2025年3月28日金曜日

自民党はもうダメだという方も

 初夏のような今日は、さいたま市桜区・川越市へ。桜区では有機農業をされている方や、川越駅頭では足を止めてくれた方との対話も弾みました。初めての地域でしたが激励もいただき、本当にありがたいです。

 荒川沿いに農地が広がり、都市近郊型農業も盛んな桜区。それでも米では食べていけず、継続した農家への支援が必要だとの話もそのとおりです。

 他方で若い就農者が有機農業に取り組み、地元のカフェレストランにて提供するというネットワークが広がっています。今度は落ち着いて、じっくり話を聞きたいと思いました。

 川越市へ移動して、川越駅の東口・西口でそれぞれ1時間ほどの街頭対話宣伝。年度末の慌ただしいなか、川口知子・今野英子・池浜朱美の各市議も参加されました。

 ぐんぐん気温も上がり、日差しも夏のように厳しい。3月末に、桜の開花を通り越して夏日模様だなんて、これも気候変動の影響なのかと、あらためて危機感が募ります。

 宣伝を始めようとした途端、「しんぶん赤旗はありますか」。以前に購読していたという方でした。川越市に引っ越し、自民党はもうダメだと思っていた時に、偶然に宣伝に出会ったのでした。

 川口市議は高額療養費制度を活用している方と対話になり、税金の使い方がおかしいと訴えられたとのこと。高校生たちがシールアンケートに応えてくれたりと、モヤモヤした思いを抱えている方は多くいると実感です。

 北海道の長沼町や森町の出身という方からも、あたたかい声をかけていただきました。参院比例は全国どこでも広げられます。あわせて埼玉県では伊藤岳参議院議員の再選へ。明日もがんばりたい。

 【今日の句】もう金と 利権の政治は 通じない

2025年3月27日木曜日

「市民の味方」を市議会へ

 大激戦の富士見市議選。日本共産党の現有4議席(川畑かつひろ・宮尾りょう・木村くにのり・すざき悦子)確保をと応援にまわりました。有力候補ばかりで「大丈夫」の余地などなし。ご支持をお広げください。

 頼れる議員団長・川畑かつひろ候補は、型枠大工と候補者活動を通じて「困っている人を置き去りにしない」大切さを痛感してきたといいます。年代を問わず気さくに安心して相談できる議員と、多くの市民から信頼されてきました。

 人口が増えているなか、子育ての富士見市と言うのなら「市民が使いやすいプールをつくりましょう」との訴えに拍手で応えていく方も。財源も示して市政を動かす川畑さんの議席は、どうしても欠かせません。

 障がい者施設の勤務経験を持ち、児童養護施設のボランティアサークルにも所属する宮尾りょう候補にも、多くの市民から相談が寄せられます。今日の演説中も、声をかけていく方の姿がありました。

 「障がいがある人も、自分らしく生きられるように」と日本共産党に加わり、原発事故も契機に議員を決意したと宮尾さん。住みやすい富士見市に進むには宮尾さんの議席が必要だと、演説も聞き納得です。

 地域密着の活動に尽力してきた、2期目に挑む木村くにのり候補。ゲリラ豪雨対策の推進や、4年間も「一時閉鎖」されてきた市役所西出張所の再開など、くりかえし訴えてきたことに市民の期待と信頼が広がっているのです。

 沖縄の大学に通い、平和への思いもひときわ熱い。「昨日は沖縄戦の開始日でした」から始まり、日本共産党が平和のために国会・地方議会ともに訴えてきたと力を込めた訴えは、胸に響きました。

 すざき悦子候補は特別支援学校の教諭などを勤め上げ、ガイドヘルパーもこなしながら市議となりました。「私たちの現状を知るヘルパーさんが議員になって嬉しい」と、昨年の補欠選挙での当選に喜びの声が広がりました。

 演説後にトークタイムもあり、「気軽に座れるベンチを増やしてほしい」との意見に、「私も大賛成」と隣の三芳町の実例も紹介。やっぱり市議会に必要な方だと誰もが納得され、拍手も起きました。

 市議団4人が、市民と力をあわせて実現したことも豊富。●子ども医療費18歳までの無料化、●物価高騰対策として上下水道基本料金の減免・学校給食費無料化、●放課後児童クラブの増設、●パートナーシップ宣誓制度の創設、●中学校制服のジェンダーレス化、●保育園新年度申請のオンライン予約導入など、くらし密着の成果です。

 上南畑産業団地での公共下水道の整備実施、びん沼自然公園の調整池機能の維持など、まちづくりなどでも大きな力を発揮してきました。4議席だからこそ、これだけの仕事ができるのです。

 市民アンケートでも6割以上の方が「生活が苦しい」と答えるなか、国民健康保険税が平均12.8%もの値上げに。反対したのは日本共産党で、しっかり言うべきときには言う4議席がなかったら、市民生活の防波堤とはなりえません。

 前全労連議長の小畑雅子さんやソプラノ歌手の太田真季さんも駆けつけて、大激戦を勝ち抜こうと広がる支援の輪。富士見市民のみなさんはもとより、知人・友人などいる方は、ぜひ支持をお広げください。

 【今日の句】聞いてきた 声の重みを 知る4人

2025年3月26日水曜日

強力な物価高対策と言うのなら

 今日は札幌市南区・清田区へ。訪問にまわると「物価高が大変。どうにかして」「高額療養費制度を使っています。負担を増やさないで」など、切迫した声が次々。「選挙では家族にも声をかけてますよ」と、ありがたい話もうかがいました。

 石破首相は先日、思い立ったかのように「強力な物価高対策をうつ」と述べたとのこと。審議中の来年度予算案が成立してからだそうで、予算案では十分な物価高対策をしていないと言っているようなものです。

 千葉なおこ前札幌市議と勤医協さっぽろ南診療所を訪れると、ちょうど友の会のみなさんがニュースの封筒詰め作業中。物価高は、くらしとともに病院経営にも打撃を与えていることにも触れて、あいさつしました。

 医療機関では公定価格ゆえ、急激な物価高では病院側が負担をかぶらなければなりません。2年ごとの報酬改定まで待てないし、再改定を望む声が出るのは当然なのです。

 本気で「強力な対策」というのなら、低所得者に重い消費税こそ減税を。医療や介護分野では、物価高に対応した報酬の再改定を。賃上げへ中小企業への支援強化を、年金は積立金の活用を。

 明日からは埼玉県へ。さらに世論を広げたい。

 【今日の句】搾り取る 自民政治を 終わらせよう

2025年3月24日月曜日

やっぱり急ぐべきは消費税減税

 朝は宮内しおり道選挙区予定候補との定例宣伝、昼は消費税廃止各界連のみなさんと「消費税減税・インボイス廃止」を求める署名行動に。春休みを迎えた学生も署名してくれるなど、ひしひし伝わる生活苦。もっと世論を高めていきたいですね。

 くらしや商売にとっての負担だけでなく、公定価格で運営する病院などは価格転嫁できないため、経営悪化の原因にもなっている消費税。導入理由が社会保障のためと言いながら、病院や介護事業所を苦しめているのでは本末転倒です。

 そのうえ、維新が掲げて自民・公明も合意した医療費4兆円の削減がおこなわれたら、病院経営はどうなるのか。急ぐべきは消費税減税だし、患者・高齢者のさらなる負担を財源にすることは違うと訴えたい。

 国会は来年度予算案の審議も山場に。石破首相はじめ歴代自民党首相の商品券問題はひどすぎるし、大企業には大盤振る舞い、軍事費は過去にない膨張など、これでは国民生活を支える財源など出てこないのも当然です。やっぱり大元から切り替えないと。

 3~4月は、子育て世帯にとっては出費が増える時期にもなります。4月から大学等で上がる学費の合計は約1000億円。一方で、前年に使い余した軍事費は約1300億円。軍事費などにメスを入れれば、くらしを支える財源はつくれるはずです。

 動かす力は国民みんなの声。まわりの方にも、お広げください。

 【今日の句】生活苦 見ない総理を 頼れるか

2025年3月23日日曜日

だらしのない政治も終わりに

 今日もいわき市へ。「参院選勝利!春のつどい」で、小山田ともこ県選挙区予定候補と訴えました。歌や手遊び・笑いヨガ、髪や着付けも整えた美空ひばりさんの歌唱など大盛り上がり。私も元気をいただきました。

 宮川えみ子県議・党いわき市議団(菅野宗長・塩恭子・四家智之)もあいさつ。先の県議会で原発問題を取り上げたのは日本共産党だけだったことや、いわき市では中学の給食無償化が実現される見込みなど、日本共産党の議席の重要性がよくわかりました。

 原発問題住民運動全国連絡センター代表委員の伊東達也さんからも、資料をいただきました。避難者数が少なく見積もられていること、避難指示が解除された地域でも小中学校への通学は事故前の1割台など、厳しい現実が続いています。

 フォークグループ・いわき雑魚塾の「でれすけ原発」を歌われた方も。「でれすけ」とは、いわきの言葉で「だらしのない」「愚かな」とのこと。いわき言葉が並ぶメッセージソングです。

 「それでも原発を動かそうとするのか」という怒りが込められながらも、いわき言葉と軽やかなメロディーで口ずさみやすい。原発とともに、だらしのない政治も終わらせましょう。

 「応援するからね」「がんばっぺ」などたくさんの激励をいただきながら、先ほど北海道に到着。やっぱり寒い。季節の春も政治の春も、早く引き寄せたいですね。

 【今日の句】寒暖差 気にせず明日も 街頭へ

2025年3月22日土曜日

原発さえなければ

 今日は小山田ともこ福島県選挙区予定候補と、初夏のようないわき市で街頭演説などへ。拍手をされる方、立ち止まって手を振る方など反応がすごい。私も元気をいただきました。

 楢葉町出身の小山田さん。原発事故で避難を強いられ、いわき市の高校に1人暮らしで通い続けました。「原発さえなければと、何度も思いました」との訴えが胸に響きました。

 勿来地域をまわると、津波で家を失い更地となったところも。福島第一原発事故も、いまだ収束していません。

 福島の痛みを忘れたかのように、原発を「最大限活用」とするエネルギー基本計画を閣議決定した石破政権。何としても変えなければと、あらためて誓いました。

 先立っての「語るつどい」では四家ともゆき市議の司会で、宮川えみ子県議・菅野宗長市議から議会報告、小山田さんと私から決意表明と党の政策などを述べました。合いの手や拍手など、盛り上げ上手なみなさんに励まされました。

 「共産党の議席が増えたら、どう国会は変わりますか」「ホンモノの改革とは」などの質問や、小山田さんにも「1人暮らしのときの苦労は?」とも。

 小山田さんの話にウンウンうなづく姿が多く、苦労という言葉で片付けられなかった大変さが伝わります。加えて今は物価高など生活苦。商品券問題では違法性とあわせ、自民党が庶民感覚とかけ離れていることも浮き彫りになりました。

 小手先ではなく、大元から自民党政治を変えよう。くらし・地域・農林漁業や中小企業を大切に、外交ではアメリカべったり・言いなりをやめよう。明日も、いわき市で訴えます。

 【今日の句】この痛み 総理は胸を 痛めぬか

2025年3月21日金曜日

命と健康を脅かす政治は許せない

 今日は松島町・塩竈市・七ヶ浜町へ。「語るつどい」や決起集会・街頭演説で、たっぷり日本共産党の政策や私の決意などを訴えました。「私も石巻出身」「私は宮教大卒業」など、いろんな結びつきで身近に感じてもらえたのも嬉しい限りです。

 日本三景の1つ・松島は朝から観光客がびっしりで、昨年くらいからコロナ禍以前に戻ってきたとのこと。観光とともに農林漁業が基幹産業の同町ですが、農家の減少が著しく、米価高騰もあわせて話題になりました。

 「私は共産党員ではないけど、今の防衛費の多さはおかしいと思う」という方は、他にも原発推進や社会保障削減など疑問だらけだと言います。「医療費が4兆円も削られたら大変になる」「食料を守る国になってほしい」など、政治への要望が次々と出されました。

 塩竈市での決起集会も「トークタイム」があり、米価高騰や医療費削減のほか学校統廃合や水産と気候危機についての質問も。どこでも生活苦や農林漁業への不安が尽きないのです。街頭演説では、その思いを受け止めた政治に変えようと訴えました。

 なお塩竈市は、日本共産党宮城県委員会が発祥の地ともいう町。坂総合病院で戦後、病院を会議室として提供し、党宮城県地方委員会が結成されました。2代目院長だった坂猶興さんは1947年の市議選で当選し、診療の傍ら政治活動にも大奮闘された歴史が刻まれているのです。

 だからこそ命と健康を脅かす政治は許せない。今日も私の訴えに、力強い「そうだ」の声が飛び交いました。元気をいただきました。

 七ヶ浜町は多賀城市といっしょの決起集会。宮城県で生まれ育ちながら、初めて七ヶ浜町に来ることができました。枕草子に「松ヶ浦島」(現・松ヶ浜)と書かれるほど風光明媚な町で、実は東北初の海水浴場が開設された町であることも初めて知りました。

 ここでも医療や介護の質問・意見が。介護職という方は、昨年の介護報酬改定による訪問介護の厳しさを強調されました。病院も経営が厳しい、とりわけ消費税の負担が重く、診療報酬の再改定は待ったなしという切迫したお話でした。

 若い世代や教育費負担軽減は必要ですが、その財源を患者や高齢者の負担に求めるのは違う。軍事費にメスを入れなければ、くらしや社会保障を支える財源はつくれない。今日もつくづく実感です。

 天下みゆき・藤原益栄両県議はじめ各地方議員のみなさんも参加いただき、本当に心強い。地方議会の様子もよくわかりましたし、大元の国政を変えることの大事さも確認しあいました。今日のうちに福島県いわき市へ移動、明日もがんばりたい。

 【今日の句】増やすなら 戦闘機より ケアにこそ