命はない、という厳しい事実は今も変わりません。天売島でも1902年に220人、1908年に219人が亡くなる海難を経験しています。
それだけに29歳という若い漁師の新たな船出を島民みんなで祝ったという文章に、胸が熱くなるのです。診療所は開店休業、水産加工場は仕事を切り上げ、高校は課外授業ということにして、人口270人の島で約100人が新船の到着を肌寒いなかで待ったといいます。
離島ゆえに都市部のような利便性は望めないものの、ともに支え合って生きている一体感は母の実家でも感じたものでした。町から来た私でも「●●さんの孫かい」と、同年代の子どもたちが仲良くしてくれて野球をしたり、とても鮮明に覚えています。
離島からの声も、しっかり政治で反映していきたい。あわせて、これだけ読み応えある「しんぶん赤旗」を、ぜひ多くの方にお読みいただきたいです。
【今日の句】漁船から こんなに希望が 伝わって
2024年4月22日月曜日
首相は根拠を示せなかった
2024年4月21日日曜日
地方議員は「草の根の党」の宝
広尾町・前崎茂町議候補の当選の報がありホッ。ご支援ありがとうございました。今日は全道地方議員会議に参加し、いっしょに大会決定や国民健康保険について学びました。コロナ禍があって久しぶりの全道会議でしたが、多くの地方議員が道民生活を支えているのだと再認識です。私からも一言あいさつしました。
あらためて党づくりの重要さを実感です。国保も都道府県化が進められ、保険料など完全統一された大阪府の実態には驚きました。北海道でも少しずつ進められているだけに、私も位置づけを高めて取り組みたい。これほど大事な地方議会で、まったく質問をしない議員もいるなか、欠かさず質問をしているのが日本共産党の議員です。ふだんから住民の声を聞き、法律・条例や制度をふまえ、批判も提案もする力は、学びあえる党のネットワークがあるからこそです。
そもそも綱領や大会決定など、政治的な土台がしっかりあることが大きい。時流に流されないで、権力にも忖度せず住民の立場を貫くことは、そう簡単なことではありません。時には議場で1人だけで論陣を張るということも、少なくないのですから。
日常的な生活相談、民報やチラシの作成・配布、「しんぶん赤旗」の配達・集金、党支部や党員を支え、みずから党勢拡大の先頭にも立つ--地方議員が果たしている役割は、草の根の党での宝のような存在です。私も、どれだけ地方議員のみなさんから学んできたことでしょう。
地方行政は、国政に大きく制約される側面があります。住民生活の安定や地域経済の振興、平和な地域づくりを進めるには、国政を変えることが必要です。心ひとつに、私も地方議員のみなさんと力を合わせたい。
【今日の句】あたたかき 地方議員の 底力
2024年4月20日土曜日
追及すべきは政治的背景
新幹線の札幌延伸は2030年度末に間に合わないーーいっせいに報じられました。誰もがわかっていたし、昨年の政府要請で「早く発表しないと矛盾がひどくなる」と私からも言っていたのです(写真)。ここまで引き伸ばした岸田政権の政治責任も問われる事態です。
もともとトンネルを掘り続けるのは難工事だと、北海道の地質を知る人にとっては常識的なもので、専門家からは警鐘が鳴らされてきました。工事費も膨らむし、国会では紙智子参議院議員も質問しています。札幌駅周辺は、2030年度末の開業に合わせた再開発を進めてきました。冬季五輪招致もそうでした。延期するなら早く発表すべきと、賛否を別に私からも訴えたのは、道内経済や札幌のまちづくりへの影響が大きいからです。
国交省からの答弁はありませんでした。「遅れて発表して、その後始末に困るのは官僚のみなさんですよ」と言っても、態度は変わらず。答弁できないのは、政治的な背景があるからだと痛感しました。
もともと札幌延伸は2035年の開業とされていたのに、5年も前倒しされたのは、財界と自民党によるものではないのか。利益第一の政治は、最後には自分に跳ね返ってくるものです。これぞ墓穴というものです。
北海道と札幌市がラピダス進出やDX・GXに舵を切ってきたのは、旧態依然の大型開発が行き詰まったからではないのでしょうか。単に工事が行き詰まったということでなく、根が深い問題として考えなければ、北海道経済の将来も厳しくなると思います。
農林漁業など自然環境や地域資源を活かし、持続可能な経済構造の北海道に変えていくことこそ。多くの方と語りあいながら、議席を回復して役割を果たさねば。
【今日の句】北海道 金と利権で ゆがめられ