2011年7月1日金曜日

気仙沼市へ(4)

 1日(金)8:00
 北海道からのボランティアチームは、この時間に全員集合。

 市社会福祉協議会で請けた仕事は、ホテルの1~3階の荷物出し。暗い階段で力仕事でもありますが、みなさん率先して引き受けました。

 私は今日のうちに石巻市に移動のため、別行動。昨日、物資を要望していたお宅へと届けてまわりました。

 10:30
 今日も物資が届き、写真のように仕分け作業。物資を届けるにしても、どこに何が入っているか整理するだけでも時間がかかります。

 すでに準備しているプレハブも一杯。登米市のお宅を借りられそうなのことですが、ちょっと距離があり、保管場所も悩みのタネです。

 昨日よりは雲もあり、風もあるため涼しい1日。党支部のみなさんも毎日活動し、本当にすごいと思います。

 13:00
 食事を取って、せっかくなので記念撮影! みなさんの了解も得たので、ブログにちゃんと載せましたよ~。

 よく考えれば当たり前ですが、震災後このようにみんなで写真を撮ることもなかったそうです。現像して郵送することを約束しました。

 辛い現実も多くありますが、こうやって少しずつ、前へと進んでいるんです。

 たった4日間の滞在でしたが「また来なければならない」という思いが、湧いてきました。

 写真では伝わらない、実際の被害スケールの大きさ、鼻を突く臭い、市民1人1人の表情と思い‥‥何ができるのか、真剣に考えさせられます。

 被害現場から少し離れれば、これまで通りにお店は開いていますし、国道沿いも多くの車が走っています。町のすべてが、機能を失っているわけではありません。

 仮設住宅に住む方も、北海道から来て初対面の私たちなのに、いろいろと話をしてくれました。いや、遠くから来ているからこそ、普段はまわりも被災して言いにくいことを話してくれるのかもしれません。

 北海道に戻り、私の知った現実を多くの方に知らせなければと痛感しています。

 15:00
 石巻市から迎えに来た父と合流。名残惜しくはありますが、間もなく気仙沼を後にします。

 ひとまず気仙沼レポートを終えて、今日のうちに石巻市へ、明日は朝早くに出て東京へと向かい明治公園での「7.2原発ゼロをめざす緊急行動」に参加します。この様子も明日に!

 【今日の句】 国会を 延長した意味 どこ行った

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